今年のCG系オープンキャンパスには業界で働く卒業生も参加!

今年のCG系オープンキャンパスには、毎回、CG業界やゲーム業界で活躍中の卒業生がボランティアでゲスト参加しています。
学生時代の話や就職活動の経験談、仕事のやりがいなどについてお話ししてくれるほか、参加者からの個別の質問にもざっくばらんに答えてくれます。
今年3月の卒業生をはじめ、この3、4年以内に卒業した、比較的に参加者のみなさんと近い年齢のOBやOGを中心にお呼びしていますので、ご自身の進路や目標を考える上で参考にしていただける部分も多いのではないかと思います。
尚、これまでのオープンキャンパスに参加してくれた卒業生の勤務先は次のとおりです。
スクウェア・エニックス
デジタル・フロンティア
ポリゴン・ピクチュアズ
CGCGスタジオ
ディンゴ
ザックス・エンターテインメント
ヘッドロック
バンガード
スタジオ雲雀
CG分野では、次回9/12(日)のオープンキャンパスはもちろん、毎回1名~2名の卒業生が遊びに来てくれる予定ですので、お楽しみに!
★ オープンキャンパスの詳細やお申込はこちら ↓ ★
http://www.jec.ac.jp/event/opencampus/
2010年08月20日
カテゴリー: 人
リズム・アンド・ヒューズの中島 聖さんが来校

アメリカ、ハリウッドの老舗CG映像制作会社、Rhythm & Hues Studios(リズム・アンド・ヒューズ)社で
アートディレクターとして活躍している日本人クリエイターの中島 聖さんが、
8月19日(木)、日本電子専門学校を訪問してくださいました。
中島さんは、1990年代に世界中で話題になった「コカコーラ」のCMに登場したCGのシロクマや、
映画「ALVIN」のシマリス3兄弟など、多数のキャラクターをデザインされました。
※中島さんのウェブページはこちら
また、リズム・アンド・ヒューズ社で、
何人ものクリエイターを従え、部下を育てている中島さんは、
教育に関しても強い関心を持っていらっしゃるかたでした。

■教育に対する熱意
本校は、毎年「ロサンゼルスクリエイター研修」を行なっています。
アメリカ・ロサンゼルスのCGプロダクション訪問や、
スタジオ見学などに参加しています。
中島さんには、その「ロサンゼルスクリエイター研修」にも、
海外で活躍している日本人クリエイターとしてご協力いただきました。
ロサンゼルスを訪れた本校学生を迎え、質問に答えてくださったり、
彼らの作品に対してアドバイスをいただいたりしました。
中島さんは、同じ志を高く持つ学生が、海外で活躍できるようにきっかけを作りたい、
また、自分がかかわることで、そういう学生を勇気付けたい、
そのように、おっしゃってくださいました。
本校に来ていただいて話をしていくうちに、
すばらしいクリエイターになるためにこうした方がいい、
といった内容のお話をいくつも聞くことができました。
そのなかのいくつかを記しておきたいと思います。

■PC上での制作ばかりでなく手描きの絵も描く
PCでの作業は、間違えた時、時間を巻き戻すかのように
ひとつ以上前の作業に簡単に戻ることができます。
PC上で絵を描いている場合も、間違って描いてしまった場所を
簡単に戻ってやり直すことができるのです。
絵の具のような手描きの道具で絵を描く場合には、
PCで行なうようにはやり直しはききません。
非常に便利に思えるPCなのですが、
それに頼ってばかりではよくないと
中島さんはおっしゃいました。
PCでのやり直しのきく作業に慣れてしまうと、
作品の制作時に、「油断」が生まれてしまいます。
「やり直せるから失敗してもいい」という気持ちが生まれてしまい、
ここぞというときの詰めの作業が甘くなってしまうのだそうです。
たとえば、広い床の上でジャンプすることは簡単にできても、
地上200メートルの高所で同じようにジャンプすることは難しい。
全く同じ動作であるのに、「絶対に失敗できない」という状況の中では
その内容は、大きく違ってきてしまいます。
PCの作業で、簡単にやり直しがきくということは、
そういった「絶対に失敗できない」という緊迫感を
なくしてしまっているのだそうです。
「ここで失敗できない」という緊迫感があってはじめて
出来上がる作品もあるのだといいます。
あえて、やり直しの聞かない手描きの作業をすることで、
大きく成長する人もいるのだそうです。

■発想の力によって魅力的な作品を
いま、PCは、スペックがどんどんあがってきていて、
ハイエンドなPCを購入することが、
一昔前よりも容易にできるようになってきました。
CGにおいても、以前にはできなかった映像表現が
PCのスペックがあがることによってできるようになってきます。
同様にソフトウェアでも、開発が進むことによって
かつては難しかったことができるようになってきています。
しかし、そういったPCの力に単純に頼った作品では、
表現が画一的になっていきます。
PCの力に頼った、ボタンひとつでできるような作品は、
やはり、出来上がる作品もそれだけのものになってしまうのです。
魅力的な作品を作るために、PCの能力ではなく、
人間が頭で考えた、発想の力で魅力を追加するべきであり、
たとえロースペックなマシンでも
魅力的な作品は作ることができる、とのことでした。
学生は、学校でCGを学習しはじめたばかりの時には、
PCの機能に頼った作品を作りがちです。
この言葉を踏まえて、学生にはよりレベルの高い作品を作ってもらいたいと思います。

中島さんと話すうちに、ここに記したもの以外にも
すばらしいお話を聞くことができました。
それは中島さんが常に人を育てる立場にあり、
教育熱心であるからにほかなりません。
ぜひ、一度、今度は学生たちの前で、
お話をしていただきたいと思います。
中島 聖さん、ありがとうございました。
(記事担当:岡野正信)
2010年08月15日
カテゴリー: ★高度コンピュータグラフィックス科 | メディア | 卒業生
日本電子専門学校CG系×オートデスク

CGWORLD(シージーワールド)2010年9月号で、「Maya」をはじめ「Softimage」,「3ds MAX」 などの業務用CGツールを開発するオートデスク(株)社のユーザー事例として高度コンピュータグラフィックス科が紹介されました。
記事は、在校生と教員、そして、CG業界で活躍する2名の卒業生((株)白組の早崎達也さん,(株)オムニバス・ジャパンの丸野未奈さん)のインタビューで構成されています。
CGWORLD(シージーワールド)2010年9月号のほか、下記リンクでも記事が読めますので、是非ご覧ください。
2010年08月14日
カテゴリー: ★高度コンピュータグラフィックス科 | メディア | 学習
日本電子専門学校CG系×クレッセント

CGWORLD(シージーワールド)2010年7月号で、VICON社のモーションキャプチャシステムなど業務用CG映像関連ハードウェアやソフトウェアを扱う(株)クレッセントさんと高度コンピュータグラフィックス科との取り組み事例が紹介されました。
CGWORLD(シージーワールド)2010年7月号のほか、下記リンクでも記事が読めますので、是非ご覧ください。
CG映像科【2010年度就職内定速報!】

CG映像科の2010年度の就職内定速報です!
CG映像科の2010年度最初の就職内定は
【デジタル・フロンティア】-Digital Frontier
に2年生の西山さん・芝さん2名が内定をゲットしました!
デジタルフロンティアは日本トップレベルのクオリティおよび体制を誇るデジタル映像制作、
CG制作プロダクションで、映画、ゲーム、Webなど幅広い作品を制作しています。
最近の日本国内の映画など、デジタルフロンティアが手掛けた作品が数多くあります。
彼女達は、「映画を作りたい!」とい気持ちの中、勉強に励み、就職活動を無事決めました!
本当に就職内定おめでとうございます!
今回は、そんな二人に就職活動についていろいろ聞いていきたいと思います。

■今回内定を決めた、西山さんと芝さん!
【内定が出た時の感想】
西山さん
授業を受けていたときに内定のお話を聞いて
呆気に取られながら授業を普通に受けました。(笑) 時間がたつにつれて
内定をもらえたという実感がわいてきて嬉しかったです。
驚いた同時に夢に一歩近づいたかなって思いました!

■就職活動のことを話してくれる西山さん
【就職活動を始めた時期は】
1月からです。1月の企業説明会に参加したことが始まりです。
私が最初に受ける会社の締め切りが4月だったので、
2月の終わりから本格的に動きはじめました。
【就職活動で苦労したこと】
常に作品作りに追われていた気がします。
作品作り以外にも課題がでたりしたので、
夜あまり寝なかったです。おかげで毎日睡眠不足でした。^^;
面接では面接官の切り替えしにうまく対応できませんでした。

■就職活動にはいろいろと思い出があった芝さん
【就職活動を始めた時期は】
クリ博の時からはじめたので、1月ぐらい?。
本格的に会社にポートフォリオを送ったのは5月の後半ごろからです。
【就職活動で苦労したこと】
作品が課題ばかりしかなかったので
課題以外の作品作りに苦労しました。
「就職活動用に作らなきゃっ」て思いながら作っていたら
だんだんとやる気がなくなってきたり逃げ出したくなったり…
モチベーションを保つのにも苦労しました。^^;
後、面接の時に、言いたいことがいえなかったことと…
かなり緊張してしまうところは、毎回苦労しました。
とりあえず、面接は苦労した!^^

■就職活動に使った彼女達のポートフォーリオ
【就職活動でがんばったこと】
西山さん
作品作りです!
2年生になってからほとんど毎日長時間パソコンに向かってました。
4月の初めに作ったポートフォリオはものすごくうすっぺらいものでしたが、
少しづつ増やして、最終的には最初のころより
2倍のページ数にすることができました!
芝さん
モデリングがMayaの作業の中で1番すきだったので
そこを見せれるようにモデリングを頑張りました!

【学校からのサポート・学校という中にいてよかった点】
西山さん
たくさんの先生方にお世話になりました。
就職活動するなかで落ち込んだり、悩んだりしたときに
親身になって相談にのってくださり、本当に感謝しています。
芝さん
多くの先生に色々とアドバイスをもらえた点はすごくよかった
そのおかげで助かったことも何度かあるのでとても感謝しています。
また、学科内の友人や他学科の友人から色々と情報を聞けたりして
それが就職活動に役に立ちました!
■西山さんの映像ポートフォーリオ(デモリール)
■芝さんの映像ポートフォーリオ(デモリール)

■就職活動に使った彼女達のポートフォーリオ(他のページ)
【後輩へ!就職活動のアドバイス】
西山さん
就職活動は早め早めに動いて損はまったくありません。
むしろ早く動かないと自分が行きたい会社の募集が
終わってしまうときもあります。
作品は多いことに越したことはないですが、
たとえ少なくても出してみるという気持ちが大事だと思います。
春休みなどに作品を増やしておくとより良いと思います。
芝さん
自分のやりたいこと・作りたいものをどんどん作っていくことが
大事だと思う。でも、就職活動を考えるとある程度は、自分が
どういうところに就職したいかによって作る作品を考えていった
方がいいとも思う。
後、就職活動は早め早めにはじめておいたほうがいいと思う。
作品が無いからって言うのは逃げ道だと思うし、
それなら、今ある物だけでもいいから、
とりあえず行動をしておいたほうがいいです!

■これからのことを語ってくれる。西山さんと芝さん!
【これからの目標】
西山さん
CG業界に入るという第一目標を達成できたので
これから先ずっと業界で働いていけるように
頑張っていきたいと思います。
会社に入社するまでは、学校で少しでも技術多くの技術をつけて
業界で活躍できるるよう努力したいです。
芝さん
内定をもらえたけれど、まだまだ実力はぜんぜんないので
自分の苦手なところや分かっていないところをなるべくなくして
クオリティーの高い作品を作っていけるようにしたい。
あと、学生のうちに色々とまだ試していないこととかも
やっていきたい。色々と挑戦したいです。
今回いろいろと話して頂きありがとうございました!
高校を卒業して、何もCGについて知らなかった二人ですが
1年ちょっと経って無事、念願の企業へと就職を決めることができました。
彼女らの努力はとてもすばらしい成果を出してくれたと思います。
今回内定が出て、ひとまずの安心ですが、
ここが次への最初のステップです!各々の目標に向かって頑張ってください!
これからの活躍を楽しみにしています!
今回、本当に就職内定おめでとうございます!
学校は夏休みに入りましたが、
次回は一年生のCG制作実習についての記事です!
お楽しみに!
記事:永井