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シラバス

高度情報処理科 2022年度入学生

科目名 プログラミングⅡ 作成日 2023/03/03
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 3駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 5駒
総時間数 150時間
総単位数 8単位
企業連携
授業の目的 構造化技法による、プログラム作成知識、技術を理解し、リスト構造を用いた簡易データ管理システムを作成する。
到達目標 構造化プログラミングによるプログラム設計から実装までをC言語で行う為の知識、技術を学習する。 C言語らしい、スマートでエレガントなコードの記述方法を理解する。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 80%  %  % 10%  %  %  % 10%
評価基準
授業で学習した基本情報技術者試験の該当項目について説明出来ること。 ・授業中の確認問題等を①定期テストの加点対象とする。・④課題評価は応用課題を対象とする。・授業態度・出席状況も評価対象とする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 松谷 信平・菅原 大翼・鈴木 良房
テキスト・参考文献 プリント配布
実務経験有無  
IT企業において当該科目の実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目の技術要素に対する職業実践的な教育を行う。  
関連科目 アルゴリズム、プログラミングⅠ、プログラミングⅡ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 基本文法1  データの型、演算子、データ入力、出力方法を理解し入力した値の演算結果を表示するプログラムが作成出来る。   C言語のデータ型、演算子およびデータ入力、出力するプログラムの書き方。  データ型の違いによる入出力書式の使い分け。  データ型の違いによる演算結果の違い。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
2 条件分岐(選択)処理。  必要性と基本パターンが理解し、入力した値の大小判定やランク分けを行うプログラムが作成出来る。   C言語の比較演算子、if文、switch文を用いた条件分岐プログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
3 繰り返し処理の必要性と基本パターンが理解し、複数データを入力し、最高点を表示するプログラムが作成出来る。   同じ処理を何度も実行する場合のプログラムの書き方。 回数が決まっている繰り返し、条件が成立するまでの繰り返しに適したプログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
4 配列データの合計や最大値などを求めるプログラムが作成出来る。   1次元配列を利用する上での注意点。 配列内のデータの合計、最大値を求めるプログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
5 配列データの合計や最大値などを求めるプログラムが作成出来る。   1次元配列を利用する上での注意点。 配列内のデータの合計、最大値を求めるプログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
6 2次元配列の考え方と使用法が理解し、合計、平均を求めるプログラムが作成出来る。  2次元配列の宣言、初期化方法。 2次元配列内のデータの合計、平均を求めるプログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
7 標準関数とユーザ関数  標準関数の使い方が説明出来る。  ユーザ関数の作り方、実引数、仮引数について説明出来る。  標準関数の使い方。プロトタイプ宣言の読み方。  ユーザ関数の書き方、実引数、仮引数の意味と使い方。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
8 ポインタと関数  アドレス、ポインタ型、ポインタ変数について説明出来る。  アドレス渡しの関数の書き方が説明出来る。  ポインタとは、アドレス値とポインタの意味と使い方。  アドレス渡しの関数の書き方と呼び出し方。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
9 配列と関数  配列を引数とした関数の作り方が説明出来る。  ポインタ表現した関数の書き方が説明出来る。  文字列を操作する関数の作り方が説明出来る。  整数型配列のデータを操作する関数作成方法。  ポインタ変数を用いた、効率の良いプログラムの書き方。  標準文字列操作関数の使い方。  ポインタを用いた文字列を操作する関数の作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
10 構造体ポインタを引数とした関数  構造体や引数とした関数の考え方について説明出来る。  データ構造として構造体を用いる意味。  構造体を引数とした場合の効率の良いプログラムの書き方。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
11 構造体配列と関数  構造体配列を引数とした関数の考え方について説明出来る  構造体配列を用いた効率の良いプログラムの書き方。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
12 メモリの動的操作  メモリの動的確保、解放について説明出来る。  メモリの動的操作のメリット、デメリット。  メモリの動的確保に用いる関数(malloc, free, reallocなど)を用いたプログラムの書き方。  
【理解度確認】演習問題および実習課題
13 自己参照構造体、リスト構造  自己参照構造体の宣言が説明出来る。 片方向リストによるデータ操作(登録、挿入、削除)が説明出来る。  自己参照構造体の意味と必要性。 動的なメモリ操作と自己参照構造体による、リスト構造プログラムの書き方。 リスト構造を用いたアルゴリズム(登録、挿入、削除)の実装方法。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
14 main関数への引数  main関数が持つことのできる引数の意味と使い方が説明できる。  コマンドラインからの引数を渡した実行方法が説明できる  main関数が持つことのできる引数の数と型。 引数を利用したプログラムの作成。 
【理解度確認】演習問題および実習課題
15 期末試験を通じて、ここまでの学習内容で理解できていない点の確認ができる。  期末試験。 
【理解度確認】期末試験