| 授業計画 | 
		
			| 回数 | 学習目標 | 学習項目 | 
		
			| 1 | 非スクリーン映像①
スクリーンを用いない映像について理解する。 | 建造物の壁面や商品、自然物、人体などに映像を投影する、プロジェクション・マッピングについて歴史と原理、応用例などを学習する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 2 | 非スクリーン映像②
スクリーンを用いない映像について理解する。 | ホログラムと偽って上映されていることが多いが、遥か古代から存在するペッパーズ・ゴーストについて歴史と原理、応用例などを学習する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 3 | 非スクリーン映像③
スクリーンを用いない映像について理解する。 | 透明スクリーン、透明ディスプレイについて歴史と原理、応用例などを学習する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 4 | 非スクリーン映像④
スクリーンを用いない映像について理解する。 | 走査型ディスプレイ、凹面鏡ディスプレイ、フォグスクリーン、ウォータースクリーン、レーザーによる空気分子のプラズマ発光などの技術について学習する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 5 | シミュレーション・ライド
CG/VFXプロダクションにおける重要な仕事の1つであり、テーマパークのアトラクションなどに用いられるシミュレーション・ライドには、どんな映像技術があるのかを学習する。 | 訓練用シミュレーターに始まり、博覧会やテーマパークのアトラクションなど、映像に動きや加速、振動、風、温度、香り、水しぶき、ミスト、衝撃など、マルチモーダルな要素を加えることで、リアリティを増すための技術について学ぶ。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 6 | プラネタリウム/ドームシアター
プラネタリウムとドームシアターについて理解する。 | 現在はCG技術を用いるデジタル・プラネタリウムが普及しており、CGアーティストはドームマスターなどのツールを知っておく必要がある。またVRやシミュレーション・ライドにも共通する、ドームスクリーンや360度映像の利点と問題点、最新の超高解像度のLEDドームなどについても学習する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 7 | 3D映像①
実は2D映像よりも古い歴史を持っている3D映像の歴史と原理について理解する。 | 人はどうやって立体視をしているのか。アナグリフ、偏光フィルター、液晶シャッター、インフィティック方式など、様々な立体視の種類。何回も起きた3D映画ブームの背景などについて学習する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 8 | 3D映像②
裸眼3Dディスプレイやホログラムなど、古い歴史を持っている眼鏡なし3D映像の歴史と原理について理解する。 | パララックス・バリアや、レンチキュラー方式、ライトフィールド・ディスプレイなど、裸眼3D映像の仕組みと、驚くほど古いその歴史について学び、現在2030年を目標としてNHK放送技術研究所などで開発が進む裸眼3Dテレビについて学習。また本物のホログラムとは何かについても理解する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 9 | コンセプトアート①:コンセプトアートの重要性と歴史について理解する。 | コンセプトアートとは何か。その役割と手法、主要な作家について学習する。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 10 | コンセプトアート②:現在コンセプトアートがどうやって作られているか、また将来はどうなるのかを学習する。 | 現在、世界で活躍するコンセプトアーティストの紹介と、具体的な技法について。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 11 | モーション・グラフィックス①
ストーリーを持たない、純粋に形、色、動きだけで表現するグラフィックスの分野について理解する。 | 視覚と聴覚を融合した表現として誕生し、抽象芸術の動画版として発展したアブストラクト・アニメーションの、オスカー・フィッシンガー、ジョン・ホイットニー、ジョーダン・ベルソン、ノーマン・マクラレンといった代表的作家について学ぶ。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 12 | モーション・グラフィックス②
商業利用と、そのアーティストについて理解する。 | ソール・バス、モーリス・ビンダー、ロバート・エイブル、カイル・クーパーなどが商業的なモーション・グラフィックスへと応用していった歴史を知り、さらに現在活躍する作家たちについても学ぶ。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 13 | ビジュアル・エフェクト①
現在はデジタルになったと言えど、VFXの基本はフィルム時代に開発された技術の置き換えに過ぎない。その基本を学ぶことで深い理解力を得て、将来VFXクリエーターやスーパーバイザーとなるべく知識的基盤を得る。 | SFXとVFXの違い。VFXの歴史。グラスショット、ハンギングミニチュア、マットペインティング、シュフタンプロセス、リア・プロジェクション、フロント・プロジェクション、LEDウォールを用いたバーチャルプロダクションなどの合成技術などを学ぶ。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 14 | ビジュアル・エフェクト②
現在はデジタルになったと言えど、VFXの基本はフィルム時代に開発された技術の置き換えに過ぎない。その基本を学ぶことで深い理解力を得て、将来VFXクリエーターやスーパーバイザーとなるべく知識的基盤を得る。 | オプチカル・プリンティング、ロトスコープ、ウィリアムズ・プロセス、ダニング=ポメロイ・プロセス、ブルー/グリーン・バック合成、ナトリウム・プロセス、クロマキー、アルチマットなどのトラベリングマット技術。AIやライトフィールドなど新技術を用いた合成。ミニチュア撮影のコツなどを学習。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 | 
		
			| 15 | ビジュアル・エフェクト③
現在はデジタルになったと言えど、VFXの基本はフィルム時代に開発された技術の置き換えに過ぎない。その基本を学ぶことで深い理解力を得て、将来VFXクリエーターやスーパーバイザーとなるべく知識的基盤を得る。 | ティルトシフト、レンズ画角、強制遠近法、縮尺と撮影速度の関係、クラウドタンクなど、ミニチュア撮影の技法。モーション・コントロール撮影。タイムスライス。さらにボリュメトリック・キャプチャーなどの最新技術も紹介。 | 
		
			| 【理解度確認】質問の受付と、講義後に簡単な感想文の提出によって理解度や疑問点を確認する。 |