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シラバス

ゲーム企画科 2023年度入学生

科目名 プレゼンテーション 作成日 2024/03/04
区分 必修 演習
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 自分が考えていることを整理し言葉でまとめる力を身に着け、論理的に構成しそれを相手に効果的に伝えるための手法を習得する。
到達目標 自分が考えていることを的確に効果的に伝えるためのコミュニケーションスキルを体得していく。プレゼンテーションの流れを組み立て、準備、報告発表を行えるようにする。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 50%  %  % 50%  %
評価基準
①自分の考えを言葉でまとめることができること ②提案内容を論理的に構成することができること ③クライアントへの説明の仕方、話し方の基本を習得していること
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 川口 景示
テキスト・参考文献 適宜、資料の配布
実務経験有無  
アートディレクター、エクスペリエンスアーキテクト(UI/UX)、イテレーション開発ディレクター、マーケティングディレクター、アジャイリスト、AI/IoTアドバイザー、デザイン思考、人材教育、デジタルトランスフォーメーション、メタバースなどの経験実績から実践的教育を実施する 
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 自分が持っている「プレゼンテーション」の概念を捨て、自然体のプレゼンテーションが重要であることを理解する。   「プレゼンテーションとは何か?」 授業の目的・内容について説明。 プレゼンテーションとは、格好良くしゃべることではなく、説得する話術でもない。少し相手の数が多い「会話」である  
【理解度確認】まとめレポートの作成
2 自分の考えていることを「言葉」にすることが出来るようになる。  「考えていないから何もしゃべれない・頭の中を言葉にして書き出す」 「人前でしゃべれない」のは「考えていない」からである。プレゼンは「学芸会の演技」ではない。頭の中に浮かぶものを言葉にして紙に書き出すことからスタートして、自分の頭の中を客観的に覗いてみる。  
【理解度確認】授業内容レポートの作成・評価
3 自分の考えを「図式」で整理することが出来るようになる。  「いきなり文章にしようとしない・図式で考える」 考えをまとめるためには「言葉」をいきなり文章にしようなどと思わない。箱と矢印を使った図式で考える。 
【理解度確認】授業内容レポートの作成・評価
4 考えを論理的に組み立て、一枚企画書の形にまとめられるようになる。  論理的に組み立てる・一枚企画書1」 課題の発表に向けて、考え方をまとめる。・実習:図式をそのまま一枚の企画書にしてみる。 
【理解度確認】課題評価
5 一枚企画書をもとに、原稿なしで説明が出来るようになる。   「一枚企画書をもとに発表する1」 相互で批評、他人の発表から学ぶ。  
【理解度確認】プレゼンテーション評価
6 一枚企画書をもとに、原稿なしで説明が出来るようになる。  「一枚企画書をもとに発表する2」 相互で批評、他人の発表から学ぶ。 【理解度確認】 
【理解度確認】プレゼンテーション評価
7 大勢の前で説明するためのポイントを説明出来る。  「大勢の人と「会話」するのに必要なこと」 直立不動の姿勢は必要ない。事前に相手との距離を縮める。大勢でも、必ず相手の目を見てしゃべる。「会話」であることを忘れず、数人がうなづくのを確認する。座ってしゃべらない、原稿を読まない、PCの画面を見ながらしゃべらない。 
【理解度確認】プレゼンテーション評価
8 相手の立場に立った情報の整理と、相手が自分の問題として捉えられるような工夫が重要であることを理解する。   「聞いてもらえるプレゼンテーション」 相手は「うまいプレゼン」を聞きに来るわけではない。「知りたいこと」があるから聞きに来ている。専門用語ではなく、相手の用語で話す。相手の理解度に合わせた説明方法を考える。  
【理解度確認】プレゼンテーション評価
9 話を聞いてもらうためには、「ストーリー性」と「なるほど!」という納得性が重要であることを理解する。  「ストーリー性となるほど!」 納得してもらうためには「話」を聞かせる。その先が聞きたくなる「ストーリー性」が必要。そのうえで「なるほど!」とうなづかせる提案が必要。  
【理解度確認】プレゼンテーション評価
10 考えを論理的に組み立て、一枚企画書の形にまとめられるようになる。  「論理的に組み立てる・一枚企画書2」 課題の発表に向けて、考え方をまとめる。・実習:図式をそのまま一枚の企画書にしてみる 
【理解度確認】プレゼンテーション評価
11 一枚企画書をもとに、原稿なしで説明が出来るようになる。  「一枚企画書をもとに発表する3」 相互で批評、他人の発表から学ぶ。  
【理解度確認】プレゼンテーション評価
12 一枚企画書をもとに、原稿なしで説明が出来るようになる。  「一枚企画書をもとに発表する4」 相互で批評、他人の発表から学ぶ。  
【理解度確認】プレゼンテーション評価
13 スライド資料の役割を理解し、「読ませる」スライドではなく「見てわかる」スライドが重要であることを説明出来る。   「プレゼンにおけるスライドの役割」 スライドは「作品」ではない。色の多用、特殊なフォントの使用、動き、音などは全く逆効果。スライドを読ませてはいけない。スライドは今話している「題目」だけを表示し、話を聞かせるためにある。 
【理解度確認】プレゼンテーション評価
14 「見やすいスライド資料」の作り方について説明出来る。  「効果的なプレゼン用のスライド作成」 効果的なスライド作成のポイントを学ぶ。最適なフォント、色、レイアウトについてスライドの基本。納得しやすいロジックとストーリー。文字は見出しのみに絞る。細かい文字、複雑な図や資料は必要なら添付資料とする。 
【理解度確認】プレゼンテーション評価
15 授業の振り返り。効果的なプレゼンテーションとはどのようなものか説明出来る。  「効果的なプレゼンが出来るようになったか?」 自分の考えていることを言葉でまとめられるようになったか?効果的なスライドが作成出来るようになったか?大勢の人の前で説明出来るようになったか?  
【理解度確認】プレゼンテーション評価