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シラバス

アニメーション研究科 2022年度入学生

科目名 映像編集 作成日 2022/03/21
区分 必修 実習
開催時期 3年次 前期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 アニメーションも含めた映像全般の作成において知っておくべき基本的な演出技法を学習する。 機器の操作方法を解説するとともに、編集ソフトの基本的な操作を習得する。
到達目標 AfterEffects、premiereを用いて映像を編集、および既定のフォーマットで映像を生成出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 100%  %  %  %  %
評価基準
提出課題が指定された通りに出来ているか評価し、理解度と習熟度を判断する。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 大平 幸輝
テキスト・参考文献  
実務経験有無  
アニメーション制作における撮影の業務経験により、映像を編集する上で必要な演出方法を解説する。また、映像編集ソフトを用いて編集や音付けが出来るように教育する。 
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 映像用語の意味を説明出来る。  コマ・ショット・カット・シーンの違いの理解 カットにおける三一致の法則を学習する。 素材の読込/タイムライン テスト用の静止画・動画・音素材を読み込み、タイムラインに並べる。フレーム数や縦横比の保持 の設定を理解し、意図したタイミングでのカットの切り替えができるようにする。  
【理解度確認】課題提出
2 カメラワークとショットの演出効果を説明出来る。  ショットとカメラワークがもたらす演出効果を学習する。 各ショットの演出効果とパン・トラックアップ/バック・フォローの演出効果の理解。  ショットとカメラワークを活用した短い映像編集課題と提出。トラック/デュレーション 画と音のトラック数の増減や、上下レイヤーの関係について理解する。素材の継続時間や速度を変 化させ、どのような効果が得られるかを学ぶ。  
【理解度確認】課題提出
3 シーンつなぎのテクニックを説明出来る。  シーンとシーンをつなぐテクニックとして、インサートカット・クローズショット・こぼし(ブリッジ)を学習する。 上記3テクニックを活用した短い映像編集課題と提出。 ツールボックスのツールを使用して、素材の選択やマーク、分割について学ぶ。素材の継続時間の 変化のさせ方と、タイムラインに並べる方法とそれによる変化を学ぶ。 
【理解度確認】課題提出
4 カットつなぎの約束事、時間経過・場面転換テクニックを説明できる。  時間経過・場面転換の際に使われる演出テクニックを学習する。  マッチカット・カットアウェイの演出効果を理解する。  上記のテクニックを利用して作成した短い映像編集課題と提出。 タイトル テキストや簡単な図形を使用した、静止画・ロール・クロールタイトルの作成を行う。映像への スーパーインポーズの仕方や、タイトル安全フレーム、タイトルデザインの基礎について理解する。 
【理解度確認】課題提出
5 上手と下手の演出効果を説明できる。  上手と下手の持つ演出効果・上手から下手へ/下手から上手への移動がもたらす演出効果を学習する。 その他にも上下や正面と奥の演出効果も学習する。  トランジション/エフェクト A・Bトラックを使用した、ワイプ・ディゾルブ等のトランジションのかけ方や、エフェクトウィ ンドウを使用した効果のかけ方を学ぶ。  
【理解度確認】課題提出
6 煽りと俯瞰の演出効果を説明できる。  煽りと俯瞰を使用した演出技法を学習する。  煽りと俯瞰を活かした短い映像編集課題と提出。 
【理解度確認】課題提出
7 主観と客観の演出効果を説明できる。  主観と客観を使用した演出技法を学習する。  主観と客観を活かした短い映像編集課題と提出。 
【理解度確認】課題提出
8 「間」の演出効果を説明できる。  「間」を使用した演出技法を学習する。  「間」を活かした短い映像編集課題と提出。 
【理解度確認】課題提出
9 回想劇の演出効果を説明できる。  回想シーンにおいての注意と演出技法を学習する。  カットバック効果の理解。 カットバックを活かした短い映像編集課題と提出。 
【理解度確認】課題提出
10 オーディオをタイムライン上で編集出来る。  SE・音楽素材の読み込みと、デュレーションの変化やエフェクトウィンドウによる素材の加工の 仕方について学ぶ。タイムライン上のトラックを展開させキーフレームを打つ。キーのパーセンテージによる違いをいくつかの素材で試し、映像での透明度の変化、音声でのボリュームの変化のつけ方を学ぶ。  
【理解度確認】課題提出
11 演出意図に合わせた映像編集が出来る。  フリー素材を用いた演習(1) 指定された映像素材を用いて編集を行う。ムービーファイルをカット毎に分割し、並び替える。カット 同士の接続がスムーズになるよう、イン点とアウト点をつけなおしたり、速度を変化させる。  
【理解度確認】課題提出
12 演出意図に合わせた映像編集が出来る。  フリー素材を用いた演習(2) 指定された映像素材を用いて編集を行う。ムービーファイルをカット毎に分割し、並び替える。カット 同士の接続がスムーズになるよう、イン点とアウト点をつけなおしたり、速度を変化させる。 
【理解度確認】課題提出
13 演出意図に合わせた映像編集が出来る。  フリー素材を用いた演習(3) 指定された映像素材を用いて編集を行う。ムービーファイルをカット毎に分割し、並び替える。カット 同士の接続がスムーズになるよう、イン点とアウト点をつけなおしたり、速度を変化させる。 
【理解度確認】課題提出
14 演出意図に合わせた映像編集が出来る。  カットに応じたトランジションやエフェクトをかけ、タイトルや字幕を作成する。音楽素材集から 音を選び、映像にあわせた時間にする。 
【理解度確認】課題提出
15 演出意図に合わせた映像編集が出来る。  静止画、動画ファイルの書き出しの仕方について学ぶ。適切なワークエリアとプレビューフォルダ の場所を指定し、ムービーへのレンダリングを行う。  
【理解度確認】課題提出