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シラバス

電気工学科 2024年度入学生

科目名 電気技術実務 作成日 2024/03/25
区分 必修 講義
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 電気工作物の工事・維持・運用に携わる電気主任技術者の業務内容を学習することを目的とする。
到達目標 電気主任技術者の具体的な業務内容を説明出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  % 50%  %  %  %  %  %
評価基準
①電気主任技術者の業務内容を説明出来ること。 ②電気設備の保守点検業務の概要を説明出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 木越 保聡
テキスト・参考文献 配布プリント、プロジェクタ画像
実務経験有無  
発変電設備のシステム設計と特高電気設備の電気主任技術者として保守管理監督までの業務経験を有する。その技術知識を活かして、職業実践的な技術力向上の教育を行う。 
関連科目 電気法規  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 電気主任技術者の業務の概要を説明出来るようになる。  電気主任技術者の役目、必要な資格、対象設備、業務概要、使用電圧の区分などの基本を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
2 電気工作物、電気設備の概要を説明出来るようになる。  受電設備・変電設備・負荷設備の機能・外観・操作方法などを通じて、電気設備全般を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
3 保守点検の必要性を説明出来るようになる。  電気設備の保守点検の必要性、および日常巡回、月次点検の具体的内容を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
4 電気実務では安全第一であることを具体的に説明出来るようになる。  安全対策、安全体制、絶縁用保護具、検電・放電・短絡接地などの安全管理の内容を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
5 電気設備の品質について、基本事項を説明出来るようになる。  試験機材の具体的な仕様・操作方法・測定数値などを通じて、品質管理の内容を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
6 工事監理の基本を説明出来るようになる。  新規設備の搬入、ケーブル敷設、改造工事などの事例を基に、工事監理と工程管理の内容を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
7 1~6の復習を通じて、日々の電気設備管理の業務内容を説明出来るようになる。  電気主任技術者の具体的な業務概要と設備管理の具体的な内容を復習する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
8 定期点検1:定期点検の準備と停電作業の手順を説明出来るようになる。  定期点検1:事前準備作業、および停電作業の手順、電力会社への連絡などを説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
9 定期点検2:定期点検での具体的な測定内容を説明出来るようになる。  定期点検2:設置環境の確認、計測値の確認、負荷率の確認、清掃と外観検査を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
10 定期点検3:定期点検での具体的な試験内容を説明出来るようになる。  定期点検3:絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、絶縁耐力試験、保護リレー試験、遮断器試験を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
11 定期点検4:定期点検でもっとも注意を要する復電作業の手順を説明出来るようになる。  定期点検4:点検終了と安全確認、復電作業、連動試験の具体的な内容を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
12 精密点検の意義と具体的な留意点を説明出来るようになる。  精密点検の目的、点検周期、設備ごとの留意点、変圧器の油分析を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
13 トラブル対応の簡単な事例を説明出来るようになる。  トラブル対応の具体的な事例紹介とその対応方法を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
14 大規模災害発生時の具体的な対応を説明出来るようになる。  大規模災害の対応事例とBCPの考え方を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
15 電気主任技術者の具体的な業務内容全般を説明出来るようになる。  これまでの学習内容を復習する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A