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シラバス

コンピュータグラフィックス研究科 2023年度入学生

科目名 知的財産権 作成日 2023/04/03
区分 必修 講義
開催時期 3年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 コンテンツ産業全体のデジタル化は知的財産権のあり方をクローズアップした。また、コンテンツの受発信もより簡単になったことから、プロにのみ必要だった知的財産権の理解が一般の人間にとっても必要となった。このような環境を理解したうえで、より実用的な知的財産権について学習する。
到達目標 プロのクリエイターに必要な知的財産権に関する知識を身に付けるとともに、その意義を説明出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 60%  %  %  %  % 40%
評価基準
設問の内容を理解して解答していること。 自身の見解を記載していること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 福井 真実
テキスト・参考文献  
実務経験有無  
財団法人デジタルコンテンツ協会にて、デジタルコンテンツ白書の編集、デジタルコンテンツ産業動向調査、デジタルコンテンツ人材の育成を担当。 日本動画協会等で経済産業省、文化庁のアニメーター人材育成を担当。 大日本印刷株式会社とWEBにおける、アニメーター育成のための講座カリキュラム開発と講座の制作を行う。 
関連科目 コンテンツビジネス論  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 メディアの特性と、知的財産権の関係を理解し、メディアに必要な知的財産権の種類が選択出来る。  コミュニケーションの歴史とメディアの成立から知的財産権がなぜ必要とされるのかを学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
2 知的財産権の概要・種類について理解し、質問に回答することが出来る。  知的財産権は、いくつもの権利から成り立っている。それを理解した上で、知的財産とは何かについて学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
3 知的財産権の成り立ち、クリエイターにとっての知的財産権について理解し、質問に回答することが出来る。  知的財産権はクリエイター側と、流通側、消費者側という立場の違いにより、とらえ方が変わることについて学ぶ。 現在の知的財産権の主流の考え方について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
4 知的財産権の中の商標権、意匠権について理解し、質問に回答することが出来る。  具体的な例をあげながら、商標権、意匠権、それを侵害する例などを学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
5 著作権の大きな要素である財産権とコンテンツビジネスの関係について理解し、質問に回答することが出来る。  財産権をもって、コンテンツビジネスは動いている。その基本的な内容について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
6 財産権とコンテンツビジネスの関係について理解し、質問に回答することが出来る。  財産権をもって、コンテンツビジネスは動いている。財産権とビジネスの関係を理解し、意匠権、商標権の関係について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
7 映画制作における知的財産権について理解し、質問に回答することが出来る。  海外の事例と比較しながら日本の映像映画ビジネスについて学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
8 人格権の概要、人格権とビジネスの関係を理解し、質問に回答することが出来る。  人格権の内容を学び、クリエイターの権利を考える。 
【理解度確認】授業内で確認
9 人格権の概要を理解し、質問に回答することが出来る。  情報の受発信における人格権について学んでいく。これからの人格権について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
10 クリエイター、プロデューサーなどそれぞれのプレイヤーとして著作権について理解し、質問に回答することが出来る。  自分の権利と相手の権利の在り方にについて学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
11 日々変化するメディアの環境を理解し、メディアリテラシーと知的財産の周辺法規について理解し、質問に回答することが出来る。  メディアリテラシーについて理解し、SNSの問題が著作権、およびその周辺の法律とどのような関係にあるかを学んでいく。 
【理解度確認】授業内で確認
12 著作隣接権と、最近の著作権ビジネスについて理解し、質問に回答することが出来る。  著作隣接権の内容を理解し、著作権とうまく付き合うことで、コンテンツビジネスが円滑に進むことを学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
13 実際のプロジェクトのケーススタディをみながら、著作権について理解し、質問に回答することが出来る。  著作権団体や、実際の契約書をみながら、ケースを学んでいく。 
【理解度確認】授業内で確認
14 今後のコンテンツビジネスが、著作権、隣接権とどのように関わるのか理解し、質問に回答することが出来る。  表現と著作権およびその周辺の問題を考え、新しいビジネスモデルが著作権を活用することで、どのような収益をあげていくのかを学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
15 知的財産権、著作権全体の概要を理解し、自身で契約書を作成することが出来る。  著作権の基本概要を理解したうえで、実際の契約を作成する。 
【理解度確認】提出物を確認