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シラバス

アニメーション研究科 2022年度入学生

科目名 パースペクティブB 作成日 2022/03/21
区分 必修 講義
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 空間や立体を正確に2次元上に再現できることを目指す
到達目標 実写映像の画面構成がアニメーションで応用できる 6つの視覚現象について そのメカニズムが理解できる 3つの基本的なカメラワークが、意図的 効果的に選択でき、2次元上で実行できる

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  % 20%  % 80%  %  %  %  %
評価基準
映像における空間構造やカメラワークが理解できる パースの手法を身につけ、画面構成に活かせる
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 湯浅誠
テキスト・参考文献  
実務経験有無  
アニメ制作業務における背景美術を担っており、美術監督も経験している。 本科目では空間表現で必要不可欠な遠近図法の描き方を教育する。  
関連科目 パースペクティブA  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 3つのカメラワーク② 視距離の変化とレンズの性質を知る。  実写映像におけるレンズの使い分けとその効果の違いを考える。 ターゲットからカメラまでの距離と、レンズによって補正された画像の変化に注目してみる。 
【理解度確認】課題提出
2 3つのカメラワーク② 視距離の変化とレンズの性質を知る。  実写映像演習 カメラポジションを変化させながら風景を撮影。理論上の法則に照らしながらレイアウトに仕上げる 
【理解度確認】課題提出
3 レンズの使い分けによって起こる視覚現象の変化を 透視投影図法を用いて その構造を理解する。  図学演習 視野の変化 奥行きの情報量の変化 等を比較し確認する。 また、それを体系化して応用へとつなげる。 
【理解度確認】課題提出
4 3つのカメラワーク③ 角度の変化と俯瞰仰角の構造を知るり、応用が出来る。  実写映像演習 カメラの角度の変化と見え方の変化について、撮影とスケッチで確認する。  
【理解度確認】課題提出
5 3つのカメラワーク③ 図学測点法を用いて俯瞰の都市を描いてみる。  図学演習 カメラの角度を変化させたときの消失点の位置を探る。 3消点グリットで空間を正確に分割し、構造物を配置してみる。 
【理解度確認】課題提出
6 3つのカメラワーク③ 図学測点法を用いて俯瞰の都市を描いてみる。  図学演習 都市図を完成させて、更に光源を定義し、彩色する。作品として完成させる。 
【理解度確認】課題提出
7 自然物のパースについて理解し応用が出来る。  学習してきた各種パースの法則が、自然物(山や平原、空 樹や森)に当てはまることを確認して 描けるようにする。 
【理解度確認】課題提出
8 影のパースを理解して応用出来る。  影の出来方には一定の法則が有ることをまなぶ。 また、影の状態が、時刻、季節、天候・・・の表現に欠かせないことを知り、状況説明のアイテムとしての応用を試す。 
【理解度確認】課題提出
9 映り込みのパースを理解して応用出来る。  実体のないものにも、パースの法則が適用できることを学ぶ。 またそれは、質感表現に関わる要素であることを理解し、背景や彩色に応用出来ることを目指す。 
【理解度確認】課題提出
10 傾斜が与えられた構造物のパースについて理解し応用出来る。  傾斜が与えられた構造物の消失点の場所を探る。 坂道、階段、屋根・・・等が正しく描けるようにする。 
【理解度確認】課題提出
11 人体のパースについて理解し応用出来る。  6つの視覚現象と、3つのカメラワークにおけるいくつかの法則が、人体にも適用できることを知る。 様々なショット、様々なポーズ・・・を描く上でパースのの法則は無視できない。 静止→ポーズ→動き(動画)へと展開を目指す。 
【理解度確認】課題提出
12 3つのカメラワークとレイアウト実践  作画 背景の 完成度、作業スピードに大きく関わるパースの知識とスキル・・・。 以上を踏まえ、要求どおりの仕上がり、期日内納品・・・を意識してレイアウトを仕上げる。 
【理解度確認】課題提出
13 3つのカメラワークとレイアウト実践  作画 背景の 完成度、作業スピードに大きく関わるパースの知識とスキル・・・。 以上を踏まえ、要求どおりの仕上がり、期日内納品・・・を意識してレイアウトを仕上げる 
【理解度確認】課題提出
14 学習内容の復習  小テスト内容の説明と前後期学習内容の復習を行う。 提出課題の取りこぼしを確認、フォローアップと追加課題 
【理解度確認】課題提出
15 授業内テスト 及び 答え合わせ  作図を伴うテストを予定。  
【理解度確認】テスト