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シラバス

ゲーム制作研究科 2022年度入学生

科目名 3DゲームグラフィックⅠ 作成日 2022/04/09
区分 必修 講義/実習
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 3駒
総時間数 90時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 講義では、近年のゲーム制作に用いられる3DCGの基礎的、応用的な知識を学習することを目的とし、実習では3Dソフトの造形技術のためのモデリング機能や、質感技術のマテリアルやUV展開の技法を学習することを目的とする。
到達目標 <講義>3DCGの様々な用語を知り、その概念、概要を説明でき、実際のツール操作やゲーム制作の際にどのように有効活用されているかを説明できる。 <実習>ゲーム制作における3Dモデルデータが作成でき、質感設定やテクスチャ作成ができる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  %  % 50%  %  %  %  %
評価基準
テスト:6割以上で合格、前期期末試験:6割以上で合格 課題 :基礎モデリング(レンダリング込み)課題、オリジナルモデル課題
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 青木 禅
テキスト・参考文献 ・Autodesk Maya トレーニングブック ・項目ごとに作成したスライド、配布物 ・オリジナルチュートリアル動画
実務経験有無  
青木 禅 デザイナーとして、ゲーム(コンシューマー/スマートフォン)、映画制作、テレビ番組制作に従事した実務経験がある。その経験から得た知識とスキルを活かして、3Dのグラフィックスに対する実践的な教育を行う。  
関連科目 3DゲームグラフィックⅡ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 <講義> ・ベースとなる、3DCGの基本的概念を知る。 <実習> プリミティブのみでの形状作成ができる。  <講義>3DCGを学ぶ理由 ・3DCG使われ方や、それに携わる職業と役割についてを学ぶ。 <実習> タンブル・ドリー・トラックの基本画面操作と、MayaのUIの見方を学ぶ。マニピュレータの使用方法を学ぶ。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
2 <講義> ・3Dソフト(Maya)のインターフェースの名称を知る。 ・3D空間の座標について説明できる。 <実習> ・親子関係を結んだオブジェクトを作成できる。 ・簡単なキーフレームアニメーションが作成できる。 ・ピボットの編集ができる  <講義> 3Dソフトのインターフェース、座標系について <実習> ・太陽、月、地球の例を用いて、親子関係を学ぶ。 ・サイコロを用いて、親子関係と基点の位置による影響の差を知る。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
3 <講義> ・3DCGの一般的な制作工程と使用されるソフトについて知り、それを説明できる。 <実習> ・簡単なNURBSモデリングができる。 ・コンポーネントの選択ができ、簡単な形状のモデリングができる。  <講義>3DCGの制作工程とソフトウェア <実習> ・NURBSカーブを使用し、回転体のモデルを作成する。 ・コンポーネントの選択を使って、簡単な形状のモデルの作成を行う。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
4 <講義> ・モデリングの種類と、コンポーネントの説明ができる。 <実習> ・UV展開を行うことができる。  <講義>モデリングの種類とポリゴンの構成要素 <実習> ・自身でゼロからモデルを作成することができる。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
5 <講義>押し出しやベベルなどを使用したモデリングの基礎機能を知る。 <実習> ・親子関係を持ったモデルの作成ができる。 ・質感が異なるマテリアルを作成することができる。  <講義>モデリング基礎 <実習> ・親子関係をつけたモデリング、マテリアルの作成と設定を行う。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
6 <講義> ・3DCGにおける質感表現(マテリアル)の技法を知り、それを説明できる。 <実習> ・UV展開、レイアウトができる。  <講義> マテリアル基礎(前編) <実習> ・UV展開を3種類のモデルで行う。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
7 <講義> ・テクスチャマッピングについてより知識を深める <実習> ・複雑な形状のUV展開ができる。  <講義>テクスチャマッピング基礎 <実習> ・一体型キャラクターのUV展開とレイアウトを行う。 ・ペイント機能を使用し、テクスチャを描くためのラフを作成する。 ・アンビエントオクルージョンを使用し、陰影情報を得る。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前験 <実習>課題練習を通して確認をする。
8 <講義> ・小テスト、ラフスケッチ <実習> ・課題:複雑な形状のモデリング、UV展開ができる。  <講義>小テストの実施 課題のモデリングで使用するモデルのラフスケッチを作成する <実習>モデリング課題 ・イメージプレーンをもとに、複雑な形状のモデリング・UV展開の課題を行う。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
9 <講義> ・小テストの振り返り、三面図作成 <実習> ・課題:複雑な形状のモデリング、UV展開ができる。  <講義>小テストの内容を振り返りながら、答え合わせを行う 課題のモデリングで使用する三面図を作成する。 <実習>モデリング課題 ・イメージプレーンをもとに、複雑な形状のモデリング・UV展開の課題を行う。" 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
10 <講義>コンポーネントの編集について知り、トポロジーの意識を持つことができる。 <実習>オリジナルモデリング課題 ・デザインした形状をモデリングし、UV展開、テクスチャ作成、マテリアル設定ができる。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出すことができる。  <講義>モデリング基礎② <実習>オリジナルモデリング課題 ・自身がデザインしたモデルを、三面図をもとにモデリング、テクスチャ作成、マテリアル設定を行う。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出しを行い、ゲームに登場させる。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
11 <講義> ・第10回までの復習 ・画像による詳細な質感表現(テクスチャマッピング)の技法を知り、  それを説明できる。 <実習>オリジナルモデリング課題 ・デザインした形状をモデリングし、UV展開、テクスチャ作成、マテリアル設定ができる。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出すことができる。  <講義>小テスト、テクスチャマッピング基礎② <実習>オリジナルモデリング課題 ・自身がデザインしたモデルを、三面図をもとにモデリング、テクスチャ作成、マテリアル設定を行う。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出しを行い、ゲームに登場させる。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
12 <講義>マテリアルの詳細設定方法を知る事ができる。 <実習>オリジナルモデリング課題 ・デザインした形状をモデリングし、UV展開、テクスチャ作成、マテリアル設定ができる。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出すことができる。  <講義>マテリアル基礎② <実習>オリジナルモデリング課題 ・自身がデザインしたモデルを、三面図をもとにモデリング、テクスチャ作成、マテリアル設定を行う。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出しを行い、ゲームに登場させる。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
13 <講義> ・3DCGにおけるアニメーション作成の技法を知り、それを説明できる。 <実習>オリジナルモデリング課題 ・デザインした形状をモデリングし、UV展開、テクスチャ作成、マテリアル設定ができる。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出すことができる。  <講義> アニメーション基礎(前編) <実習>オリジナルモデリング課題 ・自身がデザインしたモデルを、三面図をもとにモデリング、テクスチャ作成、マテリアル設定を行う。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出しを行い、ゲームに登場させる。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
14 <講義> ・3DCGにおけるカメラワークの技法を知り、それを説明できる。 <実習>オリジナルモデリング課題 ・デザインした形状をモデリングし、UV展開、テクスチャ作成、マテリアル設定ができる。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出すことができる。  <講義> カメラワーク基礎(前編) <実習>オリジナルモデリング課題 ・自身がデザインしたモデルを、三面図をもとにモデリング、テクスチャ作成、マテリアル設定を行う。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出しを行い、ゲームに登場させる。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。
15 <講義> ・3DCGにおけるカメラワークの技法を知り、それを説明できる。 <実習>オリジナルモデリング課題 ・デザインした形状をモデリングし、UV展開、テクスチャ作成、マテリアル設定ができる。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出すことができる。  <講義> カメラワーク基礎(後編) <実習>オリジナルモデリング課題 ・自身がデザインしたモデルを、三面図をもとにモデリング、テクスチャ作成、マテリアル設定を行う。 ・ゲームで実行できるデータとして書き出しを行い、ゲームに登場させる。 
【理解度確認】<講義>中間理解度テスト、前期試験 <実習>課題練習を通して確認をする。