イベント
2010年06月25日
カテゴリー: イベント
オープンソースプロジェクトを立ち上げてみよう!
-番外編-
今日はいきなりこんな写真をどうぞ。

えーっと、前回までたしか
新たにオープンソースプロジェクトがスタートした、
というお話だったはずなのに、
この写真はいったい何なんでしょう?
いえいえ、これはちゃんと関係があるのです。
■自宅サーバのその後・・・
実はこの写真は以前この欄でご紹介した山中君のご自宅の、
あの個人用途の域をはるかに超えたサーバ群なのです。

どう見ても個人宅じゃないですね。
山中君は2009年3月にオープンソースシステム科を卒業後、
やはりここで紹介させていただいた株式会社HDEに就職し、
現在バリバリのエンジニアとして活躍しています。
そして、すぐにネットワーク研究科の卒業生と結婚し、
あっという間に一児の父親となってしまいました。

奥様もすぐにでも現場復帰できそうな敏腕エンジニアです。
こちらのお宅の設備は、あの頃に比べて、規模拡大の一途です。

お、ラックサーバだ! と思ったら、
なんだこのケース、よく見たら100円ショップで売っているカゴ?

すげー! ちゃんとスタッキングできる。
しかもスリットが入っているから熱の問題も起きにくい?
PCケースが1台あたり100円なんてとても思えない。
加工もしてあるし、これ売れるんじゃないの?

これはレイヤー2スイッチ。ふつう家庭では見られません(笑)。
やはりしばらく見ない間にすごいことになっていたのでした。
■この集まりは・・・
なぜ山中夫妻のお宅にお邪魔しているのかというと、
実はここで「SetucoCMSプロジェクト」の会合が
開かれていたからなのです。
前回ご紹介したオープンソースプロジェクトが
立ち上がってすぐ、5月の連休中に、
キックオフのような位置づけで合宿が行なわれたのです。

首謀者の「熱血」三上さんは写真右。
そしてお隣にはこの欄でおなじみのあの「勉強会の鬼」チューター塚田君。
手前にはオープンソースシステム科卒業制作発表会最優秀賞の鈴木君。
3人ともこの3月の卒業したばかりの社会人ルーキーです。

奥にはこのプロジェクトに無関係の現役電設部員S君が
なぜか自分の研究のためにひたすらプログラミングしている
(なにゆえに山中家で!?)のですが、
やはりこの日の集まりに刺激を受けたのかどうかわかりませんが、
後日このプロジェクトに参加することになりました。
山中夫妻とこれらのメンバー+α、言ってみれば日本電子専門学校
オールスター軍団(言い過ぎ)が集結してプロジェクトが
スタートしたのです。これはもう今後に注目です。
今回はプロジェクト本編からちょっと寄り道して、
メンバーの顔出し編をお送りしました。
プロジェクトの内容についてはまた次回以降に。
つづく
卒業制作のゴールに向けて(後編) -卒業制作発表会-
前回はオープンソースカンファレンスの模様をお伝えしましたが、
そのすぐ2日後には卒業制作のメインイベント、
「卒業制作発表会」が行なわれました。
今度はホームグラウンドの7号館、地下2階の大きな教室で、
いよいよ最後のプレゼンテーション。
大きいスクリーンと高い演台でみんないつもより緊張気味です。

(開始直前の緊迫した雰囲気)
今回は特別審査員をお二方お呼びしました。
まずはオープンソースシステム科1期生OBの小川さん、
今ではバリバリのプログラマで、雑誌や書籍の執筆でも
活躍されています。

(講評時の小川さん)
それからまたまた登場宮原さん、今年度も宮原さんには
一年中お世話になりっぱなしでした。

(審査時の模様。右が宮原さん)
さて発表の様子ですが、これもこの欄でおなじみの
竹村君の様子をどうぞご覧下さい。
実に堂々としています。

今回システムもとっても実用的に仕上がりました。
学科の先生たちも「これは使える」と絶賛です。

途中無線LANネットワークの不調など
いろいろトラブルもありましたが、
全部の発表が終わってついに結果発表。
っとその前に、今年度卒業制作を担当していただいた
非常勤講師の川井先生と、審査員の宮原さん、小川さんから
全体の講評がありました。

(講評時の宮原さん)
その中で印象に残っているのが、
「まずはひとつの技術を徹底的に掘り下げて欲しい。
最近Webの世界ではプログラムでも
便利な部品がたくさんあって簡単に手に入る、
いわゆるマッシュアップによって
すぐにそれなりのシステムが完成するが、
学生の君たちはそういった便利なものに頼ることなく、
単純なシステムでいいから手作りで
システムを完成させて欲しい」
というお言葉です。もちろん実際の仕事では納期があるので
マッシュアップは有力な武器ですが、確かに学生の間は
地道な努力を積み重ねていくべきで、それが将来の
技術者としての飛躍につながっていくのでしょうね。
それから
「今回出来の良かったシステムでも、グループの協調性が
感じられないものは評価が低く抑えられています。」
というお言葉もありました。
逆に言えばグループワークがうまくいっているチームが
高い評価をもらったのでしょう。
仕事では必ずチームで動くのですから、これは重要な
ことなのですね。
そしてついに結果発表! 最優秀賞は「眼鏡コーヒーα」チーム!
このチームのリーダーは、電設部部長の江川君!
プレゼンターの小川さんから賞品授与。
メンバーがひとことずつコメントします。


振り返ってみるとこのチームは卒業制作の実習時間の大半を、
メンバー同士のコミュニケーションに費やしていました。
他のチームが実習中黙々とデバッグ作業にいそしんでいたのとは
対照的でした。
「眼鏡コーヒーα」チームは個々の作業は自宅でやり、
学校で集まった時はコミュニケーションに集中する、
と決めていたように見えます。
それは卒業制作が、そのシステムの規模から
「一人でやれば1ヶ月で終わるのに、
4人チームでやると3ヶ月もかかる」
という側面を持っていることを事前に察知して
時間配分を慎重に行なったからでしょう。
実際に初めてのグループでの開発では、
どのチームも悪戦苦闘。
情報が共有できないのでデバックに大苦戦。
本当に一人でやってたらとっくに終わっていた。
でもその苦労がきっと社会に出た時に役に立つのだろう。
今回江川リーダーが黒子に徹して常に全体の調整に心を砕いていて、
その苦労が実を結んだのでしょうね。さすが応援団長!
それから宮原さんからサプライズ。
「宮原賞」をいただけることに。
これは竹村リーダー率いる「PoST」チームが受賞しました!
宮原さんからは、
「審査ではどうしても不特定多数を対象とする
サービスが高評価になってしまいますが、
クラスの学生のために使いやすさを追求した
グループウェアがもっと評価されても良いと思い、
PoSTチームを表彰することにしました。」
というお言葉がありました。
リーダーの竹村君もメンバーたちも
いろいろ苦労があったと思いますが、
報われましたね! おめでとう!

そんなこんなでいろいろありましたが、
ついに半年間に及ぶ卒業制作の大活劇は終幕を迎えました。
2年生のみなさんはお疲れさまでした。
サーバ構築からデータベース設計、画面設計、
プログラミング、デバッグ、ユーザテスト、プレゼンテーションと
盛りだくさんでしたが、きっとおなかいっぱい、
たくさん栄養を得ることができたと思います。
もうすぐ卒業なんですね。社会に出てからも後輩を忘れないで!
なんてちょっとしんみりしていたら、
2年生この時期にまだまだ学校に来ています。
もうすぐ卒業式なのに、なんででしょ?
あ、触れてはいけなかったか・・・
2010年02月05日
カテゴリー: イベント
今日だけはアスリート! -2年ぶりのスポーツフェスティバル-
ついにやってまいりました。2年越しです。
今年はスポーツフェスティバルが無事開催されました!
昨年は季節性インフルエンザが猛威を振るいクラス休講も相次ぎ、
ついにスポーツフェスティバルも中止になってしまったのです。
今年は学校挙げての対策が功を奏し、
新型インフルエンザの流行をなんとか最小限に
押しとどめることができました。開催決定です!
いざ当日、私たちのお祭りを祝福するかのような暖かい晴天、
なにせ2年生も初めて見上げる東京体育館、やっぱりでかい!

集合場所でもあったかい。ラッキー。
エントランスから入って、アリーナに入ると、

やっぱりでかい! 人が豆粒だ。

オーロラビジョンもでかい!
カメラが狙ってます。客席で油断してると・・・

(右下のカメラマンS君がこの写真を撮ったわけです。ややこしい!)
さあ、開会セレモニー。
オーロラビジョンに理事長先生。全身ジャージです。

(実は赤いシューズで走る気満々? かなりいけそうです。)
選手宣誓。

さっそく準備体操。軽快な音楽に合わせてはじける
インストラクターのお姉さんについていこうとするのですが・・・


結構長い、結構きつい。準備体操だけでグロッキー。
ふだんどんだけ運動不足なのか。
そりゃ確かに毎日キーボードとマウスクリックくらいですが。
さあ、いよいよ競技です。
クラス対抗リレーはオープンソースシステム科1年のエース
石井君が見事に首位に浮上、かっこいい!

その後彼はバトンを渡すべき最終走者を見つけられず・・・
実力はあるぜ、でも詰めは甘いぜ! っていうのも
オープンソースシステム科らしくっていいじゃん(笑)。
「引っ張れ!!」いわゆる綱引き。

(スケールが・・・でかい)
お、オープンソースシステム科の所属する「橙チーム」
(オレンジ色ですね)の先頭には頼もしそうな巨体が・・・
これは強そうだ。

んで、誰かと思ったら、この欄でおなじみの竹村君じゃないの!

こりゃ強そうだ、と思ったら8チーム中で第一位。
ちなみに竹村君はこの日出場した3種目全てで、
8チーム中の第一位を勝ちとりました。
彼があの巨体で団体競技種目の何十人ものチームの
「重心」を務めていたという事実はあまり知られていない。
というか誰も知らない。
競技の合間に訪れる「ビンゴタイム!」

オーロラビジョンの数字が気になります。

お昼になってゆっくりお弁当でも食べようと思ったら
なんかみんながアリーナに下りていく。
「電子学園ウルトラクイズ」だ!
飯食う暇もありゃしない。

○か×か運命の分かれ道。

オーロラビジョンが気になります。

ビンゴの方はその後も競技の合間合間にちょっとずつ進行します。
ビンゴ!になると急いでアリーナへ。
こんな賞品が当たりました。

貯金箱のようです。仕掛けがあるのに電池がない(泣)。
ビンゴの賞品の中でも一等賞とかあるのですね。
なんとiPod Touch!! 欲しーー!
その他の競技の名前は、
「運命共同体」→二人三脚
「THE 決戦!!」→騎馬戦
「なわ取り合戦」→なわ取り
「玉げた」→大玉送り
「一球入魂」→玉入れ
となります。ここでは「運命共同体」から、
感動(?)のゴールシーンをどうぞ。








(なぜか最後はオネエ座りでお互いを讃え合う)
そして締めは大会の華、色別対抗リレー。

オープンソースシテム科クラス代表の本間君と大谷君、
ラストをきれいに飾ってくれました。

(橙チームのバトンパス。
1年の本間君(左)から2年の大谷君へ)

(大谷君、デッドヒート!)
そしてフィナーレではいよいよ総合成績発表、
色別総合成績ではオープンソースシステム科の所属する
「橙チーム」が見事優勝!

団体競技種目の第一位が多かったのが勝因です。やったぜ!
表彰式では色別対抗リレーのラスト2人、つまり
オープンソースシステム科の本間君と大谷君が、
しっかりおいしいとこどりをしてくれました。

(理事長より優勝旗授与)

(目立ってるぞ!おいしい!)
ラストに校長先生よりごあいさつ。

(校長先生もきっと走りたかったに違いない!)
さてさてここである特徴に気づきます。
スポーツ大会というと運動音痴の人にとっては
あまり楽しくないというイメージがあるかもしれません。
でも競技種目を見てみるとリレー以外は
綱引きとか玉入れとか大玉送りなどですから
運動神経はあまり関係ないですよね。
つまり誰でも楽しめる。
ふだんパソコンばかりで運動不足の私たちにとって
気楽に参加できる競技が盛りだくさんで、
大いにストレス解消になりました。
何より大声で自分のチームの応援をするのが気持ちいい。
それだけでもすごい発散。
あとすごいと思ったのは、競技前にオーロラビジョンに
映し出される競技説明CGのレベルが高くて、
それが高度コンピュータグラフィックス科の
先生と学生の作品であったこと。
(CG系学科の学科ブログに作品の説明があります。)
それからスポーツフェスティバル公式サイトが
ご近所さんであるWebデザイン科の学生作品であること。
さらに今回のポロシャツデザイン、ポスター、キャッチフレーズが
みなグラフィックデザイン科の学生の手によるものだということ。
あと感動したのが、エンディングセレモニー中に
今日のハイライトシーンがビデオでオーロラビジョンに流れたこと。
あっという間に編集していたのですね。すごい。
今回は会場の都合で例年より早く終了しなければならない
ということで、スケジュールの遅れは許されません。
今回のスムーズな進行を支えたのはなんと言っても大会実行委員の面々。
当日おそろいのポロシャツを着ていました。
これだけの大人数を招集、誘導して競技を進めていくのは
きっととても大変なこと。

(実行委員の先生と学生の連係プレー!)
でも実行委員の方々は事前によほど綿密に準備していたのでしょう。
実にスムーズに進行していきました。なんかプロみたい。
あ、真ん中にいるのは保健室の押田先生!
前回の取材でお邪魔しました。

あ、救護班なのですね。奥の医務室に織笠先生もいらっしゃる?
陣中見舞いに行こうと思ったら、けが人でごった返していました。
やっぱりうちの学生みんなほんと、真面目だからねえ。
必死になってちょっと無理しちゃうんですよね。
でもみんな大事には至らなかったようで、ホッとしました。
たくさんの人たちに支えられて、学生みんな大いに騒ぎ、
大いにストレス発散し、気持ちよく家路につきました。
もちろん、気持ちいいのは当日限りです。
そうです、次の日から、地獄の筋肉痛が・・・
そりゃふだん運動不足ですから・・・
2010年01月15日
カテゴリー: イベント
2010年の初夢は・・・ あるエンジニアの家庭
年が明けてからだいぶ経ってしまいましたが、
授業は今週からスタートです。
みなさん、今年もよろしくお願いいたします。
冬休み明け、建て替えのため取り壊し中の本館が、
もうほとんどなくなっていました。

解体を始めたのが秋口でしたが、4ヶ月ほどで
こんなになってしまいました。

(堂々とそびえ立っていたのに・・・)

(そこにポッカリと空間が・・・)
新年はいつも時の流れを実感してしまいます。
成人式で久し振りに会った同級生の変貌振りに
驚かされた、もしくは自分が驚かれてしまった学生も
かなりいたようです。
さてさてオープンソースシステム科の学生たちは
新年にあたり、どんな野望を抱くのでしょうか。
2年生は社会に巣立つ年です。
今年人生最大の大きな変化を体験するのでしょう。
1年生には厳しい就職活動が待っています。
でもあふれるエネルギーできっと乗り越えていくでしょう。
お正月はそういった直近の話もさることながら、
やはり少し先の未来まで考えて見たいものです。
やっぱりお正月といえば初夢ですよね。
ある女子学生の初夢をのぞいて見ると・・・
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あれ、大好きなA君がなぜか自分の部屋にいる!
えっ、ひょっとしてわたしたち結婚したの?
やったー! 学内結婚だ、すごーい!
あ、私の子ども! かわいいー!
さすが、私によく似てるっ!
パパに似ちゃだめだよー、ククッ。
赤ちゃん小さいから専業主婦か。
育児は大変だけど、やっぱりずっと家にいると
だんだんなまぐさになってくるなあ。
ふふ、だんなさまは年下だから
マイペースで行かせていただきましょう。
主導権は渡さないからねっ(不敵な笑み)。
うわっ、部屋中パソコンだらけじゃん。
まあ私たちが一緒になればある意味当然か。
でもA君相変わらずマニアック過ぎて
どれがどれだかわからない状態になってるし。
ちょっとお、印刷できないじゃん。
どうすりゃいいのよ。
○10台くらいあるサーバーマシンの前での会話
妻(私):「そういえば、プリンタ使えないんだけど」
夫(A):「あぁ、プリンタサーバ立て直さないとね」
妻:「やってよ」
夫:「たまには自分でやってみたらどうですか?」
妻:「えー無理。どのサーバーにプリンタ
つなげたらいいかもわからんし。
サーバーめっちゃあるじゃん」
夫:「んーそうね、こいつでいいんじゃない?」
妻:「っていうかcupsという言葉しか知らないし」
※cups…プリンタサーバの名前
夫:「この際だから覚えれば」
妻:「やだよ、忙しいし」
夫:「暇じゃん」
妻:「赤ちゃんの面倒みたり昼寝したり
ポケモンやったりご飯作ったり忙しいの」
夫:「半分位暇でしょ」
妻:「暇じゃないよ」
夫:「暇でしょ」
妻:「暇じゃない」
夫:「暇じゃん」
妻:「てかサーバー嫌いだし」
夫:「コンピュータ"ネットワーク研究科"卒業でしょ!」
妻:「私的にはJavaを大いに研究させていただきました」
夫:「いろいろ覚えてくれると助かるんだけどなー」
妻:「うーん・・・、じゃあ教えてくれればやるよ。
暇だし」(暇なのかよ!)
夫:「よし、じゃあインストールからやっといて。
こいつは家の中用にするから今まであった
VM(仮想マシン)で家の中用のやつの移行と
DNSとDHCPの移行もついでにやっといて。
このマシンはあなた担当ね」
妻:「え、ついで多くね??」
夫:「まぁいろいろ勉強になるじゃないですか」
妻:「そうだけども」
夫:「そうでしょう」
妻:「そうですね」
・・・渋々Linuxのインストールを完了する。
妻:「よーし、インストール終わって
最初のログイン画面だけども
何からやったらいいんでしょうか?」
夫:「そうね、sshがデフォルトで起動してないはずだから
起動するようにして、ssh立ち上げたら
あとはリモートで作業していいですよ」
妻:「へぇへぇ、たしか chkconfig ssh on でしたかね」
夫:「sshd ね」
妻:「あ、ディーですか」
:
:
○それぞれのパソコンデスクに座りながらの会話
妻:「じゃあsshしようかね、って ip わからんよ。
たぶん……(192.168.0.) 8!!」
夫:「テキトーにログインしないで!
そういうときは nmap 使うといいですよ」
妻:「ほぉ、nmap っと・・・」
コマンドラインに『command not found』と表示される。
夫:「入ってなかったらインストールしてー」
妻:「はいはい、、zypper ……」
※zypper…アプリケーションのインストールを
支援・管理するツール
nmapをインストールする。
妻:「で、『nmap↓』」
端末にはヘルプが表示される。
妻:「…ん?」
夫:「オプションハイフンエスピー」
妻:「はいはい『nmap -sp』」
夫:「ピーは大文字」
妻:「はい『BackSpace Shift+p』」
夫:「あとCIDR方式で範囲指定」
妻:「『192.168.0.0/24』」
夫:「お、絶対それなに?って聞くと思ったのに」
妻:「ネットワーク研究科をなめんなよ」
:
:
妻:「で、固定IPの設定の仕方は?」
夫:「今のDHCPサーバにアクセスして、
/etc/dhcpd.confを編集すればいいですよ」
妻:「ふーん、(ファイルを開いて)あ、なるほどね。
この辺の行コピーしてちょちょっと書き換えれば
いいわけだ。 ……で、書けたら?」
夫:「dhcp再起動」
妻:「はい再起動。そしたらこっちのサーバーの
ネットワーク再起動すれば
"新たな固定IP"になるわけね」
夫:「そうですよ」
妻:「『/etc/init.d/network restart』」
ssh接続していた端末が固まる。
妻:「……ん?なんか固まっちゃったよ。A君今なんかした?」
夫:「してませんよ(笑)」
妻:「え、だって固まっちゃったよ。(Enterキー連打)」
夫:「何が原因か考えてごらん」
妻:「え、だからA君が何かしたんでしょ(Enterキー連打)」
夫:「えーしてないよ(笑)」
妻:「だってこういう時の犯人いつもA君でしょ(Enterキー連打)」
夫:「違いますよ。犯人はあなたです(笑)」
妻:「いや、私は何もしてませんよ(Enterキー連打)」
夫:「ちょっと自分が何したのか見てみてごらん(笑)」
妻:「うーんと、dhcp再起動したー、
ちゃんと起動 done になってるよ、
異常なし!」
夫:「そっちじゃなくて、何かしたでしょ、何したの?(笑)」
妻:「こっちでネットワークrestart」
夫:「そう、だから原因が何なのかわかるでしょ」
妻:「だからネットワークrestartしただけだって。」
夫:「それで?(笑)」
妻:「だからネットワークrestartしただけだって。」
夫:「奥さーん、自分が何したのか考えてみましょー(笑)」
妻:「だからネットワークrest あ!!!!」
夫:「犯人はお前だ!!」
妻:「あ”ーーー!…………もしかして、最初から分かってた?」
夫:「分かってましたよ」
妻:「くそーーーうぅ…さぞ楽しかったでしょうね」
夫:「ええ、もちろんさぞ楽しかったですよ!」
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えっと・・・こんな具体的な初夢ってあるんでしょうか?
なんか変ですね・・・。
だいいち専門用語ばっかりで、何のことやら・・・
いったいどんな夫婦なんでしょう?
ちなみに最後のネタは、オープンソースシステム科の学生なら
爆笑モノなのですが、お読みになっている皆さんには
何のことかさっぱりわかりませんよね。
要するに、
もし会話中に相手の電話番号を変えられる電話があったとして
(そんな機能があったら相手は大迷惑でしょうが)、
会話しながら相手の電話番号変えちゃった、
そしていったん切ったらもう一度同じ番号にかけても・・・
オープンソースシステム科の学生は、
ネットワーク設定の時によくこの罠にハマります。
えーっと、この怪しい初夢、
実は「実話」なのです。
「この作品はノンフィクションです。」
そうです、
昨年コンピュータネットワーク研究科の卒業生と
オープンソースシステム科の卒業生同士が
結婚したのです!
この学科ブログをずっと読んでらっしゃる方なら
既にご存知のことと思います。
それにしても何とオタクな夫婦でしょう。
そして何と濃ゆい会話をしているのでしょう。
でも会話からおわかりになるかも知れませんが、
2人とも優秀なエンジニアです。
きっと近いうちに会社を立ち上げて、
仲良く夫婦で稼いでいくことでしょう。
お子さんがどんな英才教育を受けるのかも
今から楽しみです。
今年一発目の学科ブログは、
怪しい初夢(?)をお伝えしました!
2009年12月18日
カテゴリー: イベント
激動の一年 -2009年を振り返って-
学校はふつう3月で学年の区切りになりますが、
せっかく年の瀬ですし、たまには12月に一年を
振り返ってみるのも「おつ」ですよね?
今年はオープンソースシステム科にとって、
まさに「激動の一年」でした。
授業そのものは淡々と進んでいるのですが、
イベント的にはもう大騒ぎ状態でした。
2009年は、実はインフルエンザの猛威に襲われる
幕開けだったのです。皆さん覚えていますか?
そう、今から約一年前、冬休み明けの直後から
インフルエンザ感染学生が続出し、
楽しみにしていた1月のスポーツフェスティバルが
中止になってしまったのです。
(落胆する当時のクラス委員、懐かしの市川君)
ちなみに約一年経った現在、新型インフルエンザが
かなり流行はしましたが、ちょうど年末に向けて
収束を迎えつつあるようです。ホッとひと息。
でも今年はやっぱりインフルエンザの年でしたね。
さて次の2月、今度は「まつもとさん旋風」が吹き荒れました。
2月に行なわれたオープンソースカンファレンス
Tokyo/Springでは、既にその前年の2008年から
学生の卒業制作システムを展示していましたが、
2009年の今年はRuby言語の作者として世界的に有名な
まつもつゆきひろさんを審査員としてお招きし、
(わざわざ松江から飛んできてくださいました)、
表彰およびご講演までしていただきました。

やはり世界のMatz、その言葉のひとつひとつが
私たちの心の奥底に響いてきて、その強烈な印象は
何ヶ月もたった今でもしっかり脳に焼き付いています。
まつもとさんのおひげについて質問した、
当時1年生だった高尾君は、最近になって
ついにプログラム言語を作りはじめました。
しかも今熱い注目を浴びる関数型言語です。
まつもとさんの影響なくして、決して自分から
こんな険しい道には踏み込まなかったでしょう(笑)。
言語の名前は何になるのでしょう? 楽しみです。
高尾君にとってはある意味決定的な
「2009年」だったのかも知れませんね。

さて3月になるとさらに大きな仕事が待っていました。
実習室PCのリプレースです。
学生用の30台のPCが全部入れ替わりました。
しかも例によって全部パーツからの手作りです。
まず全台分のパーツがバラバラに到着します。
どんどん段ボール箱から出してきてパーツごとに並べます。
この時部屋中が空のダンボールで
埋め尽くされないようにするのがひと苦労です。
そしてそれらをPCケースにどんどん装着していきます。
もう部屋はすごい状態でした。
組み上がっても、その後動作チェックを綿密に行なうので、
工程がかなり多かったように感じました。
なんとかかんとか完成させて、それからOSのインストール。
果たしてこの新しいハードウェアで何か問題が出ないかどうか。
これもかなり時間をかけてチェックしました。

今年からハードディスクの代わりに導入されたSSDは
9ヶ月経った今、みんな元気なようです。
どうやら作戦は成功だったようです。よし!
2年生が卒業し、4月に新入生が入ってくると、
やはり最初は新しいPCと新しいOSの動作が気になります。
1ヶ月間はいろんなトラブルが起こり、
どんどんノウハウが蓄積され、
新入生がだいぶ学校に馴染んできた頃には
ちょうど新PCも実習室に馴染んできました。

さすがに最新のクワッドコアCPUは何でも余裕で
こなしてくれます。動作が落ち着いてしまえば、
もう前には戻れませんね。いやあ快適です。
そしてこの頃新チューターの塚田君が
そろそろ頭角を表わし始める・・・
(「ふっふっふ、今年は私の年だったな。」)
6月にはまた季節はずれのインフルエンザが流行し、
今度は7月に行くはずだった
OpenSource World 2009 見学が中止になってしまいました。
ガッカリ。
でもそのちょっと前にグラフィックデザイン科や
Webデザイン科のみなさんと、学科合同の
スポーツ大会を実施することができました。
1月に中止になってしまったスポーツフェスティバルの分も
思いっ切り楽しみました。

7月にはあのオタク集団「電設部」がなぜか突然目覚めてしまい、
学外のIT勉強会に参加したり学内勉強会を開催したり、
挙句の果てに公式サイトをオープンしてしまったり、
あの引きこもりがちな少年たち(笑)の身に
いったい何があったのでしょうか?
どうやらチューター塚田君が黒幕だったようです。
彼はなんと学生IT勉強会の鬼だったのです。

(なんとか外に連れ出すのに成功!)

(10月にはついに第一回学外勉強会を実施!)
とにかく電設部の活躍は2009年の一大トピックスです。
いったいどこまで行ってしまうのでしょうか。
果たして引きこもり少年たちは無事なのでしょうか(笑)?
8月の末には、世界最強のコンピュータ将棋プログラム
「Bonanza」の作者保木邦仁さんに、こちらもまたわざわざ
仙台からお越しいただき、ご講演をお願いしました。

今回もまた、保木さんの人柄が魅力的。
すごいことをやってのけたのに、全然飾らないのです。
自分の研究成果を共有しようとする技術者魂を
しっかり胸に刻んでおきました。うーん、かっこいい!
9月にはまた宮原さんに仮想化技術の特別授業を
していただきました。

宮原さんには2009年も本当にお世話になりました。
今年はなんとサーバPCの寄付までしていただいたのです。
お礼はやはり学生の活躍で返さないと。
今年はだいぶ外に向かって羽ばたけたような気がします。
9月以降は勉強会を中心とした活躍が、
どんどん学科外、学校外へと広がって行き、
電設部の活動もそろそろオープンソースシステム科
という学科の枠組みを超えていきそうな気配。
メンバーにWebデザイン科、高度情報処理科、
コンピュータネットワーク科、Web総合技術科といった、
さまざまな学科からの新顔を加えていきました。

(学科間交流が深まるきっかけになった討論会)
その流れでWebデザイン科の学生に協力していた
「技能五輪プロジェクト」が10月に大きな成果を収めました。

(Webデザイン科出場選手学生向け第1回PHPプログラミングセミナー)

(江川電設部長、会心の笑み=前列左から2人目)
とにかくこの後は怒涛の学科間交流です。
その大きなうねりは12月現在も絶賛上映中です。
学外ではチューター塚田君の「友達すごろく」が
「あがり」に達しました。
Linuxの作者、Linusさんと2ショット!

11月の学園祭では、初めて学科として出展しました。
当初は学科らしく(?)真面目で地味な感じを
目指していたのですが、いざオークションを開催したら、
変な盛り上がり方をしてしまいました。ある意味ナイスです。

そして現在12月、2年生が卒業制作でテンパっています。
毎年師走は先生が走るのではなく、学生が机で固まってます。
もっと早くからやっておけばいいのに・・・
追い詰められた2年生たち、実習時間は無言でキータイプ。
もっと楽しくやろーよ。ん? 相手にしてもらえない(泣)。
実習室にキーボードのタイプ音だけが虚しく響く・・・
いやあ、激動の一年でした。
こんなにいろんな事があるともうわけわからんです。
いったい来年はどうなるのでしょうか。
2009年の予想が全くできなかったように、
2010年も全くわかりません。
2年生にとってはもう2009年だか2010年だか
もうどうでもよいです。
とりあえず目の前にあるこのエラーメッセージの山を
なんとかしたいです。
先生、こんなテンパっている時期に来年の予想させるの
やめてくださいっ。当たるはずがありません。
ふうっ、去年のクリスマスは楽しかったのになあ・・・
あ、失礼しました。愚痴ってばかりもいられない。
とにかく卒業制作、やるだけやってみます。
2009年を美しく終わらせるのだ!
みなさんもどうか良いお年を!
2009年11月19日
カテゴリー: イベント
学生だからこそ! どんどん出かけよう!
-イベントは熱かった-
なんだかここのところチューター塚田君が
ちょっと興奮気味です。
なんだかよくわかりませんがとりあえず今日は
全編「塚田レポート」です!
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こんにちは、オープンソースシステム科チューターの塚田です。
今日はちょっとした自慢があるのです(うぷぷ)。
◆ 奇跡の2ショットシリーズ!
10月の22日と24日、それぞれ外部のイベントに参加してきました。
・10/22(木) 第100回カーネル読書会
・10/24(土) 楽天テクノロジーカンファレンス2009
まず、10/22の「第100回カーネル読書会」では・・・!

じゃじゃん。
奇跡の2ショット part2!(part1はこちらの最後の方)
なんと、Linuxの産みの親であるリーナス・トーバルズさんです。
ちなみに、会場ではあの宮原さんもこんな状態でした。

・・・かわいいですね!!
そして10/24の楽天テクノロジーカンファレンスでは・・・

今度は、プログラミング言語Rubyの産みの親である、まつもとゆきひろさんです。
奇跡の2ショット part3!(←しつこい)
そして、リーナスさんもまつもとさんも、快く僕のPCにサインまでしてくれました。

リーナスさんにサインをお願いしたときは、
うかつにも黒ペンしか持っておらず、PCに貼ってあった
Apple社の白いステッカー部分にサインしてもらったのですが、
リーナスさんは「Oh, Apple...!!」と崩れ落ちるリアクションとともに、
笑いながらサインしてくれました。大変気さくな方でした。

その反省を活かして二日後、まつもとさんに
お会いしたときにはバッチリ白ペンです!
言うまでもなく、お二方ともこの業界で世界代表クラスの
スーパー技術者ですから、こんな写真も撮ってもらって、
サインももらえて、僕はもう感無量です。
リーナスさんもまつもとさんも、本当にありがとうございました!!
・・・と、これで終わっては単なるミーハーな兄ちゃんでしかないので、
なんでこんな素晴らしい事になっているのかをちょっとだけお話しさせてください。
◆ カーネル読書会
カーネル読書会とは、よしおかひろたかさんが主催する
YLUG(横浜 Linux Users Group)で、こんな想いで
開催されている勉強会です。
・技術を日本語で議論したかった
・Linux kernelへの貢献
・カーネル読書会+他の勉強会とのコラボ
・Linusを呼ぶ
・技術者が楽しく生き生きとして豊かな社会
(よしおかさんのプレゼンテーション資料内、「私の野望」より抜粋)
カーネル読書会は、なんと今年で10年目、今回で100回目です。
よしおかさんご本人のブログ記事で、今回のことについて、経緯や想いを
語っておられますので、ぜひ読んでみてください。
第100回カーネル読書会にLinusが来た件 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20091023
つまり、Japan Linux Symposium というイベントで、
YLUGのメンバーたちがボランティアスタッフとして活躍し、
世界中から来日したLinux関係者たちを歓迎し、
英語でコミュニケーションを取り、彼らを第100回カーネル読書会に
招いてくださったわけです。
◆ 楽天テクノロジーカンファレンス
3年前から開催されているこのイベントは、
ネットショッピングで有名なあの楽天株式会社が主催しています。
「えっ楽天?オープンソースとかシステムとか、ショッピングと関係あるの?」
と思う方もいるかも知れません。大アリなのです。
楽天とオープンソース、その密接な関係 - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/news/200311/13/rakuten.html
楽天、株式会社ネットワーク応用通信研究所の協力を得て
「Ruby on Rails」を用いたサービスの開発および提供を開始
http://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2007/0315.html
あの巨大なショッピングサイトの運営には、オープンソースの技術が
大活躍しているのです。そして、まつもとゆきひろさんも、
楽天技術研究所のフェロー(≒研究員)でいらっしゃいます。
◆ オープンソースとコミュニティな世界
僕がすごいと思うのは、これだけのハイレベルな
勉強会やイベントが、「誰でも参加できる」状態で
開催されているということです。オープンなのです。
今回、僕はどちらのイベントも無料で、
Web上の申し込みフォームからちょいちょいっと
参加申し込みをするだけで参加することができました。
そして、会場では日本を代表する世界規模の
システムの話を聞くことができたり、国内外の
コミュニティの方々と知り合うことができたり、
今回のようにスーパースターな方とお会いする機会ができたり。
つまり、チャンスは常に目の前に開かれていて、
そこに乗っかるかどうかは自分次第という状況なのです!
(当然、乗っかるしかありませんよね。)
このブログを見ている、オープンソースシステム科に
興味のあるみなさんも、ぜひこういった
素晴らしい体験をしてみてくださいね。
一人では行きづらいという人は、僕と一緒に行きましょう!
◆ 自分も貢献したい
さて、「誰でも参加できる」とは書きましたが、
それは当然、誰かがその状況を作ってくれているから、なのです。
それは、YLUGのメンバーであったり、日本中の技術者であったり、
楽天株式会社のスタッフであったり、実に様々な人たちによって
作り上げられています。
そして、オープンソースの世界は、
自分がいい思いをしているだけでは決して成り立ちません。
もっと勉強して、活動して、次は自分が、他の誰かに対して
「素晴らしいチャンス」を提供できるようになりたい。
そう強く思った二日間でした。
------------------------------------------------------
塚田君、ごくろうさま。
またまた熱い熱い想いが伝わってきました。
すごい人たちに会えてうらやましいです!
やっぱり一歩前へ踏み出すことが大事なんですね。
勇気がいることかもしれないけど、
ひとつ壁を乗り越えれば新しい世界が見えてくるに違いない。
みんなあとに続くのだ!
2009年11月13日
カテゴリー: イベント
地味に楽しむ、はずだった・・・ -学園祭の顛末-
去る10月31日、11月1日の2日間に渡り、
日本電子の学園祭「第40回日専祭」が開催されました。
今年はですねえ、地味なのかなあ、何と言っても
「本館リニューアル工事」でいつもの本館脇の屋台通りが
なくなっちゃったわけで・・・
本館リニューアル工事に関しては、電気工学科の学科ブログで、
経過を知ることができます。記事にもありますが、卒業生必見です!
今年はそんなわけで地味ーな感じで細々と進行すると思いきや、
意外に盛り上がったようです。当日の模様は、
情報システム開発科の学科ブログの写真で
おわかりになるのではないかと思います。
なんか今回の記事は「他人のふんどしで相撲を取っている」
状態です。自分でちゃんと取材しなさい! はい!
えーと、オープンソースシステム科としましては、それこそ
「オープンソース焼きそば」とか屋台をやるはずだったのですが、
場所の制限から屋台の出展競争率が高過ぎて挫折。
今回は初めて学科としてまじめに出展することになりました。
学生の作った「オークションシステム」を披露し、
オープンソースの技術を組み合わせてこんなWebシステムが
できるんですよお、ついでにちょっとしたリアルオークションを
やりましょうか?みたいな感じで
粛々と執り行われる予定だったのです。
まあ、専門学校の学園祭ですから、
中にはこんな真面目な展示があってもいいですよね?
とりあえず学科の1、2年生に「出品するもの持ってきて」と
お願いしました。ただし高価なものはダメです。
なかなか持ってこない学生もいて(先生もだ!)、
事前に出品情報の準備をしていた写真撮影班は
当日ギリギリまで苦労しました。早く持ってきてよお。

(「はーい、とびっきりの笑顔くださーい!」 by 石井カメラマン)
まあ、ある意味不用品のオンパレードで、そんなに
入札はないだろうなあ、と思ってました。
当日いちおうチラシも作りました。お、意外に良い出来。

この際だから大きいプリンタを使って
出品情報のお知らせもしました。

今年は地味だよね。いいじゃん。まあシステムの紹介が
メインのはずだし。本館ないのにお客さん来るのかなあ。
7号館に誰も来なかったらどうしよう。
ところが、実際には結構盛り上がったのです。何故でしょう?
学生にとっての不用品、しかしそれはマニアにとっては
「たまらない」逸品だったりしたのです!
うちの学生、そんなものばかり持ってるわけです。
それこそフィギュア関係などは争奪戦になったわけで・・・

あのねえ、オープンソースシステム科の2年生が
入札に夢中になってどうすんの、
外部のお客さんが入札できないじゃないの、
端末空けなさいよ。あんたたちはシステムの紹介がメインでしょ!
いくらそのお宝が欲しいって、我を忘れるなっちゅうの。
そんなわけで結構盛り上がりました。
締め切り間際の時間はかなりの混雑でした。
入札してくださった方、ありがとうございました。
落札された方、おめでとうございました。
オークションシステムを作った謎のプログラマ高尾君、
現場を取り仕切ったお祭り男の皆川君、ごくろうさまでした。
電設部長の江川君、気持ち悪い盛り上げ方ありがとう!


(いじめたら・・・)

(泣きました。うそです。だまされた鈴木君(右)がフォローに)
工藤君は何を作っていたかと言うと・・・

実習室のジオラマ!

オリジナルの実習室イメージはこんな感じ。

このジオラマはもともと同時期に開催されていた
オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Fall
のために作られたものでした。
そっちの様子はいずれ電設部のサイトで報告されるでしょう。
オープンソースカンファレンスの方で活躍していた竹村君、
やっぱり学園祭となるとハイテンションになるようです。

(工藤君(左)の視線が冷たく刺さる)
お、来年入学予定の小出君だ! しっかり落札したね!

小出君、いっぺんに3つも落札して・・・
17インチディスプレイ持って帰れないよねえ。
また学校に来るんだからそれまで置いておいてあげましょう。
よし、来年こそは「オープンソース焼きそばでオークション」だ!。
わけわからん。
ここでお知らせです。
オープンソースシステム科の体験入学では
ミニミニオークションシステムの作成を体験できます。
締め切り時間を設定して、その時間になると
落札者にメールが配信されるシステムです。
ご興味がある方はぜひご参加ください。
2009年11月05日
カテゴリー: イベント
技能五輪応援団参上! -祝・金メダル&賞独占!-
カレッジニュースで既報のとおり、
日本電子専門学校Webデザイン科の1、2年生が
技能五輪全国大会で金、銀、銅メダルと敢闘賞を
総なめにしました。
出場選手たち、やったね! すごいぞ! おめでとう!
さてさて、ここはオープンソースシステム科のコーナーです。
なんで他の学科のニュースを取り上げているかというと、
もちろん理由があります。
まずは「技能五輪」って何でしょう?
五輪というからにはオリンピックなのですが、
競う種目が例えば「電子機器組立て」だったり
「自動車板金」だったり「理容」だったり
「フラワーデザイン」だったり「日本料理」だったり
するのです。どうです? 面白そうでしょう?
つまりさまざまな実用的な技能を競うオリンピックなのです。
これが予選を勝ち抜いた全国大会ともなると、
どんな技能でもすさまじいレベルとなります。
たとえば「建築大工」種目では、規定時間内に
正確に木材を削りだし、完璧に組み合わせて
搭状の小屋組みの一部を製作するのですが、
出場選手全員が一秒たりとも無駄にしまいと
一斉に作業する姿はまさに壮観です。

出場資格は23歳以下。学生もいればもちろん
企業に所属する若手社員もいます。そう、
若者の祭典なのです。だから熱気ムンムン。
全国大会だけあって、応援団も熱心です。
熱心に見つめているのは先輩だったり
上司だったりご両親だったりするわけです。

さてWebデザイン科では3年前から技能五輪に新たに
加わった種目「ウェブデザイン」部門に
毎年選手を送り込んでいて、3年連続全国大会で
「銀」メダル他、多くの入賞者を輩出しています。
つまり日本電子専門学校はこの部門での「常連校」
なわけです。
(他の種目では特定の企業がメダルを
独占したりすることもあります。社名のロゴ入りの
スタッフジャンパーを着た人たちが選手たちに
熱い視線を送っていたりと、まるでF-1のようです。)
3年連続入賞者の大半を占めるWebデザイン科、
まだ獲得していないのは「金」メダルだけ。
毎年学生を率いるWebデザイン科の小山内監督、
じゃなかった小山内先生から、
ご近所で普段から親しいオープンソースシステム科に向けて
今年ついに指令が発せられました。
「うちの学生のPHPプログラミング能力を鍛えてくれ!」
あ、ちなみに小山内先生はとっても優しい先生です(笑)。
上記のセリフは決して言葉として発せられたものではなく、
その頃の小山内先生の顔全面にそう書いてありました(笑)。
もともとWebデザイン科では正しいHTMLコーディングや
伝わりやすいプレゼンテーションの学習に力を入れていて、
その技術に関しては過去の技能五輪でも
他の選手を圧倒していました。
ところが最近の大会の傾向として、Webプログラミング、
つまりシステム開発能力がより強く要求されるようになり、
Webデザイン科でもPHP言語は教わるのですが
あくまでデザイナーを育てる学科ということで、
大会では授業よりもかなり高いレベルの問題と
格闘しなければならなくなってしまったのです。
そこでオープンソースシステム科の学生の出番です。
ふだんからWebシステムを構築する技術を専門的に学んでいるので
PHP言語なら(おそらく)お手のもの。
もともとWebデザイン科と仲良くなりたくて、
スキあらばにじり寄ろうとしていた、この欄でおなじみの
「電設部」の学生数名が、小山内先生ピンチの表情を素早く察知し、
「技能五輪プロジェクトチーム」を結成しました。
大会に出場するWebデザイン科の学生にPHP言語を教える
教育プロジェクトで、電設部学生が先生役になるわけです。
電設部ということは、オープンソースシステム科以外にも
高度情報処理科やコンピュータネットワーク科の
学生もいます。彼らも先生役をやる気満々です。
さあ、電設部講師チームによるPHP言語特訓がスタートです!
まず初めに7月に第1回PHPプログラミングセミナーを開きました。
講師チームの中からメインの講師が前に1名、
プロジェクタで説明画面を表示しつつ講義を進めていきます。
他に3~4名のサポーターが受講生の後ろからサポートします。

セミナーが進む中で受講生、つまりWebデザイン科の学生の
手が一瞬止まります。やはり彼らにとって少し難しい内容なのです。
そんな時はすぐにサポーターがメイン講師にアイコンタクトで
進行を一時止めてもらい、すかさず手の止まっている受講生を
サポートします。

(進行を厳しくチェックする江川電設部長)
講師チームが作った説明用のPDF資料は
毎回電設部Webサイトにアップされ、
受講生の自宅学習をサポートします。
(第1回資料)
このセミナーは10月の本番までに計4回開かれ、
毎回セミナー終了後に講師チームがリフレクションを行ない、
受講生一人ひとりの理解の度合い、課題の進捗状況を
確かめ合いました。もちろん講義のやり方で良くなかった
点については、ここで厳しく指摘し合います。

なんか普段のオープンソースシステム科、電設部とは
雰囲気が違ってえらく真剣な感じなのですが、
今回は「金」メダルがかかっています。
ほんの一瞬ですが優勝を目指す運動部みたいになりました。
さて何回目かのセミナーの後、大会本部から
「ウェブデザイン」種目の今回の課題が発表されました。
課題は事前にわかるのです。つまり今回の競技で
どんなWebサイトを作るのか、おおよそのことは
約1ヶ月前にわかるのです。
しかし大会当日、その課題の約30%に変更が加わります。
したがって完全な事前準備は不可能です。
一定以上の地力、問題解決能力を持たなければ
入賞できません。
そしてその1ヶ月前に発表された課題というのが大変でした。
昨年度の課題に比べ、プログラミングを必要とする
項目が大幅に増えたのです。
電設部講師チームも課題を見て顔色が変わりました。
要求項目があまりにも多いのです。
現時点での出場選手のプログラミング能力だと
全然太刀打ちできないのではないか。
そこで講師チームのメンバーがさっそく動きました。
「スキルズ・インベントリをWeb上で共有する」
ことにしたのです。
難しい言葉ですが、どういう事かというと
今回の課題の要求項目ひとつひとつに対し、
どういったプログラミングスキルが必要なのかを明確にし、
それをWeb上で共有して出場選手7名が各スキルについて
理解度を記入し、それを見て講師チームが各個人への
指導方法を随時更新していくのです。
必要な能力とそれに対する達成度の明確化です。
具体的なイメージは以下のリンクをご覧下さい。
現在はHTMLになっていますが、期間中は
メンバーが書き込みできるようになっていました。
ここでは連絡ノートなどでメンバーの本音が
見えてきます。臨場感が伝わりますでしょうか。
是非上記リンクページの上部にある5つのタブ
(リンク)をそれぞれクリックしてみて下さい。
課題をクリアするためのノウハウも満載です。
それにしても大会に向けてこれだけの知識を
「新たに」身につけなければならない出場選手たちは
本当に大変です。
「新たに」というのは、もちろんこれ以外に
Webデザイナーとして当然やらなければならない
デザインのプロセス全てができている、という
前提があってのことです。これがまた
ハンパではない大変さなのです。
とにかく本番までドッタンバッタン大騒ぎのうちに
全国大会当日を迎えました。
出場選手たち7名は4泊5日で今年の開催地
茨城県日立市に向かいました。
その遠征メンバーに電設部講師メンバーから1名
江川君が加わり、選手たちと同行することになりました。

(日本電子8号館前に集合 右から2人目が江川君)

(8号館前を出発 行ってらっしゃい!)
江川君の役目は、大会当日公開される
競技用サーバの仕様を確認し、当日に発表される
「30%の変更」とともに、今まで準備してきた
システムの機能に影響がないかどうかを確認することです。
これは出場選手を安心させるためにも、
非常に重要な任務となりました。
実際にはサーバの細かい設定のアヤも見落とさず、
30%の変更がおおよそ機能の縮小方向にあることがわかり、
どうやら出場選手たちを安心させることができたようです。
あとは応援団としては、選手たちが力を出し切り、
良い結果を出すことを祈るのみです。
さてその他の講師メンバーも、大会2日目の
完成作品プレゼンテーションを見に日帰りで
日立までやって来ました。

(上野駅から特急に乗って)

(日立駅到着)

(会場入り口)

(ゆるキャラ「ハッスル黄門さま」も応援に)

(ウェブデザイン種目競技会場 日立シビックセンター)


(競技会場内 1日目の模様)

(1日目 江川君の重要な任務 競技用サーバ設定のチェック)

(2日目 講師チーム集結!)

(2日目 金メダリスト永井君の見事なプレゼン)
Webデザイン科の出場選手たちは、
プレゼンテーションで実に堂々としていました。
応援団の講師メンバーは同じ学生として、
誇りに思うと同時に少なからずショックを受けたようです。
果たして自分たちがあんな見事なプレゼンテーションを
できる日がやってくるのだろうか・・・
ともかく見事なプレゼンを見たことによって
好成績を確信した日帰り組は結果発表を待たずして
帰途に着きました。
次の日、同行組の江川君から気ぜわしいメールが、
日帰り組のメンバーに送られてきました。
「金メダル、銀メダル、銅メダル、敢闘賞獲得!」
東京のメンバーはどんな様子なのか詳しく知りたいのですが、
江川君からはそれ以上の知らせが来ません。
きっと向こうでは大騒ぎになっているに違いない、
そう思った講師メンバーたちは、応援団としての最高の喜びを
静かにかみしめていたのでした。
一方江川君は、もちろん向こう側で出場選手たちと
喜びを分かち合い、感涙にむせんでいたはずです。
本人談「泣いてなんかないもん!(うるっと来たけど)」

さて今回はWebデザイン科の学生が見事メダルを勝ち取り、
改めてレベルの高さを見せつけてくれましたが、
一方オープンソースシステム科学生を中心とした
電設部の講師メンバーも見事なサポーター魂を
見せてくれました。
今回ひとつ特徴的なことがあります。
それは一連のサポートに使った資料をすべて
「公開」してしまっていることです。
PHPプログラミングセミナーのPDF資料や、
スキルズ・インベントリはすべてWeb上で、
いつでも誰でも見られる状態だったのです。
PDF資料など、電設部公式サイトからしっかり
リンクが張ってありました。簡単にアクセスできます。
これはどういうことかというと、
もし他のチームの出場選手が見ようと思えば、
私たちの対策をすべて知ることができ、
少なくとも同じレベルまで準備をすることができた、
ということです。
大会を競技として考えるなら、これはもちろん
普通考えられないことです。
なぜこんな「敵に塩を送る」ようなことを
してしまったかというと、
それは講師チームのメンバー構成が
「オープンソースシステム科」中心だったからです。
オープンソースソフトウェアの世界ではもともと
苦労して開発した成果を独り占めせず共有しよう、
という思想があります。
特定の分野ではその方がソフトウェアの品質が
良くなるからです。
今回電設部の講師チームが苦労して作り上げていった
ノウハウが、今後技能五輪大会ウェブデザイン種目に
参加するすべての人たちの役に立ち、
結果として全国の若手Webデザイナーのレベルの
底上げにつながればいいなあ、
そんな風にみんな思っています。
もちろん公開できた背景には、小山内先生の
「公開したくらいでメダルを失うのなら、
それはもともと実力が足りないのだ。」
という偉大なるお言葉があったわけですが、
これは基本となるデザインプロセスの各能力、
プレゼン力に絶対の自信があってのことでしょう。
さすが、小山内先生! かっこいいっす!
江川君などもう小山内先生に一生付いて行くそうです。
でもきっと途中で振り払われることでしょう(笑)。
江川君が立派な社会人として活躍することが、
一番の恩返しになるはずですね。
さてさて、オープンソースシステム科と
Webデザイン科のコラボレーションは
まだまだ終わりません。これからも企画がてんこ盛りです。
他の学科もどんどん巻き込んでしまう予定です。
随時お知らせしますので、お楽しみに!
ついに実現、学外勉強会!
いつもオープンソースシステム科の学生が
お世話になっている「学生IT勉強会の鬼」チューター塚田君が、
ついにやってくれました!
彼の長年の夢、学外勉強会を実現したのです。
チュータ塚田君は学外勉強会を主催する前に、
まずは電設部で学内勉強会を開催しました。
はじめはオープンソースシステム科内で、
次に他学科を巻き込んで外部のパネリストの方にも
協力していただき、徐々に活動の輪を広げてきました。
「IT勉強会! まずは学内から」
「今夜は討論会! プログラマーVSデザイナー」
そして今回ついに「電設部IT勉強会 #1」と題して、
銀座の街に飛び出して一般公開勉強会を挙行したのです。

会場は学生らしく(?)
「喫茶室ルノアール ニュー銀座店 4号会議室」
を選びました。
ルノアールさんにはいつもお世話になっております。
会社の営業さんだけでなく学生の強い味方でもあるのです。
勉強会の概要については、イベント主催者の強い味方
「こくちーず」のこちらのページをご覧下さい。
http://kokucheese.com/event/index/458
もう終了してしまいましたが、告知ページがこうやって残ると、
後で確認ができて助かりますね。記録として使えます。
さて当日は勉強会の模様をUstreamというサイトで
動画中継をしました。
http://www.ustream.tv/recorded/2272381

(手前左:Ustream中継のチェックをする電設部スタッフO君)
それを編集したものがこちらです。見やすいので是非ご覧ください。
http://www.ustream.tv/recorded/2368631
そしてそしてその時の熱い想いは主催者塚田君の
ブログからご覧下さい。
(今日はリンク集みたいですが、なにせ本人のコメントが熱い!)
・開催前
http://d.hatena.ne.jp/atcorp/20090920
・開催後
http://d.hatena.ne.jp/atcorp/20091008
当日は卒業生の小川君も発表してくれました。

先輩は自ら発表の名乗りを上げてくれました。
嬉しいですね。
そして当日表舞台と縁の下の両方で活躍した
竹村君からレポートが上がってきています。
本人の発表の感想と、参加者からのコメントを
いただいているようなので、それらをお送りしましょう。
では竹村君、どうぞ。
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竹村です。今回いろいろな形で電設部IT勉強会に関わりました。
まずは私が担当したライトニングトークについて。

今回私は
「主役は安いけど安くない話 ~DVDメディアのあれこれ~」
というお題でライトニングトークをしました。
私が計測に熱を上げていたDVDメディアについての
お話だったのですが、中継動画をご覧になった方、
地質とDVD?という疑問はごもっともですが、
一部関係してるのです……ごくマニアックな分野でですが。
発表も楽しめましたし、一部話がウケたのもよかったです。
案の定時間が足りなくなったのですが、
それが予想以上でした。5分って結構短いんですね。
それから他の方のライトニングトークについてですが、
特に社会人の方々のセクションが全部学生向けの内容で、
これほど幸せな事はないと思いました。
非常に有意義なセクションでした。
今回大変タイトなスケジュールでしたが、
一瞬の隙を突いて発表者の方々にインタビューしてきました。
「学生プログラム勉強会との違い」
Lotusさんという、16歳ですでにサーバ立てたりスクリプト書いたり、
@ITでコラム書いたりと活躍していらっしゃる方に、
9月に行われた学生プログラム勉強会との違いを教えていただきました。
彼自身はこの勉強会も含めると、勉強会はまだ2回目とのことです。
今回は「クラウドコンピューティング入門!」というタイトルで
お話いただきました。
竹.ご参加の目的を教えてください。
L.人とのつながりをより深めようという動機でした。
竹.今回の雰囲気をどう思いましたか?
L.学生プログラマ勉強会と今回とでは、雰囲気が違いました。
あちらはちゃんとした勉強会だったのに対して、
こちらは緩やかな雰囲気でした。
とのことです。
彼は私のすぐ後の15分のセッションで、
クラウドコンピューティングに関して
実感を交えながら解説なされていました。
「卒業生からのメッセージ」
オープンソースシステム科卒業生の小川さんと少しお話しました。
今回は「日本電子卒業生とPHPとsymfony」というタイトルで
発表していただきました。

竹.今回の勉強会に期待していたことは何ですか?
小.学生主体とのことだったので、
学生さんにメッセージを伝えたかったんです。
竹.良かったところはありますか?
小.発表者を増やすことによって、
「自分が参加する」というチャンスを増やした事です。
(セッションの中でも、「どんどん勉強会に参加して発表しよう」
とおっしゃっていました)。
中継もよかったです。
日本電子以外にも規模を広げられると良いと思います。
というご意見をいただきました。
私の2期上の先輩で、すでに凄い先の方を
爆走しているはずなのに、大変気さくな方でした。
フレームワークに触れるようになった今になって、
この方の凄さを実感しはじめています。
「懇親会にて」
伊本さんにお話いただきました。
伊本さんには「オープンソースビジネスとは」というタイトルで
発表していただきました。
プログラマはプログラムだけじゃなくて、という話題です。

竹.今日の話は私も気になっていた事でしたので、
非常に参考になりました。
伊.みんなぶつかる壁だと思ったので、今日の話をしました。
専門学校に入る人がパソコンとかが好きなのは良いのですが、
それがいざ会社に入ると、趣味であったものがビジネスに変わります。
求められているものがスキル、仕事なので、
逆にコンピュータが好きな人ほど壁にぶつかりやすいのです。
でも、わかっててぶつかるのと、不意にぶつかるのとでは
ダメージが違います。なのでこういう場では技術的な話題、
つまり自分で興味があれば調べてしまえる情報よりも、
こういうビジネスの話をした方が良いかなと思いました。
竹.自分で興味があることは確かに調べますね。
それに専門学校では他のことに目を向ける機会と時間は
限られていますからね。

伊.こういう情報は見てみないとわからないですし、
しかもどこかに書いてあるわけでもなく、
まとめてわかるわけでもないので、
そういう意味で今日のこの場は非常に良かったです。
意見も聞けたし。
竹.今日、話をした上で良かったこと、
今後につなげる上でのアドヴァイスなどいただけますか?
伊.今日は積極的な人たちが集まったので、
講演する側としてもしっかり聞いてくれるのは
やりがいがありました。
他のところと違い学生主体なのが良かったです。
(他では学生が萎縮しつつある)
もっと人数多くてもいいんじゃないかな?
他の学校とかも誘って。そうするともっと良くなるかも。
竹.学校でやるのはなかなか難しいんですよ・・・
伊.意外に区の公民館とか安いよ。もっと探しましょう。
とのご意見をいただきました。
伊本さんの話は、学校でオープンソースを学んで
これから社会に巣立つ私たちにとって、
面白くかつ非常に興味深いものでした。
オープンソースを仕事としてうまく使う方法と、その難しさ。
OSSを売りっぱなしじゃなくて、継続するビジネスへの
手がかりにするための手引きをいただいた感じです。
---------------------------------------------------------
竹村君、レポートありがとうございました。
今回得たものは大きかったようですね。
オープンソースビジネスの話など、
それこそオープンソースシステム科の授業の中でも
とても大切な部分ですね。
できれば是非日本電子でお話していただきたいです。
さてさてついに野望を実現したチューター塚田君、
今回「電設部IT勉強会 #1」と銘打ったからには、
当然#2、#3と続いていくのですね。
#1だけでも相当労力を要したと思うのですが、
塚田君ならきっと今後もワクワクするような勉強会を
開催し続けてくれるでしょう。

外部の方もみんな応援してくれています。
より大きい会場なら私たちも遠慮なく参加できます。
先輩、頑張れ!
今年も仮想化の季節がやってまいりました!
秋の訪れとともにやって来た台風18号が
列島を直撃した10月8日、
日本電子も全校休講となりました。
当日は交通網が大混乱だったようですが、
こちらで改装中の本館の足場などは無事でした。
さて、秋といえば仮想化です(???)。
何を言っているかというと、
昨年もこの時期に毎度おなじみ宮原さんによる
仮想化技術の特別授業がありまして、
今年もまたそれが実現したからです。

さて、仮想化というと実はこの業界では
実に旬な技術なのです。
仮想化をわかりやすく言ってしまうと、
ハードウェアを含めたパソコンのシステムそのものを
全部ひっくるめてソフトウェア化してしまうという、
なんとも大胆な技術なのです。
例えば今私の手元のノートパソコン上で動いている
Windows XPのシステムを丸ごとひとつの
イメージファイルにしてしまう、
そうするとそのイメージファイルを
自由に移動させられるようになります。
つまり全然別のパソコン、例えば
Windows Vistaで動いているデスクトップパソコン上で
そのイメージファイルを仮想OSとして起動すると、
デスクトップパソコン上でノートパソコンのシステム
(この場合は違う種類のOSです)が、
そのまま再現できてしまうのです。
これは実は大変便利なことなのです。
例えば私は家のMacintoshパソコン上で、
Windows XPのシステムを仮想OSとして動かしています。
この場合何が便利って、親システムのMacOSと、
仮想化Windows XPをちょこちょこ切り替えて、
つまり両方同時に使えてしまうのです!
もちろんLinuxもしっかり動いています。
3つのOSを切り替えて使えば、もう怖いものなし!
とは言え怖いのは大元のハードウェアが壊れること。
いっぺんに3つのシステムを失います。
でもイメージファイルとして保存しておけば、
仮想OSの方はすぐに他のパソコンで起動できます。
便利ですよー。
さて本日の仮想化技術特別授業、
受講者者全員に、ノベル株式会社様より
SUSE Linux関連ノベルティグッズ数種が配布されました。
Geekoぬいぐるみがもらえただけでもラッキー!

(実習室ですっかり人気者のGeeko!)

(今回使用した「SUSE」関連インストールDVD)

(マウスパッドもいただきました)
そんなわけで今回はSUSE Linux Enterprise 11 という
LinuxOS上で、「Xen」という仮想化システムを利用しました。
SUSE Linux Enterprise 11 OS上で、もうひとつの
SUSE Linux Enterprise 11 仮想OSが動くという、
ちょっとややこしい、ゆえに軽いめまいの快感が味わえる
面白い実習となりました。

まずは親システム(ドメイン0といいます)の
SUSE Linux Enterprize 11 を Xen と同時にインストールし、
再起動。
そして今度はドメイン0から仮想OS(ドメインUといいます)
をインストールします。これで親子関係完成。

そしてドメイン0からドメインUのWebサーバに
アクセスして見ました。うまく行きました。
でも自分のシステムから同じハードウェア上の
別のOS上で動くWebサーバにアクセスするのって、
なんか変な感じです。
さてさていよいよ次は本日のメイン、
ライブマイグレーションです。
これはパソコンA上で動いている仮想システム、
つまりドメインUを、別のパソコンB上に
「稼動しつつ」移動してしまおう、というものです。
これができれば何が嬉しいって、
いわゆるサーバっていうのは365日24時間サービスを
止めることができないのが当たり前で、
んじゃマシンメンテはどうするのかっつうと、
何日も前から「サービス停止のお知らせ」などと
アナウンスをして、できるだけ速やかに点検を終えて
すぐにサービスを復活させなければいけないわけです。
それがライブマイグレーションによって、
サービスを止めずに他のハードウェアに仮想サーバを移して、
ゆっくりマシンメンテをしてまた仮想サーバを
元のハードウェアにゆっくりと戻す、
でもその間サービスは止まっていないので、
「えっ、マシンメンテなんてあったの?」
なんて言われているうちに、誰にも気づかれず
きっちりとメンテナンスができるわけです。
素晴らしい。
それじゃやってみましょう。
今回は私の仮想OSを稼動させたまま、
右隣りのパソコンに移します。

まずは私の画面、黒い部分が仮想OSが動いている画面です。
右側の白いウィンドウは親システム、つまりドメイン0です。
このドメイン0から、仮想OS移動せよ!
とコマンドを打ちます。

すると私の画面から黒い部分が消えます。

そして右隣のドメイン0上に無事移りました。
サービスを維持したまま物理的に別のパソコン上に
移動してしまったわけです。

不思議です。面白いです。
Geekoたちも面白がって見ています。


途中つっかえる部分もありましたが、
宮原さんの懇切丁寧な説明で、無事乗り切りました。

いやあ、面白かったです。せっかくDVD-ROMが配布されたので、
さっそく家に帰ってインストールしてみます。
ちなみに今日の宮原さんは株式会社びぎねっと代表取締役
としてではなく、日本仮想化技術株式会社代表取締役として
いらしていただきました。
社名から見てもお分かりの通り、
宮原さんはこの分野のエキスパートです。
早くから仮想化に取り組まれていた宮原さんは
今回の講師としてこれ以上望めない最高の先生ですね。
ありがとうございました!
そんな宮原さんからまたまたプレゼント!
サーバのブレード化によって使わなくなった
サーバマシンをオープンソースシステム科に
寄付してくださいました!
これらは授業に有用に使わせていただきます。
活用レポートはいずれ「あの」竹村君から
上がってくるでしょう。お楽しみに。
2009年10月02日
カテゴリー: イベント
ここは新宿百人町 便利なだけじゃありません
日本電子専門学校の所在地、新宿区百人町は、
たくさんの交通手段を利用できる超便利な街です。
本館(現在改装中)を基準にしてみると、
徒歩10分圏内に7つの駅(!)があります。
大久保駅 JR南口改札口まで徒歩約3分
新大久保駅 JR改札口まで徒歩約7分
新宿駅 JR西口改札口まで徒歩約10分
小田急線地上改札口まで徒歩約11分
京王線改札口まで徒歩約12分
東京メトロ丸の内線D1出口まで徒歩約8分
西武新宿駅 西武新宿線北口改札口まで徒歩約3分
新宿西口駅 都営大江戸線D5出口まで徒歩約6分
西新宿駅 東京メトロ丸の内線1番出口まで徒歩約8分
東新宿駅 東京メトロ副都心線A1出口まで徒歩約10分
初めていらっしゃる方は迷ってしまいますね。
どの駅を利用するべきか、大久保兄弟と新宿5兄弟が
あなたを幻惑します。
(新宿兄弟は実は9兄弟です。ちなみに埼玉県には
JR浦和7兄弟がいるそうです。)
これだけたくさんの駅があるということは、
JR総武線、中央線、山手線、埼京線、湘南新宿ライン、
小田急線、京王線、西武新宿線、東京メトロ丸の内線、
副都心線、都営地下鉄大江戸線、あと乗り入れがあるので
西武池袋線、東武東上線の沿線の方が、ほぼ乗り換えなしで
日本電子にたどり着けるということです。さらに3年後には
東急東横線やみなとみらい線もこれに加わることになります。
いやあ、便利ですねえ。
その代わりといってはなんですが、
毎年4月になるとここ百人町界隈には
大量の迷える子羊が出現します。
新入生たちは初めての授業を受けるべく
それぞれ7つの駅から16ヶ所の校舎を目指して
ビルの谷間を敢然と突き進むのですが、
いかんせん数が多すぎます。当然迷います。
挙動不審または茫然自失の学生たちは
すぐに要所要所に配置された先生たちに見出され、
無事に教室までたどり着くのです。
道案内は先生たちの4月の大切なお仕事でもあるのです。
さてさて、「百人町」という町の名前ですが、
江戸の町を守る「鉄砲百人隊」から来ていて、
400年もの歴史を持っているのです。
その歴史を感じさせてくれるイベントが、
つい先日行なわれました。
その名も「鉄砲組百人隊出陣の儀」です。
日本電子7号館8階から小滝橋通りを見下ろしてみると、

お祭りかな? これは見に行かないと!

幟(のぼり)が見えるぞ。「鐡炮組百人隊」の文字が。
あっそうか! 今日は2年に一度の鉄砲組百人隊出陣だ!

ビルの谷間に一文字笠と赤胴と幟が見える不思議な光景。
なんかワクワクします。

鎧兜に馬と来れば、もうロマンです!
さあ、いよいよ広場で試射です。既に見物客でいっぱいです。
黒の同心鎧を身に着けた撃ち手のみなさん、かっこいいです!

古式ゆかしい火縄銃、撃ち手の動作も優雅そのものです。
しかしその分危険と隣り合わせ、
よく見ると緊張感に支配された優雅さでした。
もちろん本物の火薬を使うわけです。もうなんかドキドキします。

いざ、発射!

こ、これはっ、すごい! 予想をはるかに超える迫力!

白煙の中、見物客の拍手喝采が聞こえます。
なんかすごいものを見てしまった。
毎日通っている百人町って、実は歴史があって
奥深いんですね。
ただ便利なだけじゃなくって、下町の温かさのような
ものを感じます。歴史と文化の賜物ですね。
鉄砲の迫力の余韻に浸りながら帰途に着くのでした。
と思ったら、浸ってる間もなく駅に着いちゃいました。
ああ、やっぱり百人町は便利だ。
2009年09月18日
カテゴリー: イベント
学内勉強会! -「Linuxサーバセミナー」-
今日は2年生の竹村君が講師を務めた学内勉強会
「Linuxサーバセミナー」の模様をお送りします。

もともとこのセミナーは、あの「Merry Linux!!」
からの因縁(?)がありまして、
今回LPI-Japanさんから公開された「Linuxサーバー構築標準教科書」を
使ってセミナーを開いてみようというところからスタートしました。
昨年の「Merry Linux!!」の時には「Linux標準教科書」の方が
出たばかりで、それをセミナー用テキストとして利用したのでした。
仕掛け人はまたまた「あの」宮原さんです。
もうすっかりこの欄ではおなじみです。
そんなわけでこの日は宮原さんとLPI-Japanの木村さんが
セミナーの様子を後ろからご覧になっていました。
LPI-Japanさんからは、この日の受講者用に製本済みの
「Linuxサーバー構築標準教科書」をたくさん送って
いただきました。その他にもグッズの数々が・・・
ありがとうございました!

(今回公開された「Linuxサーバ構築標準教科書」)

(以前発表された「Linux標準教科書」(右)と並べて)
この日の受講者はオープンソースシステム科1年、
高度情報処理科、Webデザイン科の学生でした。
これからサーバを勉強したいと熱く燃える人たちです。
ほんとに熱いです。

さて講師の竹村君は数日前から準備に大わらわ。
前日も宮原さんとじっくり打ち合わせをして、
進行の修正が入ると夜を徹しての資料作り。
当日の朝なんとか出来上がりました。


でも講義が始まってしまえばもうこっちのもの。
日ごろの勉強会で説明も慣れたもの。

今回はサーバの中でも比較的めんどくさいDNSサーバを
中心に説明をしましたが、時間の関係上さすがに
全員に設定を細かく指導することはできず、
先生のDNSサーバの設定を受講者に公開して
いじり倒してもらうというかたちになりました。
まずは受講者全員のPCにWebサーバをインストールしてもらい、
サーバプログラムを起動します。
このままではお互い「IPアドレス」という数字の
羅列でしかアクセスできません。
でもWebアクセスだったら、よくCMとかで聞く
「ダブリュダブリュダブリュドットなんとかドットコム!」
みたいな名前(ドメイン名を含むホスト名)で
アクセスしたいですよね。
DNSサーバって、その「IPアドレス」と「ドメイン名」の
結びつきを管理してくれるサーバなのです。
そう、DNSって「ドメインネームシステム」なのです。

そんなDNSサーバの仕組みを丁寧に説明した後
竹村「先生」のサーバの設定を表示して、
そこに受講者みんなのドメイン名を追加していきます。
そうすると、他の人のWebサーバに、例の
「ダブリュダブリュダブリュドットなんとかドットコム!」
みたいな名前(実際にはもっと無難な名前)で
アクセスすることができるようになりました。
ここまで文章にすると簡単そうですが、
実際には受講者全員の操作がシナリオどおりに
行くかというと、なかなかそうはうまく行かない。
ふだんほとんどLinuxに触れていない受講生が大半。
コマンドでサーバをコントロールするなんて、
他学科の人にとっては初めての経験です。
でもなんとかスケジュールをこなし、セミナー終了。
今度は隣りの教室に移動しての懇親会、
LPI-Japanさん、お菓子の差し入れありがとうございます!
先生も生徒も宮原さんも和気あいあいと今日を振り返ります。
そう、いちおうちゃんとした反省会なのです。
でもお菓子おいしい!。


(宮原さん、いつも的確なアドバイスありがとうございます!)
そんな中、高度情報処理科2年生の一戸君は

「座学で学んだDNSの仕組みを、初めてPCを使って
学ぶことができました。もっと勉強したいです!」
との熱いお言葉。
さらに同じく高度情報処理科の2年生時枝君は、

「Linuxを操作するって、なんか高度なことを
やっているっていう感じが以前からしてたので、
今日は楽しかったです!」
とのこれまた熱いお言葉。
そうですか、Linuxを操作するって、高級な感じがしますか。
じゃあ100%Linux環境のオープンソースシステム科って
すごいじゃん! 高級じゃん! そうでもないか。
高度情報処理科とWebデザイン科の皆さん、
これを機にもっとLinuxを触りに
オープンソースシステム科の実習室に遊びに来てください。
竹村君たちが親身の指導をいたします。
前回も触れましたが、
7号館7階実習室 → Webデザイン科実習室
7号館8階実習室 → オープンソースシステム科実習室
7号館9階実習室 → 高度情報処理科実習室
という、みんな実はご近所さんだったのです。
ほんと、遊びに来てくださいね。
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さて、先週の「手探り討論会」の模様が、@ITの記事になりました!
IT業界就職ラボの特別企画、その名も
「Webデザイナーの卵とプログラマの卵が歩み寄った夜」
素敵なタイトルですね。是非ご覧下さい。
ところでこの「手探り討論会」ですが、
先週この欄ではタイトルが
「今夜は討論会! プログラマーVSデザイナー」
なんて仰々しいのに討論の中身はちっとも
「バーサス」なんかじゃないじゃん、
仲良しでいいねえ、なんていやみのひとつでも
言いたくなったあなた、実は違うんですよ。
もちろん最初のうちはお互い相手の出方をうかがう、
なんていう感じで大人しく、和気あいあいと
相手を立てながら意見を述べていたのですが、
後半の方でオープンソースシステム科の学生が
「HTMLやCSSのコーディングはプログラマに任せて、
デザイナーの方はデザインに専念して欲しい」
と言った時、私は確かに見ました、Webデザイン科の
学生の顔色が変わるのを!
気色ばんだWebデザイン科の学生は、
「ユーザビリティ、アクセシビリティを考慮した
HTMLやCSSのコーディングは、それ自体が
デザイン作業の一部なんです!」
という旨の発言をしましたが、口調こそ穏やかでしたが
それはもう訴えというか、心からの叫びというものに
近かった気がします。ここは絶対に譲れない一線なのですね。
なかなかエキサイティングでした。
(実際には大規模サイト開発の際に分業が進むと、
HTMLやCSSのコーディングは「コーダー」という
専門職の方が担当するのですが、
Webデザイン科の学生はその中身にも
絶対絶対にこだわりがあるのですね。)
そして討論会開催準備の中心となった江川君の
ブログ記事の中で
「なんというか、永遠にわかりあえない気がしてきた。」
という発言を受けて、このコラボレーションが、
これからもバトルを交えつつ続いていくのだ、
という事を予感させてくれるのです。
人間なんてそんな簡単にお互い分かり合えてたまるか!
でも、もっともっとお互い分かりあいたい・・・
あきらめないぞ!
つづく はず。
2009年09月11日
カテゴリー: イベント
今夜は討論会! プログラマーVSデザイナー
オープンソースシステム科は日本電子7号館8階に
実習室を構えています。
その下の7階にはWebデザイン科の実習室があります。
最近この7階と8階の学科がなにかと熱いようです。
両学科でコラボレーションが相次ぎ、
新しい化学反応が起きようとしてます。
きっかけは昨年の「Merry Linux!!」でした。
オープンソースシステム科の学生が
Linuxサーバ構築のセミナーを行い、
Webデザイン科の学生が受講生としてLinuxを学び、
セミナー終了後に両者めでたくクリスマスをお祝いしたのです。
(決して寂しい両者が集まる口実を作ったわけではありません!)
その後オープンソースカンファレンスで、
卒業制作システムを展示したオープンソースシステム科
2年生に対して、
「Webシステムなんだからもっと
ユーザインターフェースを考えようよ」
と斬り込んできたのがWebデザイン科でした。
このコラボレーション=ライブデザインは
各方面から注目を集めました。
そして今年に入って一緒にスポーツ大会!
だんだん親しみが湧いてきて、
ついにオープンソースシステム科がお役に立てる
ようになりました。それが、技能五輪プロジェクトです。
オープンソースシステム科の学生とチューターが
中心となって結成した電設部のいちプロジェクトとして、
技能五輪に出場するWebデザイン科の精鋭たち向けに、
プログラミングに関してはちょっとだけ自信のある
オープンソースシステム科の学生が
スクリプト言語PHPの講習会を開いているのです。
このコラボレーション、やりがいがあります!
なにせ目標は全国大会金メダル!
そして今回、さらに面白いことがおきました。
またまた電設部のメンバーが討論会を仕掛けたのです。
9月4日に日本電子7号館で行なわれたその名も
「手探り討論会 デザイナxプログラマ」
あのチューター塚田君がその人脈を活かし、
現役のデザイナーとプログラマーの方を
ゲストパネラーとしてお招きし、
あとはとにかく学生同士を戦わせよう、いえ、
討論させようと、電設部江川君を中心として
準備してきたのです。
詳しい模様は動画として残ってます。
いかんせん初めての中継だったので、
なかなか現場の雰囲気は伝わりにくいかも知れませんが、
主催者にとっては画期的なイベント体験でした。
スタッフを引っ張ってきた江川君、ごくろうさま。

なんでこんな討論会を開こうとしたのか。
それはやっぱり今までのコラボレーションの中で、
「お互いの考え方って、ちょっと違うよね」
的なすれ違いというか違和感というか何かモヤモヤした
感じがありまして、いろんなところの話を聞いてみると
それがどうやら実際の制作現場でも起きているらしいのです。
将来Webシステムを作っていく仲間として、
今からその違和感がなんであるのかをあらかじめ
知っておくことはできないだろうか、
少しでも歩み寄っていくことはできないのだろうか。
そういう気持ちを込めてこんなイベントが生まれたのです。
まあぶっちゃけて言えば、最初は
「もっとあなたのことを知りたい!」
という、まるで恋愛初期のようなときめきで
相手の学科全体をうるうるな目で見つめていた(笑)、
というだけの話なのですが。
さて討論会ですが、全体は3部構成でしたが、
テーマはざっくばらん、詳細については
チューター塚田君の怒涛のブログ「学内IT勉強会のススメ」
の中ですごい展開を見せているのでそちらに譲るとして、
面白かったのが「ファミレスについて」。
皆さんはファミレスに行くとまずどこに目が行きますか?
Webデザイン科の学生は「メニューの見せ方」、
プロのデザイナーの方は「メニューのレイアウト、フォント」
オープンソースシステム科の学生は「情報端末のソフトウェア」
プロのプログラマの方は「この端末をHackできないかどうか」


面白いですねえ。見てるところが違う。
ということは考え方も違うのですね。
とにかく約2時間の討論会の中でこんな違いが
次々と明らかになり、かなり盛り上がりました。
ストリーミング中継を見ている外部の方がチャットで参戦し、
その模様もプロジェクタにリアルタイムに映し出され、
それを見た司会のチューター塚田君が
また討論にフィードバックするという、
なんとも双方向の面白い討論会となりました。

こんな試み、また続くといいですね。
今後の展開が楽しみです。
次はどんなテーマかな?
プログラマーとデザイナーの考え方の違いについても、
やっと討論のスタートに立っただけのような気もするし、
これはまだまだ続きますね。
皆さんもお楽しみに。
「今週のBonanza!」
前回お伝えしたコンピュータ将棋「Bonanza」の作者、
保木さんの講演会で出たT君の質問、
「果たして人間から学んだ指し方だけで
人間を超える事が出来るのだろうか」
に対し、さっそく保木さんからお答えが
送られてきたようです。
-----------------------------------------------------------------
局面の探索については触れなかったのですが、
将棋等のゲームプログラムでは局面を展開して
先を読みます。将棋プログラムは、
この局面探索と局面評価からなっているのです。
局面探索は、単純な計算を高速で行うという
計算機の長所を最大限に生かせるので、
計算機の得意分野だと思います。
一方、局面評価はコンピュータが大変苦手とする概念です。
Tさんの指摘の通り、苦手な局面評価は人間から学んだので、
これに関しては人間を超えることは不可能です。
しかし、総合力として人間を超えるのは可能かもしれません。
ところで、人間の棋譜等の教師データを使わずに
自己完結的な学習法も存在します。
しかし、将棋やチェスでは未だ成功していません。
他のゲームでは、バックギャモン(西洋双六)やオセロで
一定の成果が出ています。
-----------------------------------------------------------------
とのことでした。
結局、元々コンピュータは人間の想像を
はるかに超えるスピードで探索できる、
つまりたくさんの局面を読むことができるので、
その部分ではすでに人間を超えているのですね。
でもコンピュータは局面を評価するのがかなり苦手だから、
局面探索と局面評価の総合力が大事なのだ、
ということなのでしょう。
T君、納得しましたか?
なんかさらに好奇心を刺激されたのでは?
まだまだ新たな質問が生まれそうです。
自己完結的な学習法ってどんなものなんだろう?
コンピュータで完結している・・・ある意味恐ろしい。
さて、このコーナー果たして続くのでしょうか? お楽しみに!
2009年09月03日
カテゴリー: イベント
特別講演会 -あの「Bonanza」が日本電子に上陸!-
ついに実現しました。
以前この欄でご紹介した、
コンピュータ将棋プログラム「Bonanza」の作者、
保木邦仁さんに、日本電子で講演をしていただいたのです!

講演のタイトルは
「最強コンピュータ将棋『Bonanza』オープンソース化の謎を探る」
と、長いですが、関係者にとってはまさに謎、
プログラムの中でもいちばん公開したくなさそうなものを
オープンソースにしてしまった保木さんの謎に
迫っていこうというわけです。
ですから講演会と銘打ってはいますが、
半分以上はQ&Aの、濃い内容の講義となったのです。

この講演会は、入学イベント
「オープンキャンパス&体験授業」の一環として、
8月29日(土)に日本電子の7号館地下2階7B22教室で
行なわれました。
従って受講者はオープンソースシステム科学生の他に
一部イベント参加者の方もいらっしゃいました。

まずは保木さんの自己紹介です。
現在東北大学大学院理学研究所にいらっしゃいます。
やっぱり若いですね!
学生と間違えられるんじゃないでしょうか?

そしてご専門の研究について少しお話しがありました。
さすがにこれは難しい!
でも分子の動きのシミュレーション画像などのおかげで、
ちょっとだけ興味が湧きました。
やっぱり化学も面白いですね。
そのあとついに化学と将棋との出会いが実現します。
まず保木さんはオセロやチェスを研究されたようです。
その頃チェスの世界では既にコンピュータチェスが
人間の世界チャンピオンを破っていたので、
次は将棋に興味が移ったようです。
ちょうどコンピュータ将棋が人間のプロ棋士に迫りつつある
時期だったのですね。
ここでそれぞれのゲームのコンピュータから見た
難しさについて、保木さんの発表資料から
紹介しましょう。
チェッカーはコンピュータが力ずくで計算した結果、
最善手を全て知っています。つまり答えが出ています。
オセロは6マスなら後手勝ちという結論を
出していますが、8マスだと計算し切れないので、
局面の評価を適切に行い、その評価が高くなるように
手を選んでいけば、人間の世界チャンピオンより
強くなります。チェスも同じように力ずくの計算と
局面の評価で、世界チャンピオンを破りました。
そして現在、やっぱりチェスの次は将棋なのですね。
でも将棋はどうやら局面評価がかなり難しいらしいです。
そして保木さんはご自身の専門分野の化学で用いられる
制御理論が、コンピュータ将棋プログラムに
うまく応用できるのではないかと考えたのです。
ちなみに保木さんは将棋はかなり弱いそうです。
謙遜ではなく、本当に弱いそうです(笑)。
人間でも難しいとされる将棋の局面評価を、
将棋の弱い保木さんはコンピュータに任せてしまおうと思い、
その結果「自動学習法」が生まれたのです。
その結果保木さんが作成したコンピュータ将棋プログラム
「Bonanza」は、あっという間に世界コンピュータ将棋選手権で
チャンピオンとなってしまったのです。
「Bonanza」がチャンピオンとなってしまった後、
驚くべきことにそのソースプログラムを公開してしまいます。
当然の事ながら他のコンピュータ将棋プログラムが、
その強さの秘密である自動学習法を採り入れて行きます。
公開した時の心境について、保木さんは資料の中で
実にシンプルに、あっさりと打ち明けています。
公開したことによって、新たな「合議システム」という
アプローチが生まれました。この合議システム「文殊」が
今年の世界コンピュータ将棋選手権では「Bonanza」を
上回ったのです。保木さんはとても喜んでいました。
保木さんからのスライドを使った説明が終わり、
ここからはたっぷり時間を取ってあった
Q&Aコーナー。
ここでこの欄にも何度か登場したT君が
最前列から質問攻撃をかけます!

この中で面白かったのは、今コンピュータ囲碁の世界で
注目を集めている「モンテカルロ・シミュレーション」
についての質問に対して保木さんが資料を用意していて、
そのアニメーションのおかげで、現在の最前線の考え方が
とてもわかりやすく伝わったことです。
これからは囲碁が熱いですね!
オープンソースシステム科の4名の囲碁部員も
興味津々のようでした。
ところで保木さんを質問責めにしたT君が、
興奮気味のレポートを書いてきました。
ちょっと上から目線なのが気になりますが(笑)、
きっとエキサイティングな体験だったのでしょうね。
そのままお送りします。
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特別講演会 「最強コンピュータ将棋『Bonanza』
オープンソース化の謎を探る」 レポート
[全体を通して]
今回の講演では、全体を通して、保木さんの
研究者らしさが印象に残った。
今回の主題となっている「ソース公開」という点では、
保木さんは「秘匿する事にメリットが無い」と言い切った。
これは、物質的な利益よりも、アイデアそのものを重要視している
という事で、まさに研究者らしい学究的態度だと思う。
また「将棋の弱さのために、一時の勝敗に囚われず、
また複雑な手製のロジックを組む事もなく、
良いプログラムが出来た」
という言葉や、
私の「思想・信条などはあるか?」という質問に対する
「いや、特に無いですね」という回答から、
“目先の事に囚われず、大局的な視点から考える”事が
習慣づいているのだろうと考えられる。
この点も研究者気質を強く感じるところだ。
[化学について]
細かいことはよく分からなかったが、原子運動を
シミュレーションしたCGは見事だった。
Bonanzaに限らず一般的にコンピュータを
使っているらしい事も伺えた。
もしかすると何でもコンピュータでやってしまおう
という気なのかも知れない。
[Bonanzaについて]
Bonanzaはコンピュータ将棋の中では特に
人間くさい将棋をしたらしいが、
自動学習というアイデアそのものは
“人間の将棋の指し方”を含んでいない。
となればBonanzaは「棋譜=人間の生産物」
から「人間の将棋の指し方」を「勝手に学んだ」
という事になる。これは確かに人間くさい。
しかし、果たして人間から学んだ指し方だけで
人間を超える事が出来るのだろうか、とも思う。
弱い人の棋譜のみで学習を行った場合、
強いBonanzaは出来るのだろうか?
[囲碁のロジックについて]
将棋の評価関数の中身については
以前調べたことがあり、概要を知っていたが
「囲碁では乱数を用いる評価法がかなり有効」
だというのは新鮮な驚きだった。
また、この方法がやはりBonanzaと同様に
“人間の囲碁の指し方”を含んでいない事が
気にかかる。(人間くさいかどうかは知らない)
--------------------------------------------------------------
このレポートがここの欄を通じて
保木さんの目に入ることを知ったら
T君少しビビるかも(笑)。
でも保木さんもきっと手ごたえを感じてくださるでしょう。
保木さん、「果たして人間から学んだ指し方だけで
人間を超える事が出来る」のでしょうか?
お答えが楽しみです。
さて、保木さんは将棋についてはひと段落、という感じで、
今後は自分が開発するよりも、学生にプログラムを
作らせることに注力していくように見受けられました。
学生が好きなんですね。だからこそ今回もわざわざ
仙台からいらしていただけたに違いない。

私たちも保木さんのように、素晴らしいシステムを
作り上げ、それを公開していけるよう頑張ります!
保木さん、ありがとうございました!
2009年07月24日
カテゴリー: イベント
「Bonanza」の作者、保木さんにインタビュー!(後編)
先週に引き続き、
コンピュータ将棋プログラム「Bonanza」の作者、
保木邦仁さんへのインタビューの模様を、
出張取材担当のNがお送りします。
さて保木さんはついにオリジナルの
最強将棋プログラムを作り上げました。
今までの他のどのプログラムにも見られない、
極めてユニークな作り方で完成させたのです。

保木さんは非常にシンプルな考え方、
「局面評価については専門の制御理論を応用する、
それ以外は従来のコンピュータチェスのやり方で良い」
という一貫した方針でプログラムを作り上げたため、
完成したシステムも非常にシンプルで、
当時にしては画期的な「ノートパソコン+ちっちゃな赤いUSB扇風機」
という構成で、世界コンピュータ将棋選手権を制することができたのです。
フリーウェアとして公開された当時も、
低スペックのパソコンで軽快に動作するということで
かなり評判になりました。
実は、このシンプルさの真の狙いは、
「なるべくたくさんの手を読む」という
コンピュータ将棋プログラムの方向性と
直結していたのです。
それまでのコンピュータ将棋では、
パソコンの演算速度の限界から、
「可能な手を全て調べる」ことをあきらめ、
なるべく関係のなさそうな手はあらかじめ捨てて
良さそうな手だけを深く読み進めるようにしていました。
この方法を「選択探索」と言います。
将棋の強い人は、自分の頭の中で
自然とこの選択を行っているそうです。
「この手は有り得ないから全く度外視」
「この手は良さそうだからずっと先まで読んでみよう」
という選択の基準は、もちろんその人の将棋の強さに
比例しています。強い人ほど、一瞬で可能性のある手を
2~3手くらいに絞りこみ、その2~3手について
ずっと先まで深く読んでいくのだそうです。
ですから将棋の強いプログラマは、自分の経験を生かして
「選択探索」の方法に工夫を凝らすことができます。
それに対して、
「可能な手を全て調べる」方式を「全幅探索」といって、
終盤になると可能な手の数が減っていくチェスでは
既に採り入れられていました。
人間の世界チャンピオンを破ったコンピュータチェス
プロジェクト「ディープ・ブルー」は
IBM社の威信をかけて作られたそのハードウェアの
パワーに物を言わせて全幅探索方式を用いていました。
全幅探索方式は人間にとって意外な手も切り捨てずに
読み進めて結論を出そうとするので、
先に損をして相手を追い詰めるような手も指せるのです。
でも当然の事ながらCPUに負荷がかかるので、
システム全体がシンプルでないと将棋で実現するのは
大変です。
さてさて保木さんは前回でも触れたように
将棋もチェスもそれほど強くありません。
「その辺を歩っている人よりは強い」(笑)
程度だそうです。
当然の事ながら手を絞るための判断基準に関しては
自信がありません。
でもその事こそが、「全幅探索」実現への
原動力になったとも言えるでしょう。
「自分はわからないし、その分コンピュータに
頑張ってもらいましょう」
という姿勢が、Bonanzaのオリジナリティに
つながっているように思われます。
そしてそのシンプルな考え方こそが、
「全幅探索」と「自動学習法」の実現に
結びついたに違いありません。
さて、コンピュータ将棋界に旋風を巻き起こした
保木さんは、Bonanzaのソースプログラム
(設計書にあたるもの)を今年2009年の1月に
公開してしまいました。
つまりBonanzaはオープンソースプログラムに
なったのです。
でもよく考えてみると、
いちばん強いプログラムの中身が公開されてしまうと、
その強さの秘訣を他のプログラムに真似されてしまう
危険が生じます。
ということは、当然大会で勝てなくなる可能性も
生じる、ということですよね。
ではなぜ保木さんはBonanzaをオープンソースに
する気になったのでしょうか?

N.「なぜBonanzaのソースを公開することになったのですか?」
保.「学術の世界では、作ったものを自分の中で取っておいても
しようがないんですよ。」
N.「発表してなんぼ、という世界ですよね。」
保.「意見をもらわないとダメなんですよね。」
N.「でも今までは他のコンピュータ将棋プログラマの方も
個々の手法などについては論文等で発表されてましたよね。
今回はBonanzaの『ソースプログラムを公開した』、
ということがとっても画期的だと思うのですが。」
保.「そうですね。でも私は実は『オープンソース』っていう
概念が全くわからないのですけど(笑)、
僕がしたかったのは・・・やっぱり『発表する』という
ことだったんです。」
N.「『発表する』ということは、
アルゴリズムだけを公開するのではなく
『ソースを公開する』ということなんですね。
それって、とってもエンジニア的発想だと思いました。
『ソースに全てが書いてあるのだ』という。」
保.「はい、そうなんですね、はい。」
N.「やっぱり保木さん、コンピュータ少年だったんですよ!」
保.「はははは、はは。」
N.「(笑)いやあ、やっぱりそうだったんですねえ・・・」
保.「でもソースだけでいいとは思わないです。
こうなんていうか、アイディアがあって、
アルゴリズムがある・・・
で、そのアルゴリズムのひとつの実装例として
ソースを示すことができた・・・。
実装できないアルゴリズムって使えないわけですよ。
どんなに美しいアルゴリズムでも。」
N.「つまりアルゴリズムをまず発表し、
それを本当に実装した成果として
ソースを発表したんですね。」
保.「そう、アルゴリズムがきちんとコンピュータに乗って、
本当に動くんだ、実装できるのだ、という。」
N.「アルゴリズムと実装を両方とも公開することで、
はじめて発表したことになるのですね。」
保.「はい、そうですね。」
Bonanzaがオープンソースになったのは、
自然の成り行きだったのですね。
でもここでひとつの疑問が浮かび上がります。
N.「なるほど、でもよく考えて見ると
他のコンピュータ将棋のソースプログラムは
公開されませんよね?」
保.「アルゴリズムを発表して実装例までを示す、
ということができるほどまとまっているものが
将棋プログラムにはあんまりないんですね。」
N.「あ、そういえばBonanzaはとてもシンプルだから
実装例を示しやすかったんですね。」
保.「はい、ちゃんと実装例として示すことができて、
かつオリジナルのアルゴリズムである、
ということです。」
N.「実際には動くソースというのはたいてい
動かすための苦労の跡がにじみ出ていますものね。
個人で作ったプログラムのソースを公開するのは
本当に大変だと思います。」
保.「Bonanzaはすごいシンプルだと思いますね。」
企業のプロジェクトチームがプログラムを作り始める時は、
ソースプログラムの書き方に厳密なルールを設定しますが、
個人で作ろうとすると実際にきちんと動かすために
数々の特殊条件を乗り越えていく過程で、
とても美しいソースであるとは言えなくなっていくのです。
「よし、オープンソースにするぞ!」と言い出してから
ソースの修正にえらい時間がかかってぼやくプログラマは
実はたくさんいるらしいのです。
N.「ところで、Bonanzaを公開する時に、
『えーっ、公開すんのかよお』
っていう声はなかったんでしょうか?」
保.「あ、言われましたねえ。
『公開して大丈夫なの?』って」
N.「例えばどんなこと?」
保.「公開するとコピーが出回るぞ、って。」
N.「コピーが出回ることは・・・」
保.「僕としては出回ってもらいたいくらいなんですけど、
大会(世界コンピュータ将棋選手権)が機能しなくなる
って言われました。」
N.「大会が機能しなくなるって言うのは、
Bonanza一色になるっていうことですよね。
それに対して保木さんの答えは?」
保.「いや、別にいいと思いますねえ(笑)。」
N.「全部がBonanzaになっても、みんなが強くなるだけ?」
保.「はい、全然問題ないと思います。」
保木さんのこの余裕はどこから来るのでしょうか。
一度世界チャンピオンになって頂点を極めた
自分のプログラムを、あえて負けるかもしれない状況に
自らの手で追い込んでいくかのようです。
勝敗を超越した何かが見えているのでしょうか。
実際にはBonanzaのソースが公開され、
誰でも保木さんのオリジナルの「自動学習法」の
部分を取り入れることができるようになりました。
その結果何が起きたか。
そう、Bonanzaは「Bonanzaチルドレン」に敗れたのです。
2009年の世界コンピュータ将棋選手権で、
Bonanzaは5位に終わりました。
今回の上位入賞チームのほとんどは、
保木さんのオリジナル部分の影響を受けています。
N.「今回の大会では『Bonanzaチルドレン』が
保木さんを倒しましたね。」
保.「いやあ、嬉しい限りです。」
N.「オープンソース的な観点、というのが
あるのかどうかわかりませんが、
研究成果を共有することによって
全体のレベルが向上した今回の出来事って
本当に素晴らしいことだと思います。
ひとつうかがいたいのが、
負けるのいやじゃないですか?」

保.「うーん・・・」
N.「普通将棋の好きな人って、負けるの嫌いですよね。
お仲間のコンピュータ将棋プログラマの方なんか
いかがですか?」
保.「あ、やっぱり勝ちたいみたいですね。」
N.「もちろん、保木さんも勝ちたいって気持ちは。」
保.「ええ、僕もあります。
でもあんまり僕は重要視してないかもしれない。」
N.「他の人に比べると」
保.「勝つ喜びよりも勝つ手法が発見できた喜びの方が
ずっと大きいですね。」
ジーンと来ました。感動です。さすが保木さん。
すっかり感動に浸っていたのですが、
保.「でも優勝賞金がすごい大きかったら
僕も勝とうとするかもしれない(笑)。」
N.「じゃあ、竜王戦(将棋界最高賞金のタイトル戦)に
出場できるとしたら? 優勝賞金3,200万円が
かかっていますよ(笑)。」
保.「いやあ、かなり頑張りますよ(笑)。」
N.「えーと、Bonanzaは既に公開されてしまってますねえ。
うーん、画期的なアルゴリズムを発見して
より強力なBonanzaになったら、公開しますか(笑)。」
保.「隠しますねえ(笑)。」
保木さん、やっぱり普通の人でした(笑)。
ある意味ホッとしました(笑)。
N.「今後さらに強くする手法にはどんなものが
あるのでしょうか?」

(研究用PCはごく普通のノートPC! 机の上には将棋の駒も。)
保.「いろいろ試してますが・・・
クラスタリング(複数のコンピュータを
接続して一台のコンピュータのように
扱う)とか・・・
あと、ひとつ面白いのは、
『単純合議システム』ですね。」
N.「複数のBonanzaに相談させるんですね。」
保.「いやあ、あれで強くなるのは驚きでした。」
今年の世界コンピュータ将棋選手権で、
3台のPC上で6個のBonanzaプログラムを動かし、
それらの多数決で手を選ぶシステム、その名も
「文殊」というシステムが登場し、
なんとBonanzaを上回り3位に入賞したのです!
(直接対決では本家Bonanzaが貫禄を見せました)
この「文殊」のプロジェクトに対しても
保木さんは積極的にBonanzaを提供されたそうです。
「みんなに使ってもらいたい」という保木さんの願いが
伝わって来ますね。
文殊チームがBonanzaの成績を上回ったことを、
保木さんは心の底から喜んでいらっしゃるようでした。
N.「長い間いろいろお答え下さり、
ありがとうございました。
最後にこれから思考ゲームのプログラミングに
チャレンジしようとしている学生に
アドバイスをお願いします。」
保.「そうですねえ、まずは
『絶対負けない○×ゲームのJavaアプレット』
を作ってみましょう。
それからそれを面白いと感じたら、今度は
『ルールどおり正しく打てるオセロゲーム』
にチャレンジするといいと思います。」
N.「なるほど、そしてオセロでも面白いと思ったら、
あとはどんどん自分で深く研究していけますね。」
保.「そうですね。」

(製品版のBonanzaもあります。自然科学と将棋の素敵な出会い!)

(オープンソースだから、ソースプログラムを撮影しても大丈夫!)
保木さん、本当にありがとうございました。
ご自身の成果を広く共有しようとするその熱意に
すっかり感動してしまいました。
今度是非日本電子にいらしていただき、
直接学生に保木さんのエンジニア魂を
見せてやってください!
(近日中に特別講演をしていただく予定です。
詳細は決まり次第、こちらでお知らせします!)
2009年07月17日
カテゴリー: イベント
「Bonanza」の作者、保木さんにインタビュー!(前編)
こんにちは、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
出張取材担当のNでございます。
東京はいつの間にか梅雨が明けて、
亜熱帯の夏を迎えました。まさに猛暑です。
私は炎天下の東京から逃げるようにして、
涼しい東北地方まで足を伸ばし、
とある研究者の方にインタビューをして参りました。
今日はそのご報告をさせていただきます。

インタビューのお相手は、保木邦仁さんです!

保木さんは現在東北大学大学院理学研究科で
助教を務めておられます。
ご専門は物理化学ですが、その分野で用いられる制御理論を、
なんとコンピュータ将棋プログラムに応用してしまい、
2006年には世界コンピュータ将棋選手権で
並み居る強豪たちを次々に倒して
初出場初優勝を達成してしまったのです。
そのプログラムは「Bonanza(ボナンザ)」と言います。
Bonanzaがデビューしたときの衝撃は大きく、
当時のWeb記事上にその様子が表れています。
その後Bonanzaは2007年に渡辺明竜王と対戦し
敗れはしたものの、
最高レベルのプロ棋士との対戦でも
終盤途中まで互角の戦いをしたということで
また注目を浴びることになりました。
この模様はNHK衛星第2放送のドキュメンタリー番組として放送され、
将棋ファン以外にもBonanzaの名前を知らしめることとなりました。
もともとBonanzaはフリーウェアで誰でも入手可能だったのですが、
なんと保木さんは2009年1月にそのBonanzaのソースプログラムを
公開してしまったのです。そして誰でもそのプログラムを
自分のプログラムに取り入れる事ができるようにしてしまったのです。
つまりオープンソースなのです!
さあ大変、それから他のコンピュータ将棋プログラムも
続々とBonanzaのプログラムを取り入れて、
どんどん強くなっていきました。
業界ではそういったプログラムの事を
「Bonanzaチルドレン」と言うのだそうです。
そして今年2009年の世界コンピュータ将棋選手権では、
Bonanzaチルドレンたちが親のBonanzaを
打ち破っていったのです。Bonanzaは結局5位でした。
そんな状況の中、本家の作者保木さんは、
「いやあ、みんなBonanzaを採用してくれて嬉しいです!」
とさわやかな笑顔です。保木さんすごい!
さて、そんなBonanzaを作った、そして公開してしまった
保木さんとはどんなお方なのでしょう。
結論から言えば、真摯な研究者であり、かつ
「すがすがしいエンジニア」だったのです。
TV放映後に「保木ファン」が生まれたのも納得!
こんなエンジニアになれたらいいなあ、という
ある種の理想形みたいなエンジニアです。
私のインタビューからそのお人柄が少しでも伝われば幸いです。
N.「いきなり土曜日におじゃましてしまってすみません。
いつも土曜日も大学で研究ですか?」
保.「そうですね、土曜日でも半分くらいの人たちは
研究室にいますね。」
東北大学青葉山キャンパスは山の上、見晴らしも素晴らしく、
この静けさ、空気の良さなら研究にも思う存分打ち込めそうです。
N.「さて、保木さんはいつごろからプログラム開発に
興味を持ち始めたのですか?」
保.「小学生の頃からパソコンには興味があったのですが、
高校生になってやっと買えました。
確かPC-9801シリーズで、3.5インチフロッピーが
使えるやつでした。」
N.「懐かしいですねえ(笑)、N88-BASICとかですか。」
古い話になるとどうしても止まらないのです。
保木さん、ごめんなさい。
保.「えーと、よく覚えてないですねえ。
あ、だんだん思い出してきました。
BASICよりC言語やアセンブラが好きでした。」
N.「そうですか! すごいですね。」
保.「あ、パソコンの前にポケットコンピュータで
LISPでプログラミングしてました。」
N.「LISPですかあ。やっぱり違いますね。
普通ならアセンブラなんかだと
プログラミングが大変で、
そのうち簡単に画面効果が得られるような
高級言語の方に流れていくと思うんですけど。」
保.「アセンブラだとコンピュータが動作する仕組みが
わかるので面白かったですね。」
N.「パソコンそのものがお好きだったのですか?」
保.「ハードよりもソフトの方が好きです。
パソコンやOSは『そのまま』の状態で使います。」
実は世界コンピュータ選手権で初出場初優勝した時、
Bonanzaはノートパソコン上で動いていたのです。
ライバルのプログラムはフルタワー型や
ラックマウント型の大きな大きなPC上で動いていて、
さらに発熱がすごいので大きな扇風機で
冷却していたのだそうです。
その中でBonanzaはごく普通のノートパソコンと、
ちっちゃな赤いUSB扇風機で、巨大(?)なライバル達を
破っていったのです。
N.「大学時代はパソコンの方はいかがでしたか?」
保.「大学時代は・・・他の事ばかりしてました。」
N.「え? どんなことですか?」
保.「バンドでドラムやってました。ロックとかジャズです。」
N.「え! そうですか! どんな曲を?」
保.「ジャズだとマイルス・デイビスとか、キース・ジャレットとか」
N.「ええーっ、すごいですねえ! じゃあ・・・(以下かなり略)」
すみません、また私の「ツボ」にはまってしまいました。
この後コンピュータとも将棋とも何も関係ない音楽の話が
延々と続きまして、約10分後、
N.「でも早熟なプログラマの保木さんが、
大学時代にあまりパソコンを
やっていらっしゃらなかったのは意外です。」
保.「やっぱりコンピュータばかりだと飽きちゃいますよお(笑)。」

屈託のない微笑みから、無邪気さえ感じさせる保木さんは、
実年齢よりぐっと若く見えます。
失礼ながら日本電子の学生と話しているような感覚に
なってしまいました。
N.「いやあ、親近感を覚えます。
保木さんがぐっと近づいたいた感じです(笑)。」
保.「コンピュータの勉強があんまり役に立たないなあという・・・」
N.「(笑)こんなこと記事にしていいんでしょうか(笑)」
保.「Excelでいいじゃん(笑)、わっ、ペーストできて簡単(笑)」
N.「確かに・・・(笑)。
さてさて大学院ではどうだったのでしょう?」
保.「化学反応が楽しいと思いました。
なぜ楽しいのかとよく訊かれるのですが・・・
うーん・・・、まだ誰も知らないことがあるという・・・
まず自分が最初に見つけようという・・・
だから別に化学じゃなくても良かったんでしょうね」
N.「なるほど」
保.「でも、化学という対象は非常にいいです。
まだわからないことだらけですから。」
N.「ああ、わからないからいいんですね。」
保.「例えばコップの水をとってもわからないですよねえ。」
N.「そうですかあ、水がわからないですか。」
保.「水分子1個はわかるようになったんですが、
それがずいぶんたくさん集まってコップの中に
ちゃぷちゃぷしてるんですね。
で、そういう状況になると別のものを入れた時に
水の中だと空気中と違うことが起きる。
料理する時でもそうですよね。
お味噌汁作る時も水がちょっかい出しているわけですよ。
その様子がわかんないですね。
どうしてそうなるかがわからない。」
N.「あのう、保木さんが料理すると
時間がかかりそうですね(笑)。
ずーっと煮汁を見ている(笑)。」
保.「あ、料理はしません(笑)。」
日常のちょっとした出来事から新たな謎を見いだす。
まさに科学者としての姿勢ですね。
料理も化学実験になってしまう。
確かにそれじゃ料理はできませんね(笑)。
さてここからはいよいよコンピュータ将棋の方に
話題が移っていきます。
N.「さて、ゲームのプログラムですが、
最初はチェスですか?」
保.「オセロでした。日本語の文献を読んで、
すぐに強いプログラムができました。
そこで終了(笑)。」
N.「あっけないですね(笑)。
将棋のプログラムはいつ頃?」
保.「これはもう、トロント大学に行っている時、
本当に1年で集中して取り組みました。
その時にはもうオセロからチェスから
将棋から囲碁まで全部網羅的に
調べる知識が身についていました。」
N.「なるほど、その時は既にチェスは
コンピュータが人間の世界チャンピオンに
勝ってしまっていましたから、
やはり極めるなら将棋、ということに
なったのでしょうか。」
保.「そうですね、将棋はいい対象なんですね。
まだ作り方がわかってなくて。」
N.「あ、わからないのがいいんですよね。
日本からの情報は?」
保.「論文は読めましたが、その他の情報は
あまり入ってきませんでした。」
N.「将棋プログラムの難しさというのは?」
保.「局面を評価するのが難しいんですよ。
その手法がなかった。」
N.「チェスとかの手法が応用できると
思われたんですか?」
保.「いや、それが全然ないんですよ。」
さてさてここでコンピュータにゲームでの最善の手を
選ばせることの難しさについて、ちょっと解説します。
まずここでいうゲームとは、
・2人で、
・どちらかが勝てば相手は負ける、
・偶然の要素が入り込まない、
・全ての情報が完全に公開されている、
などの特徴を持ったゲームを指します。
こういうのをゲーム理論では
「二人零和有限確定完全情報ゲーム」
というのだそうです。すごい名前ですね!
種類としては今まで出てきた
オセロ、チェス、将棋、囲碁などがあります。
麻雀だと4人ですし、相手の牌は見えない、
偶然の要素があるということで、
この仲間には入ってきません。
トランプゲームも大半はそうですね。
さて将棋などのゲームでは、
一般に次の手の可能性が多いほど、
しらみつぶしに手の良し悪しを評価するのが
難しくなっていきます。
オセロの盤はマス目が8×8、チェスも8×8です。
将棋は9×9マス。囲碁は線の交点に打つのですが、
なんと19×19箇所も打つ場所があります。
スーパーコンピュータを持ってしても、
必勝の手順を読み切ることはできません。
6×6マスのオセロなら、後手必勝という
結論が出ているのですが、8×8になったとたん、
計算量が膨大になって結論が出ないのです。
それでもオセロとチェスは
コンピュータの急激な性能向上のおかげで
既にコンピュータプログラムが
人間の世界チャンピオンを破っています。
将棋はまだ人間のトッププロ棋士には勝てませんが、
近いうちに名人を破るのではないかと
言われるようになってきました。
プログラマから見れば、
今は将棋がいちばん「熱い」のです。
将棋はチェスに比べて1マスしか増えていないのですが、
一度取った駒を再利用できるので、
終盤になっても手の可能性が減るどころか
逆に増えることもあり、
コンピュータには難しいといわれます。
そんな中、保木さんは全く独自のアプローチで
強いプログラムを作り上げたのです。
N.「将棋というゲームの他との違いは?」
保.「将棋は難しい方の部類に入りますね。
囲碁もそうですが、計算機的に難しい。」
N.「チェスとの違いは?」
保.「局面の良し悪しの判断が難しいんです。
チェスの方が簡単なんです。」
N.「どうしてなんでしょう?
マス目の数は1つしか違わないのに。
チェスは駒の働きが強力ですけど・・・」
保.「はい、そこがすごく関係があります。
チェスはひとつの駒がたくさん動けますよね。
だから場所があんまり重要じゃないんですよ。」
N.「なるほど! 駒がどこにいるかは重要じゃない、
どの駒がいくつ残っているかだけでいいんですね。」
保.「唯一チェスではポーンという、将棋の歩のような
ひとつずつ前に進んでいって敵陣深くまで行くと
『成れる』駒があるんですけど、
これらは取られない様に隊列の形作りが戦術上重要で、
位置関係が大変重要なんですけど、
そこだけですね、チェスで難しいのは。」
N.「あと将棋の方が取った駒が打てるので
終盤になっても手の可能性が減らないんですよね。」
保.「そうですね、ゲームを解くということに関しては、
大変複雑になりますね。
あと、将棋の強い方の局面評価って抽象的ですよね。
『手厚い形になった』とか『局面がはっきりした』とか。
そういう概念ってコンピュータにはできない。」
N.「あの、ちょっと失礼なのですが、
確か保木さんってチェスとか将棋は
あんまりお強くないんですよね。」
保.「ええ、まあチェスなんか『その辺を歩っている人』
には勝てると思いますが(笑)。」
N.「『その辺をあるっている人』(笑)ですか。
じゃあ、
『私はチェスを趣味にしていて週に一度は対局しています。』
という人なら?」
保.「もうぜんぜん敵いませんね(笑)。」
N.「では先ほどの難しい局面評価の問題を、
将棋がそれほどお強くない保木さんが
どうやって乗り越えていかれたのでしょう?」
保.「私は専門分野の化学に関連して、
『制御理論』というものにかなり詳しいわけでして、
それを将棋でやればいい、と思いました。
化学において核とか量子などの運動で、分子を作って、
それで化学反応が起きる、それを取り扱う手法が
制御理論なのですが、その大きな概念的な狙いが
そのまま将棋でうまく行くんじゃないか、
と思ったのです。
もうちょっと詳しく言うと、
局面のパターン認識において、みんなは
形の良い悪いを認識させる方向に行っていたんですが、
私はそんなの全然興味がなくて、
将棋を指すプログラムの仕組み全体、つまり
システム全体を制御して、強い人と同じ手を指させようと
思ったのです。これが正攻法だと信じてました。」

N.「それが『自動学習法』という保木さんの
圧倒的なオリジナリティなのですね。」
保.「そうです。
あ、あと『評価以外は全部チェスの技術の応用でO.K.』
というのも私のオリジナルです(笑)。」
他のコンピュータ将棋プログラムは、
将棋の強い人が作っている場合が多く、
中にはプロ棋士六段が開発に参加している
プログラムもあります。
そういったプログラムでは、局面評価にしても、
各プログラマの独自の工夫が盛り込まれているようです。
保木さんは自分が局面評価できないのなら、
コンピュータにやらせればいい、ということで、
『自動学習法』を完成させてしまったのです。
N.「でも今までも多くの人たちが
自動学習に挑戦したんですよね。
保木さんがそれに最初に成功したのは・・・」
保.「やっぱり全然別の分野にいたからでしょうね。」
N.「化学と将棋の幸せな出逢いでしたね。」
保.「そうですね(笑)。」
さあ、ついに保木さんは「誰も知らないこと」を
「自分が最初に見つけ」てしまいました。
そしてついに最強のコンピュータ将棋プログラム
「Bonanza」を生み出したのです。
誰にもできなかったことを実現したのですから、
ずっと独り占めしたいはずですが、
そこをなんと保木さん、今年の1月に「オープンソース」に
してしまったのです。どうしてなんでしょう。
自分のプログラムが勝てなくなるかもしれないのに。
その秘密は次回です。お楽しみに!
2009年07月10日
カテゴリー: イベント
体験入学やってます!
7月は学校で入学イベントが花盛り。
今オープンソースシステム科に
興味を持ってくれているのは
どんな人なのだろう。
今年の1年生も去年の今頃、
初めて日本電子を体験して「しまい」、
そうあれが運の尽き、
いや、運命の出会いだったわけで、
あれからたったの1年で今はずっぽしと
オープンソースの業界にハマっているわけです。
それにしても入学後たったの3ヶ月で、
こんなにもなじんでしまうものなんですかね。
恐れを知らない1年生たちは、
外部の勉強会でよしおかさんやまっちゃさんなど
この業界の超有名人にガンガン名刺を
配りまくっているらしいです。末恐ろしや。
さて、今年のオープンソースシステム科の体験入学は、
昨年も好評だった「オークションサイトを作ろう!」
ということで、
今年もLAMP環境でいきなりWebアプリケーションを
作っちゃいます。
はっきり言ってサーバアプリって
2年生になってから学ぶんですよね。
それをいきなりプログラミング未経験者に
作ってもらおうなんて、
まあずいぶんと思い切った企画ですねえ。
果たして大丈夫なのでしょうか。
もちろん、大丈夫です!

はじめからHTMLは作ってあります。
でもPHPプログラムの部分は全部
参加者の方に作っていただきます。
どういうことかというと、HTMLは常に同じ
内容を表示しようとします。あいさつ文などは
既にHTMLとして全部用意してあります。
その中に埋め込まれるPHPは、オークションの
入札金額など、刻々と変わる内容について表示し、
さらに締め切り時間が過ぎたら落札者にメールを
送るなどの処理を行います。この部分だけ、
参加者の方にコーディングしていただくのです。
(メール送信のプログラムはあらかじめ用意してあります)

でもPHP文法なんて知らんぞ、どうやって作るんだ?
ご安心を。もちろんコーディング内容はプリントに
全て書いてあります。その通りに打ってみてください。

なんか暗号にしか見えないが・・・
ん? 先に前後の流れがわかっていると、
その暗号の意味がなんとなくわかっていく・・・
不思議だ。
そうです。プログラミング言語というのは、
いちからその文法を覚えようとすると、
大変な労力が必要なのです。
小さい子供が言葉を覚えていくプロセスで
文法からは入りませんよね。
とにかく使っていって少しずつコミュニケーションが
とれるようになっていく、
プログラミング言語でも、まず見よう見まねで
とにかくプログラムを打ってみると、
その端からなんとなく意味がつかめてくるのです。
ただし全体の流れがわかっていないと、
解読不能のただの暗号です。
そんなこんなでとにかく少しずつ打ってみては
動作を確かめ、つまりWebブラウザ画面で確かめながら
うまく行ったらまた少しずつ進んでいきます。
わからなくなったら在学生スタッフが
すぐに飛んで来て、一人ひとりにていねいに
アドバイスをしてくれます。

(さすがに実際の参加者のお顔は出せません。
今回は既にこの欄でおなじみのO君とT君に
「さくら」をやってもらいました!)
なんとか完成すると、いよいよオークションの
シミュレーションです。もちろんほんとの
オークションではありませんので、お金は不要です(笑)。
まずは自分が作ったサイトに自分でアクセス、
つまり自分が出品した商品に自分で入札します。
自作自演ですね(笑)。
もちろん締め切り時間が過ぎれば自分が落札することになります。
さあ、果たしてちゃんとメールが届きましたか?
うまく行ったら今度は参加者みんなでオークションです。
先生も在学生スタッフもみんな出品します。
オープンソースシステム科ですから(?)、
当然全てのPCはそれぞれがWebサーバになっています。
ネットワークのコマンドで、
それぞれのPCのアドレスを調べて、
好きなところのオークションサイトにアクセス、
さあ入札が始まりました。
締め切り時間まであと5分、
コツは締切ギリギリに最高金額を入れることです。
お互い様子をうかがいながらの駆け引きです。

あ、自分で自分の出品商品の値を釣り上げるのは反則!
なんて言っているうちにあっという間に締め切り!
さあ、みんなはどの商品を落札できたかな?
あなたの商品は誰がいくらで落札してくれたのでしょう?
毎年のことですが、先生が熱くなり過ぎです。
そんなに負けたくないか。もう少し大人になりましょう。
でもオークション楽しいですね。
毎回やってても飽きないもん。
さてPHPプログラミングですが、
全てプリントに書いてあるとは言え、
もちろん自由にカスタマイズすることだってできます。
メールで送られるメッセージに
商品に関するデータを付加したり、
締め切りまでの残り時間を計算して表示したり、
入札の時のフォーム入力画面を
入力しやすいものに整えてみたり、
なにせプログラムですから、改造の可能性は無限です。

何回も参加してくださる方もいます。
そうすると2回目以降は改造が楽しめます。
どうですか? 一度体験入学に参加してみませんか?
オープンソースシステム科スタッフ一同、
お待ち申し上げております!
体験入学のスケジュールはこちらです。
7月からは回数が増えるので、
ご都合に合わせてお気軽にお申し込みを。
オープンキャンパス&体験授業もやってます。
2日連続で参加されると超お得です!
詳しくはこちらをどうぞ。
今年の夏はPHPプログラミングで萌えましょう!
じゃない、燃えましょう!
ズバリ、「パソコンが好きかも」という人は、
きっときっとハマリまくります!
このチャンスを逃したらもったいないです!
暑苦しいスタッフがお待ちしてます!
2009年07月03日
カテゴリー: イベント
「電設部」見参!
実はオープンソースシステム科の内部では、
2年くらい前から「電設部」というひそかな
サークル活動が始まっていたのです。

元々は実習室の自作PCが調子悪くなると、
PCパーツを見たくてたまらない怪しい連中数名が
臭いをかぎつけて集まってきて、
先生たまらず「んじゃケース開けて調べてみて」
その瞬間PCがバラバラにされて7秒で原因が
突き止められ22秒でパーツが交換され、
瞬間でケースが元通りになっているという、
つまり30秒の華麗なるパフォーマンスを演じる
超オタク軍団が母体だったのです。
この連中はメンバー一人一人に得意分野があり、
PCパーツ担当、ネットワーク工事担当、
サーバ構築担当、Webアプリケーション担当、
植物担当(?)など各々が個性を発揮していました。
メンバーで力を合わせて、
新入生向けのインストールガイドを作ったり、
実習室ネットワーク構成図を作ったりもしました。

電設部が今まで地下に潜入して(ウソです)
コソコソ活動していたのは、
作業の性格上オープンソースシステム科の学生と
チュータしか関われないためで、
学校の公式サークルにもなれず、
学内に広く部員募集をかけるわけにもいかず、
とにかくひそかに実習室の片隅でニヤニヤしながら
オイシイ思いを独り占めしていたのです。

でも雌伏の2年間を経て、電設部はついに
陽の目を見ることになりました。
誰ですか、太陽がまぶしすぎるなんて言ってるのは。
部屋の隅っこでPCパーツを大事そうに抱え込んでないで、
早く外に出て来ましょう。
外の世界にのこのこ出てきたのには理由があって、
最近になってある使命に目覚めてしまったからなのです。
最近の電設部は世間のIT勉強会ブームの中で
その活動を徐々に外に広げて行き、
他学科との交流や学外の勉強会への参加など
外部での活躍も目立つようになってきました。
あ、チュータ塚田君も報告してくれていましたね。

そんな中、外から聞こえる声は
「学生がIT勉強会のことを知らない」
「学生がIT勉強会に来るようにするにはどうしたいいのか」
など、思いっ切り何か振られている感じです。
んじゃ日本電子がやりましょう。電設部でやりましょう。
「学校の勉強会といえば日本電子『電設部』」と。
うぐっ、ちょっと大きく出過ぎたか・・・
とにかくまずは学内勉強会から。
お題は電設部得意の「PC自作セミナー」!
この様子も既にこの欄でご報告しました。
これからどんどん外部でも発表しますよ!
ねっ、M君! やるよね、T君!
えっ、俺は・・・ まだいいよ・・・

(学内IT勉強会の様子)

(「ライトニングトーク」形式の場合、
持ち時間は5分間。1秒でも過ぎると・・・)

(ライトニングトーク名物「ドラ娘」に代わり、
鍋を持った「なべ娘」が
おたまでなべをたたいて「時間終了!」)
電設部にはもうひとつ使命があります。
もともとオープンソースシステム科では、
学生がどういった形でオープンソースコミュニティに
貢献できるかを、いろいろと模索してきました。
そのひとつがオープンソースカンファレンスでの出展、
セミナー開催だったのです。
でもそれだけでは足りない気がする。
オープンソースコミュニティのみなさんは
学生をとても大切に扱ってくれて、
お返ししきれないくらいいつも面倒を見てもらっているのです。
何かもっと自分達が貢献できないだろうか。
電設部ではその活動の性質上、
毎日のようにトラブル対策のノウハウが貯まって行きます。
そして以前からこれらのノウハウ公開していこう
という動きがありましたが、なかなか実現しませんでした。
でもそれもやります!
まだ全然できてないけど、やっちゃいます!
電設部サイト、7月1日オープンしました!
あー、言っちゃった。
http://penguin.jec.ac.jp/
中身まだ全然スカスカです。とにかく更新します。
コンテンツ追加します。随時リニューアルします。
まだまだ模索状態ですが、なんとかやります。
最初はまつもとゆきひろさんリンク集だけです。
春のオープンソースカンファレンスの時にお世話になった
まつもとさんについて、特別授業の予習として
自分達で作ったリンク集です。
まつもとさんにも「公開してください」と
応援していただきました。
またまたお世話になっちゃいました。
今度は自分達のノウハウ集でお返しする番です。
それからこのサイトでは学生のつぶやきなんかも
日々載せていこうと思います。
リアルな学校生活が少しでも伝わるといいなあ、
と思っております。
今後のコンテンツにご期待ください!
ここで入学イベントのお知らせです。
日本電子専門学校ではこれから体験入学や
オープンキャンパス&体験授業など
入学イベントが目白押しです!
特に地方の方! この時期週末にまとめて参加すると
交通費や宿泊費が無料になるお得な企画があります!
オープンキャンパス&体験授業のご案内ページ
夏休み限定ダブル参加企画のご案内ページ
今年の体験入学でオープンソースシステム科を
気に入ってくれた参加者が、
その後学内勉強会にも顔を出してくれていたりします。
もちろん学生もみんな大歓迎です。
あ、参加者の方々、ここ見てくれているかな?
電設部サイトオープンしましたよ! そっちもよろしくね!
2009年06月26日
カテゴリー: イベント
素顔の学生たち
学校生活の大半はもちろん授業です。
なにせたったの2年間で先端の専門技術を
身に着けなくてはならないのですから、
ふだんは朝9時から夕方5時までびっちり授業、
という感じです。
(正確には朝1限が9:20から始まり、
夕方7限が16:50に終わります。
週5日で最大30限くらいなので、
週に一日は午前で帰れます!)
そんなボリューム満タンの授業を、
一日中しかめっ面で聞いているわけではなく、
そんな大人しく聞き続けられるわけもなく、
学生たちは適度にメリハリつけて
学校生活を楽しんでます。

今日はそんな学生たちの、
授業の合間にちらりと見せる素顔を
ちょこっとご覧に入れましょう。
■弁当アドベンチャー
まず昼休みは教室でお昼ごはん。
主流はコンビニでパンやお弁当。
でも意外なことにお昼を取らない人も多いんですね。
最近メタボメタボとうるさく言う人がいるので、
みんな今から意識しているんだろうか?
そういやみんなスリムだなあ。
少しくらい太ってもいいからちゃんとお昼食べようよ。

弁当組は楽しそう。学校周辺には店がたくさんあるので、
今日はどこで買ってこようかと悩むのもまた楽しいのです。
最近7号館近くに中華料理店ができて、
そこのお弁当がリーズナブルとの評判です。
学食がないのは辛いけど、新作弁当の発掘は結構楽しい。
最近のコンビニ弁当はあなどれない!
このあたりには飲食店や弁当屋が次々とオープンするので、
まだまだ当分楽しめそうです。
大久保ですからもちろん国際色も豊かです!
大通り沿いのネパール料理の店が気になる・・・
■わずかな隙に・・・
授業の合間の休み時間にも
ごそごそとコマンド打ってる人がいます。
あ、最近実験用サーバを立てた連中ですね。

入学して約3ヶ月。授業ではまだサーバ習わないけど、
コマンドを少し覚えてきたので、
サーバを立ててみたくてたまらない!
あつーいリクエストが功を奏して、
ついに実験用サーバマシンを一台借りることができたのです。
卒業生が寄付してくれたサーバマシンです。
古いマシンですが、購入当時は70万円もしたそうです。
まずはOSのインストール、この学科は何てったって
授業の最初がインストールですから
ここはなんとかクリア。
でも再起動したらいきなり途中でハングアップ。
わからないので先生に聞いてみたら
「シングルモードで起動してkudzuサービスの
自動起動を解除してから再起動せよ」
とのこと。先生何言ってるかさっぱり分りません。
とにかく言われたとおりやってみた。
シングルモード面白い!
再起動したらちゃんと設定できた!
自分のPCからリモートログインできた!
うわっ、ちょーおもしろい。ハマった。
ログを見てみよう。あ、さっきハングったの
フロッピードライブ見に行った時に
エラー吐きまくっているみたい。なるほど。

もう自分の座席から何でも設定ができる。
早く次の休み時間来ないかな。
(あのー、休み時間くらい目を休めた方が・・・)
■運動不足解消!
さて、授業時間が長いのでほっとくと体もなまります。
そんなわけで今日は授業の代わりにスポーツ大会!

今回なぜかオープンソースシステム科が、
グラフィックデザイン科とWebデザイン科と合同で
スポーツ大会なのです。
実は2つのデザイン科はご近所さんなのです。
いつも使う実習室がオープンソースシステム科は
7号館の8階、そしてWebデザイン科は7階、
グラフィックデザイン科は6階なのです。
エレベーターではいつも顔を合わせているのです。
そんなわけで今回初めてデザイン科の方から
お声をかけていただきました。ありがとう!
Webデザイン科とは昨年度「Merry Linux!!」と
「オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Spring」
という2つのイベントでコラボレーションしてます。
ですので2年生同士は顔なじみの人もいます。
でもほとんどはいつもしゃべったりしないので
新鮮な出会いです。デザイン科は女子が多い!
そして女子が元気だ! ちょっとこわい(ごめんなさい!)!
各クラスから実行委員が何名かずつ出て、
1ヶ月前から打ち合わせ。
今回はバスケットボールとバレーボールです。
クラスに帰ってチーム分け、
そして実行委員が対戦スケジュールを作ります。
いろんなチームとたくさん対戦したいので、
バレーもバスケも1試合5分!
1分休憩でどんどん試合が回って行きます。

あわただしいことこの上ないけど、
おかげでたくさんのチームと対戦できました。
このスケジュールで回すの、大変だろうなあ。
実行委員の方々、本当にご苦労さまでした!

ふだん大人しい人が、ボールを持つと豹変、
頼れるアネゴも出現、楽しかった!
いつもと違う一面が見られるのは本当に楽しいですね。

先生達も老体に鞭打って参加。先生チーム結成。
学生の有志チームと対戦しました。

ジャンプから着地直後のN先生、腰を押さえています。
翌週の後半頃がいちばん辛かったのは秘密です。

(中央の下畑先生に注目!)

「下畑先生、バスケットではものすごい動きでしたね。」
「いやあ、体が思わず動いちゃうんですよねえ」
「先生、バスケットボールはラグビーではないので、
ひじでタックルしてはいけないんですよ。」
「あ、そうだったんですかあ。いやあ知らなかったあ」
「相手のデザイン科女子のメガネが吹き飛んでいたんですけど。」
「そうですかあ。そういえばなんかいい感じの
ラリアット入ったような気がしたんですよねえ、はっはっはあ」
ちなみにそのデザイン科女子学生が無事であったことを
ご報告しておきます。ただしこの試合の前の試合で
既にメガネの命運は尽きていたようです。残念。
ではラストに下畑先生勢い余って靴脱げ3連写!



以上、今週は「素顔の先生たち」をお送りしました。
え? タイトルと違ってる? いつの間に・・・

2009年06月12日
カテゴリー: イベント
自作PC自慢大会!
いやー、うちのやつはかわいいんですよ。
確かにおたくのところはかわいいよね。
うちのはさ、なんつか、かっこいいんだよね。
そうね、でもうちの方がもっとかっこいいかな。
えー、うちの方がかっこいいってば。
いや、うちの方がかっこいいですっ!
えっ、ペットの話かって?
そうです、みんな自宅のかわいい自作PCの自慢をしているのです。
ペットじゃないって? いやあ、思いはある意味ペット以上かも。
こちらの欄ですっかりおなじみのびぎねっと宮原さんが
「PCを自作したことのないエンジニアは信用できない」
とおっしゃったのを聞いたせいかどうかわかりませんが、
オープンソースシステム科では今PC自作がブームです。
なにせ自分で一からパーツを選んで組み立てていくので、
ちゃんと動いてくれれば愛着もひとしおです。
作った学生に思いを聞けば、能書きが止まらなくなるのが目に見えているので、
とにかく個性的なPCの写真を見て行きましょう。
まずは前回お伝えした勉強会の講師、竹村君です。
竹村君はいったい何台自作したのかよくわからないのですが、
とりあえずでっかいやつです。

フルタワーだ! 右の小さい冷蔵庫と同じ高さなのですね。
と思ったら、右も色違いのフルタワー!

なんか中はすごいことになってますね。
あ、近寄らなくていいです!

うわっ。なんか見てはいけないものを見てしまった・・・
竹村君はビデオカードのファンの音がうるさいというので、
なにやら改造をしたそうです。
(全くおすすめできません。良い子も良い子じゃない人も
決してまねしないように。)

このビデオカードのファンを

はずしてしまい、

低回転のファンを針金で取り付け・・・
は、はりがね!? いいのかそんなんで。

いちおう完成しましたが、針金が・・・
ちなみにこれのおかげで隣りのLANカードが刺さらなくなったそうです。
音は低回転のおかげでご希望通り静かになったそうです。
夜もぐっすり安眠。
でもその分、熱を持つにようになってしまった。
これから暑くなるのに、どうするのだろう・・・
熱をとるか音をとるか。
熱に負けて7月末に元に戻す、に一票!
お次は1年生クラス委員のM.A.君。
2年生のM先輩について来てもらって、
秋葉原で一品一品選んできました。


先輩、助かりました。
これだけのものを選ぶのは、入学間もない1年生にとっては大変です。

ケースは竹村先輩と同じメーカー製。1年生の間ではやってます。
中が見えるようになっているんだ。
そんなに見たいか。見せたいか。
(気持ちはよくわかる・・・)
んで、暗くなると・・・

ファンが光ってるー! 目立ってるー! しゅみわるー!
でもかっこいいー!
ところでお世話になったM先輩のPCはまたマニアックです。

やや混沌としてますが、竹村先輩よりはすっきりしてます。
それより注目はドライブ。
ハードディスクが5台に光学ドライブが2台!
起動する時どんな音がするのだろう?
ドライブ軍団のオーケストラが奏でる音は聴きものです。
そしてこのケースは夜になると・・・

渋い! 怪しい! えっちぃ!
さて、そのM先輩はさらなる渋さと怪しさを
1年生のH君の自作に求めたのでした。

「Hよ、自作の道は険しいのだ。」

「はい、先輩!」

「もう少しだ!」

ついに「フルアクリル」完成!
照明を消すと・・・

うおおーっ!
ここまで来ると芸術だ!
なんかカタログ写真みたいだぞ。
番外編は1年生のS君、
やはり竹村先輩にパーツ選びを手伝ってもらいました。

あれっ、ファンは光ってるけど全体的にはきわめてノーマルだ。
と思ったら、

なに、これっ、ちょーかわいいっ!
おい、この上に載ってるパーツ、どこで手に入れたんだよ!
え? ペットショップ×××?
こらっ、ウソつけ! 秋葉原にそんなパーツショップないぞっ。
頼むっ、どうしてもこのパーツ欲しいから本当のことを教えてくれーっ!
PC自作の掟
「子供と動物にはかなわない」
就職活動のきっかけ
5月ともなると専門学校2年生はもう就職活動真っ盛り。
教室でもしょっちゅうスーツ姿の学生を見かけます。
今年度経済状況が悪化する中、卒業年次生はもう必死です。
みんないい感じで引き締まった顔をしています。
ところで日本電子では毎年4月の授業開始前に
卒業年次生に向けて「就職キックオフセミナー」という
イベントを開催しています。
今年の開催後もう1ヶ月近く経ちますが、
どんな風に就職活動をスタートしたのか振り返ってみましょう。
リポーターはオープンソースシステム科2年の高杉君です。
高杉君、よろしく。
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一ヶ月以上におよぶ長かった春休みも終わり、新年度のスタート!
オープンソースシステム科の二年生は、今年は就活生。
勉強に、就活に、忙しい一年になりそう・・・
4月10日、明治神宮会館で
「就職キックオフセミナー」が行われました。
まだ慣れないスーツ姿で集合です。


ちょうど一年前、初めてスーツを着て
入学式に来たことを思い出しました。
あの時の会場もここ明治神宮会館でした。
あぁ、、、一年前に戻りたい・・・(笑)
「就職キックオフセミナー」とは、その名の通り、
就職をキックオフする会です。
この機会を期に、就職活動への意欲を高め、
積極的に活動しよう!というすばらしいセミナーなのです。
今回は、
第一部として、株式会社リクルート ワークス所長 大久保 幸夫さんに、
第二部として、東大阪宇宙開発協同組合 副理事長 杉本 日出夫さんに、
お話をお伺いすることができました。
大久保さんには、「“就活”を楽しむ」というテーマでお話を頂きました。
簡単に紹介させていただきます。

1、2010年卒の就職環境はどうなるか?
「就職氷河期ではない!
去年よりは求人数は落ちてきていますが、平均的な状態です。
ただし、自動車業界や家電業界は厳しくなっています。
インターネット関連サービスなどは、積極的に採用を行っています。」
2、大きな方向感覚を持った就活
「就活は、
・適職発見は先。やってみないと分からない。
・仕事での出会い、人との出会いで興味、関心は変化する。
・キャリアのスタートは、いかだ下りのようなもの。迷ったら激流を選ぶ。
という、方向感覚を持つことが大事です。
その仕事に、価値を感じれるか、やりがいを感じれるかは、
仕事をしていくうちに鮮明に分かっていきます。」
3、採用選考で見られる力=基礎力
「基礎力とは、仕事をする上で必要な力です。
対人能力、対自己能力、対課題能力は、面接やグループワークから、
思考力、処理力は、筆記試験などから、判断されます。」
4、コミュニケーションの極意
「人間のコミュニケーションの印象で、大切にされる割合として、
表情55%、音声38%、内容7% です。
内容はあまりこだわらず、表情や声を大事にしましょう。
また、あいづちやうなずきの習慣をつけましょう。」
5、成長のストーリーを語る
「これまでに頑張った経験
↓
その時に向き合った困難と、向き合った方法
↓
結果としての成果、自分の成長
自分のしゃべりたいストーリーを用意し、
そしてそれを具体的に語りましょう。」
最後に、就活を成功に導くもの
「就活を楽しむ=就活から逃げない
現場を生で見る=リアリティを持つ
ということが、大事です。
それでは、就職活動がんばっていきましょう!」

初めに、今年は平均的、ということで、とてもホッとしました(笑)
面接で重視していることで、内容はそんなに気にしていないと知り、
とても驚きました。てっきり内容ばかりだと・・・(汗)
とてもためになり、とても勇気のもらえるお話でした!
杉本さんには、「やりまっせ夢の実現!?まいど衛星」
というテーマで、お話を頂きました。
とても熱い、夢のお話です!!
またまた、簡単に紹介させていただきます。

1、まいど1号ってどんな衛星
「雷やガスを観測し、観測したデータを送る衛星で、
JAXA、SOHLA(中小企業13社)、府大、阪大、龍谷大が参加し、
開発した衛星です。」
2、何がむずかしかったの
「真空に耐える装置、強力な振動に耐える装置、
温度変化に耐える、放射線に耐える、電源の確保、無線の確保、
打ち上げロケット、地上設備の開発など、
大きな壁が立ちはだかりました。」
3、夢を叶える話
「夢を叶える
夢と目標は違う。
夢とは将来実現させたいと心の中で描いていたこと。
目標は、夢実現のプロセスであり、
現実的な目標を一つ一つクリアーしていくこと。
夢は描くもの」

まいど衛星開発の苦労は、とてつもないものだったと思います。
なんでも、打ち上げ時の振動は100メートル離れても
音波で内蔵が破裂してしまうほどのものだそうです!
プログラムも放射線の影響でおかしくなってしまったり・・・
想像もつかない苦労なのでしょう。
自分でちゃんと作ったつもりのプログラムだって
うまく動かないというのに。。。(涙)
そんな困難を乗り越えて、発射されたまいど衛星。
発射の時のニュースでの杉本さんは、
見ているだけでこっちまでうれしくなってしまうほど、
本当にうれしそうでした!
さて「就職キックオフセミナー」もいよいよ大詰め。
先生方からのエールとして、会場の生徒達に向けて、
モ○スターボールが投げ込まれました。

なんでも、そのボールをキャッチできたら、
必ず内定が「ゲット!!」できるとか、、、
・・・僕のいる方には飛んできませんでしたけどね!(怒)
担任の下畑先生! こっちですってば!
来年はもっと、いろんなところに投げてください!!!!!
そんなこんなで、「就職キックオフセミナー」も終わりました。
大変貴重なお話をいただき、
就職活動に対するモティベーションも最高潮に!
必ずや、内定をゲットしたいと思いました!!
「就職キックオフセミナー」の後は、学校に帰ってSPIです。
SPI苦手なんだよなぁ・・・(涙)
------------------------------
高杉君、リポートありがとうございました。
その後の高杉君は迫力に満ちた就職活動をしています。
近いうちに良い報告ができそうですね!
2009年03月27日
カテゴリー: イベント
別れの日(卒業式)
今、学校は春休み中です。
裏ではゴソゴソ4月からの準備をしているようですが
(いずれこの欄でご紹介します)、
学校全体はひっそりとしています。
でも春休みに入ったということは、
その前に卒業式があったわけです。
そう、この欄で何度もご紹介した学生達も、
卒業していってしまったのです。
もちろんクラス委員の市川君も、無事(笑)卒業できました。
何かと目立つ市川君、最後も晴れ舞台となりました。
卒業式で「同窓会代表」として壇上で委任状を受け取るのです。
卒業式当日はお天気に恵まれました。
場所は明治神宮会館、参道を歩くのがとても気持ちいいです。
会場はさすがに歴史を感じさせます。
市川君は大役があるため、早く来てリハーサルです。
この会場の雰囲気にびびったか、さすがに落ち着かないようです。
(右端が市川君 姿勢が変)
借りてきた猫のよう、という言葉がぴったり。
市川君でも緊張するのでしょうか。
リハーサルの様子から。
同窓会幹事は日本人代表と副代表、
韓国支部代表、台湾支部代表の4人が
壇上で委任状を受け取ります。
市川君は日本人代表、そう!つまり日本代表です!
がんばれジャパン! 祝!WBC優勝! でも韓国も強かった!
あ、失礼しました。興奮しすぎです。
さていよいよ本番です。
いよいよ緊張の一瞬!
リハーサルのおかげでスムーズに行ったようです。
お疲れさま。
(右から2番目が市川君 ここでも姿勢がやや変)
この後学校に戻ってから一人ひとりに卒業証書の授与。
異様なテンションの学生達が学校を後にしていきました。
さてさて本来なら別れを惜しむところですが、
オープンソースシステム科は卒業しても
全て終わったわけじゃない。
縦のつながりを大切にする学科です。
OBだって先生に呼ばれます。
社会人として学んだことを勉強会で披露してもらいます。
この欄でもOBは活躍してますね。
一緒になって新一年生を迎え入れてもらうことにしましょう。
というわけで感傷に浸る暇もなく、
次回からはさっそく新年度に向けてのお話となります。
お楽しみに。
【特別授業】まつもとゆきひろ×日本電子専門学校オープンソースシステム科 (その2)
前回に引き続きまして、
オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Springで行なわれた
特別授業「まつもとゆきひろ×日本電子専門学校オープンソースシステム科 」
の様子をお送りします。

今回は7チーム中5チーム目の「ひつじさん」チームより、
リーダーの浜中君が質問します。

Q.Ruby以外の言語をつくろうと思ったことはありますか。
ま.えっと、Ruby作る前はいっぱいいろいろつくってましたので、
そういう意味では、あります。
で、これから先Rubyじゃない言語をつくるかっていう話ですけど、
ゼロとは言わないけどちょっと可能性低いかな、と。
つまり自分のやりたいことがRubyの周回にまだまだ残っているので
それをほったらかして他の言語をつくろうっていう気は
今のところないですね。
最近プログラミング言語をつくろうっていう人が増えてきているので、
ま、そういう人たちに任せてもいいかなみたいな(笑)
ふうに思っております。
Q.Rubyでまだやりたいことが?
ま.そうですね、Rubyの中で、っていう意味ですね。
Rubyのプログラミング言語に、こんなものを入れたい、
みたいなのがたくさんある。
Q.例えば、とかありますか。
ま.例えばですね、Rubyって既存のクラスの中身でも
書き換えられちゃうんで
極端な話例えば整数の1+1が4になるようことを
書こうと思ったら書けるんですよ。
でもそしたらみんなギャッ!って言いますよね(笑)。
「なんか計算したら違うんだけど」みたいなプラグインは
普通は使えないんですけども。
それっていうのは、Rubyは自由度がある代わりに
みんなに迷惑かけることができる、
って言う意味だと思うんですよ。
で、その変更をですね、ある、namespaceっていうパッケージとか、
そういうようなかたちで区切って、
自分の責任の範囲内では何をやってもいいけど
それが他のチームに迷惑をかけないように分離することは
できるようにしたいんですね。
そういうニーズがあって、そういう機能があると、
ま、Javaとかはそういう機能があるんですけど、パッケージとかね、
で、そういう機能があると安心して例えば
「500人のチームでひとつのソフトウェアを開発しましょう」
っていう話ができると思うんですね。
そういう点においてRubyは言語的な強制能力が低いんで、
「みんなに迷惑になることはやらないようにしましょうね」
って言えば良いわけなんだけど、
ただ冒険したい人たちにとっては、
「ここの範囲内で安心して無茶ができる」
って言われたら安心して冒険できるじゃないですか。
そういうことをさせてあげたいんで、
その辺ちょっと将来考えたいなあっていうふうに思ってます。
あとは、既存のクラスを継承して新しいクラスを作るときに
今だと持ってきたものに新しいものを追加するだけなんだけど、
それを混ぜ方をいろいろ工夫したりみたいな、
無茶をしたい時、今の仕組みだけだとちょっと
きれいにできないんで、
無茶をやってもガードレールがあるっていうか、
崖から落ちないで済むような機能を今後提供していきたいな、
というふうに思っています。
Q.それって結構時間かかりそうなんですか?
ま.そうですね。そういう機能をやりたいけど、
Rubyそのものをちょっと速くしたいとか
いろんなコンピュータで動くようにしたいとか
そういう日常的にやることもあって、
時間はかかりそうですね。
僕、ちょっと死ぬまで退屈しないで済みそうです(笑)。
Q.死ぬ時はパソコンの前で、とか(笑)。

ま.ああ、できれば(爆笑)。
Q.そういえば、なんですけれども、
半年に一回ぐらいでもいいんで、
日本電子の講師に・・・(爆笑)
(注.本日3度目のおねだり!)
ま.(笑)考えておきます。
司会者N.いやあ、まつもとさんは松江ですから遠いですし、
私の立場からはお願いしづらいことを、
学生たちが次々と言ってくれるなんて・・・
なんて良い学生たちなんでしょう(笑)。
次の質問は「一休さん」チームのリーダー、玉置さんからです。
語学に関心が高いようです。

Q.ITエンジニアにとって英語力は必要ですか。
ま.絶対ないとご飯が食べられないほど必要ではないけど、
あったらすごく便利だと思います。特に読む力。
何かって言うと、結局みなさんがどっかの会社に就職して
英語を使ってビジネスをするとか、海外出張になりますとか
そういうケースはそんなにたくさんはないと思うんですね。
だけど、この業界の新しい情報って
たいがい英語で発生するんですよ。
例えば上の本屋さん(注:1階ロビーに出展している
オライリージャパンさんなど)で本いっぱい売ってますけど
かなりの割合で翻訳書ですよね。元の情報が英語なんですよ。
で、その情報を英語のうちに入手できると、
人より早く情報が手に入れられるわけですね。
その時間差っていうのは、
皆さんの差別化になるんじゃないかなっていうふうに思います。
エンジニアの中には結構厳しい環境で働いている人が多い、
っていう話をしますけど、
それっていうのは差別化ができるかどうかで
待遇が変わってくるんじゃないかなあって思うんですね。

つまり、自分が周りにいる100人のエンジニアと
どこも差がないんだったら、
もしかしたらちょっとでもパフォーマンスが悪かったり
働きが悪かったりしたら切られてしまうかもしれない
っていう不安がありますよね。
ので、体を壊してでも働かないといけない
と思うかもしれないですけど、
でも、もし自分に自信があって
「僕は周りの人よりも、この点においては優れているから」
と思えたら、ちょっと余裕を持って、無茶なことは断れる、
ってできるんじゃないかなあというふうに思うんですね。
その辺が3Kだか7Kだか知りませんけど(笑)、
厳しいエンジニアとそうでないエンジニアの
違いを生むんじゃないかなあと思うんですね。
そういうものの一環として、
英語で情報を手に入れる力が大事だと思います。
Q.日本人のエンジニアは、海外から情報が発信される時
英語なのでハンディキャップがあると思うんですけど、
まつもとさんが日本人のエンジニアでよかったな、
と思うことはありますか。
ま.日本のご飯がおいしいんで(笑)、
日本人であって嬉しいなあと思ったことはありますね。
あとRubyを英語で使っている人がすごく多いんで、
もうちょっと英語が上手だったらなあと思うことと逆に、
英語がもうちょっとよく使われる国に生まれてたら
楽だったよなあ、と思うことも、あります。
あとは日本というのは国の規模の割には
コミュニティ活動が盛んな国なので、
オープンソースコミュニティとか、
で、たぶん他の国、もっとIT人口のたくさんいる
アメリカとかでも、こういうオープンソースカンファレンス
みないなのが全国で津々浦々で開かれる、って言うのは
かなりレアな話なので、
そういう意味でコミュニティ活動が活発で、
それに参加することによって、さっきの差別化と同じだけど
ITエンジニアとしてのスキルを身につけたり、
自分をより有利な立場に持って行くことがしやすい、
っていうことは日本の恵まれた環境なんじゃないかな、
というふうに思います。
Q.TOEICとかで言えば、どれくらいの点数が必要ですか。
ま.あー、僕TOEIC受けたことないんで(笑)。
ただ重要なのは、伝えたいことがあるかどうか、
っていうこと。
つまり外人と話をする時に、
自分の持っている情報を欲しいから
外人は話をするわけですよね。
そうすると、むしろ
「おまえの英語が上手かどうか」というよりも、
「おまえの話が聞く価値があるかどうか」の方が
外人にとっては重要かもしれない。

もし僕のしゃべりに価値がないんだったら、
「おまえ英語下手くそだから
おまえの話なんかもう聞かなくていい」
って追い払われちゃうし、
僕の話に価値があるならば
「いや、下手くそだけど、話聞きに行って
面白かったから、いいや、我慢して聞く!」
って言ってもらえるんで、
そっちの方が、何を伝えるか何を聞くか、
って言うことの方が大事なんじゃないかな。
あと、それはしゃべる方だけど、
逆に聞く方、情報を入力する方は
時間をいくらかけてもいいし、
辞書をいくら引いてもいいんで、
TOEICとはまたちょっと違う、
制限時間内にどのくらい点を取るかとか
単語をどのくらい覚えているかとか
違うニュアンスなので、
エンジニアとして必要な英語っていうのは
TOEICレベルとはちょっと違うものなんじゃないかな、
逆にもっと低いレベルで十分じゃないかな、と思います。
次の質問は最後のチーム、サンプラザ国際チームのリーダー、
金さんです。このチームは唯一の留学生だけからなるチームです。

Q.言語をつくるために、
エンジニアとしての技術力も必要だと思いますが、
その他に何か「これは勉強しておいた方がいいよ」
と思ったことがありましたら、是非教えてください。
ま.はい、えっと、ま、プログラミング言語をつくる人が
どのくらいいるか知りませんけども(笑)、
えっと、プログラミング言語っていうのは非常に特殊なソフトで、
さっきもちょっと話が出たんですけど
こう、ソフトウェアサイエンスのあらゆる領域に
関わってくるんですねえ。
プログラミング言語そのものも言語理論とか属性文法とか、
人間の書いたプログラミング言語をコンピュータに
解釈させるための理屈みたいなのがあって、
それもひとつのコンピュータサイエンスの領域ですし、
それ以外にも例えばクラスライブラリを作ったら、
文字列のクラスを作るっていうことは
文字列に対する処理ですね、検索、この文字列の中に
この文字列は含まれますか含まれませんかとか、
それからソート、順番を並び替えるとか、
そういういろんなアルゴリズムが
言語の中に必要になるんですね。
プログラミング言語を作るっていうことは、
コンピュータサイエンスのほぼあらゆる領域に
少しずつ接する、っていうことなので、
僕はよく
「プログラミング言語はコンピュータサイエンスの
総合芸術です」
みたいな言い方をするんですけど、
いろんな領域について勉強する必要があるというか、
勉強になります。
僕がプログラマとして優れているとするならば、いや、
優れているかどうか皆さんも知らないと思いますけど(笑)、
そういう経験によってコンピュータサイエンスの
いろんな領域に実際に接して自分でプログラムする
機会があった・・・
みなさん例えば正規表現ルーチンとか書いたことないですよね。
そういうことを実際に自分でやって、
やるために勉強したことがあるかどうか、っていうことが
優れたエンジニアになることだと思うので、
そういういろんな経験が必要になります。

えっと僕の知っている優秀なIT関係のエンジニア、
特にプログラマの人たちは、
コンピュータサイエンスのアルゴリズム、
データ構造にかなり深い知識を持っている人が多いです。
世間のプログラマの仕事の多くはですね、
アルゴリズムとか全然関係なくて
「こっちの属性をこっちで書き換えて」とか
そういうものが多いんですけど、
ただ、そこでアルゴリズムが関わるような領域まで
踏み越えるエンジニアって言うのは
一歩も二歩も先を行ったエンジニアで、
そういうエンジニアの待遇っていうのは
他の人よりもずっと良くなる、っていう傾向がある、
というふうに思います。
で、大事なのは「アルゴリズムとデータ構造」です!(笑)
司会者N.はい、ありがとうございました
「総合芸術」ですね。これ是非皆さん覚えておいてください。
ま.いえいえ、そこはいいです!(笑)
これで全てのチームからの質問は終わりました。
ここからは1年生なども含めて、
リーダー以外からの質問も受け付けました。
あ、まずは1年生の高尾君から質問のようです。

Q.おヒゲはどこまで伸ばすおつもりでしょうか(笑)。
ま.あ、近いうちに剃ります。(一同、エエーッ!)
あ、このヒゲは割と伸びたり縮んだりしてるんで(笑)。
N.完全に剃っちゃうんですか。
ま.えっと、剃ったあと数日放置すると元通りになるんで(笑)。
ほんとはもうちょっと男前だったら
イチローっぽい感じを目指しているんですが(笑)、
そうはいかないですね。
N.プログラミング言語開発者はヒゲが大切なんですよね。
ま.ああ、そうですね、はい。
その記事を読んで以来、ヒゲを生やしているんですけど(笑)。
あ、でも今のネタはわかる人にしかわからない。

4年くらい前にイスラエルの人がですね、
「成功するプログラミング言語の設計者はヒゲがある」
っていうブログを書いたんですよ(笑)。
で、FORTRANっていう、一時一世を風靡した
プログラミング言語なんですけど、ヒゲが生えてるんですねえ。
それからJavaの開発者もヒゲが生えてるんですね。
C++の開発者もヒゲが生えてるんですよ。
Perlをつくった人もヒゲが生えてるんですね(笑)。
で、COBOLってもう一時の人気もないんですけど
これつくったの女の人なんでヒゲないんですよ(爆笑)。
で、Pascalっていう20年30年前までは教育用で
非常に有名だった言語なんですけども、
これもあんまり今は聞かないんですけどヒゲがないんですね。
っていう話があって、
Rubyの時にどっからかダウンロードした僕の写真があって
その時ヒゲがなかった。
「ヒゲがないからこれはどうか?」って書いてあって、
悔しい!とか思って(笑)、
それ以来ヒゲを生やしてるんですけど(笑)。
それが出た後にRuby on Railsが出てきて大人気になったので、
ヒゲの効果って実はあったりするんじゃないか(笑)、
普段ジンクス信じるタイプじゃないんですけど。
次は最後の質問。一年生の高原君から。
Q.viとEmacsとどっちが好きですか。
ま.(即座に)僕はEmacs派ですね。
(注.viもEmacsもエディタというジャンルのソフト。
エディタとはテキスト編集のためのソフトで、
プログラマにとって一番大切な道具。)
ま.生まれた時からEmacs、じゃないですけど(笑)、
朝から晩までEmacsです。
プログラムを作る時もEmacsだし、
メールを読む時もEmacsだし、
あとなんだろ、日記を書く時もEmacsだし、
ほぼ全てEmacsです。
で、残念ながらですね、Webを見る時だけはFirefox(笑)。
EmacsのWebブラウザはまだちょっといまいち表示しないし、
Javascriptも理解してくれないんで、
その時だけはFirefoxを使ってます。
が、テキストエリアの入力の時はEmacsを立ち上げます(笑)。
Emacsかviか、というのはプログラマにとって重要な問題で、
Emacs派とvi派のエディタ自慢合戦は、
時にはちょっとした論争になったりもします。
まつもとさんもWeb上でそのあたりについて触れていらっしゃるようです。
是非読んでみて下さい。
さて学生にとって夢のような時間も終わってしまいました。
あと数時間後には松江の自宅に戻るために機上の人となる
まつもとさんと、みんなで集合写真。良い記念になりました。

まつもとさんは全ての質問に対し、みんなにわかりやすい言葉で
とても丁寧に説明してくださいました。
すごく高いレベルにいる方なのに、こんなに私達のレベルまで
下りてきて話してくださるなんて、思ってもいませんでした。
優秀なエンジニアほど、わかりやすく説明できるのだ、
自分達がそのことを忘れてはいけない、と強く思いました。
とにかくものすごくたくさんの勇気をもらった気がします。
トップレベルのエンジニアがどんなことを考えているのか、
すぐ近くで感じることができ、自分も同じレベルまでは
行けないとしても、この業界でなんとかやって行けそうな
勇気をもらえたのです。まつもとさん、遠くからわざわざ
私達のためにありがとうございました!
【特別授業】まつもとゆきひろ×日本電子専門学校オープンソースシステム科 (その1)

前回お伝えした
オープンソースカンファレンス2009Tokyo/Spring at 日本電子!
で、特別授業
「まつもとゆきひろ×日本電子専門学校オープンソースシステム科」
が行なわれました。
あんまり面白かったので、
これから数回に分けてその模様をお送りします。
まつもとゆきひろさんはプログラミング言語Rubyの開発者で
世界的に有名なエンジニアです。
アメリカでの人気は大変なことになっています。
日本でも例えば、学生がよく行く新宿の○○○○堂書店の
コンピュータ書籍売り場では、まつもとさんの本が
いちばん目立つ場所にずらりと並んでいます(3月上旬現在)。
今回の特別授業のタイトルがえらいことになっていますが、
決して戦うわけではなく、
もちろん戦えるわけもなく(笑)、
まず第1ラウンドは、じゃなく、前半戦は
前回もお伝えした「まつもとゆきひろ賞」表彰式、
そして後半戦は、
「まつもとゆきひろになるためには」
というタイトルで
まつもとさんご自身がどんな勉強をされてきたのか、
学生からの素朴な質問をぶつける一問一答コーナーを
今回特別に設けていただいたわけです。

まつもとさんはどの質問にもとても丁寧に答えてくださいました。
どうもありがとうございます!
ではまずおなじみの市川君からの質問です。
司会はこれも毎度おなじみのN先生。
Q.紫組チームリーダーの市川です。
私達のチームでは開発環境のインストールなどで
苦労したのですが、
まつもとさんはRuby言語の開発に当たって、
どんな点で苦労されましたか。

ま.Rubyの言語そのもので苦労したことはそんなにないんですが、
プログラミング言語っていうのはソフトウェアの中でも
使い方が事前に予想できないものの最右翼なんですね。
例えば紫組チームの作ったWebアプリケーションなら
画像を投稿してもらってコメントをつけてもらう、
ということしかできないわけですが、
Rubyの場合はRubyを使って画像を表示する
Webアプリケーションを作ることもできるし、
デスクトップアプリケーションを作ることもできるし、
デキストフィルタを作ることもできるし、
スパムフィルタを作ることもできるわけです。
ま、やればできます、というソフトなんですね。
すると、作った人が事前に予想していない使い方を
する人達がどんどん出てきて、予想していない
機能の組み合わせによって問題が生じたりすることがあります。
事前に使い方が予想できないということが
プラグインを作る上でチャレンジでして、
「そんな使い方をするとは」と思ったことが何回もあります。
Q.私達のチームでは授業で全く教わらなかったRubyに
チャレンジしてかなり苦労したので、
まつもとゆきひろさん、今度是非日本電子の講師を
やってください(笑)。
ま.(うろたえて)えーっと・・・
考えておきます(笑)。
司会者N.関連してですが、具体的に
「Rubyがこんな使われ方するなんて驚いたなあ」
という事例は何かありますか。
ま.いちばんびっくりしたのは、Rubyってインタプリタ系の言語で
あんまり実行速度が速くないんで、
最初の本を書いた時に
「スーパーコンピュータの数値計算系では
使われないだろう」
って書いたんですよね。
そしたらアメダスって言うシステムで
全国の気象データが降水量とか風速とか
全国で一日1テラバイトとか出てくるんですが、
それを解析するスーパーコンピュータ上のプログラムを
Rubyで作ったという人達が現れました。
NECのSX-3というスーパーコンピュータ上で
Rubyが動いています。
あと、何年か前にスペースシャトルが墜ちた時に、
「データ解析にRubyを使いました」って
NASAの「中の人」(笑)からメールをいただきました。
よく通信販売で「NASA発の技術」とか言ってますが(笑)、
RubyもNASAでも使われている技術なわけです。
そういうのはちょっとびっくりしましたね。
あとはバイオインフォマティックスですかね。
ゲノム解析には結構PerlとかPythonとかRubyとか
スクリプト言語が使われることが多いんですけど、
BioRubyっていう日本発のプロジェクトがあって
世界的にもかなり評価されているようです。
次は「I3H」チームのリーダー井上君からの質問です。
卒業制作ではPHPのチュートリアルというお題があったので
Rubyはまだ未体験です。でもRubyに興味津々のようです。
Q.個人的に気になっているんですが、
Rubyの他の言語との違いって何ですか?
ま.あんまりないです(笑)。
っていうのは、プログラミング言語って結局は
人間が何をやりたいか表現するものなので、
本質的にはそんなに違いはないですね。
で、数学的にはチューリング完全って言うんですけど、
アルゴリズムをを記述する能力においては
どの言語もたいして違いはないんです。
だからRubyで書けるプログラムはたぶんPHPでも書けるし、
Javaでも書けるし、PerlでもPythonでも書けるんですよ。
そういう意味では大した違いではないですね。
ただ、Rubyで書いた方が一般にプログラムが
コンパクトに書きやすい。つまり、
Javaで100行のプログラムが
Rubyで書いたら20行とか10行で書けたりするかもしれない。
そうするとコンパクトに書けるプログラムっていうのは
本質的なところに集中しているので、
コードを見た時にそのコードがいったい何をするのか
っていうことを理解しやすい。
Javaだとなんかpublic static void mainだとか
よくわからない長いのがあったりするし
(学生、毎日のように見ているフレーズなので思わず苦笑)、
PHPでも結構しんどいコードを見ることがあるんですけど
Rubyがそういうのをわりとコンパクトに表現しやすいということは
プログラムを書いた人がもともとやりたかったことと
今ここで目で見ているコードとの距離が近い傾向がある
ということです。
もちろんそれは書き方次第なんですけど。
で、そうするとRubyは見たときに楽、というか
精神的ストレスが少ない、ということが言えます。
で、みなさんが学校でプログラミングをやってて
楽しいと思っているかどうかわからないんですけど
プログラミングそのものはすっごい楽しいんですよ。
つまりなんにもないところから新しいものを作り出して、
コンピュータが自分の思った通りに動いてくれるっていうのは、
なんか・・・なんて言うんですかね・・・
「世界を支配している」っていうか(笑)。
そういう創造力とか万能感、「根拠のない万能感」って
よく言うんですけど(笑)、なんか自分がすごい人間に
なっちゃった気がするんですね。
だけど、実際にプログラム書いている時に、
そういう楽しい気持ちを邪魔するものが結構あるんですよ。
で、その中には
「コードのこの辺がよくわからなくて難しいから大変」
とか、
「時間がかかって徹夜しなくちゃいけないから体がしんどくて
楽しむ余裕がない」
とかいろいろあるんですけど、
Rubyっていうのは僕自身がプログラミングするために作ったんで、
そういうストレスが少ないんで、
プログラミングが本来持っている楽しさに集中できる
っていう傾向があります。
ですのでいろんなところでRubyを使っている人に会うんだけども
その人たちの中のかなりの人が
「Rubyを作ってくれてありがとう」
「Rubyのおかげで最近またプログラミングが楽しくなってきました。
昔楽しかったのに途中すごくしんどかったんですよ。」
と言ってくれます。
その辺が他の言語との違いなんじゃないかな、と思います。
Q.ありがとうございます。
あの、お願いなんですけど、日本電子で授業受けてください。
ま.え? 授業を受けてください?(笑)
Q.あ! 間違えました!(場内爆笑)
あのー、是非Rubyの授業を・・・

ま.先生になれと。
Q.あ、はい(笑)。
ま.はい(笑)。
あっ、今確かにまつもとさんが「はい」と。やった!
どさくさにまぎれてすごいお返事いただいちゃったぞ!
井上君、ある意味ファインプレーだ!
いいのか、そんなんで!
次の質問は「マイナス2乗」チームのリーダー、西川君。
やや緊張気味です。

Q.Ruby以外のご趣味は何ですか。
ま.Ruby以外の趣味ですか? えっと、
プログラミングです(笑)。
Q.プログラミング以外でありますか。
ま.プログラミング以外ですか。
本来は本を読んだりとか映画を観たりとか
すごい好きなんですけど、
最近全然時間が取れなくてできてないですね。
Q.好きな本や映画は?
ま.僕はSFがすごい好きなんですよ。
高校時代SFを読みまくっていたんですけど、
で、作家で言うとJ.P.ホーガンとか好きなんですけど。
あと、ラリー・ニーブンとかですね。
古めのタイプがすごい好きでした。
で、映画はねえ、映画はさまざまなんだけど
えーと、あ、マトリックスですね。SFっぽいですね。
Q.私もマトリックスは大好きです(笑)。
どれが好きですか。
ま.やっぱり私は最初のやつが好きです。
このあと西川君は自分のマトリックス論を披露して
まつもとさんが茫然とする中突然
「ありがとうございましたっ」と質問を終了。
みんな思わず笑ってしまいました。
西川君緊張してたんですね。
でもなんか初々しくて良かったです。
次の質問者は三国レンジャチームのリーダー、張君です。
Q.今までの流れと全然違う質問なんですけど、
ある日お子さんが
「お父さんみたいなエンジニアになりたい」
といきなり言い出したら、
エンジニアに育てたいですか。
それとも他の道を歩ませたいですか。

ま.えっと、エンジニアになりたいんだったら
エンジニアになったらいいなあ、と
思いますけど。
Q.ということは、今まつもとさんはエンジニアという
仕事が好きなのですか。
ま.あ、たぶん僕は日本にいるエンジニアの中で、
上から数えた方が早いくらい幸せなエンジニアであると思うので
(一同オオーッという声)、
僕のようになれる可能性があるので
別にエンジニアになるのを止めようと思いません。
Q.そしたらそのお子さんに言語として何をメインに
教えたいですか。やっぱりRubyですか。
ま.えっと僕は教えないので(笑)、彼が学びたい言語を
学べばいいんじゃないかな、と思います(笑)。
というのは、僕の子供の頃はすごく恵まれなかったんですよ。
家が恵まれなかったわけじゃなく(笑)、
時代が恵まれなかったんですよ。
まずインターネットがない、
それからコンピュータが、電源を入れると
“How many files(0-15)?”
って言うんですよ
(司会のN先生のみ大笑い、一同キョトン)。
笑う人は一人ですね(笑)。
とにかくBASICっていう言語しか動かないんですよ。
OSとかない。
コンピュータにBASICを入れるしかない。
言語の選択肢がないわけですね、当時。
だから、僕はBASICでプログラムを組んでて
それなりに楽しかったんですけど、
でも、もっと良い言語、もっとちゃんとした言語、
例えばRubyみたいなプログラミング言語があれば
使いたいなあと思ってたんだけど、
全然できなかったんだよね。
で、ある程度以上複雑だったり大きかったりする
ソフトウェアの開発ってその時できなかったんですよ。
情報もコンピュータ関係の雑誌をちょっと買ってきて
その書いてある文字の情報しかない、
ダウンロードってできないから。
で、そういう時代なので、その時プログラミング
したいんだけどいろんな制約があってなかなかできない、
っていう高校生だったんですね。
大学に入って初めてちゃんとしたプログラミングが
できるようになったので、
プログラミングを自分からしたいっていう気持ちが
すごい内からあったんですね。
そういうハングリーな精神っていうのが、
もう年寄りになってもプログラミングしてたいっていう
原動力になったと思うんですよ。
で、例えば僕が息子にですね、
「お前はプログラマになるんだ!」って
プログラマ養成ギプス(笑)なんか着けたらですね、
彼はそういうモチベーションを持てないんじゃないかなあ
と思うんですよ。
だから彼がエンジニアに自分でなりたい、というふうに
思うんだったら、自分で頑張ってなればいいし、
そう思わないんだったらそれはそれでいいかな、
というふうに思います。
司会者N.今“How many files(0-15)?”の話が出て、
懐かしさで涙が出そうになりました。
ま.年寄りですね(笑)。

N.はい(笑)。
でもやっぱりお子さんが自分で「私はRubyを学びたいんだ」
って言ってきたら、嬉しいですよね?
ま.そうですね(笑)。
ここまでで7チーム中4チームからの質問が終わりました。
まだまだ続きます。
最後司会者のN先生が泣きそうになったのは、
20年以上前の思い出へのノスタルジーだそうです。
なんだかよくわからないのでほっときたいところですが、
まつもとさんと2人だけがわかってる、というのが
うらやましいというか、しゃくにさわるというか・・・
2009年02月27日
カテゴリー: イベント
オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Spring at 日本電子!
あれから1年、今年もあのイベントが日本電子にやって来ました。
オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Spring at 日本電子!
今年は1年前よりもさらに熱く盛り上がりました。
それではさっそく2月20日(金)、21日(土)の
2日間に渡って日本電子7号館で行なわれた
日本最大のオープンソースコミュニティのお祭りの様子を、
学生の視点から映し出してみましょう。
◆卒業制作システム出展
今年もオープンソースシステム科の2年生は
卒業制作システムを出品しました。
(昨年の様子はこちら)
いつもお世話になっている主催者の
びぎねっと宮原さんに無理をお願いして、
今年もまた出展会場の中でいちばん良い位置を
確保してもらいました。ずるーい。
学生達はみんな来場者に自チームのシステムを
アピールしようと必死です。
なぜならアンケートを記入していただいた方に
お気に入りのシステム名を投票していただき、
投票結果で1位になったチームは
主催者のびぎねっとさんから
豪華賞品がもらえるからです。
「是非うちのチームに投票してください!」
「このチームのシステムもいいですよね。
でもうちのチームのシステムもかなりのものですよ!」
「確かにこのチームの方がいいですよね。
でも投票はうちのチームにお願いします!」
こらっ!
説明する方も大変です。なにせ2日間の来場者数は1,500名。
展示ブースが人で埋まってしまう場面も。
◆まつもとゆきひろさん特別授業
ついにまつもとさんに日本電子に来ていただきました!
9月のオープンソースカンファレンス2008 Shimaneで
N先生が直接お願いした授業が実現したのです。
まつもとさんにはまず2階の展示ブースで
卒業制作7チームのシステムに触れていただき、
「まつもとゆきひろ賞」を選出していただきました。
その後場所を地下2階のセミナー会場に移して
「まつもとゆきひろ賞」表彰式。

まずは各チームの講評です。

まつもとさん「どのチームにも良い部分はありました。
もちろんそうでない部分もありますが(笑)」
うわぁ、まつもとさんに「良い部分がある」と
おっしゃっていただけるなんて。
この時点でちょっと泣きそうです。
そして・・・優勝チームは、
「紫組!」
やった! チームリーダーの市川君、おめでとう!
この欄でおなじみの面々の苦労がついに報われました。
Ruby on Rails採用が効きましたね。
プレゼンではインストール時のバージョン合わせの
苦労話を披露した上で、
それでも「Rubyを導入してよかった」との締めくくりに
まつもとさんの心も動かされたのでしょう。

賞品はもちろんまつもとさんの著書。
最近出版されたばかりの「プログラミング言語 Ruby」、
しかもまつもとさんのサイン入り、
だけでなくスタンプ入り!
これは貴重だぞ。大事に使わせていただきます。
表彰式の後は「まつもとゆきひろになるためには」。
まつもとさんへの一問一答。
学生達はあらかじめ質問を考えてきました。
この様子は次回詳しくお伝えします。
意外な質問も飛び出し、今までのインタビュー記事に
ない発言もありましたよ。お楽しみに。
◆1年生スタッフ
今回2年生は出展側でしたが、
1年生もあちこちで活躍をしました。
まずは主催者のびぎねっとさんとともに
走り回るイベントスタッフとして。
スタッフは当日おそろいのTシャツ姿でした。
前日の準備から最終日の片づけまでみんなご苦労さま!
来年は裏方まで知り尽くしたホームグラウンドで、
最高のシステムを披露してくれ!
◆ハンズオンセミナー
それから1年生の活躍で忘れてはならないのが
「学生からあなたへ! ~LinuxではじめてのWebサーバ~」
というタイトルがついたハンズオンセミナーです。
ハンズオンセミナーとは体験を伴うセミナーのことで、
いつも1年生が教わっている実習室環境のもとで
今回はその1年生が一般のお客様にWebサーバ構築の初歩を教えました。
そうです、これはMerry Linux!!からの一連の流れなのです。
あの時「もっとこうすれば良かった」という声もたくさんあり、
今回ある意味リベンジを果たそう、ということなのです。
とても1年生とは思えないこの落ち着きぶり、
貫禄あり過ぎです。
「私は日本電子の、」
「先生ですか?」
のやり取りは、もはや日常です。
セミナーでは反省点も残りましたが、
受講者アンケートでは温かい言葉もたくさんいただきました。
担当のT君は「大変だったけどまたやりたい」とのこと。
準備の忙しさで疲労困憊のはずなのに、
なんとも頼もしいではありませんか。
◆ライブデザイン
今度はWebデザイン科とのコラボレーション。
オープンソースシステム科の卒業制作の中から
「マイナス2乗」チームのフォーム入力画面を取り上げ、
Webデザイン科2年生がその使い勝手を
バッサバッサと斬って行く。
エンジニアって画面制御のプログラムを作る時も
あんまり使い勝手って考えないんですよね。
まあその辺はデザイナーに任せて、という感じ?
でもやっぱりWebシステムではエンジニアと
デザイナーが協力していかないと。
Webデザイン科「どうしてこういう順番に?」
オープンソースシステム科「まあなんとなく」
ま、そんなもんですよね。
Webデザイン科鈴木君(左)とオープンソースシステム科西川君
そこでWebデザイン科2年生の敏腕デザイナーは
その場で画面を改良していきます。
敏腕デザイナーのWebデザイン科2年石塚さん
あ、ガイドを使うんだ。じゃ座標は合わせなきゃ
いけないんだね。ふんふん。
あ、入力画面のそこから先はページが変わるのか。
1ページに全部押し込めば処理は楽なのに。
でもそういうのはユーザに優しくないんだ。ふーん。
デザイナーの仕事ってすごいんだね。参考になった。
これからはお互い社会に出てからも
コラボして良いシステムを作っていこうぜ!
◆ライトニングトーク、表彰式
2日間のカンファレンスの最後を飾る
毎度おなじみのライトニングトーク、
どんな内容だったかはこちらに
いくつかプレゼン資料がございます。
興味深い話題がたくさん。
地下2階の2教室をぶち抜いた大会場でも
お客さんはびっしり。立ち見が出ています。

そんな中でわが「三国レンジャ」チームが
ドキドキものの発表です!

リーダーの張君、見事な発表でした。
貴重な体験をしましたね。
そしてこの大勢のお客様の前で、
アンケート集計結果の発表!
まずは得票数2位の発表です。
2位は、「ひつじさん」チーム! おめでとう!
Webブラウザのみの環境でプログラミング体験ができる
新鮮な操作感覚が評価されたのでしょう。
賞品はなんとMozilla Japanさん提供による
Firefox関連グッズ! これはマニアにはたまりません。
表彰の際にはメダル授与よろしく
Firefoxバッグをかけてもらいました。

そしていよいよ1位は・・・
ライトニングトークでも活躍した「三国レンジャ」チーム!
やった! 二冠達成!
ネットワークなどの管理・監視を行なうシステムの
実用性の高さはやはり高い評価を受けたようです。
主催者のびぎねっと宮原さんから
一人にひとつずつ刻印入りの携帯音楽プレーヤーが
賞品として贈られます。これは嬉しい。

宮原さんには特別授業でも教わったし、
賞品までいただいてもうほんとにお世話になりました。
◆みなさんお世話になりました。
9月にN先生が
「是非東京にいらしてください」とお願いした
松江商業高校の日向先生、また会えましたね!
イベントが重なってしまったため
生徒さんのプレゼンテーションを拝見できませんでしたが、
高校生の活躍ぶりは素晴らしいですね!
こちらからまた松江にお邪魔させていただきます。
今度は5月ですね!
松江と言えばまつもとゆきひろさん。
わざわざ東京までいらしていただき、
まだまだ未完成の学生のシステムの
良い部分を必死に探していただき、
賞を選ぶ時も真剣に悩んでいただいて
本当にありがとうございました。
一問一答の時のひとことひとことを
しっかりと全身にしみ込ませておきました。
それからなんと言ってもびぎねっとの宮原さん。
(個人的には長石さんも!)
今回もいろんなところでお世話になってしまいました。
イベントスタッフの1年生も初めてなので
いろいろご指導いただきましたし、
ハンズオンセミナーの実現に向けて
背中を押してくださいましたし、
優勝チームに素敵な賞品もいただいてしましました。
2008年度「日本OSS貢献者賞」の後光がまぶしいです!
そして何よりまだまだ未熟な学生の作ったシステムを
真剣に評価していただいた来場者および出展者のみなさん、
本当にありがとうございました。
オープンソースエンジニアの方々は
みなさん高い技術をお持ちの方ばかりなのに、
勉強中の学生の技術に対して
どうしてこんなに優しい視線で
温かく見守ってくださるのでしょうか。
オープンソースシステム業界は本当に
安心して勉強に打ち込める雰囲気があるんですね。
この道を選んで良かった!
2009年02月20日
カテゴリー: イベント
突撃!隣りのの自宅サーバ
今日はいきなり新企画、「突撃!隣りの自宅サーバ」
第1弾ということで、2年生の山中君の自宅に突撃訪問です。
なお、第2弾以降の予定はあるのでしょうか。
そんなに自宅サーバがあちこちにあるとは思えません。
N.こんにちは、担任のNです。
山.こんちには。名乗らなくても知ってますよ。
N.おっ、卒業生のH先輩が一緒じゃないですか。
駆け落ちですか。
山.そんなわけないでしょ。
N.いきなりインコがお出迎えですね。お二人のお子さんですか。
山.先生何を言ってるんですか。
インコの名前はユキといいます。
N.名前の由来は?
山.二人の名前から一文字ずつ取りました。
N.ほら、やっぱり。
山.何がやっぱりなんですか。今日は自宅サーバの取材ですよね。
N.ああ、そうでした。失礼しました。
山中君はいつから自宅サーバを動かしてるんですか。
山.中学2年の時からです。
N.まあ、なんと早熟な。何でまたサーバを立てようと。
山.当時ネットゲームにはまっていて、
ネットゲーム仲間のサーバ話を聞いて
かっこいいと思ったのです。
最初は自宅内でファイルサーバやWebサーバの
実験をしていた、という感じです。
N.じゃあ、外部に向けてサーバ運用を始めたのは?
山.高校2年の頃です。
N.ポート開けるの怖くなかった? 侵入されそうだとか。
山.その頃は怖いもの知らずですね。外部に向けると言っても
その友達からアクセスしてもらって確認する程度です。
N.そっか。今みたいに学校から自宅にアクセスするとか
できないものね。
山.高校の間は自宅にはサーバ用とクライアント用の
2台のパソコンがありました。
専門学校に入ってすぐ3台目を入手しました。
N.うーん、自分の頃とはまったく違うな。
高校の頃ラジオなら3台持っていた。
ところでサーバは最初っからLinux?
山.そうです。最初はVine Linux。
高校3年生の時にOpenSUSEを使うようになりました。
N.そして専門学校に入って駆け落ちをしたら、
相手が持ってたパソコンでまたサーバ機が増えて
今に至る、ということか。
山.駆け落ちじゃないですってば。
確かに今はパソコンがたくさんあります。
ここに引っ越してからいろいろと変化がありました。
まずPCルータを作りました。
そう言えばブロードバンドルータってずっと使ってません。
自作ルータだと市販のブロードバンドルータでできない
細かい制御ができます。
ほかにもいろいろ工夫してます。
まずサーバは音がうるさいので、
CPUファンは秋葉原で音を聴いて一番静かなのを買いました。
電源も超静音です。
(「後ろ向きがおしゃれ!」だそうです。そうかあ?)
N.そうそう、自宅だと熱と音が問題になるんだよね。
S先輩は夏の「熱さ」にやられて自宅サーバ挫折したんだよね。
山.あ、そのS先輩からもらったサーバもありますよ。
それから変更点としてはスイッチをギガビット化しました。
OS起動用のHDDがコンパクトフラッシュになりました。
PC切替器も4台用と2台用のがあります。
山.あとはUPS(無停電電源装置)ですかね。
N.それは・・・既に自宅の範囲を超えている。
山.現在のサーバ構成図はこちらです。
山.今はWebサーバ、メールサーバ、ファイルサーバ、
コンテンツサーバ、Subversionサーバ(以下10行略)
などが動いてます。
N.なんじゃこりゃ! 小規模オフィスも真っ青の規模だぞ。
専任ネットワーク管理者の仕事も大変だ。
山.そうなんですよ。ネットワーク構成図作ろうとすると、
物理構成図と論理構成図の対応を作るのが大変。
N.そっかー、1つのPC上で複数の仮想サーバが動いていて、
それぞれのサーバのディスク領域はiSCSIで別のPCのを
使っている。これじゃ論理構成と実体がこんがらがるなあ。
何でこんな複雑なの?
山.あんまりお金をかけられないので、仮想サーバで
PCの節約をして、データ用のハードディスクも
信頼性の高いRAID5が一箇所だけだから大事なものを
どうしてもそこに置くことになる、そうすると
こういう構成になるのです。
山.僕にはわかりやすいんですけどね。
H.私にはわかりにくい!
N.あらら、H先輩、そういえば最近山中君が合宿免許
取りに行ったとき、サーバの面倒見るの大変だったでしょ。
H.そうですよ。わからないから必死にこの構成図を作ってみたのです。
N.ところでサーバ管理をしていると、不都合なことはないの?
山.今みんなが使っているメーリングリストの
サーバを管理してますが、
うちでブレーカーが落ちたりするとサーバも落ちて
メーリングリストも止まっちゃうので、
結構プレッシャーですね。
N.身の細る思いもする、と。
山.そう、うちは食費がぎりぎりなので、ストレスでやせると思ったら、
最近太った?とよく言われるんです。
N.お、そういえば以前よりあごがなくなりつつある。
このままいくとインコのユキちゃんにそっくりになるぞ。
山.やめてください。
N.今まで遭ったトラブルとかは?
山.去年は雷でブレーカーが落ちましたね。
UPSのおかげでちゃんとシャットダウンしましたけど。
あとは発熱ですね。実は一部のサーバはむき出し運用です。
N.ん? ほんとだ。半分むき出しだ。これはひどい。
山.むき出しだとファンで風をコントロールできないので
かえって熱の問題が起きるのです。
オーバーヒートになるとハードディスクトラブルが起きて
サーバがダウンします。
N.音問題は解決したようだけど。
山.以前はうるさくて眠れないこともありました。
あとスイッチングハブがある方向にだけ
高周波のような音直撃だったので、
キッチンペーパーとアルミホイルと本の外箱で
くるみました。
発熱の面では大問題なんですけど。
N.うーん、なかなかハードウェアを虐待してるねえ。
トラブルじゃないけど、ルータのログ見ると
結構すごいでしょ。
山.そうですねえ。リモートログインのアタックは
日に数百件、WebサーバへはランダムなURLで
アクセスしてきて何とかもぐりこもうとする、
メールサーバには踏み台欲しい人が毎日たくさん
訪れて来ますねえ。
N.そういうの見ると、セキュリティ意識が高くなるよね。
リスクもあるけど自宅サーバは勉強になる。
ところで、ヒューマンエラーによるトラブルだって
当然今まであったでしょ。
山.はい、サーバ用PCでJavaで開発してたら、
メモリ不足でサーバそのものが落ちちゃった。
N.こんだけサーバがたくさんだと、もうサーバ用も
開発用もごっちゃだね。
山.あと、このルータ用PCのキーボードがワイヤレスなんですけど、
これをひょいっと持ち上げようとすると、
ちょうど指が電源ボタンを押してしまう。
N.なんだそれ! なんと危険な!
こんな緻密なサーバ構成のもとで
なんと低レベルなハードウェア管理・・・
H.ヒューマンエラーじゃないですけど、
山中君はゴキブリが出るとトイレに逃げ込んで
オペレーションを放棄します。
N.はは、ねずみがケーブルかじるのと違って、
それは確かにヒューマンなトラブルだ。
山.いやあ、この件はどうかご内密に。
そういえば最近ハードディスク装置が信用できないんですよね。
ここに引っ越してきてから既に5台壊れました。
メーカーも製造時期もバラバラ。
あ、例のSeaxxxx社の事件も、ばっちりビンゴでした。
買って3ヶ月で壊れました。
N.うーん、君は何かハードディスクから
恨みを買うようなことをしてないかね。
山.いや、そんなことはないと思うんですけど。
せいぜいホコリ攻撃、熱攻撃、あと2台裸で重ねるくらいですかね。
N.なんだってえ。ハードディスクたちがもし労働組合
組織してたら、間違いなくストライキだ。
山.そうですか・・・だから壊れるんだ・・・
N.ハードディスク虐待容疑で当局の手が伸びるかも知れん。
山.う、そんな・・・
N.ハードディスクの呪いから逃れたければ、
涼しいところ、窮屈じゃないところで
可愛がって上げなさい。
山.はあい。
N.自宅サーバで将来の夢は?
山.バックアップ体制ですね。1.5TBくらいのハードディスクで、
週単位の差分バックアップを自動的に取れればいいですね。
今RAID5動かしてますけど、オペレーションミスで
ファイルを削除とかしてしまうので。
あとは仮想サーバ用PCのメモリ増設。
それから障害時対策として稼動系と待機系の
デュプレックスシステムを構成したい。
N.そんなのもう自宅サーバじゃないってば。
山.あと夢といえば平和に楽しく暮らしたいですね。
N.何をいきなり枯れた事を。
山.H先輩と2人で並んで縁側でパソコンとかできたら
幸せですね。
N.山中には年齢詐称疑惑がある。
山.なんですかいきなり。
N.山中はサーバを始めた時期といい、
その数々の枯れた言動といい、
そのルックスといい、
実は10才余分に歳を取っていると考えれば
すべての事がちょうどつじつまが合うのだ!
山.そんなことないですよお。
この後しばらくハードディスク虐待疑惑と
年齢詐称疑惑に関して
N刑事の尋問は続くのであった。
おしまい。
いやいやいやおしまいの前に、
山中君は専門学校生レベルを超えた知識の持ち主で、
だからこそこんな複雑なサーバ構成を管理できるのです。
学校で先生からいろいろ頼まれているうちに
実習室でも実に見事なサーバシステムを作り上げてしまいました。
そこで得た知識を自宅に応用しているようです。
内定先でもその知識を最大限に生かせそうです。
日本電子専門学校のオープンソースシステム科は
基本的に何でも学生にやってもらって
体で覚えてもらうという方針でやってます。
実践あるのみ。
山中君のように、疑問点をとことん調べて粘り強く学ぶ意識があれば、
驚くほどの知識量を蓄えて社会に飛び立てるようになるのです。
ご興味のある方、オープンキャンパスや体験入学で、
オープンソースについて熱く語り合いましょう!
入学イベントについてはこちらをご覧下さい。
ついにこの日が・・・卒制プレゼンの結果は?(卒業制作第4弾)
ついにこの日がやって来てしまいました。
卒業制作の成果を後輩たちの前で披露するのです。
先週お知らせしたとおり、各チームのシステムそのものは
既に教室内で公開され、1年生たちはその未完成(?)システムを
壊してしまわないかと心配しながら恐る恐るさわっていました
(実はわざと壊そうとしてるやつも・・・)。
そして今日はプレゼンです。その未完成(??)にいたる苦労を、
次年度味わう予定の1年生に伝える日なのです。
ちょっと意味が違うか。
まあとにかくプレゼン慣れしていない2年生はもうテンパってます。
1年生の前で恥はかきたくないものねえ。
でももう既に全部バレているような・・・
7チームの発表順は例によってランダムです。
その場で順番が決まります。
最初の発表チームはおなじみクラス委員の市川君がいる「紫組」チームです。
学校内のさまざまな学科のコンテンツが集まるコミュニティサイトを制作。
さらにRuby on Rails環境での開発にも挑戦したんですよね。
インストールに大苦戦したという血と汗と涙の発表でした。
でも発表者の市川君にとって「スポーツフェスティバル中止」
のショックに比べたらインストールの苦労くらいどってことないよね?
え? 違う?
プレゼンの方法はこの業界ではかなりメジャーな「高橋メソッド」です。
字がでかい。スライドの枚数が多い。あらびっくり。でもテンポがよい。
発表時間の10分という時間を感じさせないうちにプレゼン終了。
1チームの発表が終わると、質問タイムです。
次々と1年生から質問が出ます。どうやら仕込まれていたようです(笑)。
でも質問の内容は事前には知らされていませんでした。
え、こんな質問多いの? 後に続くチームはさらにビビります。
1チームの発表が終わると、そのチーム専用の審査用紙に
10項目のポイントをそれぞれ5段階でつけます。

今回1年生から最も多くのポイントを獲得したチームが
最優秀チームとして表彰されます。
審査用紙に記入する1年生も真剣です。
来年は自分達が審査される番だからです。
次の発表はほけんがかりのH君の所属する「I3H」チーム。
PHPプログラミングのチュートリアル用システムです。
ユーザ役のK先生も見に来てくださいました。

ここもいろいろ苦労したようです。
プレゼンの手法は、お!ここは「もんたメソッド」ですね。
でも隠す部分がちょっとずれてるよ(笑)。ご愛嬌。
グーグルのAPIを利用した「マイナス2乗」チーム、
地図を活用した転職サイトを作るなんて、なんてタイムリー!
この金融不況による雇用不安を夏の時点で予測していたのか!

求職側だけでなく、求人側にとっても使いやすいシステムを
考えるのは大変だっただろうね。採用業務ってなかなか
想像つかないし。
留学生だけによる「サンプラザ国際」チームは、
ショッピングサイトにチャレンジ。
ショッピングカートの処理に苦労したようです。

機能はひととおり実現されていて、
あとは通信経路のセキュリティですね。
発表の時は日本語のハンディがあったと思うけど、
必死の発表はきっとみんなに通じたはず。
クラス内グループウェアに挑戦した「一休さん」チーム。
みんな、こんなグループウェアなら使いたいよねー。
みんなの審査結果が良ければ先生が使ってくれるかもよー。
だからいい点入れてねー。
そ、そんな技があったのか・・・
途中一部で高橋メソッド的雰囲気も。上手です。
制作途中、入院などでメンバーが減って大変だったようです。
一番大切なのはチーム内のコミュニケーションだって。なるほど。

集まれないメンバー同士のコミュニケーションには
Skypeが決め手だそうです。
ものすごく説得力がありました。
Webブラウザのみでプログラミングが学べる、
プログラマー育成サイトにチャンレンジした「ひつじさん」チーム、
発表の前にいきなりみんなにお菓子を配り始めた(笑)!

これは・・・反則では・・・
でも「お菓子を配ってはいけません」とはどこにも書いてない・・・
や、やられた・・・
発表者はなんかプロっぽい。

しゃべる職業に就いていたのではという疑惑も。
途中になんとCMタイム。
一部利害関係者(笑)へのアピールも抜け目がない。

質問タイムで、
「プロですか?」
という質問に対し、きっぱりと
「プロです!」(笑)

や、やられた・・・
最後のチームは、ネットワークなどの社内資産管理システムに挑戦した
「三国レンジャ」チーム。
あの山中君が所属するチームで、本当に日中韓三国の共同作業でした。
このチームは夏休みから合宿まで組んで
チーム内の意思統一を徹底して行っていました。

さまざまな知識を駆使したネットワーク管理業務が印象的でしたが、
やっぱりここも「コミュニケーションが一番大切」とのことでした。
やっぱりそうなのか。
1年生にはコミュニケーションの大切さが伝わったに違いない。
あ、三国レンジャチームもSkypeだったそうです。
Skype必須だね。
質問タイムの珍プレー・好プレー
・「展示システムを使ってみましたが、URL欄の後ろの方の文字を変えたら
ほかのユーザでログインできてしまいました」
いやあ、制作担当者の焦ったこと焦ったこと(メソッド間違えてた)。
・「そういったシステムなら開発環境でSmartyを導入したほうが良いのでは」
いやあ、制作担当者の焦ったこと焦ったこと(実はSmartyを知らなかった)。
・「ソースプログラムを見せてください。」
いやあ、制作担当者の焦ったこと焦ったこと。
・質問内容があらかじめ知らされてなかったにもかかわらず、
質問に対していきなり新たなプレゼンシートを使って回答した
「一休さん」チーム! 本日のファインプレーでした。
全7チーム発表終了後、審査用紙の内容は即座に集計され、
本日の最優秀賞が決定しました。
最優秀賞は・・・
最後に発表した「三国レンジャ」チームです! おめでとう!!
賞状授与式です。

副賞は・・・ ん、なんかゴミ袋みたいだぞ。

とても賞品とはいえないような・・・ と思ったら、

スナック菓子一袋分! これ、かなりの量です。みんなで食べようね。
さて、今回のプレゼンの主役は実は1年生です。
このプレゼンは次年度の卒業制作のためにあったのです。
今年の2年生の本当の本番は、実はオープンソースカンファレンスなのです。
この日にまつもとゆきひろさんや、来場者の皆さんにプレゼンをして、
アンケート用紙に記入してもらうのが、本当の本番なのです。
それまでに一週間ちょっとあります。
システムの修正とさらなるプレゼン資料作りに全力を注ぎます。
果たして間に合うか! 間に合わせます!
誰ですか! 「うちのは永遠のベータバージョンだ」とか言ってるのは!
そんなこと言ってる間に手を動かすんだ!
でもやっぱり間に合わない!
2009年02月06日
その後どうなった? -もうすぐオープンソースカンファレンス-
・バナナダイエットの行方
先日インフルエンザ流行でスポーツフェスティバルが
中止になった件をお伝えしましたが、朝バナナダイエットに
チャレンジした市川君のその後は・・・
スポーツフェスティバル当日の段階で4kgの減量に
成功しました! 食事の量は全く減らしていません。
あとで知ったことですが、バナナは何本食べても
いいのだそうです。まあ、限度はあると思いますが。
んでスポーツフェスティバル中止の知らせを聞いた時、
市川君は「リーマンショックの時より大きな打撃を受けた」
とのことです。
えっと、リーマンショックの時って、市川君はそんなに
打撃受けてない・・・よねえ。
でも当日着るコスプレ衣装代にウン万円突っ込んでいた
市川君にとって中止の知らせはあまりに衝撃が大きく、
その後ストレス解消のやけ食いのおかげで順調に
リバウンドしているそうです。めでたしめでたし。
・H先輩からの便り
就職してから10ヶ月のH先輩からお便りが届きました。
プロジェクトの途中でちょっと苦手な仕事を頼まれたけれど、
上司からのアドバイスで無事乗り切った
「ちょっといい話」をどうぞ。
==========================
「今のプロジェクトも終盤に差し掛かり、
結合テストがもう少しで終わるかなーというところですが、
修正箇所が残っているのでまだ終われません。
といっても私の修正箇所はもう直ったので、
次の作業の先取りで【マニュアル】を
作成しなければならなくなりました。
なんかとてもめんどくさい感じです。
マニュアルだけに限った話ではないのですが、
嫌なんだけどやらなければならない事ってありますよね。
そういった事に取り組む時の心構えを面白おかしく教えてくれた、
上司と私との今日の会話をお送りします。
いろんな意味で是非皆さんの今後にも役立てて欲しいと思います。」
H.(マニュアルか・・・ 項目だけ書いてあるテンプレート
渡されたけれど、どうすればいいんだろう??
うーん、、よく分からんから
イタいニュースでも読んでから始めよう・・・
なになに?日本製ゲームの世界シェアが・・・・)
上司.コラー! なにダラダラしてんだー!
H.う、いやーなんかマニュアル書かなきゃいけないんですよー。
上.マニュアルですか、いいじゃないですか。
H.えー、どこがですか?
上.マニュアル書かなきゃいけないと思うから
めんどくさくて嫌になるんですよ。
「よーしこれから俺が世界一わかりやすいマニュアルを
書いてやるぜ」
と思ってやったら楽しくなりますよ。
そのために必要な資料だとか書き方だとかを
徹底的に調べてみることです。
僕の場合は、昔サイボウズのユーザーマニュアル的な
ものを一冊買って、あーマニュアルってこう書くんだ、
図の配置とかはこうすると見やすいのかっていうのを
ひと通り勉強してから書いてました。
そうして、たいていは自分が作ったものが
めちゃめちゃ丁寧でわかりやすくて、
「どうだこらーよくできてんだろー。」って感じになって、
実際出来上がったものをユーザーが見ると、
「う~んちょっとこの辺がね・・・」とか言われるんです。
自分でも、「うーん確かにそうだな。」ってなって、
そしたら今度はその分を微調整してよりいいものが
作れるようになっていくんです。
できないやつっていうのは決まって理想が低いんですよ。
いつも適当にやって、まぁこんなもんかで終わるから、
自分が上の立場になったときも部下に、
「まぁ、めんどくさいけど頑張って。」とかしか
言えない人になっちゃうんです。
できる人は、理想が常に高いから、いつもいつも
「あ~まだかぁまだかぁうをぉ~」てなってるんです。
「まぁ・・・」とか、「適当に・・・」なんて言う人の
言うことは信用しちゃだめです。
もしそんな人の下に付いてしまったら、
「はい、分かりました。」って口だけで言って、内心は
「あーちっきしょ~こんなやつが上司かよー。
あっちのリーダーはなんか良さそうだなぁ。
厳しそうだけどスキルは付きそうだし、身になりそうだなぁ。
こっちは本当に残念だ。ついてねーな。」
なんて思ってるとそのうち態度に出ちゃうんですけどね。
今のHさんはそんな人になってしまうかどうかの分かれ目です。
まずは「マニュアル 書き方」とかで検索してみれば、
とりあえずお金かけずに多少の知識は入るんで、そこからです。
そのうちに、自分の作ったマニュアルの出来が良すぎて、
「あーちょっとHさん、この前のマニュアルよくできてたよ。
他の人じゃあんないいものは書けないね。どうだろう、
君をマニュアル専任として雇いたいんだけど・・・」
なんてオファーが来て、「いえ、私はプログラマーなんで。」
・・・なんていう妄想も繰り広げられるようになるんです。
何もかも完璧主義だと疲れちゃうんでやめていいんですけど、
何事も完璧を目指してやってると、10年後20年後に
周りと歴然とした差が出てきますから。
まぁ僕は全然完璧にはやってないんですけどね。
H.うそだー。
上.最初は意気込んでいろいろ調べてやるんですけど、
途中で他のものに興味が出てそっち行っちゃうんで。
途中までは頑張れますけど、そのうち脱線しちゃいます。
H.はは~なるほど、分かりました。
「途中まで」 頑張ります!(笑)
「そして見事に乗せられてマニュアルの書き方を
調べ始める私Hでした。おしまい。」
==========================
なんかいいお話でした。職場の雰囲気良さそうですね。
このあとH先輩はN先生から
「『テクニカルライティング』」でググってごらん」
と言われて欲しかった情報を手に入れたそうです。
めでたしめでたし。
・卒業制作が、もう・・・
いよいよ押し詰まってまいりました、
卒業制作も始まってからもう4ヶ月。
完成は見えたのか!
ついに来週から怒涛のラスト2週間!
まずは来週火曜日に学内プレゼンです。
既に教室内の後ろの列で常設展示が始まっていて、
そのシステムをさわった1年生たちの前で
2年生がプレゼンテーションを行ないます。
正直みんな今から緊張しています。教室の雰囲気変です。
その後すぐに後期試験。卒業がかかってます。うぐぐ。
そしてすぐにオープンソースカンファレンスの展示準備。
オープンソースカンファレンスのWebサイトを見たら
わああ大変! なんだこのタイトルは!
「×」って何よ「×」って。V.S.じゃないですか。
聞いてないよ。まつもとさんとV.S.って!
あくまで教えていただくだけですって。
私達の卒業制作システムをご覧に入れて評価していただき、
「まつもとゆきひろ賞」の表彰をしていただくのです。
まつもとさんをたじたじとさせる質問なんてできないよー。
でもあっという間に満員ですね。タイトルで煽るからですよ。
主催者のびぎねっとさーん、お願いしますよー。
その他にもオープンソースカンファレンスでは
2階展示会場で卒業制作システムを展示してます。
来場者のみなさんにアンケートを記入していただき、
7つのチームの中でいちばん評価の高かったチームには
賞品が出ることになってます。
アンケートにご協力いただいた来場者の方には
ちょこっとしたプレゼントがありますのでお楽しみに。
是非いらしてくださいね。
さらにさらに今回は学生がハンズオンセミナーにチャンレンジ!
あのMerry Linux!!の成果をオープンソースカンファレンスでも
活かします。今度はいろんな方が受講されるかもしれません。
これは相当緊張するなあ。
そしてMerry Linux!!で協力してくれたWebデザイン科の
学生達も応援してくれます。2階の展示会場で
面白いイベントを企画してます。キーワードは
「ライブデザイン!」 いったいなんでしょね。楽しみ。
でもなんかワクワクします。いろんなイベントが
みんなうまく行くことを願ってます。
うーんでも怒涛の2週間、恐ろしいスケジュールです。
果たしてめでたしめでたしと行くかどうか、
どっちかっつーと、くわばらくわばら。
・自称「LPI-Japanの回し者」の、その後。
先週の回し者記事が、
なんと、
「お知らせ」に、
載ってしまった、
ヤバい、
後半ただの宣伝なのに・・・
LPI-Japanのサイトからいらした方、
最後まで読んだら・・・
どきどきはらはら・・・
Linuxの資格試験が校内で受験できる!
Linux関連の資格試験といえば、
LPICやRHCEといったあたりが有名ですが、
受験のしやすさならばなんといってもLPICです。
と、自称「LPI-Japanの回し者」のN先生は言ってました。
今日はLPICの校内試験です。
LPICの受験は通常全国の試験会場の中から自分で選んで申し込み、
コンピュータベースの試験(CBT)を受けることになるのですが、
日本電子専門学校はLPI-Japanアカデミック認定校ということで、
学校でペーパー試験(PBT)を受けることができます。
いつもの定期試験と同じ校内、同じ雰囲気で受験できるので、
敷居が低くて助かります。
しかも受験料の割引制度があります。学生には助かる!
LPICにはレベル1、レベル2、レベル3があります。
レベル1を取得するためには、
101試験と102試験の両方を合格する必要があります。
レベル2だと201試験と202試験の合格が必要です。
今回はレベル1とレベル2がペーパー試験(PBT)の対象となります。
レベル2のPBTはなんと国内初!
日本電子でよかったー、とか言っちゃって、
まずレベル1受からないとorz
今回はいろんな学科の学生が受験しています。
伝統的にネットワーク関連学科は
受験者数が多く合格率も高いようです。さすが!
オープンソースシステム科はまだ歴史が浅いので、
合格実績もまだまだこれからです。
でもカリキュラム的にはいちばん有利。頑張らないと。
具体的にはオープンソースシステム科では
1年前期の授業で101、後期で102、
2年前後期で201と202の範囲をカバーしています。
つまり授業の進行とともにLPICを受けやすくなっているのです。
LPICの試験範囲はほとんどLinuxコマンドなので、
普段からバシバシコマンド打ってる人が圧倒的に有利です。
でも自宅サーバ派とかだと打つコマンドが偏るので、
試験問題で、ん??とかなることがしばしばあります。
LPICを受験すると、知識の補完になるので助かります。
今回のPBTでは101と102、または201と202というふうに
一日の間に2つ試験を受けることができます。
いっぺんに2つ受かれば一気にレベル1、またはレベル2取得です。
もちろん1つだけ選んで受けることもできます。
まずは前半、101と201試験です。
受験者以外は入室禁止です。ので入り口の写真です。
101試験を101教室で受ける、ん? ややこしい。
90分後、最初の試験が終わり、
休憩を挟んで102と202試験です。
休憩中の待合室は102教室です。うーん、ややこしい。
さらに90分、やっと終わりです。
両方受けた学生はお疲れさま。大変だったね。
この試験の答案はさっそく翌日にカナダのLPI本部に送られ、
2週間後に結果がわかります。
ここがPBTのちょっとつらいところで、
コンピュータベースのCBTならその場で結果がわかります。
手応えがあればすぐにでも結果を知りたいところです。
でも自信喪失状態の××君にとっては、
結果はまあおいといて、どうせすぐにはわからないし、
今日のところは努力した俺に乾杯!
ところでこの不況の折、資格試験が注目を集めてます。
実際のところどんな資格が有利なのか、
ITproの、2009年版「いる資格、いらない資格」、が参考になります。
興味深い連載記事です。
国家資格が圧倒的に有利ですが、
ベンダー系の資格もかなり熱いですね。
特にLinux系の資格は注目度急上昇中です。
LPICはその性質上「公的/非ベンダー系」に分類されていますが、
国家資格との厳しい比較の中でよく健闘してます。
とりあえず取っとこ、LPIC。損はないよ。
って、自称「LPI-Japanの回し者」のN先生は言ってました。
そんなN先生よりお知らせです。
この時期、進路のことなどで真剣に専門学校入学を
検討している方、資格のことも含めてご相談ください。
日本電子ではさまざまな入学イベントを開催中です。
オープンソースに興味のあるあなた、アンテナ高いですね!
業界についてあつーく語り合いましょう!
2009年01月16日
カテゴリー: イベント
まだまだ去年のはなし -Merry Linux!! その2-
前回に引き続き、またしても昨年末のおはなしを、
2年生担任のNがお送りいたします。
今回の「Webサーバ構築セミナー」で、
実際に初めて人に教えるという経験をした
オープンソースシステム科の学生達は、
どんな準備をして、どんな気持ちで当日を迎えたのでしょうか?
ちょっと訊いてみました。
まずは「いきものがかり」のメタボT君です。どうぞ。
どうもこんにちは。「いきものがかり」振りです。
太い太いと言われるTです。
でも最近実は減ってきています。
具体的には、500mlペットボトル16本分程度は
ここ2ヶ月で減りました。もう0.1tなんて言わせない!
・・・心底どうでもいいですね。
元から太過ぎるんだ!という意見多数。
MerryLinuxは、とにかく時間との勝負の中、
存外に好評を頂いたことが非常にうれしくもありましたが、
ご意見もたくさんいただきました。
うれしいですね。こういう体験ができるっていうの。
私自身は人に教えるという事自体が結構好きなので、
非常に楽しめました。
ずびずばと意見を言っていただけるのも、非常に助かりますね。
問題点を指摘してこその向上ですし。
ぜひ、オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Springで
リベンジといきたい所です。
ただ、やはり私が物事を上からオペレーションするのが不慣れ過ぎて、
段取りが悪いことこの上ない状態でした。
これは・・・慣れるしかないですね。
T君ありがとうございました。
セミナー終了後のリフレクションで、受講生の学生から
みっちりと指摘を受けたようですね。
でもそれが次のやる気につながっているようです。
Webデザイン科とWeb総合技術科の学生に感謝、ですね。
T君の気づきは抜群ですが、あとは気づいたことを
てきぱきと人に指示して仕事が進められるようになると、
頼れるリーダーになれますね。将来性大です。期待してますよ!
ところでT君、来年またやるなら、サンタスーツ必須ね。
きっと似合い過ぎる。それまでメタボをキープよろしく。
お次は以前覆面(?)座談会に出ていただいたI君です。
I君どうでしたか? 事前準備で2年生だけで集まったそうですね。
はい、写真右がわたくしIです。
ことの発端は、セミナー本番の前の週でした。
写真左のJ君が「肉が食べたい」とか言い出し、
土日のどちらかで集まって
下準備+昼食or夕食会をやろうということになりました。
はじめは、J君の家で集まってやるような感じだったのが、
だんだんと話の流れが変わってきて、僕の自宅でやることに・・・。
なんだか楽しそう。
本番3日前の日曜日、12:00に集合の予定!・・・が
S君が1時間遅れて、その間ゲーセンで時間を潰す。
13:00過ぎぐらいに自宅に到着。
昼食をみんなで食べ、14:00過ぎから作業を開始。
うわっ、ありがちな話ですねえ。でもその後ちゃんとやったんですね。
すごいじゃない。
びぎねっとさんからノートPCを借り、
作業分担以外ノープランで集まったわけですが
何もしないでウダウダやるのも仕方がないということになり、
軽い流れだけ作って3人だけでいきなり本番と同じ流れで練習!
講師役が交替でやってみて、操作役のJ君がいろいろ
「こうしたほうがいい」、「ああしたほうがいい」という形で
突っ込んでくれたりし、そのまま19:00頃まで作業。
最後に夕食を食べ、打ち合わせてその日は終了しました。
その後は、本番当日までに資料を作成し、
前日にはセミナールームで集まって
全員で練習したりしました。
しっかり準備をしたんだ。偉い偉い。でもその結果は・・・
本番当日は準備できてない感が露呈したり、
自分の段取りが悪かったりでボロボロでしたorz
現実は厳しかったんですね。
実際に講師役をやってみた感想としては、
いろいろな人が来て思った通り進まなかったり、
進捗がバラバラで遅い人に合わせると
早い人が手持ち無沙汰になったりで・・・。
教員の仕事ってこんな感じなのかな?って思いました。
あ、先生の苦労が少しはわかったかな(笑)。
もう二度とやりたくない(泣)!
あらあら、そんなこと言わずに。
実はギャラリーの先生方の間では、I君の評価が
非常に高かったんですよ。I君の目標レベルが高いんだね。
教育って絶対予想通りに行かないんですよね。トラブルの連続。
それがわかっただけでも大きな成果だっだと思います。
めげずにまたやろうね。次回はトラブルを楽しんじゃうくらいのつもりで。
それじゃ次はさっきのI君宅集合の時に遅刻した(笑)S君です。
わたくしSも講師として参加しました。
私はふだんみんなの前とかに出ない人なんですが、
いつの間にか前に出ていました。
Apacheの設定とかを担当しましたが、
講義の内容を考えるのに3日ぐらいかかり大変でした。
Firefoxのイベントで手に入れたフォクすけを当日持って行ったら
受講者に大人気で良かったです。
はい、S君ありがとう。
そうそう、普段は物静かなS君がどんな講義をするかと思ったら、
完璧な資料を用意していて、実にスムーズでしたね。
その自信からか、堂々としていました。
フォクすけは、Webコンテンツ制作者からは大人気ですね。
この業界ではFirefox「オニアツ」です。
みんな「教える」ことを通じていろんなことが学べたようです。
実はオープンソースシステム科では、
少し前から学生同士でお互いの知識を教え合う
勉強会を開いていました。
でも今回せっかく他学科と交流を持てたのだから、
Webデザイン科の学生にFlashとかCSSを、
Web総合技術科の学生にAjaxを教わろう。
みんなでお互いに教え合えば、技術の幅が広がって
もっといろんな事が出来るようになるはず。
付加価値を持った人材として、
この業界で大活躍して欲しいです。頑張れ!
2009年01月09日
カテゴリー: イベント
それは去年の出来事でした・・・ -Merry Linux!!-
遅ればせながら、みなさま明けましておめでとうございます。
オープンソースシステム科学科ブログ、
2009年一発目は2年生担任のNがお送りいたします。
さて学科ブログの方も学校と同じように
冬休みをいただいておりましたが、
ようやく授業開始です。
学生達は正月メタボの体が重い、寒い、眠いの
三重苦のようです。
でもほんの2週間前にはとってもエキサイティングな
イベントがあったのです。
そう、もうそれは去年のことなんですね・・・(遠い目)
今から約1ヶ月ほど前
N.「今年のクリスマスイブ、暇な人!」
その辺にいた学生全員.「はい!」
N.「う、寂しいやつばっかり。それじゃその日はみんなで先生に変身!」
学生.「えっ!」
N.「びぎねっと宮原さんからのクリスマスプレゼントだぞ」
というわけで、さっそく渋谷のびぎねっとさんのオフィスに
学生達を連れてまいりました。
宮原さん.「みんなが講師役になって今年のクリスマスイブに
びぎねっとで『Webサーバ構築セミナー』をやってみない?」
今回のメンバーは、以前にオープンソースカンファレンスのスタッフとして
宮原さんのお手伝いをしたことのある学生がほとんど。
イブの予定ががら空き(悲)の彼らは、
「やってみます!」と頼もしいお返事。
そして受講生は、なんと同じ日本電子専門学校の
Webデザイン科とWeb総合技術科の学生!
つまり、今回は学生が学生に教えるわけです。
今回の「Webサーバ構築セミナー」では、
Linuxのインストールから始まり、
Webサーバソフト「Apache」のインストールと
その設定までを行うのですが、
受講生の大半はLinuxなんて触ったこともありません。
そんな受講生にWebサーバの設定までやってもらわねばなりません。
このセミナーの本当の目的は、
以前にご紹介した「Linux標準教科書」の
ブラッシュアップにあります。
Linuxを勉強した学生たちがLinux初心者に対し
「Linux標準教科書」を使ってどう教えるか、
その様子を見て教科書にフィードバックして行こう、
ということなのです。
従って受講生役はLinux初心者、
だけどWebコンテンツ制作には一日の長がある、
Webデザイン科とWeb総合技術科の
学生達にお願いしたわけです。
オープンソースシステム科の学生にとって、
初めての他学科とのコラボレーションです。
寂しいはずのクリスマスイブが、
突然えらい賑やかなことになってしまいました!
今年はMerry Linuxだ!
そうは言っても人前で何かを説明する経験なんてほとんどない、
ましてや先生役なんて生まれて初めての学生ばかり。
さらに受講生役のWebデザイン科の学生の中には、
先日の技能五輪全国大会で見事なプレゼンを見せて
入賞したメンバーがずらり。
せっかく前に立ってかっこ良く決められるかもしれない先生役なのに、
受講生から突っ込まれたらどうしよう。
冬休み前の一週間ほど、みんなに軽いパニックがやってきました。
事前に何度かびぎねっとさんのセミナールームを訪れて
打ち合わせやリハーサルを行い、
前夜遅くまで説明用資料を作成して
もうろうとしながら当日を迎えたのです。
まず初めにみんな初顔合わせなので先生も生徒も自己紹介。
やや緊張気味です。
当日は宮原さんをはじめ、Linux標準教科書の執筆者
(つまり日本電子の非常勤講師)の先生方、
LPI-Japanの方も見えてました。
今日の成果がうまく教科書にフィードバックできるといいですね。
Webデザイン科の小山内先生も
「うちの学生がうるさく騒いだらどうしよう」と
心配してやって来ました。大丈夫ですって(笑)。
っていうかいつの間にか受講生に紛れ込んでる。
ほんとに楽しそうですね。教わる側に回るのは何十年ぶり?
Web総合技術科の先生方は当日学校を出発する時に
お見送りにいらっしゃいました。
あ、高度情報処理科の糠盛先生も現地にいらっしゃいました。
いつもオープンソースシステム科の学生がお世話になってます。
会場では先生方が心配そうに後ろから見ていました。
でも助言は最小限、あとは我慢我慢。
学生達よ、先生の苦労が少しはわかったかい?
学校の実習室の主、タックスたちも学生が心配でついて来ました。
教科書は製本したものが全員に配られました。
LPI-Japanさんからのクリスマスプレゼントです。
フォクすけはWeb系の学生には大人気。
とにかくなんとか予定時間で終了、
講義の苦労については、いずれこの欄で
講師役の学生に語っていただきましょう。
さて受講者からの感想をいただくことになりました。
コンテンツ系学科の学生は日ごろから
お互いの作品を厳しく批評する習慣が身に着いています。
愛を持って、しかし厳しい言葉で率直な意見を述べてくれます。
それをしっかり受け止めてこそ、みんなで成長して行けるのですね。
今回オープンソースシステム科の学生が初めてその愛の洗礼を受け、
よろよろになりながらも感謝の気持ちで批評を受け止めました。
でもそれが終わってしまえば、あとはパーティー! ほとんど合コン!
異種学科ごっちゃまぜ大懇親会になりました。
学生はノンアルコールとは思えない盛り上がりぶり。
ああ、準備に苦労したけど、一生懸命やって良かった! なんか達成感!
今回のセミナーがうまく行ったことで、
宮原さんはまた何か仕掛けようとしています。
何でしょうね。ワクワクします。
この春のオープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Spring at日本電子で、
また学生の出番がありそうです。
学生が学生に教える、お互いに教え合うというのは、
今大流行の「IT勉強会」に通じるものがあります。
いきなり外部のIT勉強会に出るのは学生にとって度胸のいることですが、
学内で慣れておけば外部の勉強会に一歩踏み出すことも可能でしょう。
これからは日本電子の中でも、学科間交流としてお互いの専門分野の
勉強会を開いていくと楽しそうです。
「もうWebデザイン科とWeb総合技術科とはお友達だもんね。」
「馴れ馴れしい」
「今度苦手なCSSとXMLを教えてもらおっと。」
「図々しい」
「他の学科も巻き込んじゃお。
うちの学校ならゲームもアニメもCGも音楽もロボットも
何でも教わることができそう。」
「あつかましい」
「わかってるって。その分こっちもいろいろ教えてあげないとね。
いいよお、Linux。使わなきゃ損だって」
「押し付けがましい」
「んじゃうちのクラス委員は」
「ええかっこしい」
「メタボのT君は」
「ベルトが苦しい」
「先生の後姿が」
「さびしい」
「お前らいい加減にしろっ!」
2008年12月19日
カテゴリー: イベント
男子だって気になります! -朝バナナダイエット-
みなさんお久しぶりです( ´┏_⊃┓`)ノ
クラス委員の市川です!
なんか学科ブログのおかげで最近ごくローカルな範囲で有名になってしまいました。
露出が増えるといろいろ意識しちゃいます。
そこで最近巷で話題になっている「朝バナナダイエット」に挑戦することにしました!
その途中経過もかねてご紹介します。
(決して不健康にならないよう十分注意して実施してます)
まず、「朝バナナダイエット」とは( *・ω・)ノ??
バナナに含まれる豊富な酵素の作用により、
体内に溜め込んだ毒素をかき集め排出させるダイエットです(@^^@)♪
方法はかんた〜ん( ̄∇ ̄ノノ”♪
いつも食べてる朝ご飯の代わりにバナナを常温の水と一緒に食べるだけです!!
昼と夜は普通に食事しても大丈夫です( *・ω・)ノ
本当にそんなんで痩せるの??って思う人もいるでしょう(笑)
俺もその一人でした┗| ̄┏Д┓ ̄*|
ちょっとネットとかを使って調べて見たのですが。。。
朝バナナダイエットのいいところ
・バナナには、脂肪を分解するための酵素がたくさん含まれている。
・別に一日中バナナを食べるわけではない(笑)
・午前中という時間帯は、前の日の晩に食べたものをまだ消化している
消化サイクルの時間に当たるため、
バナナのみという単一の食品を食べるのが
内臓への負担も少なく、消化吸収が良くて効果を発揮する。
・バナナに本数の制限はない(笑)
などなど
そこまで食事制限をされるわけでもなく、ワンポイントとして
「朝食時にバナナと常温の水をよく噛んで食べる!」
という非常に負担の軽いダイエットなんだなって思いました。
ただ注意として、1ヶ月に5キロも落とすような過激なダイエットではありませんので、
あまりあせらずに長く続けていくことが大切らしいです。
なんか朝バナナダイエット協会の回し者的な記事になってしまいました(笑)。
さてそんな朝バナナダイエットを12月1日から開始したわけですが・・・
効果としては↓
12月1日
69.0kg
去年に比べて5kgも太ってしまった自分・・・・・(´・ω・`)

んでこの記事を書いた12月18日現在
66.3kg
約3kg体重が落ちました!!
自分でもこの結果には結構びっくりですヘ(゜◇、゜)ノ〜
確かにズボンのウェストがゆるくなってきたなぁって思ってたんですけど・・・
効果が出てきたのが分かったのでこれからも持続的に頑張って
朝バナナダイエットをやっていきたいと思います!
このブログを見ている皆さん、
お金もバナナ代ぐらいしかかからないお手軽なダイエットなので、
痩せたいけど運動は嫌い、ダイエットってお金と手間がかかるからなぁ・・・・
などと思っていたらぜひやってみてくださいo(≧∀≦)o
(あくまで個人の意見、結果なのですべての人に同じ効果があるとは限りません。)
ビッグニュース!!
さらにダイエットを続けていこうって改めて思ったのが、
今週の授業中にいきなりやってきたサプライズ!!!!
それは・・・・・・・・
2008年度スポーツフェスティバルの選手宣誓をすることになってしまったことです(笑)。
日本電子のスポーツフェスティバルは毎年千駄ヶ谷の東京体育館で行われます。
昨年はハンパない大きさのアリーナにビックリしました。
競技の様子も常にオーロラビジョンに映し出され、参加者全員で見ることができます。
開会式の選手宣誓は間違いなくオーロラビジョンに映し出され、みんなの注目を集めます。
今までに全校生徒の前でこんな目立つことしたことないのですごくびっくりです( ̄д ̄*)
すっごく緊張して噛んでしまいそうですが、頑張ってやり遂げたいと思います!!
・・・・ちなみに多分スポーツフェスティバルの記事の時に
写真が載ることになると思うのですが、
「××××」の「××××」のコスプレをして走ります!
お楽しみに(0゜▽゜)0
え? コスプレしたら遅くなるだろって? うーん、ま、いいじゃん。
目立ったもん勝ちだよ!
さあて、またバナナ買って帰ろっと。
2008年10月10日
カテゴリー: イベント
Linuxの伝道師がやってきた!
今日の先生はアメリカからいらっしゃいました。
その名もジョー“ゾンカー”ブロックマイヤー先生です。
ゾンカーさんは、Linuxの一種である「openSUSE」というOSの普及を目指して
世界中を駆けめぐる、「エヴァンジェリスト(伝道師)」なのです。
今日は日本で「openSUSE」を広めるべく、
ここ新宿の日本電子専門学校にやって来ました。
通訳の方も一緒です。
ゾンカーさんはもともとLinuxやオープンソースコミュニティ関連の
ジャーナリストとして活躍された方で、
米Linux Magazine誌の編集長などを務められました。
現在では米Novell社のopenSUSEコミュニティマネージャーとして
多忙な日々を送っておられます。
ゾンカーさんは一目見て優しいおじさまという感じで、
私達学生に対してもゆっくりと丁寧に説明をしてくださいました。
まず初めにゾンカーさんが「この中でLinuxを使ったことのある人!」
もちろん全員挙手しました。ここはオープンソースシステム科でした。
でも意外だったのは次の質問への反応。
「この中でopenSUSEを触ったことのある人!」
なんと半分くらいの学生が手を挙げました。
実はオープンソースシステム科では、標準OSとして
FedoraというLinux OSを実習室で使っています。
これは就職先のことを考えての選択なのですが、
学校で使ってなくてもみんなひそかに自宅とかで
openSUSEを試していたんですね。熱心だなあ。
ゾンカーさんも嬉しかったのでしょうね。快調にプレゼンテーションが続きます。
openSUSEはサーバ用としてもクライアント用としても使いやすいOSです。
特に環境設定の時にはツールのおかげでとても簡単に設定できるので、
初心者でもいろんなことに挑戦しやすいのです。
(設定ツールの画面)
3Dデスクトップの効果も面白い! あんまりパソコンのパワーを必要としないんですね。
メモリやCPUやグラフィックカードが多少古くても大丈夫。
openSUSEはもちろんオープンソースプロジェクトで開発されているので、
日本電子の学生も積極的に開発に関わってほしい、とのことでした。
ひととおり説明が終わって、学生からの質問タイム。
ここで質問した人にはopenSUSEのマスコットキャラクタ「Geeko」の
ぬいぐるみかTシャツがもらえます! みんなモノにつられて質問続出。
質問の中で、
「どうして日本の学校ではまず日本電子に来てくれたのですか?」
という問いに、
「オープンソースという名前を持つ学科が日本電子にあったからだ」
とおっしゃってました。
今回初めて日本の学校で講演することになり、
普通だとまず大学の情報系学部などを対象にするところを、
ゾンカーさんはオープンソースをはっきり名乗っている学科を探してくれたそうです。
確かに他にそういう学科は少ないですものね。
ゾンカーさん、来てくれてありがとう!
ぬいぐるみももらって大満足。
教室にもぬいぐるみ(大)をもらって先生も大喜び。
卒業式の日にMVP学生に贈呈される・・・かも・・・贈呈してください!
このクラスには既に日本のopenSUSEコミュニティで頑張っている学生もいます。
以前ご紹介したHDEさんに内定した山中君です。
ゾンカーさんと名刺交換していました。すごい。
山中君は実習室内でFedora勢力優勢の中、孤軍奮闘でopenSUSEの普及に頑張ってます。
その甲斐あってか、いつの間にかみんな家でこっそりopenSUSEを試していたのでした。
ゾンカーさん、ほめてやってください。
終了後、openSUSEのDVD-ROMをみんなに配ってくれました。
GUIのデモが凄かったので、まだ持っていない人は喜んで持って帰ったみたいです。
みんな物心両面でホクホク顔になって帰宅の途につきました。
今回お世話になったノベル株式会社の桐生さん、
ぬいぐるみ(大)が欲しい! と駄々をこねた先生の望みをかなえてくれて
ありがとうございます。先生がわがまま言って済みませんでした。
学生の方から厳しく指導しておきます。
またオープンソースカンファレンスの時にはお世話になります!
今週の戦果
Tシャツはこんな感じ。
ぬいぐるみのGeeko達も実習室の住人達と仲良くやってます。
さすがカメレオン、溶け込んでますね。
2008年09月26日
カテゴリー: イベント
松江に来たーっ! (その2)
オープンソースカンファレンス2008 Shimane
さてさて、前回は島根県松江市で行われた
オープンソースカンファレンス2008 Shimaneの
オープニングイベントでの対談の模様をお送りしました。
今回は期間中のさまざまな出来事をお伝えいたします。
それはそれはにぎやかでございましたよ。
堅苦しい言い回しでおなじみのNが前回に引き続きお伝えいたします。
まずは懇親会でございます。えっ、いきなりイベント終了ですか?
いえいえ。実は今回2日間の中で、1日目終了後に懇親会があったのです。
そちらの方が多数のご出席が見込めるとのことでした。
予想通りにぎやかな懇親会となりました。
島根県知事による乾杯です。
今回のオープンソースカンファレンスは島根県知事、松江市長も顔を見せ、
まさに地元の熱い期待を背負ってのイベントだったのですね。
その熱い期待は前回の対談からも伝わってきましたね。
おおっ、島根県知事、松江市長、まつもとゆきひろ氏の3者そろい踏みでございます。
これだけの豪華な顔ぶれでお出迎えいただき、さらにおもてなしです。
島根県では最高のおもてなしとされる、安来節の実演です。
ついに生で拝見しました。
お、ここでも宮原さん大活躍です。
懇親会ラストでビッグチャンス!
ああ、そのGeekoぬいぐるみ(大)欲しかったのです!
でもじゃんけん大会で初戦敗退・・・ 学生達、ごめん・・・
オープンソースカンファレンスとあらば、全国どこでも駆けつける、
もじら組組長! いつも学生がお世話になっております。
あ、坂井さんではないですか、お世話になっております。
なになに、なんと昨年卒業したO君がシリコンバレーに研修に行った時、
ご一緒したんですって? いやあ、卒業生までお世話になっておりましたか。
O君、ここ見てますかあ? 元気ですかあ? 坂井さんがよろしくとのことでーす。
先生ついにまつもとさんとお会いしてしまいましたよー。
先生ずるいって怒らないでねー。先生ブログを私信に使ってしまってまーす。
大変失礼いたしました。そんなわけで翌日2日目でございます。
おかげさまで今回なぜかとても天候に恵まれました。
迫り来るはずの台風がなぜかはるか西方で足踏み。
島根オープンソース高気圧の勢力が強く、
台風の行く手を阻んでしまったのでしょうか。
恐るべし島根パワー、でございます。
2日目はブースの方にも注目してみました。
Ruby合宿というものがあるのですね。
25歳以下の若者が対象ということで、高校生(島根県内)の参加も。
将来有望ですね。
今後島根県からは優秀なプログラマを続々と輩出することになりそうです。
まつもとさんに次ぐ地域資源となるか。
あ、温泉ではありませんでしたね。
さて今回私が注目したのはオープンソースカンファレンス史上初の、
高校生による発表です。
松江商業高校の皆さんが、Webサイト制作課題の発表をしました。
会場を暗くしていたので表情は見えにくいですが、
これが実に見事な発表でした。
高校生がこれだけやれるのだから、
専門学校生はもっと高いレベルを目指さなければなりませぬ。
身が引き締まる思いです。
今回わたくし、決心しました!
うちの学生、日本電子専門学校オープンソースシステム科の学生を、
高校生に負けぬよう、もっともっと厳しく指導いたします!
しぼります! せまります! 追い込みます!
ん? なぜかはるか東方、関東平野の方から
若者の悲鳴が聞こえたような気が・・・
空耳でしょう。
松江商の皆様に、是非是非来年2月の
オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Spring at 日本電子
でも発表して欲しいです、とリクエストをしてみました。
校長先生、よろしくお願いします!
これでもし松江商のみなさんの発表が実現すれば、
うちの学生も同じ土俵で発表ですから、下手な発表はできません。
完成度が低ければ高校生に笑われてしまいます。
みんな尻に火がつくに違いない、ふふふ・・・
ん? またまたはるか東方から、学生I君の聞き慣れた声が・・・
「・・・先生って『S』ですよね・・・」
空耳ですね。
2日目も盛り上がりのうちに終わりを迎えようとしています。
恒例のラストを飾るライトニングトークです。
毎回これを楽しみに参加される来場者もたくさんいらっしゃるんですよ。
そしてまた・・・じゃんけん大会に初戦敗退・・・
でも宍道湖に沈む夕陽の美しさに慰められました。
今回のオープンソースカンファレンスでは、
島根県、松江市の意気込みと現地の若者の勢いに元気付けられて、
東京に戻ってまいることができました。
でもひとつ気になることがあります。
日本電子オープンソースシステム科ではまだRubyをカリキュラムに入れておりません。
確かに企業の求める即戦力の中にはなかなか入ってこない言語かもしれません。
でも、これだけ素晴らしい国産のプログラミング言語Rubyに触れないなんて、
なんともったいないこと。
昨年度の卒業制作では、自主的にRuby on Railsを導入する班も現れましたし、
先日の合同企業説明会でもRubyプログラマの求人がございました。
いよいよRubyの出番ですね。
さあ、これから日本電子の今年の2年生も
来年2月のオープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Springに向けて
制作スタートです。どんなシステムになるか、乞うご期待!
今週のおまけ、でございます。
今回参加者に配られたRuby City Matsue バッジです。
松江市の意気込みが感じられます。
これ、実はかなりお金がかかっているんじゃ・・・
あ、いえいえ、下衆の勘ぐりでございました。
今回のバージョンはまつもと氏のサイン入りということで、
プレミアムが付くのではという噂が・・・
あ、ああ、また貧乏人根性丸出しです。
まったくもってお恥ずかしい。穴があっても入れない、体が硬くて。
2008年09月19日
カテゴリー: イベント
松江に来たーっ! (その1)
オープンソースカンファレンス2008 Shimane
しょっちゅう「N先生」の名前で出てくるNでございます。
いつもうちの学生がお世話になっております。
今回の記事ではわたくしが島根県松江市にお邪魔した道中をご紹介いたします。
なぜ松江かと申しますと、「オープンソースカンファレンス2008 Shimane」
というイベントが9月12,13日に松江市で行われ、出かけてまいったわけです。


オープンソースカンファレンスはここのところ開催回数、場所ともに増えつつあり、
今年は年間11回、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で開催されております。
わたくしども日本電子専門学校は第1回の開催地であり、
さらに現在では毎年春の開催地としておなじみになりつつあり、
まことにもって有り難いお話でございます。あ、自慢してしまいました。すみません。
えー、そして今回は初めて島根県松江市での開催なのだそうです。

松江と言えば古代出雲の中心地として長い歴史を誇る文化都市で、
昭和26年には奈良市・京都市と並んで国際観光文化都市となりました。
宍道湖を見下ろす松江城は、江戸時代以前に築城された中で
数少ない天守が現存する貴重な文化財となっております。
その造りは質素でありながら城として実戦的であり、
知的かつ合理的な島根県民の感性を象徴しているようにも感じられます。
はっ? いつになったらオープンソースが出てくるかって?
大変失礼いたしました。わたくし話が長いとよく言われます。
松江と言えばプログラミング言語Rubyのふるさととして知られております。
Ruby言語は、松江在住のまつもとゆきひろ氏によって開発され、
Java言語やスクリプト言語などの長所が生かされた開発効率の高さが
注目を集め、特にアメリカで熱烈なファンが多数いるとのことです。
Rubyの改良を支えるオープンソースコミュニティは全世界各地域にわたり、
まつもと氏のカリスマ性も世界規模のものとなっているわけでございます。
そしてついに本物の、現物の、生のまつもと氏に近寄って見ると・・・

(右がまつもと氏)
なんとも気さくなお兄様でございました。
でもオープニングイベントでの対談ではその言動の端々に
あふれ出る才気を感じさせていたのでした。
では今日はその対談から抜粋してお送りします。
対談のお相手は株式会社イーシー・ワン代表の最首英裕さんです。
最首さんはJavaプログラムに特化した会社を立ち上げられ、
その後Rubyに着目され現在Rubyビジネスコモンズの会長を
していらっしゃいます。
現在は福岡を拠点にして活躍されています。
対談 「Ruby-コミュニティとビジネスと地域の架け橋に-」

(右端が最首氏、右から2人目がまつもと氏)
最首氏(以下「最.」)
98年Javaに特化する会社として立ち上げました。
Javaは今でも使い勝手がいいですし便利ですが、
お客さんの要求があいまいになってきていまして、
イメージを早く形にする事が大切だと思いました。
Rubyはそういう面で非常に優れた力を持っています。
まつもと氏(以下「ま.」)
昨今のソフトウェアは作る前からイメージがわかっている
わけではないですよね。
とりあえず作ってみると言うことが重要になってきて、
試行錯誤を許すタイプの開発に向いたやわらかい系の傾向で
人気が出てきているのが、Rubyの現状だと思います。
最.20年以上前はお客さんが詳しかったです。
対等に話しができるお客さんが多かったのですが、
最近は紙に落としてもイメージができない人が非常に多いです。
いまだにCOBOLばっかりやっている人達から、
オブジェクト指向は非常に難しい、Javaは入りづらい、
と言われるんですが、そういう人たちにRubyならいかがでしょうか、
と言うアプローチをしています。
ま.Rubyでオブジェクト指向がわかった!と言う人が
たくさんいらっしゃいます。
大学生、研究者などに結構多くて、意外な喜びです。
IT系の専門学校の先生が、自分のクラスで最初Rubyを教えたら
実感として教育効果にだいぶ違いが出た、とおっしゃっていました。
最.RBC(Rubyビジネス・コモンズ)で勉強会をやっているんですが、
「いけてる勉強会」と言っています(笑)。
メンバーは500人以上、福岡、新潟、東京、名古屋でやってます。
参加者のソフトウェア会社勤務比率が4割。
あとの6割は全然違う業界です。
皆さん最後まで付いてこられますが、
他の言語なら難しいのではないかと思います。
ま.ソフトウェアは本質的に複雑になりがちです。
物理的制約がありませんから。
Rubyの技術的進歩は、
Webアプリケーションの本質的複雑さは
ライブラリやプラグインと言う形で隠して、
使う人はRubyからというふうになったことです。
最.C++、Java、Rubyそれと3つ並べた時、
言語としてのRubyにすごく大きな特徴があると思います。
C++でもJavaでも誰かがライブラリを用意したとして
それを自分が拡張しようとした時、
クラスを継承して、新しい機能を加えて、
新しいクラス名、新しいメソッド名が出来上がります。
新しい機能が新しい名前とともに表れてきます。
.NET Frameworkなんかでも常に新しい技術が出るたびに
とてつもない分厚い本が出てくるんです。
新しい名前がいっぱい入ってくる混乱から入ってきます。
Rubyの面白さはあるクラスを継承して機能を付け加える時
そのクラスをそのまま活かしながら拡張できたりします。
知っているクラスの名前はそのままなのに機能を拡張できる。
プラグインなんかもそういうテクニックだと思います。
ま.憶えること、複雑さの爆発をある程度
オーダーを下げることができますね。
最.モジュールによって機能を追加ができるとか、
複雑になろうとするところをシンプルにやれる道筋が
できているところがRubyの素晴らしいところで、
まつもとさんはすごいなあ、この未来を予見していたのか、
いつもすごいなあと思います。
ま.Rubyのネタで何百人も集まるようになるなんて
予想はしていませんでした。
日本じゃないところでも集まるなんて、ありえないです。
最.海外のRuby関係者も勉強会に来てくれます。
JRubyは、Java環境で動くRubyです。
IronRubyは、.NET Framework上で動くRubyです。
Javaの仕様をめぐって一時バトル状態になった
マイクロソフト陣営の技術者とJava陣営の技術者が、協力し合って
「Matz(まつもと氏のアメリカでの愛称)Rubyに準拠する」と
資料に書いていたりする。
そういうRubyコミュニティの素敵さって、いいなあと思います。
ま.海外ではプログラミング言語を作る人は多いです。
プログラミング言語は数千くらいあります。
あるとき頑張ってRubyのドキュメントを英語に直したら
海外から反応があって、あれよあれよと言う間にユーザが増えました。
2004年にRuby on Railsが出たら、
ビジネス領域から注目していただきました。
日本でRuby会議をやったら、今年は600名位集まりました。
海外ではインターナショナルRubyカンファレンスがあります。
第一回は2001年に、50名くらいでこじんまりと会議室で行いました。
昨年はノースカロライナ州シャーロットで500名。
これはホテルの会議室のサイズの上限です。
チケットは1日でほぼ完売します。
今年は11月にフロリダ州オーランドでまた500名くらいの予定です。
Ruby on Railsの方のカンファレンスは毎年1,800名くらい集まります。
私の作ったソフトウェアの上でそういうことが起きるなんて、
全く予想外でした。
ここで最首さんによる、jrubyc(JRubyコンパイラ)の実演がありました。

JRubyはJavaとRubyの良さを両方とも堪能できる環境で、最首さんは
「カレーライスとハンバーグを同時に食べているような気分、2度おいしい」
とおっしゃって笑いを誘っておりました。言い得て妙でございます。
ここから地域の可能性について熱いお話がありました。
最.松江や福岡と言う都市があります。
福岡の企業で考えると、ほとんどの会社はそんなに大きくなく、
資本がないけど、アイディアのある人も技術力のある人もいます。
クラウドの技術によって、Amazonのような環境を
Ruby on Railsを入れてブラウザだけで開発できる環境を、
無償で提供する会社がアメリカで出てきました。
そうするとサーバ機を購入しなくても良く、
資本があるとか、どこに住んでいるとか、大勢の人数がいるとか、
そういうことが意味がなくなってきています。
ま.オープンソースと言うのはそのへんがキーワードになりますね。
日本のビジネス組織はいかに資本を持っていてマンパワーを持っているか
というパワーゲームになっていて、
そのほとんどのパワーが東京に集中しています。
日本の大企業の上位から50社のうち、8割が東京で、
ここ20年にできた会社はソフトバンクだけです。
そういうルールで参加すると勝てないです。
最.東京だとエンジニアが集うとエンジニアの会社の人だけ。
ソフトウェアで集うとソフトウェア会社の人だけ。
Googleは自分達はIT企業じゃない、広告代理店だと言ってます。
特定のエンジニアだけが集まると今のイノベーションを
乗り越えられない気がするのです。
そこに地方都市の可能性があると思います。
福岡で集まるとエンジニア同士ではない、
いろんな種類の人が集まってきます。
技術の勉強会を開いてもソフトウェア関連企業の人は
4割しか集まりません。
逆に6割の人が開発を仕事にしていないのに
興味を持って集まってくれています。
そこに福岡の可能性をものすごく感じます。
これからの時代世界で戦えるような力が生まれてくれればうれしいなあ。
東京だとなんか駆け引きが始まるんですよ。
なんかわからないけどお前何者だ。どっちが強いのか。
この無駄なの止めてほしいな。
福岡・島根に行くともっとみんながお互い人間同士助け合おうとしますね。
オープンソースにとって根源的には大切なことだと思います。
特定の職種の人が固まらないでいられる空間がある事が大きいと思います。
ま.いずれにしても旧来のビジネスゲームのルールに則っていると
地方は勝てません。
違うルールを導入して自分達のゲームをしないと対等以上の勝負はできない。
その時に日本的なビジネスルールに沿わない存在として
オープンソースはありかなと思います。
オープンソースはそもそもその始まりからして物理的な場所は関係ないし、
開発は基本的にネット上です。
オープンソース技術者は日本人もアメリカ人もヨーロッパ人もいる。
特定の場所にこだわらりません。
最.ひとつだけ意外に皆さんやっていないこと。
エンジニアは隣の人をもっとよく見た方が良いです。
隣の人というのは普通に生活している隣りの人です。
意外にエンジニア同士はソフトウェア業界の人を見るし、
ソフトウェア業界のトレンドばかり見てます。
隣りで美容院を経営している人が悩みがITだったりするんです。
福岡だと例えばファッション業界の人がいるし、
その人たちが悩んでいるのはITだったりするのです。
でも接点がないんです。
でもその町にオープンソースの技術者の力を必要としている人たちは
ものすごくたくさんいるかもしれない。
もしかしたら直近受託開発的な発想で行くと
お金はそれほど入らないかもしれないけれど、
でもそこにもうひとひねりして考えると
価値を生み出す方法はあるんじゃないか。
そこをちゃんとひねり出すことができたら、
その都市は強くなるんじゃないかな。
それはどの都市でもありだけど、
東京だけがそれをすごくやりづらいように思います。
ま.大きなところは危機感がないですね。
オープンソースが成功するかどうかと言う面で、
2年前に島根県や松江市が支援してくれると言う時に、
常識的な感覚で考えたら、正気か、と(会場爆笑)。
温泉を掘り当てるようなものです。
そんな枯れるかもしれない温泉に金をかけてもいいのかと(笑)。
横並びでオープンソースがわからないから
どっかの誰かが試して成功するのを待ってからやろうか、
と思うのがお役所の普通だと思うのだけれど、そうじゃない、
賭ける態度というか、
見えない未来に向かってジャンプすると言う態度っていうのは
危機感にあったのかなあ。
それが松江と言う場所と東京という大都市と差別化ができる
原動力になったと思います。
最.私は島根のたたずまいが好きです。
島根ではせっかくだったら大学とか言わず、
小学校や幼稚園くらいからRubyを教えたらどうでしょう。
できると思いますよ。
人材育成をするなら、IT技術者を育成しちゃいけないような気がします。
観点が全然違うような気がする。
それだったら人口の多いところにはかなわないですよ。
IT技術者を育てるのではなく、ITリテラシーの高い県民を育てるべきです。
サービスを発想したらすぐ作れるという人がいて、
でもその人はものすごいRubyプログラムを書けるんだけど
訊いてみたら「私スタイリストですから」
って言う人を20年計画くらいで育てる(笑)。
きっと島根の人だったら気が長そうだからできるかな(笑)、
と思ったりします。
結構真面目に言ってるつもりです。
ま.この間小学生のRubyプログラムを見せてもらいました。楽しかったです。
Rubyは年齢関係ないです。
僕らの世代は小学校くらいからBASICやってる人いっぱいいました。
最近の小学校パソコン室ありますからね。びっくりしちゃいました。
最.僕自身は、ITはITの人がITの人ために、
って言う風に考えると絶対圧倒的な資本にはかなわないので、
ITと言うひとつの武器を普通の人の目線でどう使い込むかと言うことを
徹底的に考えていくというところに
地方都市の可能性があると考えています。
そういうことをもっと促進できるような活動を
もっともっとやって行きたいです。
せっかく日本が生み出した技術が世界的に使われていて、
それをもっと活用する余地があって
それをITだけのイノベーションに終わらせてはいけない、
っていうふうに思います。
それが日本をもっと強くするきっかけになるんじゃないかと信じています。
ま.小泉八雲って松江の一大ブランドですよね。
でも彼って松江に一年半しか住んでいないんですよ。
ということは彼がいた場所っていうブランディングによって
一大産業ができている。
松江をオープンソースのメッカって思ってもらえる事実を
上手にブランディングすると
それだけで非常に大きい産業になると思います。
今のところ松江は上手にやっているので、このままうまくいけば
ビジネス的に成功するのではないでしょうか。
司会の方が
「まつもとさんはまだ島根にいらっしゃいますよね?
まつもとさんは地域資源ですから。」
とおっしゃって、まつもとさん、温泉扱いでした。会場爆笑です。
まつもとさんはこの後私に「島根から出たら刺されそうだ」と
笑っておっしゃってました。
オープンソースカンファレンスは予想以上の盛り上がり。
続きは次回でございます。お楽しみに。
2008年09月11日
カテゴリー: イベント
実習室日記 -ほけんがかり編-
今日は実習室PCの健康状態をいつも気にかけてくれる
「ほけんがかり」からの投稿です。
実は「ほけんがかり」のH君はいつもここの写真を撮ってくれている
「きろくがかり」でもあったのです。いつもありがとね。
ではH君、どうぞ。
ほけんがかりです。
前回の、「卒業制作班分け抽選会!!」の後の顔合わせも終わって、
完全に帰宅モード。
が、N先生に、「時間ある?これ戻しておいて」。
そう、それこそが始まりだったのです。
言われたとおり、抽選会で使ったパソコンを実習室のもとの席に戻して
配線し直しているときでした。
後ろからN先生に肩をたたかれたのです……
「あのさ、実はここのモニタつかないんだけど」
や、やばい、つ・ら・れ・た(笑)。
自分で言うのもなんですが、じつは私、電子基板萌え~、なんです。
以前「逝くPC」で部品取りをしたのもじつは私。
こんな私が「故障」なんてネタふりされたら、分解したい気持ちが爆発寸前(笑)。
……どうやら話を聞いてみると、
抽選会で使っていたモニタを元の場所に戻したら電源が入らなくなったようです。
まぁ、とりあえず状態を見てみましょうか。
①脚の関節部分の内部が砕けてる
②ACアダプタを入れても電源が入らない
とりあえず①は取り外してしまっても交換するための部品が無いのですが、
規格品の金具が取り付けられそうなので大丈夫そうですね。
問題なのは②です。う~ん、開けてみますか!
う~ん基板……よだれが……はっ! なんでよだれが!
内部にあった基板は
・メイン基板
・スイッチ
・インバーター(バックライト用)
・電源基板(ACアダプタのソケットが付いている)
どうやら香ばしさ、じゃない、焦げくささは無いので何かが焼けたようではないようですね。
何で焦げると香ばしく感じるんだ? ま、いいか。
私はやおら机の引き出しからクリップを2本取り出して、それを伸ばし始めました。
何をするって? それはもちろんACアダプタから電源直接供給です。
まずは、メイン基板と電源基板を繋ぐコネクタをはずして、
つぎは、ACアダプタにクリップをつけて――
――あちっ!
いやー、ショートさせてしまいました。まぁご愛嬌ご愛嬌。
クリップを経由して直接供給してみたらどうでしょう。
しっかりと電源が入ったではありませんか!
ということは電源基板に問題があるようですね。
(う~んう~んと親指程度の基板と格闘すること十数分)
やっと原因を見つけると、なんと言うことでしょう。
部品を取り付けた部分が基板から剥離しているではありませんか。
これはいくらACアダプタ用意しても電源は入りませんね。
ここでの処置として、部品がつけられていた周りの部分の絶縁をはがして、
ハンダを乗せられる部分を増やしてハンダを増量しました。
これで修理は完了です。終わってみると実にあっけないものでした。
この後、このモニタは一晩イルミネーションとしてテスト画面のまま自習室に放置されたのでした。
もちろん砕けた脚の部分はきれいに除去された状態です。
――後日聞いた話ですが、その晩当直の職員の方が脚の無いモニタのお化けを見たそうです。
うそです(笑)。お化けなんて失礼な。まだまだ現役ですよ。
P.S.
今回は写真が少ない?
それは普段写真撮っている人間が修理しているので、
自分で自分は撮れなかったのですね……。
「ほけんがかり」兼「きろくがかり」のH君、ごくろうさま。
確かに自分で修理してたら写真撮れないよね。
オープンソースシステム科ではみんなが生き物でも無機物でも
愛情を持って接しています。もちろん人間にも。
敬老の日も近いので、いちばんガタが来ている先生にも
うーんと愛情を持って接してあげないとね。
クラス委員より
今日は2年生のクラス委員の市川の方から、
なにか言いたいことがあるらしいです。
クラス委員の市川茂君です。
いつも明るいやつです。
他学科とのコネクションがすごいです。
(合コン頼む!)
で、なんだかよくわかりませんが
今回は副クラス委員の紹介をしたいんだそうです。
しかたないのであとはクラス委員にまかせましょう。
果たして大丈夫なのか・・・
「太田コンパイラ」

主にプログラミング系の授業でお世話になっている、クラス副委員長こと太田貴博!
いつもいつも太田コンパイラにはお世話になっています(笑)
太田コンパイラとは!!
利点:
プログラムを打ち込んでいる最中に文法エラーをリアルタイムで出力する
(横から教えてくれる)。
エラーが大好物らしい。
欠点:
エラーが分かっているのにあえて出力しない時あり(;_______;)
エラー出力の際、人をおちょくる(ノ◇≦。)
とまぁなかなか曲者でございます><
授業以外では、主にPSPでゲームをやっています。
最近の彼のブームは、プレイステーションの「デジモンワールド2」らしいです^^
そんな奴の影響で始めた「モンスターハンターポータプル2G」を
昼休みとかにクラスメイトとともに楽しんでます(・ω・)/
では実習時間中の太田コンパイラの動作をご紹介しましょう(≧∇≦)人(≧∇≦)人(≧∇≦)♪
エラーが大好物なので、人のプログラムの間違いをすぐに発見しちゃいます。
そして勝手に直しちゃいます。
でも時々教えてくれません。横で馬鹿にしてます。
気づかないでそのままプログラム実行!!
太田コンパイラ
「ほらーエラーでちゃった( ̄д ̄)(笑)
まぁあえて言わなかったんだけど〜フフフ ( ̄+ー ̄)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・プッツンo|`┏ω┓´|ノ
ムカついたぁーっ!(><)
本物のコンパイラはそんなムカつくこと言いません!
頭に来たので強制的に修正させています。
まぁ、こういう時のためのクラス委員の権限なわけで( °Д°)y─┛~~~~
以上、曲者の太田くんについてでした♪(o ̄∇ ̄)/
ああ、市川君、迷コンビの日常を伝えてくれてありがとう。
仲がいいねえ。平和だねえ。アホだねえ。
ところで現在日本電子オープンソースシステム科では
体験入学を実施中! この2人が教えてくれる日もあるよ!
なに? こんな2人で大丈夫かって? うーん・・・
「体験入学って何やれば楽しいかな?」
「Webプログラムがいいなあ、アクセスカウンタとか」
「今時カウンタはないだろ」
「何言ってんだよ、3の倍数と3のつく数字の時だけアホになるカウンダだぞ」
「わお、すごいじゃん」
「んでさあ、さらに5の倍数の時はバレリーナになる」
「おお、15の時とか見てみたい」
そんな体験入学になるわけもなく、
実際には簡単オークションシステムを構築します。
PHPという言語を用いてWebサーバプログラムを作ります。
完成したらオークションのシミュレーションです。
みんなでそれぞれ出品し、お互いWebブラウザから入札して、
見事落札した人にはメールが届きます。
シミュレーションの時はいつも先生が
「全部落札してやる」と一番燃えてます。
大人げない。
体験入学の内容はこちら
お申し込みはこちらから
2008年06月06日
カテゴリー: イベント
2008年04月18日
カテゴリー: イベント
行くPC・来るPC
最先端の設備を誇る日本電子において、古くなったPCはどうするのか?
どんどん捨てていく? そんなもったいない。
古くなっても機能を絞って使えばまだまだ現役。
特にオープンソースシステム科で学ぶLinuxというOSでは、
グラフィカルユーザインターフェイスという重たい処理を全部省いて、
サーバ機能に特化して使うことも簡単にできます。
プリンタサーバやファイルサーバ単機能なら古いPCでもまだまだ行けまっせ。

そんなわけで古いラックサーバ達もまだまだ現役です。
PentiumIIIベースですよ。
( K先生、感謝! )
でもその中の一台がついにご臨終を迎えました。
長い間ご苦労さま。よく働いてくれました。

すぐさま学生達が寄ってたかって部品取り。おまえ達はハイエナか。

「行くPC」ならぬ「逝くPC」。
懇ろに葬りました。使える部品はまた他のサーバに移され、余生を過ごします。
他の学科で役目を終えたPCも、もちろん喜んで引き取ります。
Linux入れればまだまだ現役だぜ。

「来るPC」は、おお、DELLだ! まだまだいけるよ、これなら。

ハイエナどもがインストールマニアと化す。
サーバの世界もリサイクル。でも今は仮想化がトレンド。
仮想化では、一台のPCに複数のOSを載せることができます。
そうすると電気代は確かに安い。こっちもエコ。
古いPCは何に使おうか・・・


仮想サーバ候補PC。学生がXenにチャレンジです。
うまく行ったらまた報告します。


ここがオープンソースシステム科の実習室です。明るい色で統一してます。
実習室の詳細はまた今度。マニアックですよ。お楽しみに。
2008年04月11日
カテゴリー: イベント
行く人・来る人
4月は学校にとっては新年を意味します。
3月に卒業生を送り出し、4月に新入生を迎えます。
そこでこのページをご覧の皆さんに今日から数回に渡って、
オープンソースシステム科への仮想入学体験をしていただきましょう。
ちょっと3月の卒業式を振り返って見ましょう。
今回の卒業式はオープンソース科第一期生を送り出した卒業式でも
あったのです。
もちろん上場企業に就職した学生もいます。
優秀な先輩達はいつか会社を興すこともあるでしょう。
そしたら後輩も先生もみんな高待遇で雇ってね(笑)(甘)。
午前が明治神宮会館で優等生などの表彰。
午後は学校に戻ってクラスごとに卒業証書授与。

卒業するのにあんなに苦労したのに、
ずいぶん有名な企業に就職してしまったよねえ。
感無量。

やや緊張気味かと思ったら、

そんなことはなかった。とにかくめでたい。
みんな良い雰囲気作ってくれました。感謝!

オール優で表彰されました。
実力に裏付けされた自信みなぎるこの表情。
そして4月は新入生のデビューです。
入学式(明治神宮会館)の前に学科別オリエンテーション。

初顔合わせでまだみんな緊張気味ですね。

と思ったら、ピースしてるやつがいる!
余裕じゃん!

でもみんな真面目だ。このみんなの気持ちを先生は大切にしたい。
いずれ先生や学生の紹介をしていきます。
授業の中身も明らかになっていくでしょう。
オープンソースシステム科は欲張りな学科で、
流行りの技術てんこ盛りです。
お楽しみに。
2008年03月01日
カテゴリー: イベント
オープンソースカンファレンス2008出展報告
![]() ▲Ruby on Railsで作成したwikiを説明中。 |
![]() ▲Javaサーブレットで作成したSNSを説明中。 |
![]() ▲Javaサーブレットで作成したショッピングサイトを説明中。 |
![]() ▲約300人を前に、PHPで作成した実習管理システムを説明中。堂々とした姿は立派でした! |
![]() ▲最優秀作品賞に選ばれたグループの表彰風景。オープンソースカンファレンスフィナーレにて。 PHPで作成した実習管理システムが最優秀作品賞に選ばれました。おめでとう☆ |
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こんな立派なwebシステムを作れるようになった学生も、2年前はプログラムを作ったことがない全くの初心者でした。あなたもオープンソースシステム科の充実したカリキュラムで技術力を身に付けませんか?
オープンソースシステム科のカリキュラムはこちら>>
少しでも気になった方は、体験入学やオープンキャンパスで学科内容をチェックしてくださいね。
オープンソースシステム科の体験入学はOコースです!
体験入学のお申し込みはこちら>>
2008年02月14日
カテゴリー: イベント
オープンソースカンファレンス2008への出展が決定しました!

2008年2月29日(金)・3月1日(土)に日本電子専門学校7号館で開催される、オープンソースカンファレンス2008(以下OSC2008)に、オープンソースシステム科の学生作品を出展することが決定しました!
オープンソースカンファレンスといえば、関東地区最大級のオープンソース技術者向けイベント。昨年までは最新技術に触れたり、セミナーに参加して知識を深めることしか出来ませんでしたが、今年は2年間の学習成果として卒業制作を出展するまでに至りました。
出展した作品は、来場者の方に投票して頂き最優秀作品賞を決定します!(投票にご協力頂いた方には抽選でプレゼントをお贈りする予定です。)
OSC2008まであと数日。
少しでも完成度の高い作品を見てもらおうと、みんな必死で制作を行っています。皆さんもぜひOSC2008に遊びに来て、作品投票してくださいね。
昨年(OSC2007)の様子はこちら >>
あなたもオープンソースシステム科で、OSCに出展できるだけの技術を身に付けてみませんか?
興味をお持ちの方、まずは体験入学へ参加してみてください!
体験入学の様子はこちら >>
体験入学のお申し込みはこちら >>
2008年01月28日
カテゴリー: イベント
オークション制作ミニ体験!in オープンキャンパス

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皆さんに朗報です! 前回の学科ブログでお伝えした『オークションサイト制作』が大好評!この声にお答えして、オー プンキャンパスでも1日2回、『ミニ体験』という形でオークション作りを行う事が決定しました!!時間に限りがありますので、オークションの全てを制作…とは行きませんが、Webシステム制作のエッセンスは感じていただけるのではと思っています。 |
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〜オークションサイト制作ミニ体験〜
□開催時間
午前の部 11:45 〜 12:30午後の部 13:45 〜 14:30 (各、約45分間) (※開催時間は変更になる場合があります。 詳しくは館内放送でご確認下さい。)
□会場
日本電子専門学校7号館 8階1番教室(781教室)エレベーターを降りてすぐの実習室
□ミニ体験内容
・Webシステムの動作原理を分かりやすく解説・オークションサイト(一部)制作 ・オークション対決!誰が落札できるかな? オープンキャンパスは事前予約不要で、どなたでもお気軽に参加できます(事前に予約してくれた方には、オリジナルグッズプレゼント!)。是非遊びに来てくださいね♪ オープンキャンパスの事前お申し込みはこちら >> |
![]() ▲ 作成するオークションサイト。 クリックで拡大します。 |
▲ ダンシングフラワー (Javaプログラミング体験)も 好評実施中! |
「ミニ体験じゃ物足りない!」「もっと、がっつりオークションを作りたい」という方は、ぜひ体験入学に参加してくださいね!
体験入学の様子はこちら >>
体験入学のお申込みはこちら >>
2008年01月01日
カテゴリー: イベント
オークションサイトの作り方、伝授します!

2008年になりました!新年おめでとうございます☆
今年もオープンソースシステム科の魅力をお伝えして行きますので、どうぞよろしくお願いします!
さて、新しい年を迎えましたので、オープンソースシステム科では気分一新、体験入学のメニューをリニューアルすることになりました。新メニューはナント『オークションサイト制作』です!
webシステムの仕組みやプログラムの基本から、説明を受けながらのステップアップ方式で進めていきますので、"プログラム未経験者"でも大丈夫。オープンソースシステム科の入学をご検討されている方はもちろん、「オークションサイトを作ってみたい」という方もぜひお越し下さい♪
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〜オークションサイト<体験入学>の主なテーマ〜
・テキストボックスに入力した値は
どうやって受け取っているの? ・「現在の価格」より少ない金額を入力した時、 価格が変更されないのはどうして? ・最高入札者の情報はどうやって覚えているの? ・終了時刻でオークションが〆切られる仕組みは? ・プログラムからの自動メール送信って、 どうやっているの? オープンソースシステム科の体験入学はOコース! 体験入学のお申込みはこちら >> |
▲ 作成するオークションサイト。 クリックで拡大します。 |
▲ 体験入学風景 ぜひ参加してね! |
▲ 完成したプログラムは オリジナルUSBメモリでお持ち帰り 頂けます! |
2007年08月21日
カテゴリー: イベント
LinuxWorld Expo/Tokyo2007で最新技術をリサーチ!

大変長らくお待たせしました!「オープンソースシステム科が就職に強いワケ 第一弾」をお届けします。
オープンソースシステム科がなぜ就職に強いのか。それは、IT最新技術をリサーチし、積極的にチャレンジすることが出来るからです。
授業でもIT業界で必須あるいは注目されている技術について学びますが、2年間という限られた時間の中で”授業”として扱うには限界があります。だからといって、大きな可能性を秘めた学生さんに技術力向上のチャンスを逃してほしくない。…こんな想いから、オープンソースやLinux関連のイベントに特別活動として参加しています。








