CG・映像

学科紹介

未体験の世界を表現するCGデザイナーになる

コンピュータグラフィックス科

コンピュータグラフィックス科

CGアニメ専攻/ゲームCG専攻 2年制

CGも実写映像も自在にあやつるVFXクリエイターになる

CG映像制作科

CG映像制作科

2年制

世界レベルのCGを創りだすテクニカルCGクリエイターになる

コンピュータグラフィックス研究科

コンピュータグラフィックス研究科

3年制

CG・映像分野ってどんな業界?
ハリウッドの影響もあり、日本でも多くのCG(コンピュータグラフィックス)専門の会社が設立され、魅力的な作品が数多く制作されています。映画業界に衝撃をあたえた3DCG映画『ジュラシックパーク』シリーズや『アバター』など、新たなCG技術や映像表現が次々と開発され、CG技術は想像以上に強い影響を社会に与えています。
CG・映像分野をめざすなら
いまや、映画、ゲーム、アニメ、CMなどに欠かせないCG映像技術。いろいろな映像を数多く見ることによって、「豊かな発想(アイデア)を持ったクリエイター」「3DCGすべてに詳しいゼネラリスト」になれる可能性はもちろん、ゆくゆくは世界の最先端で活躍することも可能です。ジャンルを限定せず、できる限り多くの作品を観ることが大切です。
CG・映像分野の適性は?
制作者の感性が作品の完成度を左右するため、オリジナリティを持ったクリエイターのニーズが高まっています。CG業界で成功する人の条件は、多くの人を驚かせる発想力と色彩感覚、コミュニケーション力、分野を問わない幅広い知識、ものづくりにどん欲な姿勢をもった人といえるでしょう。

有名作品の制作に
CG・映像分野の卒業生が多数参加

映画『ブレードランナー2049』『パディントン2』『美女と野獣(2017)』『DESTINY鎌倉ものがたり』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『君の名は。』『シン・ゴジラ』『海賊とよばれた男』『進撃の巨人』『寄生獣』、大ヒットゲーム『FF』『ドラクエ』『モンハン』『バイオハザード』『龍が如く』『スマブラ』『ポケモン』『遊戯王』『戦国BASARA』各シリーズをはじめ、アニメ『ドラえもん』『妖怪ウォッチ』『ワンピース』『IM@S』『プリキュア』『ソードアート・オンライン』『GRANBLUE FANTASY The Animation』『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』ほか多岐にわたる著名作品に多くの卒業生が参加。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
©2018 Warner Bros. Entertainment Inc.
『アリータ:バトル・エンジェル』
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
『キングダム』
©原泰久/集英社 ©2019映画「キングダム」製作委員会

日本電子で学び、海外で活躍している卒業生の仕事が絶賛された、世界中で大ヒットの映画作品品

2019
  • ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ
  • 名探偵ピカチュウ
  • アリータ:バトル・エンジェル
  • アクアマン
2018
  • ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
  • デッドプール2
  • アントマン&ワスプ
  • スカイスクレイパー
  • MEG ザ・モンスター
  • ヴェノム
  • パシフィック・リム:アップライジング
  • パディントン2
2017
  • スターウォーズ/最後のジェダイ
  • ブレードランナー2049
  • スパイダーマン ホームカミング
  • IT/イット“それ”が見えたら、終わり。
  • ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
  • ジャスティス・リーグ
  • ワンダーウーマン
  • マイティ・ソー バトルロワイヤル
  • エイリアン:コヴェナント
  • ワイルド・スピード ICE BREAK
  • 美女と野獣
  • ジョン・ウィック チャプター2
2016
  • アサシン クリード
  • ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
  • インフェルノ
  • ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
  • スター・トレック BEYOND
  • ターザン:REBORN
  • ウォークラフト
  • X-MEN: アポカリプス
  • デッドプール
2015
  • ブリッジ・オブ・スパイ
  • PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~
  • ピクセル
  • ターミネーター:新起動/ジェニシス
  • アントマン
  • マッドマックス 怒りのデス・ロード
  • ワイルド・スピード SKY MISSION
  • ダイバージェントNEO
  • セブンス・サン 魔使いの弟子
  • EX MACHINA - エクス・マキナ
2014
  • ナイト ミュージアム エジプト王の秘密
  • パディントン
  • インターステラー
  • ドラキュラ ZERO
  • ミュータント・タートルズ
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
  • マレフィセント
  • X-MEN:フューチャー&パスト
  • GODZILLA ゴジラ
  • トランセンデンス
2013
  • ハンガー・ゲーム2
  • マイティ・ソー/ダーク・ワールド
  • エンダーのゲーム
  • くもりときどきミートボール2
  • パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々: 魔の海
  • マン・オブ・スティール
  • ワイルド・スピード EURO MISSION
  • 華麗なるギャツビー
2012
  • レ・ミゼラブル
  • ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
  • トータル・リコール
  • アメイジング・スパイダーマン
  • プロメテウス
  • スノーホワイト
2011
  • ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
  • リアル・スティール
  • ライオン・キング 3D
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
  • キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
  • Mr.ズーキーパーの婚活動物園
  • トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
  • グリーン・ランタン
2010
  • 塔の上のラプンツェル
  • きみがくれた未来
  • キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争
  • アイアンマン2
  • アリス・イン・ワンダーランド
  • パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
2009
  • ATOM
  • くもりときどきミートボール
  • スパイ・アニマル Gフォース
  • トランスフォーマー リベンジ
  • モンスターVSエイリアン
  • ウォッチメン
2008
  • ワルキューレ
  • ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
  • カンフー・パンダ
  • スピード・レーサー
2007
  • ベオウルフ 呪われし勇者
  • ビー・ムービー
  • トランスフォーマー
  • サーフズ・アップ
  • スパイダーマン3
  • ルイスと未来泥棒
  • ミュータント・タートルズ -TMNT-
2006
  • 父親たちの星条旗
  • オープン・シーズン
  • スーパーマン リターンズ
2005
  • ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
  • イーオン・フラックス
  • ステルス
2004
  • ポーラー・エクスプレス
  • アイ,ロボット
  • スパイダーマン2
2003
  • アニマトリックス
  • マトリックス リローデッド
2002
  • スチュアート・リトル2
  • スパイダーマン
2001
  • ハリー・ポッターと賢者の石
  • ファイナルファンタジー
2000
  • キャスト・アウェイ
  • チャーリーズ・エンジェル
  • インビジブル
1999
  • スチュアート・リトル
1998
  • Misguided Angel
1997
  • バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲
1996
  • マーズ・アタック!
  • ミラクル・アドベンチャー/カザーン
1995
  • ベイブ
  • スピーシーズ 種の起源

ほか多数

(1995年~2019年1月現在までを調査)
※年数は北米公開年

カナダ・バンクーバーでのCG・VFX研修で
世界のトップクリエイターと交流

海外で活躍する卒業生も数多く、将来は海外で働きたい!という学生も多いCG・映像分野。日本電子では希望者を対象に、世界最大のCG・VFXコミュニティに成長したバンクーバーでの研修を実施しています。9月のバンクーバーは乾季の終わりで、色づいたメープルリーフが舞い始める気持ちのよい気候。ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスをはじめ、MPC、バーデル・エンターテインメント、イメージエンジンなどのCG関連スタジオを訪ねます。また、本校卒業生を含む現地で活躍する日本人クリエイターとの交流会も実施。数多くの出会いと刺激に満ちたプログラムを用意しています。

ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス訪問

卒業生・高橋一樹氏や田島光二氏ら日本人アーティストから作品指導

世界的ヒット作を手掛けるイメージエンジンのVFXスタジオ見学

世界中に大規模スタジオを持つMPC見学

東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.3にてCG映像制作科1年生チームが審査員特別賞を受賞!

世界で通用する若手映像クリエイターの登竜門・東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.3にて、本校CG映像制作科の1年生のみで編成したチーム(計15名)が手掛けた作品『紅』が、見事「審査員特別賞」を受賞しました。

海外の学校や2年生以上で編成された多くの他校チームと競い合う中での快挙となりました。当日は6,000名近くの来場者の前で作品が投影され、大きな盛り上がりとなり、入学して半年ほどの学生達には貴重な経験となりました。

入賞作品『紅』の上映風景

受賞者チーム集合風景

東京ゲームショウ2018にて他学科とゲーム作品を共同制作!

東京ゲームショウ2018にて、本校コンピュータグラフィックス科の有志の学生が、本校ゲーム制作科と共同でゲームエンジンを使った対戦型VRゲームを制作しました。コンピュータグラフィックス科では主にゲーム内のグラフィックスを担当し、大変多くの来場者に体験していただきました。良かった点・改善点などを評価いただき、学習効果の高い機会となりました。

作品ブースでの体験風景

学科紹介

未体験の世界を表現するCGデザイナーになる

コンピュータグラフィックス科

コンピュータグラフィックス科

CGアニメ専攻/ゲームCG専攻 2年制

CGも実写映像も自在にあやつるVFXクリエイターになる

CG映像制作科

CG映像制作科

2年制

世界レベルのCGを創りだすテクニカルCGクリエイターになる

コンピュータグラフィックス研究科

コンピュータグラフィックス研究科

3年制

業界からの応援メッセージ ※氏名五十音順

フレームストア

Digital Matte Painter

杉村 はる香 さん

千葉市立稲毛高校出身
コンピュータグラフィックス研究科卒業

本校コンピュータグラフィックス研究科卒業後、国内のCG制作会社に入社。実写版映画『宇宙兄弟』などに携わり、その後、カナダ・モントリオールのVFX会社フレームストアで活躍。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
©2018 Warner Bros. Entertainment Inc.

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
©2016 Warner Bros. Entertainment Inc.

『パディントン2』
©2017 HEYDAY FILMS

『ブレードランナー 2049【初回生産限定】』
©2017 Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

あきらめずに続けてきたから
今の自分がいる。

大切なのは“続ける努力”。 チャンスは必ず訪れる。

ハリウッド映画の背景をCGで作成するデジタルマットペインターをしています。最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ではお城や草原、魔法の街の一連のシーンを作成しました。大きなヒーローショットを任せてもらえたこともあり、本当にやりがいがあって楽しく仕事が出来ました。また、『デッドプール2』では高速道路や孤児院のシーン、『プーと大人になった僕』ではロンドンの街並みを手がけています。どの作品もクオリティがとても高いので、ぜひ観ていただきたいですね。

日本のCGプロダクションで経験を積み、縁あって海外へ。今の会社で最初に携わった映画『ドラキュラZERO』は苦労の連続でした。海外のスタジオにおける仕事の進め方がよくわからない状況で、いきなり重要なショットを任され、当時は英語もよくわからずパニック状態に。ほかのアーティストが定時の6時に帰宅した後、誰もいないスタジオに夜遅くまで残って、焦りと恐怖で半ベソ状態で仕事をしていました(笑)。周りの方に助けてもらいながら何とか仕上げることができてホッとしたのを覚えています。そうやって少しずつ成長していきました。

今では現地の仕事環境にも慣れ、世界中のアーティストから各国のいろいろな話や他のスタジオの裏話を聞いたりするのが楽しいです。また大手のスタジオなので、有名なハリウッド映画の作品を手がけられるチャンスも多いため、モチベーションはいつも高く維持でき、毎日が本当にワクワクします。

驚かれるかもしれませんが、実は日本電子の学生時代、CGの授業が得意ではなく、授業について行くのが精一杯だったんです。ですが、良い先生方と友達に恵まれ、なんとか授業にも追いつくことができ、学園生活はとても充実していました。振り返ってみると、辛いこともありましたが、「とにかく途中でやめなくて本当によかった」と心から思います。諦めることなく歩んできたからこそ、今がある。継続は力なり、続けることの大切さをとても感じています。目の前の課題にひたすら打ち込み、少しずつ克服しながら、気づけば、海外の労働環境の良いスタジオで、憧れだったハリウッド映画に携わっています。

日本でも海外でも、やはり“続ける努力”というのは大切だと思います。続けることで技術も身につきますし、いろいろな人と出会って様々な影響を受けます。そうしていくうちに、自分の目標としている場所へ向かうチャンスが必ず訪れるのだと思います。ぜひ“続ける努力”を惜しまないでください。夢は叶えられます!

【フレームストア PROFILE】
フフレームストア (Framestore) は1986年に設立。イギリス・ロンドンに本社を置き、モントリオール、ロサンゼルス、ニューヨークにスタジオを持つ、ヨーロッパ最大級の規模を誇るCG・VFX制作会社である。2013年に公開された『ゼロ・グラビティ』は、第86回アカデミー賞にて最多7部門を受賞。そのほか、IMAGINA AWARD 2004ディレクション部門/CM部門受賞作品『Johnie Walker Fish』などで、実写に溶け込んだリアルなCG制作で受賞している。
【代表作品】
『キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ』シリーズ、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、『アリータ: バトル・エンジェル』、『レディ・プレイヤー1』、『ゴースト・イン・ザ・シェル』、『美女と野獣』、『ゼロ・グラビティ』、『ハリー・ポッター』シリーズ、『アバター』、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』 ほか

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スキャンラインVFX

高橋 一樹 さん

秋田県立本荘高校出身
コンピュータグラフィックス研究科

1983年秋田生まれ、日本電子専門学校コンピュータグラフィックス研究科を卒業後、国内のCGプロダクション、ゲーム会社を経て2013年にカナダに渡り、現在、ILMにてテクニカルディレクターとして活躍。

『ブレードランナー 2049【初回生産限定】』
©2017 Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

『ピクセル』
ブルーレイ プレミアム・エディション【初回生産限定】2月3日発売 ¥6,800(税抜)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

常に自分自身を向上させようとする
姿勢が大切。

学んだことの「全て」が、今の仕事に役に立っている。

私は学生時代から海外で仕事をしたい、と思っていました。友人たちと飲みに行っては、「やっぱり海外だよなぁ」とよく話していた記憶があります。そんな中、日本電子時代の1年上の先輩が携わった作品が、VES賞にノミネートされたんです。たった1年しか違いがないはずなのに、顔見知りの先輩がはるか遠くの世界の人になってしまったとショックを受けました。そしてこの知らせは、私にとって“海外で仕事をしたい”という夢への一歩を踏み出す大きなキッカケとなりました。
その後、即座に行動に移し、約半年後には海外のCG映像制作会社へ内定を貰えるところまでたどり着きました。あの一件がなければ、わだかまりを持ちながら日本で仕事を続けていたかもしれません。

いまは、プログラムとデザインの両方の知識と技術が問われるテクニカルディレクターという、非常に特殊な仕事をしています。その中でも、ライティング/シェーディング/レンダリング周りの作業を主にしています。毎日が充実していて楽しいですよ(笑)。『X-MEN:フューチャー&パスト』と『マレフィセント』では、より良い陰影の視覚効果を作り出すことのできるカスタム・シェーダ(プログラム)を作成しました。特に『X-MEN: フューチャー&パスト』は最初から最後までガッツリ携わった映画で非常に感慨深いものがあります。自分が携わった映画が公開されることは、本当に嬉しく思いますね。自分のアイディアが採用された時はやりがいを感じます。採用されるにあたり、いかに「よいもの」なのかをプレゼンし、GOサインを貰い、それをデザイナーに届けるまでの過程が非常にやりがいもあり楽しいです。

日本電子で学んだことは、今の仕事に「全て」役立っています。例えば、レンダリングの基礎からLinuxやプログラミング言語。Mayaでの作業やAfter Effectsでの編集など、テクニカルディレクターに必要な全ての要素が、日本電子で学んだことに含まれています。これは非常にありがたかったです。基礎が出来ているのと出来ていないのとでは、雲泥の差がありますからね。

日本電子に入った当初は、プログラマーとデザイナーのどちらも選べるという程度の理由で入学した素人でした。そんな私でもハリウッド映画の製作に携わっています。これは自分も常日頃気をつけている事ですが、とにかく「諦めない」という事。CG業界はハングリー精神が強い方々ばかりです。常に自分自身を向上させようとする姿勢が非常に大切です。日本電子でしっかり基礎を学び、ライバルよりも頑張れば、CG業界で活躍できるチャンスはいくらでも生まれると思います。

※視覚効果に携わるアーティストや技術者、スーパーバイザー、監督などで構成される業界団体
視覚効果協会(Visual Effects Society, VES)が主催・実施している賞

【スキャンラインVFX PROFILE】
スキャンラインVFXは、ドイツ ミュンヘン・ケルン・シュトゥットガルトを拠点とし、アメリカ、カナダにも支社を置くVFX制作会社。同社独自で開発された流体シミュレーション・ツールにおいてアカデミー科学技術賞を受賞する実績を持ち、大作映画はもちろん、テレビドラマなど、エフェクト技術において世界トップレベルのVFX映像制作会社として、多くの作品を世に送り出しています。
【代表作品】
『アクアマン』『アントマン&ワスプ』『トゥームレイダー ファースト・ミッション』『ブラックパンサー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』『トランスフォーマー/最後の騎士王』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アメイジング・スパイダーマン』『アイアンマン3』『アベンジャーズ』『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』『2012』『ポセイドン』ほか。

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インダストリアル・ライト&マジック

シニアコンセプトアーティスト

田島 光二 さん

東京都立千歳丘高校出身
コンピュータグラフィックス科卒業

1990年生まれ。2011年本校卒業後、フリーランスのCGモデラーとしてキャリアをスタート。ダブル・ネガティブを経て現職。ハリウッド映画のコンセプトアーティストとして活躍中。

『アリータ:バトル・エンジェル』
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
©2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

田島光二作品集&ZBrushテクニック
©2016 Kouji Tajima/発行所:(株)グラフィック社

田島光二アートワークス ZBrush&Photoshopテクニック
©2016 Kouji Tajima
©GENKOSHA Co.,Ltd.
発行所:(株)玄光社

後悔しないように全力を出し切ること!
それが、夢への扉を開く鍵。

日本電子から世界一のCGクリエイターをめざす!

高校の頃はずっとバスケとバンドをやっていて、どこにでもいるような高校生でした。CG業界に本気で興味を抱くようになったきっかけは、高校内での進路ガイダンス。当時、ピクサーの『トイストーリー』が大好きだったので、こういう仕事に魅力を感じてはいたのですが、「自分には無理」と勝手に思い込んでいました。しかし、日本電子の方の「3DCG が未経験でも、2年間一生懸命勉強すればハリウッドでの活躍も夢ではない」という言葉が胸にとても響きました。そして「よし! 日本電子で勉強して、ハリウッドで世界一になってやろう」というやる気スイッチが入ったんです。根拠なき自信でしたが、めざしたい“夢”への扉が開いた瞬間でした。高校3年生のときにオープンキャンパスへ参加し、プロ仕様のソフトを触ったときはワクワクしましたね。

日本電子に入ってからは、作品づくりに打ち込む日々。目標はもちろん「世界一」ですから、学生時代も「ハリウッドクオリティ」の作品を作るように心がけていました。なので、授業が終わった後も時間さえあれば実習室にこもっていたのを覚えています。『3DCG AWARD2010』に応募したのは入学してから1年後くらい。実力を試すつもりで応募したコンテストで、最優秀賞を受賞できたのは自分にとってすごく励みになりました。そして、このコンテストをきっかけに、ルーカスフィルムのアーティストからクリエイターとしてオファーのメールが届いたんです。しかし、当時の英語は「ハロー」が限界。もちろんオファーは流れてしまいました。あの時は本当に悔しかったです。その後はすぐに英会話を必死に勉強しました。

卒業後はフリーランスのアーティストとしてキャリアをスタートし、1年後にはダブル・ネガティブのシンガポール支社へ。仕事は、映画作品の世界観やキャラクターなどのイメージを提案する「コンセプトアーティスト」。実はこの時、あの学生時代に連絡をくれたルーカスフィルムのアーティストと一緒に働くことができました。あの時の悔しい経験がなければ、今の自分は決していないため、本当に嬉しかったですね。その後は同社のカナダスタジオで様々な作品に携わり、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』では、メインキャラクターのデザインを初めて任せてもらえ、重要な仕事を託される喜びを心の底から実感しました。

高校生の時に夢見た「世界一になる」という目標は現在進行形です(笑)。まだまだ未熟者ですが、より一層高みをめざして勉強の日々。仕事に対しては常に全力を出し切ることを心がけていますが、それはきっと学生時代の作品づくりでも同じことだと思います。日本電子で学ぼうと思っているみなさんには、今しかないこの貴重な時間をどう使うかを本気で考え、後悔のないよう精一杯勉強を楽しんでほしいですね。

※ルーカスフィルム(Lucasfilm)とは、1971年にジョージ・ルーカスが設立した映像制作会社。スターウォーズシリーズを世に送り出した映像制作会社のパイオニア。

【インダストリアル・ライト&マジック PROFILE】
インダストリアル・ライト&マジック(Industrial Light & Magic※略称 ILM)は、アメリカの特殊効果及びVFXの制作会社。ルーカスフィルムに所有されており、シンガポール、カナダ・バンクーバー、イギリス・ロンドンに支社を置く。アカデミー視覚効果賞を15回受賞。約20のノミネートを受け、アカデミー技術賞においては22回の受賞を遂げている世界最高峰クラスのVFX制作会社の一つである。
【代表作品】
『スター・ウォーズ』シリーズ、『ジュラシック・パーク』シリーズ、『ハリーポッター』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズ、『アイアンマン』シリーズ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トランスフォーマー』シリーズ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『ドクター・ストレンジ』、『アバター』、『ウォーリー』、『ネバーエンディング・ストーリー』、『タイタニック』 、『グーニーズ』、『E.T.』 ほか。

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CG・映像業界とその学びについて

CG・映像を学ぶとは?

あなたは普段の生活の中でどの程度映像に接しているでしょうか。自分の日常生活をイメージしてください。テレビ番組をよく見る人、アニメが大好きな人、頻繁に映画を見に行く人、YouTubeなどの動画サイトを愛用している人、など映像との関わり方は人それぞれだと思います。近年は映像技術も進歩しており、映画館で3D映画を見たり3D機能搭載のゲームで遊んだりする中で「よく分からないけど3D技術ってすごいな」という感想を持った人もいるかもしれません。「テレビや映画はほとんど見ないかな…」という人も、CMや電車内ビジョン広告、スクリーン広告など無意識のうちに映像に接していることに気付くでしょう。

このように日常に溢れている映像ですが、「一体どのように作られているだろう?」「どんな高度な技術が使われているのだろう?」と思ったことはありませんか。CG(コンピューターグラフィック)という言葉は聞いたことがあると思いますが、「最新のCG技術とはどのようなものであり、どのように映像作成に活用されているのか」と言われると、あまりピンとこない人が多いのではないでしょうか。実習を通じてこうした技術を具体的に学んでいくのがCG・映像の学科です。

CG・映像について学ぶ意味とは?

CG映像制作の分野に進んで仕事を続けていくためには「独自の発想力や表現力」が必要だと一般的に言われています。確かに、優れた映像・デザインを生み出せるかどうかは個々人の才能や偶然性にある程度左右されます。しかし、いくら発想力が豊かでもその発想を作品という形にすることができなければ意味がありません。独自の発想を作品として具現化するためにも、最先端の映像技術を使いこなせることが求められます。CG・映像について学ぶことの意味は、高度な映像技術の理解・習得にあると言っても過言ではないでしょう。

あなたも最先端の映像技術を学んで、次世代のCG制作を担ってみませんか。

CG・映像について具体的には何を学ぶの?

CG・映像に関する学習事項は多岐に渡ります。最初は3DCG制作ツール「Maya」の基本操作や2Dグラフィックスツール「Photoshop」「Illustrator」の使用方法などを学び、デッサン・造形・CGプログラミングの基礎についても併せて学習します。その後高度なCGソフトを駆使した映像制作を実践的に学び、最先端のデジタル映像表現や業界の第一線で活躍するためのスキルを習得します。3DCG制作ツール「3dsMax」やCG用立体造形ツール「ZBrush」の使用法、VFX(特殊視覚効果:3DCGを使って特殊な映像を制作し実写映像と合成する視覚効果)、モーションキャプチャ(人体に反射マーカーを設置し動きをリアルタイムでコンピュータに取り込むシステム)など高度な技術を学習し、CG映像の表現スキルを身につけます。卒業制作を行って作品を外部に公開する学校も多いです。

CG技術について詳しくなくても大丈夫?

上記の学習事項を見て、「面白そう」と思った人もいれば「イメージと違って結構難しそう」と感じた人もいるでしょう。ですが、「CG技術について全然知らないし、授業についていけないかも…」と心配する必要はありません。CG・映像業界の第一線で活躍しているプロの先生が直接指導してくれる学校が多いので、こうしたスキルは入学後に段階を追って身に付けていくことができます。求められるのは、CG・映像について幅広く学んでスキルを習得しようとする姿勢です。CG・映像は技術的な進歩のスピードが非常に速い分野なので、貪欲にスキルの習得に取り組んでいく向上心と熱意が求められると言えます。CGスキルに加えてデッサンや造形・色彩などのデザイン能力を総合的に身に付けることで、就職の際に強みをアピールすることができます。

CG・映像を学ぶとどんな資格が取得できるの?

CG・映像を学ぶことで取得できる資格としては、情報関係の資格とデザイン関係の資格があります。前者の代表例としては、最も代表的な情報系の国家資格である「基本情報技術者」を取得することが可能です。高度IT人材の確保が急務となっている現在、こうした情報系の国家資格を取得しておくことは就職の際にも有利になります。また、民間資格ではありますが「CGクリエイター検定」「CGエンジニア検定」「マルチメディア検定」(いずれもCG-ARTS協会による検定)などを取得することができます。後者の代表例としては、「色彩検定」「カラーコーディネーター検定」などの民間資格を取得することができます。

CG・映像の学びを活かした仕事って?

CG・映像の学びを活かした仕事は多岐に渡り、卒業後はCGクリエイターやCGデザイナー(2D・3D)、CGプログラマ、VFXクリエイター、デジタル映像クリエイター、イラストレーターなど、様々な形で映像制作に携わることができます。CGは幅広い分野で利用されており、アニメやテレビ、映画・映像系の制作会社など多くの企業が採用募集をしています。さらに今後も様々な分野へ進出していくことが予想され、需要は増加し続ける傾向が強いと言えます。CG技術の進歩によりCGクリエイターやCGデザイナーにはより重要な役割が求められるようになってきており、仕事量も増加傾向にあります。

興味を持った人は、CGクリエイターやCGデザイナーなどの職業についてさらに詳しく調べてみてください。

CG関係の仕事の収入は?

一般企業にクリエイターやデザイナーとして就職した場合は、勤務先の企業や地域によって異なるものの300〜500万が平均的な年収となります。需要が増えている職業であるため技術や経験によっては好待遇で採用されることもありますが、一般的には基本給が安く激務であるとされています。将来的に独立しフリーで働くスキルを身に付けるための修行の場として企業に就職する人も少なくありません。フリーの場合高収入を得られるかどうかは実力次第なので、収入もピンからキリまでかなりの幅があります(トップレベルのCGデザイナーは年収1000万円以上稼ぐようです)。どれだけ高度なスキルを身に付けられるかがカギとなるのです。

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