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シラバス

アニメーション研究科 2022年度入学生

科目名 作画基礎 作成日 2022/03/21
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 人物の描き方やパースとの兼ね合いなどを学習する。
到達目標 空間を把握した構図で人物デッサンに基く絵が描けるようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 40%  %  % 40%  %  % 20%  %
評価基準
①人体を描くときの要点が説明できる。 ④学習した手法を習得している。 ⑦事前、事後テストで成果が見える。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 田辺 由佳
テキスト・参考文献 文献 教員作成資料・オリジナルテキスト
実務経験有無  
アニメ制作業界ではアニメーターの実務経験あり。本科目では線画による描画方法を解説し、演習形式で教育する。 
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 学習内容と学習の必要性を理解し、現時点での実力を提示出来る。  シラバスの配布・解説を行う授業の進行におけるルールを共有する。 事前テスト(椅子に座る人物)の実施。  
【理解度確認】事前テスト・自己紹介及び学習内容に関するアンケート
2 人の顔のバランスを理解し、様々な角度で描くことが出来る。  頭蓋骨に筋肉をつけ、顔面の構造・バランスを数パターン考える目・鼻・口・耳の仕組みを確認し、それぞれを角度を変えて描く髪の描き方・パターンを学ぶ。  
【理解度確認】課題提出
3 人の手足の構造を理解し、様々な角度・ポーズを描くことが出来る。  手足の骨格から描き方のパターンを学び実践する性別・年齢別の手・足を比べ、特徴を把握する様々なポーズで描く。  
【理解度確認】課題提出
4 人の胴体部分のバランスを理解し、動きの限界のポーズまで描くことが出来る。  人体の骨格から筋肉をつけ、胴体の構造・バランスを学習する関節の位置を確認し、動きの限界を知る「腕を組む」「足を組む」「正座で座る」など、間違えやすい描写の描き方を学び実践する。  
【理解度確認】課題提出
5 人体の構造・バランスを理解し、様々な角度から描くことが出来る。 人体の構造・バランスを理解し、重心に矛盾のない様々なポーズを描くことが出来る。  全身を様々な角度から描くためのポイント・頭部と胴体を繋ぐ首の構図・描き方のパターンを学習するS字を使い、全身のポーズをよりリアルに描く方法を学び実践する。重力から人間の体重を支えるための重心を設定する方法を学び、地面に立つ人物を描く重いもの・軽いものを持ったときのポーズを描くためのポイントを学び、実施する。  
【理解度確認】課題提出
6 性別・年齢別の特徴を理解し、4~7頭身の人物を描くことができ、デフォルメされた2~3頭身のキャラを描くことが出来る。   年齢別の平均身長と頭身バランス・身体の特徴を知り、描くためのポイントを学び実践するデフォルメした場合の頭身バランスを学び、同じ人物の2~7頭身までを描く。  
【理解度確認】課題提出
7 シンプルな衣服の構造を理解し、服を着た人物を描くことが出来る。   シャツ、ズボン、スカート、上着(制服)を実際に触り、構造を知る写真参考と実際からシワの出きる法則性を分析し、絵に描くためのポイントを学び実践する。  
【理解度確認】課題提出
8 アイレベルと消失点を理解し、パースに合わせて立つ人物を描くことが出来る。   パースに合った絵と合っていない絵を比較し、空間設計の重要性を知る人物の配置からパースを定め、地面に着地している人物を描くためのポイントを学び実践する。  
【理解度確認】課題提出
9 カメラとレイアウトからパースを考え、フカンの人物を描くことが出来る。  三点透視の空間に人物を置く方法を学ぶフカンのカメラのレイアウトの特徴を知る人物を部分的に拡大して描くことで魚眼レンズの効果を演出するためのポイントを学び実践する。 
【理解度確認】課題提出
10 カメラとレイアウトからパースを考え、アオリの人物を描くことが出来る。   三点透視の空間に人物を置く方法を学ぶフカンのカメラのレイアウトの特徴を知る人物を部分的に拡大して描くことで魚眼レンズの効果を演出するためのポイントを学び実践する。  
【理解度確認】課題提出
11 人物の性別・年齢を踏まえ、シーンに合わせた人物を2人以上同じ空間に描くことが出来る。   同じ空間に2人以上描くときに必要な設定(性別・年齢・場所・状況)を知り、画面を演出する人物同士が触れている部分に働く力による影響を描く為のポイントを学び実践する。  
【理解度確認】課題提出
12 キャラクター設定の形式について説明出来る。 対比図の必要性を説明出来る。   シナリオ、絵コンテから必要なキャラクター設定について考える。リスト化して対比図を作成する。  
【理解度確認】課題提出
13 キャラクター設定の三面図について説明出来る。   対比図で作成したキャラクターそれぞれの三面図を作成する。必要な要素や意味を学ぶ。  
【理解度確認】課題提出
14 キャラクター設定図を完成させることが出来る。   夏休み明けに返却された設定について、修正用紙の修正を踏まえて修正、完成させる。修正用紙の役割、扱い方について学ぶ。  
【理解度確認】課題提出
15 科目の学習内容についての理解度を確認し、実力の向上を体感することが出来る。  事後テストの実施総評アンケート。 
【理解度確認】事後テスト