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シラバス

電気工事技術科 2023年度入学生

科目名 電気工事実習Ⅰ 作成日 2023/03/02
区分 必修 実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 9駒
合計駒数/週 9駒
総時間数 270時間
総単位数 9単位
企業連携
授業の目的 電線の接続方法、各種配線方法接続方や、器具の取り付け方法を学び、各種屋内配線工事施工方法、電気工事用の配線材料および各種電気工事用の工具の使用方法、取付方法について学習することを目的とする。
到達目標 第二種電気工事士の作業技術を習得するため、電線、配線器具、電灯回路、配管作業技術等が出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 70%  %  % 20%  %  %  % 10%
評価基準
①電線処理・支持方法、配線器具取付、各種配管作業が適切に出来る。 ②スイッチ・コンセント回路、パイロットランプ回路、3路切替スイッチ回路を説明することが出来る。 ③課題回路を時間内に完成することが出来る。 ④出席率100%とすること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 高橋俊幸、大木健司、大道邦裕、佐々木一平、磯谷祥之
テキスト・参考文献 実習用オリジナルテキスト(基本工事の手引き)、第二種電気工事士筆記完全マスター、内線規程
実務経験有無  
電気工事作業者として、様々な工事、メンテナンスに従事した実務経験がある。その経験から知識とスキルを活かして、本科目の工事作業に対する職業実務的な教育を行う。 
関連科目 電気工事の施工方法、電気工事用の材料および工具  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 電線の種類に応じた接続方法を行うことが出来る。  内線規程に基づき、IV電線の剥ぎ取り、2本・3本接続方法、電線の種類を学習する。 
【理解度確認】実作業
2 接続処理方法、接続器による作業を行うことが出来る。  内線規程に基づき、接続処理のはんだ付け、丸打コードによる引掛けシーリングローゼット、ビニルキャブタイヤコードによるテーブルタップの取付方法、接続器による接続方法を学習する。 
【理解度確認】実作業
3 がいし引き工事の電線支持方法を行うことが出来る。  内線規程に基づき、ノップがいし取付方法、電線をたすき掛けによるバインドの方法、電線を引き留めによるバインドの方法について学習し、特カップがいし、平形がいしについても同様に学習する。 
【理解度確認】実作業
4 木造家屋に広く用いられるVVFケーブルによる電線の剥ぎ取り、器具取付を行うことが出来る。  VVFケーブルの被覆の剥ぎ取り方法、埋込器具および露出器具の取付方法および接続方法、ジョイントボックス取付方法および接続方法について学習する。 
【理解度確認】実作業
5 木造家屋に広く用いられるVVFケーブルによる電灯回路の結線、接続作業を行うことが出来る。  コンセント回路、片切スイッチ回路、3路切換スイッチ回路について学習する。 
【理解度確認】実作業
6 木造家屋に広く用いられるVVFケーブルによる電灯回路の結線、接続作業を行うことが出来る。  4路スイッチ回路、パイロットランプによる常時点灯・同時点灯回路について学習する。 
【理解度確認】実作業
7 硬質ビニル電線管の配管加工作業を行うことが出来る。  硬質ビニル電線管の切断、曲げ加工およびカップリングによる接続方法について学習する。(使用する工具等の取り扱いを含む) 
【理解度確認】実作業
8 硬質ビニル電線管の配管・配線作業を行うことが出来る。  硬質ビニル電線管による配管作業および電線の通線、電灯回路結線について学習する。 
【理解度確認】実作業
9 薄鋼電線管の配管加工作業を行うことが出来る。  薄鋼電線管の切断、ねじ切り、曲げ加工およびカップリングによる接続方法について学習する。(使用する工具の分解清掃、調整方法などを含む) 
【理解度確認】実作業
10 薄鋼電線管の配管・配線作業を行うことが出来る。  薄鋼電線管による配管作業および電線の通線、電灯回路結線について学習する。 
【理解度確認】実作業
11 ねじなし電線管の配管加工作業を行うことが出来る。  ねじなし電線管の切断、曲げ加工およびカップリングによる接続方法について学習する。(付属部品の取扱方法を含む) 
【理解度確認】実作業
12 ねじなし電線管の配管・配線作業を行うことが出来る。  ねじなし電線管による配管作業および電線の通線、電灯回路結線について学習する。 
【理解度確認】実作業
13 ねじなし電線管による長尺配管・配線を行うことが出来る。  ねじなし電線管による配管作業および電線の通線方法について学習する。 
【理解度確認】実作業
14 VVFケーブル工事、ねじなし電線管工事を組み合わせた配線・配管を行うことが出来る。  VVFケーブル配線、ねじなし電線管による配管を基に各種電灯回路を復習する。 
【理解度確認】実作業
15 実技試験  VVFケーブル工事、ねじなし電線管工事による総合配線工事の試験を行う。(定められた時間内に正確に配線することを学習する) 
【理解度確認】実作業