| 授業計画 | 
		
			| 回数 | 学習目標 | 学習項目 | 
		
			| 1 | Vellum Solverを使用して膨張(inflate)エフェクトを作ることができる。 | ・Vellumコンストレイントの使用方法
・VellumSolverのパラメーター
・DOP内におけるrestlengthパラメーター制御 | 
		
			| 【理解度確認】ビーチボールに空気を充填し、徐々に膨らんでいくエフェクトを作ることができるか。 | 
		
			| 2 | ジオメトリのアトリビュートを制御し、局所的に膨張するエフェクトを作ることができる。 | ・Vellumシミュレーションにおけるアトリビュート
・シミュレーション内での風の発生 | 
		
			| 【理解度確認】指定場所から空気を充填し、膨張しながら浮遊していくエフェクトを作ることができるか。 | 
		
			| 3 | 複数のジオメトリを使用し、Vellumコンストレイントを組み合わせて風船の動きを作ることができる。 | ・Vellumコンストレイントの種類
・複数の風船の制御の仕方 | 
		
			| 【理解度確認】風船と紐をVellumコンストレイントで制御し、風船が上昇していくエフェクトを作ることができるか。 | 
		
			| 4 | 家屋を大量の風船で引き上げるエフェクト(映画「カールじいさんと空飛ぶ家」)を作ることができる。 | ・Vellumを使用した堅い物の表現
・質量の調整
・大量の風船のセットアップ | 
		
			| 【理解度確認】家屋(堅いもの)と風船(柔らかいもの)をVellumで表現し、コンストレイントによって接続する事ができるか。 | 
		
			| 5 | 体内の筋肉組織の動きをVellumで表現する事ができる。 | ・筋肉組織ための四面体構造の作成
・低解像度ジオメトリから高解像度ジオメトリに対する動きの移し替え | 
		
			| 【理解度確認】ドラゴンに槍を衝突させ、槍が衝撃した後のドラゴンの微震をVellumで作り出すことができるか。 | 
		
			| 6 | ジオメトリのサブセットに対してVellumシミュレーションを実行することができる。 | ・ペイントによるVellumアトリビュートの設定
・デフォーマとダイナミクスの併用 | 
		
			| 【理解度確認】ドラゴンの羽に対して骨以外のポイントに対してシミュレーションを実行し、部分的に羽を揺らすことができるか。 | 
		
			| 7 | 大量の風になびく旗をVellumで作り出すことができる。 | ・TimeShiftノードの使い方
・CopytoPointsノードのバリアント設定 | 
		
			| 【理解度確認】一つの旗のシミュレーションパターンから複数のパターンを作り、大量の旗の動きを表現できるか。 | 
		
			| 8 | Karmaレンダリング時にクリプトマットを追加し、クリプトマット(Cryptomatte)を使用してNuke内でポストエフェクト作業ができる。 | ・Houdini内でのクリプトマットの設定
・Nuke内でのクリプトマットの扱い方 | 
		
			| 【理解度確認】Nukeを使用した奥行き情報を使用した霞(haze)エフェクトや、クリプトマットを使用したカラーグレーディング調整ができるか。 | 
		
			| 9 | Vellumを使用して衣服のシミュレーションができる。 | ・衣服を作るためのVellumコンストレント
・衣服素材の違いの表現 | 
		
			| 【理解度確認】歩行する人型キャラクターに衣服を着せてVellumシミュレーションで衣服を動かすことができるか。 | 
		
			| 10 | オリジナルキャラクターに衣服を着せることができる。 | ・衣服を着せるためのキャラクターのセットアップ
・衣服の初期状態の設定 | 
		
			| 【理解度確認】mayaで作成したオリジナルキャラクターにHoudiniで衣服を着せることができるか。 | 
		
			| 11 | Vellumを使用して砂の表現をすることができる。 | ・砂を表現するためのVellumコンストレイント
・アトリビュートを使用した砂の崩壊アニメーション | 
		
			| 【理解度確認】サンドマン(砂で構成された人形)を作り、砂を崩壊させるエフェクトを作ることができるか。 | 
		
			| 12 | ポリゴンメッシュにファー(毛皮)を作成し、グルーミング(毛並みを整える作業)を行うことができる。 | ・ポリゴンメッシュに対するファーのセットアップ
・様々なグルーミング手法 | 
		
			| 【理解度確認】シンプルなジオメトリに対してファーを生成してグルーミングできるか。 | 
		
			| 13 | リアルな野生動物(熊)に対してファーを生成することができる。 | ・ファーのアニメーションメッシュへの対応
・カーブを使用したグルーミング | 
		
			| 【理解度確認】部位ごとにグルーミングを調整し、リアルな熊の毛並みを表現できるか。 | 
		
			| 14 | パーティクルを使って竜巻の動きのベースを作成し、それを竜巻のシミュレーションまで発展させることができる。 | ・VEXを使った竜巻のベースとなるパーティクルモーションの実装
・パーティクルのボリューム化とPyroを使った竜巻の作成 | 
		
			| 【理解度確認】ベースとなるパーティクルから竜巻を作成できるか。 | 
		
			| 15 | 竜巻の速度場を使用して建物を破壊することができる。 | ・建物アセットの作り方
・プロキシーに対するRBD設定
・速度場の取り出しと速度場を使ったRBDの移流のさせ方 | 
		
			| 【理解度確認】建築物を作成しそれを竜巻で破壊させることができるか。 |