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シラバス

電子応用工学科 2023年度入学生

科目名 組込みマイコン基礎 作成日 2023/03/17
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 組込みマイコンを制御するためのプログラムの作成方法を学習する。
到達目標 制御プログラムを作成出来る。 入出力、表示、データ入力(AD変換)などの制御が出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 30% 70%  %  %  %  %
評価基準
汎用入出力ポートを利用するプログラムが作成出来る。 LCDへの表示プログラムが作成出来る。 AD変換等を利用した制御プログラムを作成出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 仲田 英起
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト(電子データで配布)
実務経験有無  
  
関連科目 コンピュータアーキテクチャ、C言語プログラミング基礎および演習、アルゴリズム、組込みマイコン設計  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 実習用マイコンの構成要素や制御回路について制御出来る。  (マイコンの基本アーキテクチャ) 内部構成要素(CPU,RAM,ROM)と外部制御回路(デジタルポート,アナログポートなど)について概要を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
2 ハードウェアマニュアルを利用してレジストリ等のパラメータについて設定出来る。  (ハードウェアマニュアル1) マイコンのハードウェアマニュアルを利用し必要な情報を検索し、プログラミングに必要な数値を設定する方法を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
3 ハードウエアマニュアルを利用してアドレス値などを設定出来る。  (ハードウェアマニュアル2) マイコンのハードウェアマニュアルから、機能名やアドレス値などの検索の仕方を学習し必要に応じて利用する方法を学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
4 実習用ボードの入出力回路について作製出来る。  (実習用ボードの作製1) 実際の回路図を基にしてボードを組み立てる方法について学習する。 実習用ボードの製作を実施する。合わせて実習用ボードの回路構成やマイコンとの接続などを学習する。 
【理解度確認】実習用ボードの完成度で判断する。
5 実習用ボードのその他の回路について作製出来る。  (実習用ボードの製作2) 前回に引き続き製作と回路のについて学習する。 
【理解度確認】実習用ボードの完成度で判断する。
6 汎用入出力ポートを利用するプログラムを作成出来る。  (I/Oポートの出力) LEDを題材としてのマイコンの汎用入出力ポートの設定方法、データの出力などを学習する。併せてポートを駆動させるためのプログラムの作成方法を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
7 LEDを点滅させるためのプログラムを作成出来る。  (出力制御) ポートの制御方法を学習する。テーマとしてはLEDを点灯させるプログラムをベースに、繰り返し機能を実装し任意の時間で点滅を繰り返すプログラムの作成方法を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
8 LEDとスイッチを連動させるプログラムの作成出来る。  (データの入出力) 汎用入出力ポートの出力方法について学習する。併せて入力を受けて出力を返すプログラムを作成し、入出力の関係等について学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
9 キャラクタLCDに文字を表示するプログラムを作成出来る。  (総合演習1) スイッチとLEDを組み合わせた制御を学習する。特に1体1対応ではない制御についてのプログラム方法を学習し、ここまでの学習成果の確認とする。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
10 LEDとスイッチを組み合わせた制御プログラムを作成出来る。  (キャラクタLCDの制御1) キャラクタLCDを動作させるための制御方法を学習する。まずLCDの動作メカニズムと信号プロセスを学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
11 キャラクタLCDに任意の文字列を表示出来る。  (キャラクタLCDの制御2) 文字列を表示させるための方法と一定時間ごとに文字列を変えるためのプログラム作成方法を学習する。 またスイッチと組み合わせてマニュアルカウンタを作成する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
12 AD変換を利用するプログラムを作成出来る。  (AD変換1) AD変換の原理と方法について学習する。併せて数値情報をLCD上へ表示するプログラムの作成を通じてAD変換の利用法についても学習する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
13 AD変換した結果をLEDに表示させるプログラムを作成出来る。  (AD変換2) AD変換の結果をLCDに数値情報として表示するためのプログラム作成方法を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
14 簡易テスタプログラムを作成出来る。  (AD変換3) ボード上の可変抵抗器を利用して入力の電圧レベルをAD変換で取得するプログラムを作成する。また得られた結果を電圧値として表示させるプログラムの作成方法を学習する。  
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。
15 ここまでの内容について確実に各制御プログラムを作成出来る。  (総合演習2) 総合演習として、スイッチLEDなどの入出力、キャラクタLCDなどの表示器、AD変換器などを利用した実用システムのプログラムを作成する。 
【理解度確認】演習課題等を利用して判断する。