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シラバス

高度情報処理科 2023年度入学生

科目名 データベースシステム設計 作成日 2024/04/05
区分 必修 講義/演習
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 システム開発に必要なデータ分析と設計を行う。
到達目標 ・システム開発におけるデータモデリングの役割を説明出来る。 ・概念データモデルと論理データモデルの分析と設計が出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 40%  %  % 40%  %  %  % 20%
評価基準
・システム開発におけるデータモデリングの役割を説明出来ること。 ・概念データモデルと論理データモデルの分析と設計が出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 糠盛 創
テキスト・参考文献 配布資料
実務経験有無  
IT企業において当該科目の実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 システム設計、ORACLE DatabaseⅠ・Ⅱ、進級制作  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 システム開発におけるデータベースの役割を説明出来る。 データベース管理システムの違いとデータベースの種類を説明出来る。  データベース。ITシステム、データベース管理システム、データベースの種類。 
【理解度確認】問題、演習
2 データモデル図の表記法の種類と違いを説明出来る。 データモデル図を読み取ってRDBとの対応関係を説明出来る。  非正規形。リレーショナルデータベースのデータ構造、リレーション、テーブル、列、行、タプル、主キー、外部キー、制約。 
【理解度確認】問題、演習
3 正規化の役割を説明出来る。非正規形から第1正規形への正規化が出来る。 関数従属性を見つけられる。  正規化。更新時異常、非一貫性、情報損失。 第1正規形。スカラ値、繰り返し項目、関数従属性。 
【理解度確認】問題、演習
4 部分関数従属性を見つけて、第1正規形を判別出来る。 第1正規形から第2正規形への正規化が出来る。  第2正規形。部分関数従属性、完全関数従属性。 第2正規形の更新時異常、非一貫性、情報損失、無損失分解、結合。 
【理解度確認】問題、演習
5 推移的関数従属性を見つけて、第2正規形を判別出来る。  第3正規形。推移的関数従属性。 
【理解度確認】問題、演習
6 第2正規形から第3正規形への正規化が出来る。  第3正規形の更新時異常、非一貫性、情報損失、無損失分解、内部結合。 
【理解度確認】問題、演習
7 ボイスコッド正規形、第4正規形、第5正規形を判別出来る。  その他の正規形。ボイスコッド正規形、関連エンティティ、第4正規形、第5正規形。 
【理解度確認】問題、演習
8 システム開発におけるデータモデルの位置づけを説明出来る。 概念モデル/論理モデル/物理モデルの違いを判別出来る。  データモデル。3層アーキテクチャ、3層スキーマアーキテクチャ、データモデル、DMBOK、データマネジメント、概念モデル、論理モデル、物理モデル。 
【理解度確認】実習課題
9 データベースの設計手順と各ステップの役割を説明出来る。  データベース設計の手順。論理設計、物理設計、バックアップ設計、リカバリ設計。 
【理解度確認】実習課題
10 データモデル図の表記法の種類と違いを説明出来る。 データモデル図とリレーショナルデータベースの構成要素を対応付けられる。  データモデル図。ERモデル。バックマン記法、IE記法、IDEF1X記法、クラス図、リレーショナルデータベースとの関係。 
【理解度確認】問題、演習
11 概念データモデルを設計出来る。  概念データモデル。エンティティの抽出、データフローダイアグラム、CRUDマトリックス。 
【理解度確認】問題、演習
12 概念データモデルを設計出来る。  概念データモデル。エンティティの定義。 
【理解度確認】問題、演習
13 論理データモデルを設計出来る。  論理データモデル、正規化、主キー、リレーションシップ、関連エンティティ。 
【理解度確認】問題、演習
14 論理データモデルを設計出来る。  論理データモデル、自然キー、代替キー、データ型、制約。 
【理解度確認】問題、演習
15 期末試験を通じて自身の理解度を確認出来る。  期末試験。これまでの学習項目。 
【理解度確認】期末試験