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シラバス

コンピュータグラフィックス科 2024年度入学生

科目名 表現技法Ⅰ 作成日 2024/04/07
区分 必修 実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 DCCツール(CGソフト等)を用いて3DCGにおける様々な質感表現やライティング作成を行い、最終的に表現したいイメージ(レンダリング)を自身で作成・調整することが出来るようになる。
到達目標 学生自身が、他科目で制作したモデルにマテリアル(Photoshopによるテクスチャ素材作成、MayaにおけるUV座標展開とシェーダ操作による質感設定)を作成し、それに対してのライティングとレンダリングを行い、自身の3DCG作品(静止画)が作成することができるまでを到達目標とします。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  %  % 50%  %  %  %  %
評価基準
①課題の提出状況 ②期末試験の合否(60点以上) ③出席率80%以上
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 中山 武志
テキスト・参考文献 「表現技法」の教科書
実務経験有無  
映像業界ではTV、CM、映画などの3DCG全般を制作、ゲーム業界ではモデル、モーション、販促用のレンダリングデータなどの制作にジェネラリストとして従事した経験があります。その経験から取得した知識、技能を活かして本科目の質感表現(品質)に対する職業実践的な教育を行います。 
関連科目 モデリングⅠ 編集技法Ⅰ 検定対策Ⅰ  履修前提 なし 

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・Mayaの基本オペレーションを修得する ・質感の理論と効果を認識してシェーダの知識とすることが出来る ・Mayaのシェーダ設定と使い⽅を練習し、操作することが出来る  Mayaの基本的な使い⽅(質感関連)を体験し、質感(シェーダ)についての理論と効果を学習したのち、 Mayaで質感設定するハイパーシェードを操作して、練習問題を元に⾃⾝でMayaのシェーダ調整を⾏う また課題を実施することで理解度を確認する 
【理解度確認】課題を実施して確認
2 ・Mayaでのシェーダ調整⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・レンダリングの理論と効果を認識してレンダラーの知識とすることが出来る ・練習問題②(レンダリング設定)を⾏い、レンダリングの設定⽅法を学ぶ  Mayaのオペレーションとハイパーシェードでシェーダの調整⽅法を復習し、新たにレンダリングについての理論と効果を学習したのち、練習問題を元に⾃⾝でレンダリングの調整を⾏う 
【理解度確認】練習問題を実施して確認
3 ・練習問題②(レンダリング設定)を⾏い、レンダリングの設定⽅法を学ぶ  練習問題を元に⾃⾝でレンダリングの調整を⾏い、課題を実施することで理解度を確認する 
【理解度確認】課題を実施して確認
4 ・Mayaでのレンダリング調整⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・ライトの理論と効果を認識してライティングの知識とすることができる ・練習問題を元に様々なライティングを設定すること出来る  Mayaのレンダリング調整の⽅法を復習し、新たにライトの種類とライティング(三点照明)について学習したのち、練習問題を元に⾃⾝で各シーンでのライティング⽅法を設定・調整を⾏う また課題を実施することで理解度を確認する 
【理解度確認】課題を実施して確認
5 ・Mayaでのライティングの調整⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・ライティング(三点照明)の知識とすることができる ・練習問題を元にライティングを設定すること出来る  Mayaのライティング調整の⽅法を復習し、新たなライティング⽅法にについて学習したのち、練習問題を元に⾃⾝で各シーンでのライティング⽅法を設定・調整を⾏う また課題を実施することで理解度を確認する 
【理解度確認】課題を実施して確認
6 ・ライティング(屋内、屋外)の知識とすることができる ・練習問題を元に様々なライティングを設定すること出来る  練習問題を元に⾃⾝で各シーンでのライティング⽅法を設定・調整を⾏う、また課題を実施することで理解度を確認する 
【理解度確認】課題を実施して確認
7 ・Mayaでのライティング調整⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・カメラの理論と効果を認識してショットの知識とすることが出来る ・練習問題を元に適切なショットを設定することが出来る  Mayaのライティング調整の⽅法を復習し、カメラの仕組みと種類・設定⽅法を学習したのち、練習問題を元に⾃⾝でライティングと組み合わせる⽅法を設定・調整を⾏う 
【理解度確認】課題を実施して確認
8 ・中間チェックで課題を⾏い、これまでの知識・技術の習得を確認する  今までの授業内容を⾃⾝がどの程度⾝に着けているかを客観的に確認する 
【理解度確認】課題を実施して確認
9 ・マッピングの理論と効果を認識してテクスチャマッピングの知識とすることが出来る ・練習問題を元に基本的なテクスチャマッピング(1)を設定することが出来る  質感をよりリアルにするために必要不可⽋なテクスチャマッピングの理論と効果を練習問題を進めながら体 験し、Mayaで各種マッピング⽅法を⾃⾝で設定、レンダリングまですることが出来る 
【理解度確認】練習問題を実施して確認する
10 ・練習問題を元に基本的なテクスチャマッピング(2)を設定することが出来る  全てのテクスチャマッピングを体験して、どのような効果があるかを確認する、またPhotoshopを使⽤して画像からテクスチャ素材を作成し、テクスチャマッピングからレンダリングまでを⾏う練習問題を⾏い、⼀連の制作⼿順を⾃⾝で設定・調整することが出来る 
【理解度確認】課題を実施して確認
11 ・テクスチャマッピングの調整⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・UV座標についての理論と効果を認識してUV展開の知識とすることが出来る ・練習問題を元に簡単な3DモデルのUV展開を設定することが出来る  UV座標について概念、特⻑を学習し、MayaでUVテクスチャエディタの設定⽅法を確認、練習問題を進め ながらUVエディタを使⽤して⾃⾝で3DモデルのUV座標を展開をすることが出来る 
【理解度確認】課題を実施して確認
12 ・UV展開の調整⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・練習問題を元に実践的なUV展開作業をすることが出来る  練習問題を元にMayaで実践的なUV展開⽅法を学習し、⾃⾝で3DモデルのUV展開が出来る 
【理解度確認】課題を実施して確認
13 ・実践的なUV展開の調整⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・展開したUV座標を元にテクスチャ素材の作成が出来る ・練習問題を元にUV展開、テクスチャ制作、マッピング設定が出来る  練習問題を元にMayaで3DモデルのUV展開された座標系の書き出し⽅を体験、Photoshopで読み込み、テクスチャ素材の作成を⾃⾝を⾏うことが出来る 
【理解度確認】課題を実施して確認
14 ・テクスチャ素材制作からマッピングまで⼀連の⽅法を復習し、操作・設定を修得する ・3Dモデルに質感を付けレンダリングし、課題を完成させる  記学修項⽬(1〜13)を踏まえ、⾃⾝で考えMayaとPhotoshopを駆使して課題を完成させる 
【理解度確認】 
15 ・3Dモデルに質感を付けレンダリングし、課題を完成させる ・前期試験対策を⾏う  全学習項⽬の総復習を⾏い、前期試験の練習問題を解き7割以上の合格を⽬指す 
【理解度確認】課題を実施して確認