1. トップ
  2. 学校紹介
  3. 情報公開
  4. 学科情報
  5. シラバス - 科目一覧

シラバス

AIシステム科 2023年度入学生

科目名 Java Ⅰ 作成日 2023/03/13
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 5駒
合計駒数/週 6駒
総時間数 180時間
総単位数 7単位
企業連携
授業の目的 Javaによるプログラム作成から実行までの手順、Javaの基本文法(変数、各種演算子、フロー制御、配列、クラス・インターフェイス、継承など)を学習することを目的とする。
到達目標 Javaの動作原理や特徴、基本文法を説明出来る。 Javaによる基本的なプログラムを作成出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 60% 40%  %  %  %  %  %  %
評価基準
①Javaによる基本的なプログラムを作成出来ること。 ②プログラミング言語としてのJavaの特徴や動作原理を説明出来ること。 ③Javaの基本文法を習得していること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 石黒 元康・宇山 亮
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト
実務経験有無  
ITエンジニアとして、Javaを利用したシステム開発に従事した実務経験がある。その経験から取得した知識を活かして、科目に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 JavaⅡ、サーバーサイドプログラミングⅠ・Ⅱ、オブジェクト指向分析・設計Ⅰ・Ⅱ、卒業研究  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 Javaの歴史と発展、Javaの動作原理を説明出来る。Javaによるプログラムをコンパイル・実行が出来る。printメソッドとprintlnメソッドによる標準出力が出来る。リテラルの種類と表記方法を説明出来る。  Java概観:Javaの歴史と発展および動作原理を理解したした上で、Javaによるコーディングからコンパイル-実行までの操作手順、printメソッドとprintlnメソッドによる標準出力の方法、リテラルの種類と表記方法およびデータの内部表現について学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
2 Javaにおける基本データ型の種類と役割を説明出来る。変数の宣言・代入を利用したプログラムを作成出来る。型変換を利用したプログラムを作成出来る。  変数と型:型と変数の役割および変数の利用方法(宣言、代入)について学習する。また、Java における基本データ型の種類および型変換についても学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
3 各種演算子(算術演算子、複合代入演算子、関係演算子、論理演算子、インクリメント、デクリメント)を利用したプログラムを作成出来る。  演算子:Javaにおける代表的な演算子(算術演算子、複合代入演算子、関係演算子、論理演算子、インクリメント、デクリメント)について学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
4 if文、switch文による分岐処理を利用したプログラムを作成出来る。  フロー制御 (1):アルゴリズムとは何かをふまえた上で、基本制御構造、フローチャートの記法、構造化定理について学習する。Javaで分岐構造を実現するif文とswitch文について学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
5 while文、do-while文、for文による反復処理を利用したプログラムを作成出来る。  フロー制御 (2):while文、do-while文、for文による反復処理について学習する。併せて、トレース表の記述方法についても学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
6 continueとbreakを利用したプログラムを作成出来る。  フロー制御 (3):continueとbreakについて学習する。ラベル付きのcontinueとbreakについても学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
7 配列を利用したプログラムを作成出来る。参照とインスタンスの仕組みを説明出来る。  配列 (1):配列の仕組みと利用方法について学習する。併せて、参照型と参照のメカニズム、インスタンスとその生成メカニズムについても学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
8 多次元配列の仕組みを説明出来る。多次元配列を利用したプログラムを作成出来る。  配列 (2):多次元配列の仕組みと利用方法について学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
9 クラスの役割を説明出来る。クラスのメンバーを説明出来る。メソッドを利用したプログラムを作成出来る。  クラス (1):クラスの役割について理解した上で、メソッドの定義方法とメソッド呼び出しについて学習する。具体的には、引数と戻り値の概念、メソッドの呼び出しによる処理の流れについて学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
10 オーバーロードを利用したプログラムを作成出来る。  クラス (2):メソッドのオーバーロードとメソッド呼び出しの仕組みについて学習する。メソッドのシグネチャの説明から始め、メソッド呼び出しの際の引数の暗黙の型変換、メソッド呼び出しの優先順位について学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
11 フィールドを利用したプログラムを作成出来る。  クラス (3):フィールドの定義方法、フィールドの利用方法について学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
12 クラスのインスタンス化を行うことが出来る。クラスのメンバーを利用したプログラムを作成出来る。  クラス (4):クラスのインスタンス化のメカニズムについて学習する。併せて、コンストラクタ、インスタンス、参照についても学習する。クラス内のstaticなメンバーと非staticなメンバーの利用方法、カプセル化についても学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
13 クラスの継承を使用したプログラムを記述出来る。メンバーの継承のメカニズムについて説明出来る。多態性を利用したプログラムを作成出来る。  継承 (1):クラスの継承の方法、メンバーの継承の仕組みについて学習する。また、オーバーライドの仕組み、多態性とその活用方法についても学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
14 オブジェクトコンポジションによるクラス設計が出来る。  継承 (2):継承とオブジェクトコンポジションによるクラス設計について学習する。具体的には、2つの設計方法の使い分けの目安、それぞれの設計の長所と短所について学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題
15 インターフェイスを定義出来る。インターフェイスの実装クラスを作成し、これらを利用したプログラムを作成出来る。  インターフェイス:抽象クラスとインターフェイスの定義方法および実装方法について学習する。併せて、インターフェイスによる型の隠蔽、抽象クラスとインターフェイスの使い分けについても学習する。 
【理解度確認】小テスト、練習問題