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シラバス

電子応用工学科 2024年度入学生

科目名 コンピュータアーキテクチャ 作成日 2024/03/18
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 マイコンの動作原理を理解することを目的として、内部回路(レジスタ)とプログラムの関係をH8マイコンで学習する。
到達目標 マイコンの動作原理、ハードウェア構成などを説明出来る。 レジスタなどの内部回路について説明出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 70% 30%  %  %  %  %
評価基準
汎用入出力ポートの制御を説明することが出来る。 LCDへの表示制御が説明出来る。 タイマ等制御機能を説明出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 仲田 英起
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト(電子データで配布)
実務経験有無  
  
関連科目 組込みマイコン基礎、組込みマイコン設計  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 実習用マイコンの構成要素や制御回路について説明出来る。  (マイコンの基本アーキテクチャ) 内部構成要素(CPU,RAM,ROM)と外部制御回路(デジタルポート,アナログポートなど)について概要を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
2 ハードウェアマニュアルを利用して必要なパラメータについて説明出来る。  (ハードウェアマニュアル1) マイコンのハードウェアマニュアルを利用し設定等に必要な情報を検索しコーディングに利用する方法を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
3 ハードウェアマニュアルを利用して機能レベルを説明出来る。  (ハードウェアマニュアル2) マイコンのハードウェアマニュアルから、機能名やアドレス値などの検索の仕方を学習し必要に応じて利用する方法を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
4 汎用入出力ポートとプログラムの関係を説明出来る。  (I/Oポートの出力) LEDを題材としてのマイコンの汎用入出力ポートの設定方法、データの出力などを学習する。併せてポートを駆動させるためのプログラムの作成方法を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
5 LEDを点滅させるための回路とプログラムの関係を説明出来る。  (出力制御) ポートの制御方法を学習する。テーマとしてはLEDを点灯させるプログラムをベースに、繰り返し機能を実装し任意の時間で点滅を繰り返すプログラムの作成方法を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
6 LEDとスイッチを連動させるプログラムを説明出来る。  (データの入出力) 汎用入出力ポートの出力方法について学習する。併せて入力を受けて出力を返すプログラムを作成し、入出力の関係等について学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
7 LEDとスイッチを組み合わせた制御プログラムを説明出来る。  (総合演習1) スイッチとLEDを組み合わせた制御を学習する。特に1体1対応ではない制御についてのプログラム方法を学習しここまでの学習成果の確認とする。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
8 キャラクタLCDの表示方法について説明出来る。  (キャラクタLCDの制御1) キャラクタLCDを動作させるための制御方法を学習する。まずLCDの動作メカニズムと信号プロセスを学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
9 キャラクタLCDに任意の文字列を表示させる方法を説明出来る。  (キャラクタLCDの制御2) 文字列を表示させるための方法と一定時間ごとに文字列を変えるためのプログラム作成方法を学習する。 またスイッチと組み合わせてマニュアルカウンタを作成する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
10 割り込み処理(内部割込と外部割込)について説明出来る。  (割り込み処理1) メイン関数と平行して処理する割り込み処理について学習する。 合わせてそのコーディング方法についても学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
11 タイマの動作を説明出来る。  (割り込み処理2) 割り込み処理の一つであるタイマ処理を動作させるプログラムを学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
12 タイマのプログラムを作成出来る。  (割り込み処理3) タイマ機能を動作させるプログラムを作成し、回路を制御するプログラムを学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
13 実習用ボードの入出力回路について説明出来る。  (実習用ボードの作製1) 回路図の読み方について学習する。 実習用ボードの製作を実施する。合わせて実習用ボードの回路構成やマイコンとの接続などを学習する。 
【理解度確認】実習用ボードの完成度で判断する。
14 実習用ボードのその他の回路について説明出来る。  (実習用ボードの製作2) 前回に引き続き製作と回路のについて学習する。 
【理解度確認】実習用ボードの完成度で判断する。
15 ここまでの内容について確実に説明出来る。  (総合演習2) 総合演習として、スイッチLEDなどの入出力、キャラクタLCDなどの表示器、AD変換器などを利用した実用システムのプログラムを作成する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。