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シラバス

高度情報処理科 2022年度入学生

科目名 業務知識 作成日 2023/03/30
区分 必修 講義
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 システム提案のベースとなる業界特有の用語、企業の基幹業務知識の概要理解を通して「考える力」「本質を見抜く力」「問題提起力」「説明力」を養成する。
到達目標 実社会で通用する自律・提案型エンジニアになるための基本的な業務知識を獲得する。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 50% 50%  %  %  %  %
評価基準
会社経営、財務会計、人事管理、販売管理、生産管理、物流・在庫管理にかかわる業務知識の基本事項を説明出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 佐藤 謙二
テキスト・参考文献 ITエンジニアのための「業務知識」がわかる本(第5版)及び配布資料
実務経験有無  
PCメーカー・証券・銀行のシステム部門で業務システムの設計・開発運用・プロジェクト管理を行ない、ITコンサルタントとして従事した実務経験を活かして本科目に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 ITストラテジ&ITマネジメント  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 高度情報処理科「業務知識」科目の目標と位置づけを説明出来る。  社会を構成する人間系、業務系、情報系システムの関連とSE業務のスタートポイントとしての顧客現場の理解について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
2 会社とは、経営組織について説明出来る。  法人と会社、株式会社、持分会社、株主総会、非営利法人、子会社、親会社、公開会社、大会社について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
3 経営戦略、情報戦略について説明出来る。  経営方針、経営戦略策定、バランスト・スコアカード(BSC)、マーケティング、情報戦略策定、短期・中長期計画、ERP, SCM, CRM, DWHについて学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
4 内部統制、管理会計、部門間情報連携、全社的事業外活動について説明出来る。  SOX/JSOX法、内部統制の目的と要素、COSOフレームワーク、財務会計と管理会計、予算編成、予実管理、各部門で必要となる情報、コーポレート・ガバナンス、CSR, SRI, コンプライアンス経営について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
5 財務会計システムとは、財務会計システム構築に必要な業務知識を説明出来る。  財務会計システムの機能、会計帳簿と財務諸表、他システムとの連携、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)、キャッシュフローについて学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
6 簿記、決算、手形、固定資産管理、資金調達について説明出来る。  仕分、勘定科目、決算関連作業、約束手形、為替手形、電子手形、固定資産管理関連作業、資金管理関連作業について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
7 人事管理システムについて説明出来る。  HRM/HCMシステムの目的と機能、給与管理システムと機能について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
8 人事情報システム構築に必要な業務知識を説明出来る。  雇用形態、評価制度、コンピテンシー制度、等級制度、賃金制度、福利厚生制度、社会保険制度、所得税、年末調整、住民税について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
9 販売管理システムについて説明出来る。  販売管理システムの機能、受発注管理サブシステム、仕入管理サブシステム、購買管理サブシステム、SFAについて学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
10 販売管理システム構築に必要な業務知識を説明出来る。  販売管理関連部門、新規取引開始、受注、売上、発注、仕入・購買、債権・債務管理業務、貿易・輸出入取引について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
11 生産管理システムについて説明出来る。  生産管理システム全体図、スケジューラ、CIMがカバーする範囲について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
12 生産管理システム構築に必要な業務知識を説明出来る。  製造業の組織構造、生産方式、生産計画、品質管理や改善活動、ISO9000、QC7つ道具、シックスシグマ、原価計算(直接費と間接費)、損益分岐点分析について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
13 物流・在庫管理システムについて説明出来る。  販売管理、生産管理システムなど基幹システムに組み込まれている在庫管理機能物流関連システム 3PL(サードパーティー・ロジステックス)、貨物追跡システムについて学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
14 物流・在庫管理システム構築に必要な業務知識を説明出来る。  在庫品の分類と管理単位、在庫場所、在庫の引当・受払・棚卸、棚卸資産の評価について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題
15 「業務知識」総括として情報技術知識に偏らない全方向的社会人の基礎を身に付ける。  個別業務の有機的統合、提案自律(立)型エンジニアの継続的顧客満足度向上活動と企業の存続、自己主張と協調精神の涵養について学習する。 
【理解度確認】レポート、課題