2009年01月09日
カテゴリー: イベント
それは去年の出来事でした・・・ -Merry Linux!!-
遅ればせながら、みなさま明けましておめでとうございます。
オープンソースシステム科学科ブログ、
2009年一発目は2年生担任のNがお送りいたします。
さて学科ブログの方も学校と同じように
冬休みをいただいておりましたが、
ようやく授業開始です。
学生達は正月メタボの体が重い、寒い、眠いの
三重苦のようです。
でもほんの2週間前にはとってもエキサイティングな
イベントがあったのです。
そう、もうそれは去年のことなんですね・・・(遠い目)
今から約1ヶ月ほど前
N.「今年のクリスマスイブ、暇な人!」
その辺にいた学生全員.「はい!」
N.「う、寂しいやつばっかり。それじゃその日はみんなで先生に変身!」
学生.「えっ!」
N.「びぎねっと宮原さんからのクリスマスプレゼントだぞ」
というわけで、さっそく渋谷のびぎねっとさんのオフィスに
学生達を連れてまいりました。
宮原さん.「みんなが講師役になって今年のクリスマスイブに
びぎねっとで『Webサーバ構築セミナー』をやってみない?」
今回のメンバーは、以前にオープンソースカンファレンスのスタッフとして
宮原さんのお手伝いをしたことのある学生がほとんど。
イブの予定ががら空き(悲)の彼らは、
「やってみます!」と頼もしいお返事。
そして受講生は、なんと同じ日本電子専門学校の
Webデザイン科とWeb総合技術科の学生!
つまり、今回は学生が学生に教えるわけです。
今回の「Webサーバ構築セミナー」では、
Linuxのインストールから始まり、
Webサーバソフト「Apache」のインストールと
その設定までを行うのですが、
受講生の大半はLinuxなんて触ったこともありません。
そんな受講生にWebサーバの設定までやってもらわねばなりません。
このセミナーの本当の目的は、
以前にご紹介した「Linux標準教科書」の
ブラッシュアップにあります。
Linuxを勉強した学生たちがLinux初心者に対し
「Linux標準教科書」を使ってどう教えるか、
その様子を見て教科書にフィードバックして行こう、
ということなのです。
従って受講生役はLinux初心者、
だけどWebコンテンツ制作には一日の長がある、
Webデザイン科とWeb総合技術科の
学生達にお願いしたわけです。
オープンソースシステム科の学生にとって、
初めての他学科とのコラボレーションです。
寂しいはずのクリスマスイブが、
突然えらい賑やかなことになってしまいました!
今年はMerry Linuxだ!
そうは言っても人前で何かを説明する経験なんてほとんどない、
ましてや先生役なんて生まれて初めての学生ばかり。
さらに受講生役のWebデザイン科の学生の中には、
先日の技能五輪全国大会で見事なプレゼンを見せて
入賞したメンバーがずらり。
せっかく前に立ってかっこ良く決められるかもしれない先生役なのに、
受講生から突っ込まれたらどうしよう。
冬休み前の一週間ほど、みんなに軽いパニックがやってきました。
事前に何度かびぎねっとさんのセミナールームを訪れて
打ち合わせやリハーサルを行い、
前夜遅くまで説明用資料を作成して
もうろうとしながら当日を迎えたのです。
まず初めにみんな初顔合わせなので先生も生徒も自己紹介。
やや緊張気味です。
当日は宮原さんをはじめ、Linux標準教科書の執筆者
(つまり日本電子の非常勤講師)の先生方、
LPI-Japanの方も見えてました。
今日の成果がうまく教科書にフィードバックできるといいですね。
Webデザイン科の小山内先生も
「うちの学生がうるさく騒いだらどうしよう」と
心配してやって来ました。大丈夫ですって(笑)。
っていうかいつの間にか受講生に紛れ込んでる。
ほんとに楽しそうですね。教わる側に回るのは何十年ぶり?
Web総合技術科の先生方は当日学校を出発する時に
お見送りにいらっしゃいました。
あ、高度情報処理科の糠盛先生も現地にいらっしゃいました。
いつもオープンソースシステム科の学生がお世話になってます。
会場では先生方が心配そうに後ろから見ていました。
でも助言は最小限、あとは我慢我慢。
学生達よ、先生の苦労が少しはわかったかい?
学校の実習室の主、タックスたちも学生が心配でついて来ました。
教科書は製本したものが全員に配られました。
LPI-Japanさんからのクリスマスプレゼントです。
フォクすけはWeb系の学生には大人気。
とにかくなんとか予定時間で終了、
講義の苦労については、いずれこの欄で
講師役の学生に語っていただきましょう。
さて受講者からの感想をいただくことになりました。
コンテンツ系学科の学生は日ごろから
お互いの作品を厳しく批評する習慣が身に着いています。
愛を持って、しかし厳しい言葉で率直な意見を述べてくれます。
それをしっかり受け止めてこそ、みんなで成長して行けるのですね。
今回オープンソースシステム科の学生が初めてその愛の洗礼を受け、
よろよろになりながらも感謝の気持ちで批評を受け止めました。
でもそれが終わってしまえば、あとはパーティー! ほとんど合コン!
異種学科ごっちゃまぜ大懇親会になりました。
学生はノンアルコールとは思えない盛り上がりぶり。
ああ、準備に苦労したけど、一生懸命やって良かった! なんか達成感!
今回のセミナーがうまく行ったことで、
宮原さんはまた何か仕掛けようとしています。
何でしょうね。ワクワクします。
この春のオープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Spring at日本電子で、
また学生の出番がありそうです。
学生が学生に教える、お互いに教え合うというのは、
今大流行の「IT勉強会」に通じるものがあります。
いきなり外部のIT勉強会に出るのは学生にとって度胸のいることですが、
学内で慣れておけば外部の勉強会に一歩踏み出すことも可能でしょう。
これからは日本電子の中でも、学科間交流としてお互いの専門分野の
勉強会を開いていくと楽しそうです。
「もうWebデザイン科とWeb総合技術科とはお友達だもんね。」
「馴れ馴れしい」
「今度苦手なCSSとXMLを教えてもらおっと。」
「図々しい」
「他の学科も巻き込んじゃお。
うちの学校ならゲームもアニメもCGも音楽もロボットも
何でも教わることができそう。」
「あつかましい」
「わかってるって。その分こっちもいろいろ教えてあげないとね。
いいよお、Linux。使わなきゃ損だって」
「押し付けがましい」
「んじゃうちのクラス委員は」
「ええかっこしい」
「メタボのT君は」
「ベルトが苦しい」
「先生の後姿が」
「さびしい」
「お前らいい加減にしろっ!」