CG系学科ブログ

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コンピュータグラフィックス科(昼・夜)/ 高度コンピュータグラフィックス科/ CG映像科

2010年02月28日

カテゴリー: ★CG映像科

CG映像科学生作品【進級・卒業制作発表会2009】

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 CG映像科の1・2年生の進級・卒業制作発表会が開かれました!

日本電子専門学校5号館 511教室(新スタジオ)にて
 2月25日(木)進級制作発表会
 2月26日(金)卒業制作発表会
の日程で、CG映像科学生全員による作品発表会が開催されました。

1年間の総まとめになる作品の発表会です。ここ数ヶ月は
このときの発表のために、毎日作業をして作品を仕上げてきました。

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本年度も昨年と同様、撮影スタジオのレイアウトを変えて、スタジオの壁(ホリゾン)を
スクリーンにして作品を上映致しました。


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発表では、担当した学生自らがプレゼンテーションを行うスタイルで発表を行いました。
1・2年生全員の前で発表です!
自分の作品について各自いろいろ緊張しながら紹介していきました。


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この上映では、自分がパソコンで制作してきた作品が、
学生自身よりも大きく作品(映像)になり、みんなの前で上映されます。
迫力もイメージも変わり、より存在感の強い作品にかわって上映されました。



今回、26日に開催された卒業制作発表会では
優秀賞2作品と特別賞2作品が発表された作品の中から選ばれました。

まず今回の一つ目の優秀作品は
小野沢君の「BREEEEZE」です。
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PV(プロモーションビデオ)をベースにした作品で、今回の学生作品の中で
完成度と作業量とも最も高いCG作品でした。
 3分もの長さのフルCGでアニメーションでしたが、
最初から最後までしっかりと作りこまれ、特にアニメーションからライティング、
コンポジットなどもしっかりと必要素材を分け、After Effectsでコンポジットされ、
見た目もすがすがしいく光を感じることができる作品に仕上がっていました。
そのような点が評価され優秀賞となりました。


二つ目の優秀作品は
橋本君の 「Walk」が選ばれました。
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この作品は日常見かける空間に、様々な情報が目に映っていたらと、PVベースで
トラッキングとコンポジットが評価され受賞となりました。
音楽に合わせて、日常が非日常に、文字という媒体で表現された作品は
とても面白い作品に仕上がっています。
今回撮影に当たっては、ハンディタイプのスカイカム(カメラを固定する機器)を
実験で使用したり、
映像をスタイライズ(映像をソフトウェアで固定する)したりと
文字の合成以外の素材準備でも思考錯誤して取り組まれた作品です。
最後の最後まで、作品のクオリティを上げており、
彼の取り組みとして、撮影から編集までをフルハイビジョンで行なって
映像作品として完成させています。


次に特別賞作品を紹介致します。

まず一つ目の特別賞は
岩橋君の「Dream?」が賞を取りました。
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実写合成による作品で、ストーリー、物語のベースがしっかりとしており、
またそれを実写合成として制作された点や、
画面作りのコンポジットがしっかり作られている点などが評価されました。
またこの作品が、「提出日に間に合わせる!」
このルールがしっかり守られており、またその時点での完成度が最も高かった作品でした。


まず二つ目の特別賞は
ランジリ君、カさん チンさんの3名による「Bombay Pure」です。
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この作品は、発表会ぎりぎりまで制作を続け、なんとか間に合った作品だったのですが、
作品の仕事量と、完成作品のイメージの良さなどが評価されました。
モデルはすべでグリーンバックで撮影され、背景はすべでMayaやAfter Effectsで合成され
自分達の手で、全てのシーンの背景を作り出して合成しています。
また、カット数も多く、またそのための撮影時間も相当な時間がかかっており、本当によく
この期間で、ここまでの作品に仕上げることが出来たと
関心させられる作品に仕上がっています。
最初、絵コンテで企画出された作品が、
しっかりとそのイメージを、映像することができている作品でした。


優秀賞、特別賞を受賞した作品以外にも、いろいろ評価のあった作品もありました。
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作品全体では、実写合成の作品から、CG作品 映像合成作品などいろいろです。

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感動したり、笑ったり、学生個々の個性が表現された作品が次々に上映されました。
作品個々にスキルの差はありましたが、作品はみんな良かったです。
笑いが出るときはスタジオ全体が笑いに包まれてました。

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このように発表会では、自分の作品を見てもらうだけでなく、
他人の作品を見る、友達の作品からいい影響を受け、次の作品へと繋がっていく
貴重な経験となります。みんな作品を見るときは笑いが絶えない作品もありましたが、
真剣なまなざしで先輩・後輩の作品を見ていました。

1つ1つの発表が終わるたびに全員からの拍手!
発表した学生も、やっとここで、作品の完成の実感が掴めたと思います、

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発表会の最後には講師の先生方からの講評会と総評が行なわれ、
やっと発表会は終わりになります。最後に先生達を囲んで記念写真を撮りましたが
発表会の終わった後はみんな笑顔ですね!

毎年毎年、学生のレベルは上がってきています!
今日で、「終わった!」と1つの作品が完成と終わりますが、
それは、次の作品のスタートとなります!

今回の制作で、身につくことができた技術と、他の学生の作品から
得ることができた、様々な知識を大事に、次へのステップに繋げて、
これからも自分のCG映像作品を制作していって下さい!
次回の作品を楽しみにしています。

そでは、
今回発表したCG映像科の1・2年生!みんな本当に疲れ様でした!



記事担当:永井

 最後に講師の先生方へ、
 今回お忙しい中、進級・卒業発表会に来て頂き、ありがとうございました。
 先生方の1年間のご指導により、今回も学生が無事に発表をすることができました。
 代表しお礼申し上げます。誠にありがとうございました!
 

スポーツフェスティバル 15th 競技CG映像【メイキングその1】

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スポーツフェスティバルで上映された競技CG映像について紹介します

2010年1月29日に東京体育館で、スポーツフェスティバル開催されました。
昨年度はインフルエンザの関係で中止になりましたが、
今年は無事開催され、白熱した、いつもと違うイベントとなりました。

そのイベントの中で、今回3つの競技に対してイメージCG映像が制作されました。
今回は、その中からいくつかのCG映像について紹介したいと思います。

■ウルトラクイズ

■色別対抗リレー

この2つは制作にあったっていろいろな試みをしてみました。
モーションキャプチャや、nClothを使用する!といったものとは別に
従来のモデリングやレンダリングだけなく、ちょっと+αの実験です。

 ■ウルトラクイズ
  After Effectsで、
  Mayaの1枚のCG映像をコンポジット(合成)作業でどこまで表現ができるか?
 ■色別対抗リレー
  Mayaで、最終的に作られる画像を 一回のレンダリングでどこまで表現できるか?

まずは色別対抗リレーで実験について紹介します。
CGは最終的に「レンダリング」と言った、計算作業を行い、最終的な画像を作ります。
実際はここで、影や、ハイライト、反射画像など、
いろいろなCG素材画像を作って、合成していくのですが、
今回は時間の関係で、一回のレンダリングでどのような表現ができるのか試してみました。

今回は「レンダリングの中で「メンタルレイの物理的な太陽と空(mia_physicalsky+α)」を
使用しての試みです。
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この「物理的な太陽と空」はその名の通り、太陽の向きを指定するだけで、
その雰囲気を表現できるものです。
ワンクリックで、現実の太陽による光源を表現してくれるのですが…
計算して画像を作ってみると、右のように白くなりすぎで、そのままでは使用できません
適正な輝度にするためにトーン マッピングを実施します。

そこで、「mia_exposure_photographic」をカメラに繋げて適正な数値を入れると
右のように、ちゃんとした輝度にすることができます。
おまけでケラレを付けて、少しカメラの雰囲気がでます。
*四隅の黒味(ケラレ)は本当は後で加工したほうがいいですが、
Mayaのカメラでも表現できました。


今度は奥行きです。遠くの山を見るとかすんで見えたり、山が青色に薄つくことがあります。
そのような空気(透明に見えるけどだ透明でない)間を光がすすむと光は拡散して色はかすれ
光の波長の端の色、青色が強くなります。
CGはそのままの設定だと、左のように、奥行きを感じることができません。
実際はカメラみて遠くにあるのですが、それが何も設定していなと全部が近くに感じます。

「mia_physicalsky」のかすみや可視性距離の設定をすることによって
右のような画像になります。
少し強めですが、奥行きが表現できると思います。

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Mayaは1つの機能に別の機能を繋げる事によっていろいろ表現が変わります。
「mia_lens_bokeh」など、追加すると ぼかしがキレイになったり、色収差なども表現できたりと…
Mayaはまだまだ覚えることが沢山あります。
また応用もすることによって様々な表現が広がります。

今学生は、進級制作や卒業制作にがんばっています!中には、今回紹介した
「メンタルレイの物理的な太陽と空(mia_physicalsky+α)」を使用している学生もいます。
いろいろと組み合わせたり、調整して、室内に入り込む光だったり、真夏の太陽だったりと
使う人によっていろいろ変わります。
自分で自然光を調整するのは、難しく、なかなか答えが見つかりませんが
ほんのちょっとの設定で世界が変わるので楽しいですよ!

実際の現場ではHDRIを使用してその場所の環境を準備しますが、
作品制作なら手軽な太陽と空もお勧めです。

次回は
 After Effectsで、Mayaの1枚のCG映像をコンポジット(合成)作業でどこまで雰囲気を出せるか?
について「ウルトラクイズ」の競技映像を元に紹介したいと思います。


担当 永井


2009年12月01日

カテゴリー: ★CG映像科  |  学習

CG映像科授業紹介 2年生 【CG映像制作研究:ドライアイス】

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CG映像科の2年生の授業でドライアイスを使った素材撮影を紹介します!

今回2年生の授業で、ドライアイスを使った煙の撮影を行ないました。
ドライアイスは物を冷やすもの=冷却材として使用されますが、
水につけると大量の白煙(水蒸気の煙)を発生させます。
その性質を使って、映像の素材として使用することができます。
今回は、その煙を各自で、工夫を凝らして、撮影をしてみました。

今回使用したドライアイスは4kg!1kgずつ、細かく砕いて
どのように煙を出させるのか、いろいろ工夫してみました。

■今回撮影したドライアイスの煙の映像を使って

水を入れた瞬間、勢いよく煙が発生します。

それを小さい穴から噴出するとこんな映像がとれます。

この煙の映像を他の映像に順番を合わせて重ねると…
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このような映像ができます!、「口から煙が!!」


よく昔からあるSFXの手法の一つです。

この映像に少し調整やタイミングを調整して、完成!

こんな感じに撮影された映像は映像の中で、場所や大きさ色などをつけて
ちょっとした特撮を作ることが出来ます。


たとえば、その煙の映像を体験入学でも紹介している、トラッキングで合成してみると


このように手のひらの所定の場所から煙が発生して、手の動きに合わせて
動く煙の映像も作りだすことも^^


また、「実写映像」と「煙の映像」で合成するだけでなく、
「CGの映像」と組み合わせることにより
より効果的に演出するために使う場合もあります。

いくつかの煙の映像を重ねて色をつけてみると


こんな感じの映像が!砂煙や火?工夫によってはいろいろできそうです。

これらをこのCG映像に重ねて調整すると

↑元のCG映像 ↓重ねたCG映像に調整を加えたもの


このように、CGだけでは表現が難しい、場所での撮影など
様々なところで使用されます。

もうひとつ!このような煙の映像は、煙としての表現だけに使用するのではなく、
映像の演出の一つとして、次のような使い方をすることもあります。



↑まずはこのような映像を、調整して、↓メリハリのついた映像に変換!

この白黒の煙を使うことで、煙としてでなく、
映像が見える部分の表現として使用すると、
煙の形の映像として使うことができます!



文字を合わせてオープニングタイトルから
場面の切り替えなど、
デジタルでなくアナログで作られる面白さを生かした展開も^^

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今回、映画やCMの世界で使われてることもある、ドライアイスの撮影をしてみました。
実際はもっと本格的で、規模も大きいのですが、
CGで作られる煙と、実際生成される煙の違いなど
いろいろ観察することもあったと思います。

撮影が終わったら、次は各自がその煙の映像を使って映像を制作!
どんな映像ができるか楽しみにですね!

ではでは、次回もまた授業について紹介して行きたいと思います。!^^


記事担当:永井