情報処理
プログラマになる!
情報処理科
専門士称号付与文部科学省 職業実践専門課程 認定学科
基本情報技術者試験 午前試験免除
IT業界でもっとも多く活躍している技術者がプログラマ。学習過程を5段階に分けた「5段階ステージアップ学習法」や、自分の適性や好みに合わせて選択できる「6つの選択コース」を設置し、未経験者が学びやすい環境を整えています。プログラム言語自体を知らない初心者の方が、ゼロからしっかりと学びプログラマをめざすのに、最適な学科です。
めざす職種
プログラマ/システム運用管理者 など
取れる資格
・ITパスポート ・基本情報技術者 ・応用情報技術者 ・Microsoft Office Specialist(MOS) ・オラクル認定Javaプログラマ(OCJ-P) ・情報検定(J検) ・Microsoft Azure認定資格 ・マイクロソフト認定資格
主な就職先
キヤノン/Sky/NTTコム エンジニアリング/日立ソリューションズ・クリエイト/東急テックソリューションズ/SBSホールディングス/MIデジタルサービス/アイビスジャパン/共栄システムズ/協立技研工業/日本ユニカ・システムズ/日本テクノストラクチャア/大和システムクリエート/菱友システムズ/コスモ/エヌティシー/KDDIエボルバ/CLINKS/東都システム開発/NTTテクノクロスサービス/トランスコスモス/ソーバル/NHKテクノロジーズ/富士テクノサービス/日本情報産業/ライテック/GMOインターネットグループ/セコム/コープ情報システム/京急システム/日清食品 他多数
学びのポイント
「5段階ステージアップ学習法」で
2年間で未経験者をプログラマに
本科入学者のほとんどが未経験者。「5段階ステージアップ学習法」のもと、プログラミング実習の時間を多めに設定し、オリジナル教科書でも丁寧に指導。

約50倍という驚異の求人倍率!
確かな技術が身につくから就職に強い!
情報処理技術の教育開始から50年以上の歴史と実績により、2万人以上の卒業生をIT業界へ輩出。「キヤノン」「Sky」や「NTT」「日立」系列のIT企業へプログラマとして多数就職しています。

「ITパスポート」「基本情報技術者」など、
就職に有利な資格を複数取得できる
本科カリキュラムは情報処理推進機構が認定する講座条件を満たしているため、学内の修了試験に合格することで「基本情報技術者」の午前試験が免除になります。

2年次には6コースから
自分の将来を選べる。
未経験者でも無理なく学べる独自の学習法で、
1年次には基礎をみっちり学習。
2年次には下記のコースから選択して、
適性に合わせてレベルアップできます。
アプリケーション
プログラミング
業務の自動化(RPA)を
含む
本格的なアプリケーション
開発の手法を学習
IoT
プログラミング
IoT機器を制御する
プログラミングを
学習
データベース
システム開発
Accessによるデータ
操作画面・
帳票をもとにシステムを作成
Office
スペシャリスト
マイクロソフトの「Excel」などを学習し、『MOS』の資格取得を
めざす
Web
サービス開発
Web開発に必要なJavaScript
ならびにAPIの技術を学習
モバイル
アプリケーション
AIを含む基礎的なAndroid用
アプリの開発方法を学習
学習環境・
教材・機材
複数のプログラミング言語が
学べる
コンピュータを
1人1台完備

基礎から体系的に学べる
コンピュータ実習室
本科専用のコンピュータ実習室では数多くのプログラミング言語を基礎から体系的に学べる環境が整っています。複数のプログラミング技術を身につけることで就職活動にも有利です。その他、システム開発専用のコンピュータ実習室も完備。充実の学習環境を用意しています。

6つのコース選択で、自分だけの武器を作る!
2年次には「アプリケーションプログラミング」、「IoTプログラミング」、「データベースシステム開発」、「Officeスペシャリスト」、「Webサービス開発」、「モバイルアプリケーション」の6コース中から、自分の目指す将来像に応じてコース選択をすることができます。自分の好きなことや得意を伸ばすことで、さらなるレベルアップを図ります。
教員のノウハウを活かした
オリジナル教材を多数使用
未経験者でも無理なく
スムーズに技術が身につく

効率的にプログラミング言語を学べるオリジナル教材
IT業界で活躍するプログラマに必要な「アルゴリズム」や「プログラミング」の修得に適した、本科オリジナルの問題集や演習帳を使用。50年を超える情報処理技術の教育ノウハウで、理解しやすく自宅でも使える教材を用意しています。

本科 独自教育プログラム「5段階ステージアップ学習法」
2年間プログラムを学習する上で、学習過程を0ステージからファイナルステージまで段階的にプログラミング技術を学べます。プログラムをマスターするためのトレーニングソフトを使って、各ステージで無理なく学習し、プログラムに対する不安を解消します。最終的にファイナルステージで、より実践的なプログラミング技術を学習していきます。

「Visual Studio」、「Microsoft Azure」で学習できるから現場でも即戦力!
マイクロソフトが提供する開発ツール「Visual Studio」を使用することで、様々なプログラムを作成できます。また、世界中の企業が利用しているクラウドサービス「Microsoft Azure」を使用し、サーバ構築やクラウドに関する技術も学習します。IT業界でもよく使用されている開発環境のため就職後もスムーズです。
カリキュラム・
時間割
「職業教育」と「キャリア教育」の
バランスのとれた質の高い
カリキュラム
「産学共同開発カリキュラム」の開発などによって、常に業界とチューニングできる最新のカリキュラムを更新しています。
また、専門性を効果的に身に着けるために、年次を超えて発展科目や関連科目といった相関関係を明確にした
カリキュラム構成になっています。
2024年度 カリキュラム
※2024年度に予定しているカリキュラムです。
科 目 | 必修/選択 | 年次 | 時間数 |
---|---|---|---|
専門基礎 | |||
ハードウェア・ソフトウェア | 必修 | 1 | 90 |
ITストラテジ&ITマネジメント | 必修 | 1 | 30 |
ネットワーク&セキュリティⅠ | 必修 | 1 | 30 |
ネットワーク&セキュリティⅠ | 必修 | 1 | 30 |
ネットワーク&セキュリティⅡ | 必修 | 1 | 30 |
Linux | 必修 | 2 | 60(30) |
クラウド技術 | 必修 | 2 | 60(30) |
問題解決技法 | 必修 | 2 | 60 |
プログラム | |||
アルゴリズム | 必修 | 1 | 30 |
プログラミングⅠ | 必修 | 1 | 150(60) |
プログラミングⅡ | 必修 | 1 | 120(60) |
プログラミングⅢ | 必修 | 2 | 120(60) |
Windowsプログラミング | 必修 | 1 | 120(60) |
Web基礎 | 必修 | 1 | 30(30) |
Webプログラミング | 必修 | 2 | 120(60) |
Webサービス開発 | 選択Ⅰ | 2 | 90(60) |
IoTプログラミング | 選択Ⅰ | 2 | 90(60) |
科 目 | 必修/選択 | 年次 | 時間数 |
---|---|---|---|
プログラム | |||
アプリケーションプログラミング | 選択Ⅱ | 2 | 90(60) |
モバイルアプリケーション | 選択Ⅱ | 2 | 90(60) |
システム設計 | |||
システム設計演習 | 必修 | 2 | 60(30) |
データベース | |||
SQL | 必修 | 1 | 60(30) |
データベースシステム開発 | 選択Ⅱ | 2 | 90(60) |
データベース設計 | 必修 | 2 | 30 |
開発演習 | |||
卒業制作 | 必修 | 2 | 180(180) |
情報活用技術 | |||
Officeスペシャリスト | 選択Ⅰ | 2 | 90(60) |
資格対策 | |||
資格対策講座Ⅰ | 必修 | 1 | 30 |
資格対策講座Ⅱ | 必修 | 1 | 60 |
一般基礎 | |||
就職活動リテラシー | 必修 | 1 | 30 |
コンピュータリテラシー | 必修 | 1 | 30(30) |
ホームルーム | |||
ホームルーム | 必修 | 1・2 | 120 |
※カリキュラム表の内容は一部変更になる場合があります。
※授業時間数のうち、( )内は実習時間です。
時間割
情報処理科の時間割例
教員紹介

蓮見 圭亮 先生
“情報処理”とは、「コンピュータを使って日常生活をどんどん便利にする」ということ。自動翻訳や駅の改札、レジでのカード支払いなど、身の回りには生活を便利にする沢山のシステムが動いています。しかし、それらを支えるITの技術者が近年不足しています。本科は50年以上の長きに渡り、延べ2万人を超える卒業生を輩出しており、ITの技術者として活躍しています。また、「5段階ステージアップ学習法」の採用により、初心者からでも楽しみながら1ステップずつ着実に知識と技術を身につけられるので安心です。
在校生インタビュー
先生のおかげで
楽しく学べました!

Q日本電子を選んだ理由は?
情報処理に興味があり、これから伸びる分野だと思って、オープンキャンパスに参加。先生方の明るさと話しやすさに惹かれて、「学ぶならここしかない!」と直感で決めました。
Q日本電子で良かったことは?
先生の話がおもしろくて、毎回授業が楽しみでした。気軽に質問できる雰囲気を作り、どんなことでも親身になって答えてくれたので、より深く理解することができました。
Q今後、入学を考えている人へのメッセージ
日本電子に入ってから委員会やボランティアなどさまざまな活動に挑戦するようになり、人としても成長できました。何でも挑戦し、経験するのは大切だと実感しています!
Course
NEWS / Works
よくある質問
- IT・情報処理について具体的には何を学ぶの?
- PCを使った実践的な授業(実習)を通じてシステム開発・プログラミング・スマートフォンのアプリ開発などを行い、様々な領域でプロフェッショナルとして活躍するためのITスキル習得を目指します。コンピュータの仕組みなどの基礎からWindows、LinuxといったOSについて学んだうえで、主要なプログラミング言語であるC言語やJavaを学習します。その他、Visual BasicやC#などのWindowsプログラミング、Webサーバ上で動くプログラミング(PHP言語)など幅広いプログラミング言語を習得できます。様々なプログラム言語を駆使してシステムを構築するプログラマやそのシステムを企画・設計するシステムエンジニアを養成します。また、プログラミング以外にもWebサイト制作技術、ネットワーク技術、インターフェイスデザインなどを学習します。開発プロジェクトや卒業制作展に向けた作品制作に取り組む学校もあります。理系出身者ばかりでもないので、文系だからといってITや情報技術について学ぶことを最初から敬遠する必要はありません。入学時にプログラミング言語や設計に関する知識がなくても、積極的に勉強に取り組むことで自分の実力を伸ばしITのエキスパートになることができます。
- IT・情報処理を学ぶとは?
- あなたは「IT・情報処理」に対してどういうイメージを持っているでしょうか。「よく分からないけど何となく重要そう」「幅広い就職先があるらしい」「プログラミングとかできると便利だろうけど難しそう」「専門知識はあまりないけどコンピュータを使うのは好き」など色々あると思います。「自分は文系だから関係ない」と思っている人もいるかもしれませんね。情報化社会と言われている現在、情報技術(IT)はあらゆる所で活用され社会基盤の重要な一翼を担うようになっています。30年前はまだ個人がコンピュータを所有することすら珍しい時代でしたが、現在では当たり前のようにコンピュータが利用されていますし、近年ではスマートフォンの利用も一般的になってきました。スマートフォン向けのアプリ開発も急速に進んでおり、その恩恵に与っている人も多いことでしょう。しかし、情報技術の進展がこれだけ急速に進んでいるにも関わらず、ITの仕組みを理解したうえで使いこなしている人は未だに少数派です。多くの人がITについて学ぶ必要性を実感しつつも、「プログラミングとか難しそうだし…」と敬遠してしまうのです。こうしたプログラミングやシステム開発の技術を習得することがIT・情報処理の学びの中心になります。
- プログラマ/オープン系とは?
- ハード、Unix・LinuxやWindowsなど複数のコンピューターを使ってシステムを構築する仕事です。ウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム。使用する言語はC、C++、Javaなどですが、ブラウザを用いたシステムを構築する場合には、PHPやPerl、Pythonなどのウェブ系でよく使われる言語も使用されます。
オープン系の開発では、UNIXやLinux、Windows、.NET Framework等の開発環境の中で、Java、C、C++、C#、VBA、.NET、などの言語を使いながら、システム構築をおこないます。
汎用系の開発がハードウェアやOSなどの環境を特定のメーカーに限定した中で行われるのに対し、オープン系の開発では、開発環境に(適性はあるものの)基本的に制限はなく、様々なメーカーのハードウェアやOSを用います。
- プログラマ/通信系とは?
- ネットワーク機器(ルーター、モデム)やテレビ会議、IP電話を使ったシステム開発など、通信に関連したプログラムを開発します。コンピューター間のデータ送信・受信に関連した部分が主な仕事になります。言語はC・C++やJavaなどが用いられます。組み込み系・制御系ともかぶる部分があり、ネットワーク機器に組み込むプログラムを開発する場合には、両者の知識を身につけることができます。
- プログラマとは?
- 「プログラム言語」を用いてコンピュータープログラムを組み、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。各業種でよく使われる複数のプログラミング言語を修得していることが必要です。
(1)インターネットやLANでの動作を前提とするネットワーク系
・Web系プログラマ(Webコンテンツ系プログラマ)・XMLプログラマ・オープンソースプログラマ
(2)映像(映画、TV、CMなど)やゲームソフト、音楽などのエンターテイメント系
・CGプログラマ・ゲームプログラマ・マニピュレータ&サウンドプログラマ
(3)アプリケーションソフトなどの実用ツール系
・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(4)販売管理ソフトや会計ソフト、商品管理データベースなどの業務システム系
・システムエンジニア系・アプリケーション系プログラマ・Javaプログラマ
(5)家電、携帯電話、プリンタ、デジカメ、ロボットなど、製品の中で動作する組み込み系
・組込みプログラマ(リアルタイムプログラマ)
- エンジニアとは?
- エンジニアとは、主に工学分野で、ものづくりやプロセス、システムの開発などをおこなう技術者の総称です。ソフトウェアの分野では、プログラマやシステムエンジニア、ネットワークエンジニア、プロダクトマネージャーなどの職種が代表的です。
- システムエンジニア/略:SEとは?
- システムエンジニア(SE)とは、さまざまな業界で使用されるコンピューターで処理するためのシステムを設計、開発する人です。
クライアントの業務内容を分析し、内容に適したシステムをつくるため、どこをどのようにコンピューター化するかなどを検討、開発に取り組みます。技術的な知識と技術はもちろん、クライアントの要望を的確に捉える洞察力と、クライアントに専門的な内容を分かりやすく具体的に伝えられる能力も必要です。
仕事の立ち位置をイメージしやすい職種として、システムエンジニアは建築士の仕事に近いですね。クライアントから要望を聞き、システムの”設計図”を作成します。予算の組み立てや完成までのスケジュール策定、進行管理なども行います。
- アプリケーションプログラマ(アプリケーション系プログラマ)とは?
- アプリケーションプログラマとは、ワープロソフトや表計算ソフトなどソフトウェアを作る人のことです。
コンピューター上でおこなう作業の目的に応じて使うソフトウェアの総称を「アプリケーション」といいます。このアプリケーションを作るのがアプリケーションプログラマの仕事です。クライアントやユーザの要求を把握し、ハードウェアとソフトウェアに関する幅広い知識をもって、的確なシステム設計を行なう能力が必要です。
- IT、情報処理の学びを活かした仕事って?
- ITや情報処理について学ぶことで目指せる職種として筆頭に挙げられるのが、システムエンジニア(SE)やプログラマでしょう。在学中に身に付けた実践的なスキルを活かし、Web制作やゲーム制作、情報処理関係(コンピューターメーカー、ソフトウェアサービス等)の会社でシステムエンジニアとして働く人が多いです。もっとも、ITは全ての産業の基盤となっており情報処理のスキルはあらゆる業界で応用することが可能なので、Webや情報系に限らず様々な業界で活躍することができます。実践的なITスキルを習得することで、多彩な業界への就職が可能です。代表的なのは医療機器関係で、医療IT技術者や医療情報開発エンジニアとして医療業界に携わる人もいます。その他にも官庁や商社、金融(証券会社)、食品、建設業界など情報処理スキルが求められる業界は枚挙に暇がありません。ただし、「情報処理を学べばどこにでも就職できる」訳では必ずしもありません。ITや情報処理のスキルはあらゆる業界で応用可能であるからこそ、在学中に自分の進む道をしっかりと見極めていくことが必要になると言えます。
- IT・情報処理を学ぶとどんな資格が取得できるの?
- 情報処理について学ぶと、IPA(情報処理推進機構)が実施している各種の情報処理技術者試験を受けて資格を取得することが可能になります。情報処理技術者試験とは、情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準に達していることを経済産業省が認定する国家試験です。高度な情報処理技術を持った人材の確保が急務となっている現在、これらの情報系の国家資格を取得しておくことは就職にも有利になります。情報処理を学ぶ学生の多くが取得を目指す資格は基本情報技術者試験です。基本情報技術者の取得によって情報処理技術者としての基本的知識・技能を有していることが認められるため、ITエンジニアとしてキャリアをスタートさせるうえでの入口にあたる資格と言えます。また、在学中により高度なIT技術を身に付け応用情報技術者試験というワンランク上の国家資格を取得する人も少なくありません。なお、情報系の資格は国家資格に留まりません。情報検定や情報活用試験、Linux技術者認定、マイクロソフト認定プロフェッショナルといった資格を取得する人もいます。
- IT・情報処理を学ぶと何か良いことがあるの?
- ITや情報処理のスキル習得に対する世の中の関心は近年ますます高まっており、Life is Tech!(iPhone・Androidアプリ・ゲーム開発、プログラミング、デザインなどの最新IT技術を学ぶ中高生向けプログラム)が注目を集めていることからも関心の高さが窺えます。最近では大学卒業後(あるいは中退後)に「技術を身につけて就職したい」と考え情報系の専門学校に再入学する人も少なくありません。ITや情報処理のプロフェッショナルが現在でも求められているからこそ、専門知識とスキルを備えた人材が重視されるのです。ITや情報処理について学ぶことは、まさに現代の情報化社会を生き抜いていくための“武器”を身に付けることに他ならないと言って良いでしょう。「コンピュータが好きなので自分の強みにしたい」「システムエンジニアになるためにプログラムや設計など様々な技術を習得したい」「コンピュータについて学んで就職に役立てたい」「コンピュータスキルを活かして新しいビジネスの仕組みやサービスを考えてみたい」というあなた、ITや情報処理を学んで情報化社会を生き抜く実践的なスキルを身に付けてみませんか。
- プログラマ/Web系とは?
- インターネット上に公開されるプログラムや、会社や組織のLAN環境内でブラウザを使って利用するようなプログラムを開発します。PHPやRuby、Python、Javaなどを使ってプログラムを組むことが多いです。具体的な例としては、ウェブ上で占いをおこなうようなエンターテインメント系のプログラムであったり、ウェブ上で公開するデータベースの開発、企業や組織の予算や顧客管理データベースの開発などがあります。ネットに公開されているものであれば、検索によって簡単に見つけることができるでしょう。求人案件もとても多いです。
- プログラマ/制御系・組込系とは?
- デジタル家電をはじめとした電子機器・自動車や計測器やFA機器といった各種装置などの機器を制御するためのシステムを開発するプログラム。
炊飯器やエアコンなどの機械の中にもプログラムが組み込まれていて、ご飯の炊き具合や部屋の温度の調節を行っています。このように家電製品や携帯電話、デジカメなど、機械の中に組み込むプログラムを開発する仕事です。製品ごとにカスタマイズして組み込まれることが多いです。使われるプログラミング言語は、C、C++、アセンブラが主になります。
- プログラマ/汎用系とは?
- 開発言語としては、「C言語」や「JAVA」が主流で開発されることが多いみたいですね。
オープン系との違いがわかりにくいことがありますが、銀行の金融システムなど企業の基幹システム(メインフレーム)に使われることが多いです。データ量が多かったり、安全性や高い信頼性が要求されるような業務で使われます。独自の言語仕様を持っていたり、文字コードを使うこともあります。他のコンピューターシステムとは互換性が無く、閉じた世界を構築します。言語としては、「COBOL」などが使われます。
汎用系の開発では、IBM、富士通、日立製作所、NEC、ユニシスなどの汎用コンピューターを用い、COBOL、PL/Iなどの言語を使いながら基幹システムの構築をおこないます。
近年の業務としては、生命保険・損害保険・銀行・クレジットカード会社など大手金融機関や大企業の基幹システムの再構築、運用保守が多く、大手有名企業の大規模システムに携わる中で自分の実力を発揮でき、汎用系エンジニアにとって大きなやりがいが得られます。
汎用系システムは、汎用コンピューターまたはホストコンピューターと呼ばれるハードウェアを使用します。
ハードウェアに特化した開発であるため、そのホストコンピューターについての知識が必要になります。
そのため、オープン系のようにシステム開発や変更、他に応用することは容易に出来ないことが多いです。主に開発で使われる言語は、COBOLなどの言語で開発されることが多いです。汎用系システムでのソフトウェア開発は、マシン語に近い言語にコンパイルされるため高速処理が可能です。
- プロジェクトマネージャー・PMとは?
- プロジェクトマネージャー(PM)は期日までに成果物を完成させる人です。
必要な人材、資材、費用を計画してチームを結成し、プロジェクトの終了までを管理するのがプロジェクトマネージャーの仕事です。
近年、ITシステム開発プロジェクトは、業務要件の高度化、IT技術の高度化、複雑化、マルチベンダー化などによって、幅広い知識が求められています。このため、プロジェクトマネージャ(PM)の役割は益々重要となり、スポンサー、ユーザの期待は大きくなってきています。
- システムアナリスト・コンサルタントとは?
- システム開発における上流工程で、既存の情報システムとクライアントの現状を調査・分析・評価をおこない、新しいシステムの方向づけをおこなう人です。
組織構造、経営戦略、各業務の流れ、そして既存の情報システムを調査し、新しいシステムを開発するうえでの改善案や提案をおこないます。そのため、クライアントに対して、分かりやすく、説得力のあるプレゼンテーションが求められています。
システムアナリストは、既存の情報システムを分析し、機種、台数、手順においてメリット・デメリットを評価します。
システムコンサルタントは、新たな情報システムの導入にあたって、社内の業務や経営上の問題点を探り、その改善案を提案していきます。