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シラバス

グラフィックデザイン科 2023年度入学生

科目名 フィールドサーベイ 作成日 2023/03/07
区分 必修 演習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 ①デザイナーには問題を発見し、解決するための能力が求められる。問題解決のために必要な発想法や技法について、デザイン思考を体系的かつ体験的に学ぶ。 ②デザインの発信地やデザイン施設を見学し、デザイナーとして必要不可欠な観察力を身につける。
到達目標 ・問題を発見し、その問題に対して解決するためのデザイン思考を活用できるようになる。 ・問題解決において論理的なアプローチと感性的なアプローチの双方を活用できるようになる。 ・観察力を身につける。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 30%  %  %  % 70%  %
評価基準
・クリエイティブマインドはグループワークを通してどれだけ能動的に動いたか、発表を通して判断し評価。 ・観察力は提出されたレポートを通して判断し評価。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 井上 順子
テキスト・参考文献 オリジナル教材 参考文献:「デザイン思考でゼロから1をつくり出す」中野明 「デザインリサーチの教科書」木浦幹雄
実務経験有無  
企業を対象としたデザイン思考ワークショップを担当 デザイン思考 上級ファシリテーター 一般社団法人デザイン思考研究所(現アイリーニマネージメントスクール)主催 
関連科目 情報デザインⅠ・Ⅱ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 半期の授業の流れがわかるようになる。  授業ガイダンス  代表的な発想法や技法の説明など、デザインリサーチについて概要説明をする。  
【理解度確認】質疑・応答
2 デザイン思考を体験的に学ぶワークショップに取り組む。ユーザーリサーチを行い、ニーズとインサイトを発見し定義できるようになる。  デザイン思考ワークショップ① チーミング、ワークショップ体験①  デザイン思考をベースとしたワークショップを行うために、チームでコミュニケーションを図る。  1)ユーザーの理解 2)アイデア出し、具体化 
【理解度確認】ワークショップの参加態度で評価する
3 デザイン思考を体験的に学ぶワークショップに取り組む。ニーズとインサイトから具体的なアイデアを検討しプロトタイプを作成する。  デザイン思考ワークショップ②  3)設計・プロトタイピング 4)ユーザテスト 
【理解度確認】ワークショップで制作したプロトタイプの提出
4 表参道Momaショップ他、Galaxy Harajukuを見学し、インタラクティブデザインを見学する。  デザイン施設見学①  表参道MoMaショップ、Galaxy Harajuku等の施設を見学する。 
【理解度確認】レポート(Googleフォーム)提出
5 定性調査について学ぶ。ユーザーにインタビューし、ニーズとインサイトを発見できる。  【デザイン思考演習】ユーザーへの共感  定性調査について学び、ユーザーインタビューを行う。  共感マップにまとめる。 
【理解度確認】ドキュメントの提出
6 ビジネスモデルキャンバスを作成する  【デザイン思考演習】ユーザーニーズの定義①  SWOT分析、ビジネスモデルキャンバスについて学ぶ  市場調査をもとにビジネスモデルキャンバスを作成する 
【理解度確認】 ドキュメントの提出
7 ペルソナ・シナリオを作成できるようになる。  【デザイン思考演習】ユーザーニーズの定義②  ペルソナの作成  代表的なユーザー像の作成方法について学び、ペルソナ・シナリオを作成する。  着眼点の整理を行う 
【理解度確認】ドキュメントの提出
8 銀座GGGギャラリーを見学し日本の著名なグラフィックデザイナーについて理解を深める。  デザイン施設見学②  銀座GGG,G8ギャラリー、Ginza6等、デザインイベントを見学する。 
【理解度確認】レポート(Googleフォーム)提出
9 How Might Weを体験し、ブレインストーミングにおける視点の拡張の重要性について体験的に理解できる。  【デザイン思考演習】発想フェーズ①  How Might Weを活用して問いを作成する。 
【理解度確認】ドキュメントの提出
10 ブレインストーミングができるようになる。   【デザイン思考演習】発想フェーズ②  ブレーンストーミングを実施する。 
【理解度確認】ドキュメントの提出
11 イメージボードが作成できるようになる。 ラフスケッチを描きながら、コンセプトを具体化させることができる。  【デザイン思考演習】アイデア発想フェーズ①  コンセプトを基に、解決策となる具体的なアイデアを検討する。  イメージボードを作成する。 
【理解度確認】ドキュメントの提出
12 21_21 Design Sight,東京ミッドタウン・Design HUB、FUJIFILM SQUAREを見学し、六本木エリアのデザインムーブメントを体感する。  デザイン施設見学③ 21_21 Design Sight,東京ミッドタウン・Design HUB、FUJIFILM SQUAREを見学する。 
【理解度確認】レポート(Googleフォーム)提出。
13 複合的な材料を活用して、アイデアと使用方法がわかるプロトタイプを完成できる。  【デザイン思考演習】アイデア発想フェーズ②  プロトタイピング  提案するサービスのプロトタイプを作成する。  
【理解度確認】プロトタイプの提出
14 デザインの提案物を示し、その裏付けとなるリサーチ内容を論理的に伝えることができる。  【デザイン思考演習】  最終プレゼンテーション  これまでのプロセスとプロトタイプを発表する。 
【理解度確認】発表
15 ユーザーインタビュー、ニーズとインサイト、ペルソナ・シナリオ、プロトタイピング等のデザインリサーチ手法を応用できるようになる。  振り返りとまとめ デザインリサーチで学んだことを進級制作で活かせるよう振り返りとまとめを行う。 
【理解度確認】振り返りレポートの提出