ゲーム制作研究科ブログ AdvancedGameProgramming

日本電子専門学校「ゲーム制作研究科」の学生と教員の日々を綴った、最新情報を発信しています

2007年10月

2007年10月10日

カテゴリー: イベント

東京ゲームショウ2007 Part3

■東京ゲームショウ2007

さあ、約1,123,200秒間のCM明けました。皆さん、準備はいいですか? 今回はいよいよ、東京ゲームショウ2007に出展したゲーム作品のご紹介をしちゃいます。
と、その前に、前回お話したパネルがどのような働きをしたのか、紹介します。

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■パネルの効果は、いかに

今回用意したパネルは、非常に好評で、中でも一番人気は「MATADOR」という牛を題材にしたゲームのパネルでした。特に、海外メディアからは大人気。写真撮影やビデオ撮影をしていく方が多くいました。そのほか、他のゲームパネルを見て「なんだろう?」と立ち止まるお客様も多くいました。企業や日本のお客様はニク原人、海外のプレスはMATADORといったところでしょうか?今回のゲームショウでは、パネルそのもののインパクトと、統一の取れたパネルデザインの成果が現れたと思います。

さて、お客様が足を止めてからは、学生の出番です。お客様が立ち止まっても、こちらから何もアプローチをしなければ、それまでとなってしまします。そこで「どうぞ、いかがですか?」とお客様に対して明るく声をかけ、ブースへ案内をするのです。受け身の姿勢ではなく、こちらからきっかけを作り、お客様が入りやすい情況を用意することが、作品をプレイしてもらう第一歩なのです。こうして初めてパネルも本当の意味を成すのです。

衣装はレンタル15,000円 一肌脱いだプログラマ
大人気のMATADORのパネルとニク原人のパネル。
パネルの話が続いてしまい「どんだけー」と思う方もいらっしゃると思いますので、そろそろ本題へGO。

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■ゲーム作品

☆ニク原人☆

ニク原人 木下純一

■ゲーム概要
ニクが大好きなニク原人は、ニクを食べるため狩りをする。だけど、おいしいニクは大きくて強いエモノが持っていて倒せない!!そんな時は仲間をたくさんたくさん呼んで戦おう!!力で勝てないなら数で勝てばいい!コミカルなニク原人のドタバタ劇を楽しもう!!


■うり
何をしでかすかわからないキャラクターを使ったドタバタのゲームです。コミカルな演出がいっぱい入っているので、実際にプレイしても、周りで見ていても楽しめます。

ニクを振って仲間を集めろ! ニク原人の狩りはドタバタ!


■こだわり
このゲームはキャラクターが命のゲームだな、と思ったので、キャラクターのデザインと動きには気を使いました。どうしたら子供が喜ぶキャラクターになるのかなー、って考えながら、ちょっとオーバーめに体全体でアクションをさせました。操作とインターフェイスも単純にしたので、誰にでもわかりやすくなるようにしました。


歩いてバンザイ ニク振り食って 叩いて追いかけろー!


■ゲームショウで得たモノ
子供を夢中にさせただけでも勝ったと思いました(笑)。まさか何回ももやってくれる子がいるとは思っていませんでしたから。思った以上にニク原人は子供を惹きつけるものがありました。ただ、中学、高校生はゲーム性を求めているので、難しい顔をしている人もいましたね。だから、その人たちを夢中にさせなければって使命を感じました。これがクリエーターの意地、なのかなー。本当に楽しんでもらえるものを創っていこうって思いました。

こ、こんなにいっぱい… マンモスだー!


■今後について
プレイヤーを困らせるイベントを入れたいなって考えてます。例えば、急に原人が風に飛ばされたり、火山が噴火して岩が降ってきたり、サルに原人が連れ去られたり(笑)。そうやって増やすだけじゃなくて、数を維持するために頑張るっていうのを考えています。今やる事は原人の世界を表現する! これにつきますね。

ぐ〜るぐる。あ〜れ〜


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☆MATADOR☆

MATADOR 深谷晃平と平田朋広


■概要
「MATADOR」は“ウシ”を使ったミニゲーム集であり、
「MATADOR」の半分は「その場のノリ」で出来ています。

MATADORの含有成分
49%   … その場のノリ(面白いと思った瞬間、採用する心意気)
22%   … 牛子園(ハンマーで牛を打ち、雲の上までかっ飛ばす野球ともよく似たミニゲーム)
18%   … 牛追い的なモノ(迫りくる獰猛な牛や樽を避け、闘牛場への到着を目指す)
10%   … 真面目さ(こんな大馬鹿なモノを真剣に創る精神)
 1%   … スペイン(闘牛の本場)
 1%未満 … ムレタ(This is闘牛)


■どんな事を意識して作った?
「牛子園」… どれだけ“ばからしく”できるか

旅行準備 市外観光へ行ってらっしゃ〜い


「牛追い」… “ファミコン”

Dash!! Ouch!!


「ムレタ」… 何も考えてなどれだけ“闘牛をゲームに”できるか

ほ〜れほれほれ 回避難易度MAX

全体的には、“シンプルな操作方法を維持して可能な限り面白く”するという事と、“どうやって笑いを取ったろうかな”というような事を考えてこのゲームを作ってます。

■今後どうなる?
「牛子園」… 牛はスペインを飛び出し世界へ!
今のところ、「フランス」「エジプト」「日本」「南極大陸」「月」なんかを訪問先として予定しています。

海外旅行

「牛追い」… もっと“ファミコンっぽく”。正直なところ“「絵」だけはファミコンになったかな〜?”なんて自惚れているので、動き方をもっと“ファミコンっぽく”、 ファミコンで売り出してもおかしくないようなゲームにします。

ファミコン 焦げた〜

「ムレタ」… 闘牛をこよなく愛していたというヘミングウェイや、本場スペインの闘牛ファン、そして数少ない日本の闘牛ファンの皆様にも納得して頂けるような、そんなゲームにします。

完璧な回避「びゅ〜てぃふぉ〜」

以上個々の今後でした。

全体としては次のような事を考えています。
全体的にテンポが良くない、というか悪いので、テンポ良くサクサクっと繰り返し“遊べる”ゲームにします。
ミニゲームの数が少ないのでゲームを増やします。今考えているのは「牛と力比べ」「綱引き」「牛で的当て」「Monster Ox(跳び箱)」「牛ァーリング(カーリング)」などなど…。頭の悪い考えでいっぱいです!

■ゲームショウで得たもの
中身が無く勢いだけで突っ走る、そんな性格がゲームにも思いっきり反映されていたらしく、“その勢いで笑えるか笑えないか”がこのゲームを面白いと思うか思わないかの分け目になったようです。「カエルの子はカエル」。似て欲しくない所まで子は親に似てしまうものなんですね。ただ、“笑いしかないので繰り返しやると、やっぱり飽きる”という事も再認識しました。
“もっともっと作り込んで繰り返しやっても飽きないゲームにしてやる”
ゲームショウはそんな気合いをくれました。

天王山


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いかがだったでしょうか。ご紹介した作品以外にも、出展した作品はまだまだあります。現在お客様からいただいた貴重なご意見から、作品の方向性の検証、修正や改善を行っており、今後どのようにゲームが変化していくのか、お伝えしていきます。また実際にゲームをプレイしたい方は、10月14日のオープンキャンパスや10月28日の体験入学に、ぜひ遊びに来ちゃってください。ゲーム制作研究科教員、学生共々お待ちしております。

次回更新は11月の初旬に行う予定です。ゲーム制作の中身や、ゲーム以外の制作も余す事無く見せちゃいます♪

それでは次回を楽しみにしてください。バイバイ〜!

ライター/構成
ドッペルゲンガーイトウ(伊藤 靖彦 O型 いて座)

文責
デカチョウイノウエ(井上 直樹 B型 ふたご座)
コモエスタクリハラ(栗原 央道 A型 おとめ座)