1. トップ
  2. 学校紹介
  3. 情報公開
  4. 学科情報
  5. シラバス - 科目一覧

シラバス

コンピュータグラフィックス研究科 2023年度入学生

科目名 エクスプレッション 作成日 2023/09/24
区分 必修 実習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 1単位
企業連携
授業の目的 Mayaにおける効果的なエクスプレッションの使用方法を学び、アニメーション制作における表現の幅を広げる。
到達目標 エクスプレッションを使ったアニメーション作成が出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 60%  %  % 40%  %  %  %  %
評価基準
・Mayaエクスプレッションを活用して課題作品を作成出来るか ・期末テスト
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 佐久間 修一
テキスト・参考文献 オリジナル資料
実務経験有無  
ゲーム制作会社において下記実務経験がある。 ・DCCツール(Maya)のプラグイン作成(使用言語C++) ・ゲーム開発支援ツール制作 ・データコンバーター開発  
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 エクスプレッションの基礎を理解し、シンプルなアニメーションを制御することが出来る。  ・エクスプレッション基本 ・各種関数 
【理解度確認】シンプルなエクスプレッションによってアニメーションを作れるか
2 sin関数による周期運動を作成することが出来る。  ・sin関数 ・振幅、周波数、オフセットの役割 
【理解度確認】イルカの動きを再現出来るか
3 魚の動きをsin関数で作成し、魚群を作成することが出来る。  ・パーティクル基本 ・velocityアトリビュート 
【理解度確認】魚の群れを再現出来るか
4 蝶の動きをsin関数で作成し、カーブに沿って移動する蝶の群れを作成することが出来る。  ・カーブフロー ・インスタンス番号の制御 
【理解度確認】蝶の群れを再現出来るか
5 MELを通じたエクスプレッションによって、様々な漫画調の車の動きが作成出来る。  ・エクスプレッションによる動きのバリエーション作成 ・MELからのエクスプレッション設定 
【理解度確認】MELを使用してエクスプレッションを設定出来るか
6 パーティクルを使って雲を作成することが出来る。  ・エミッタ基本 ・シェーダとの連携 
【理解度確認】パーティクルエクスプレッションを使って、雲の表現が出来るか
7 パーティクルを使った筋状の気体を作成することが出来る。  ・ランプテクスチャとの連携 ・エミッタ応用 
【理解度確認】パーティクルエクスプレッションを使って、筋状の気体を制御出来るか
8 タイヤの正確な回転アニメーションを作成出来る。  ・正確な回転量の割り出し ・アトリビュートへのエクスプレッションの設定 
【理解度確認】エクスプレッションによってボディの動きに応じたタイヤの回転をさせることが出来るか
9 パーティクルからテクセルを参照し制御することが出来る。  ・エクスプレッションからのテクセル参照 ・パーティクルごとの色設定 
【理解度確認】エクスプレッションからテクスチャを参照し、アニメーションに効果的に使用出来るか
10 エルミートカーブを使ってパーティクルを動かすことが出来る。  ・エルミートカーブ ・カーブタンジェント 
【理解度確認】エルミートカーブを使ったアニメーションが作れるか
11 散乱状態からの復元アニメーションが作成出来る。  ・エルミートカーブ ・パーティクルアトリビュート 
【理解度確認】パーティクルアトリビュート、MEL、エクスプレッションの連携が出来るか
12 ゴールによりパーティクルを動かすことが出来る。  ・形状Aから形状Bへの変形 ・エクスプレッションによるゴールウェイトの制御 
【理解度確認】シンプルなモーフィングが出来るか
13 パーティクルモーフィングを作成することが出来る。  ・複数形状への遷移 ・mentalrayによる砂の表現 
【理解度確認】複数ターゲット間におけるモーフィングが出来るか
14 ゴールアトリビュートを使った螺旋運動を作成出来る。  ・goalU、goalVアトリビュート ・螺旋運動の原理 
【理解度確認】 
15 エクスプレッションによるピクセルアートが作成出来る。  ・近傍オブジェクトからの色の取得 ・複数オブジェクトへの色設定 
【理解度確認】エクスプレッションによって、隣接オブジェクトの色を参照出来るか