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シラバス

電気工事技術科 2023年度入学生

科目名 電気実験 作成日 2024/03/06
区分 必修 実験
開催時期 2年次 通年
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 120時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 第一種電気工事士試験(学科および実技)に合格するために必要な知識を実験から学習することを目的とする。
到達目標 各種測定器の取扱い、測定方法、自家用電気設備の点検・検査方法、各種継電器の動作試験、電動機および変圧器特性などの実験を行い説明出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 80%  %  %  %  % 20%
評価基準
①各種計器類、測定器材の取扱いを説明出来る。 ②実験項目の結果を表およびグラフ等にまとめ、レポート作成出来る。 ③高圧受電設備の機器および用途を説明出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 高橋俊幸、大道邦裕、鬼島信治
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト、第一種電気工事士試験突破テキスト
実務経験有無  
電気設備の点検作業者として、受電設備点検作業に従事した実務経験がある。その経験を活かして、本科目の各種計器類および測定器類使用に対する職業実践的な教育を行う。 
関連科目 電気に関する基礎理論、電気機器、一般電気工作物の検査方法他  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 実験ガイダンス① 実験報告書の作成が出来る。  実験器材の基本的な取扱方法や実験レポートの作成方法(結果表、グラフ)を学習する。 
【理解度確認】質疑応答
2 実験ガイダンス② 実験報告書の作成が出来る。  実験器材の基本的な取扱方法や実験レポートの作成方法(結果表、グラフ)を学習する。 
【理解度確認】質疑応答
3 実験基礎① 実験課題の目的、概要を説明することが出来る。  実際に使用する計器(電流計、電圧計、電力計他)、機器(総合負荷抵抗器他)を用い、各種実験項目について学習する。 
【理解度確認】質疑応答
4 実験基礎② 実験課題の目的、概要を説明することが出来る。  実際に使用する計器(電流計、電圧計、電力計他)、機器(総合負荷抵抗器他)を用い、各種実験項目について学習する。 
【理解度確認】質疑応答
5 電圧降下法の実験により、電圧計、電流計の取扱方法を説明出来る。  電圧計、電流計の内部抵抗を考慮して負荷測定を行い、接続方法によって測定値の変化を学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
6 ホイートストンブリッジによる抵抗測定法を説明することが出来る。  抵抗のカラーコードの読み方、ホイートストンブリッジによる抵抗測定方法を学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
7 ケルビンダブルブリッジ法による低抵抗の測定実験により、測定方法を説明することが出来る。  抵抗の小さな素材(銅線、銅棒、アルミ棒)を用い、抵抗の測定方法を学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
8 ヒューズの溶断試験により、ヒューズ及び配線用遮断器の遮断特性を説明することが出来る。  つめ付きヒューズ(5A)及び配線用遮断器を用い、定格以上の電流を通じたときの溶断時間、ヒューズ状態を学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
9 整流平滑回路の実験により、整流回路の原理を説明することが出来る。  ダイオードの整流作用を理解し、交流を直流に変換する回路と、その特性を学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
10 分巻電動機の速度制御実験により、直流モータの特性を説明することが出来る。  直流の分巻電動機を用いて各種速度制御を学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
11 抵抗、コイル、コンデンサ単体と電圧を加えた直列回路の特徴を説明することが出来る。  抵抗R、コイルL、コンデンサCの電圧-電流特性を求め、リアクタンスを算出し、理論上のインピーダンス、ベクトル図について学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
12 単相変圧器による三相結線実験により、変圧器の結線方法よる出力電圧の違いを説明することが出来る。  単相変圧器3台用い、様々な結線(Y結線、△結線、V結線)の出力電圧を測定し、理論値と比較する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
13 単相電力の測定により、各種電力の違いを説明することが出来る。  交流電圧計、電流計、単相電力計を使用し、有効電力、皮相電力、無効電力、力率などを測定し、理論値計算と比較する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
14 三相電力の測定により、三相交流の性質を説明することが出来る。  交流電圧計、電流計、三相電力計を使用し、有効電力、皮相電力、無効電力、力率などを測定し、理論値計算と比較する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート
15 単相変圧器の特性試験により、変圧器の損失について説明することが出来る。   単相変圧器の無負荷試験と短絡試験から特性計算し、特性グラフを描き電圧変動率、極性について学習する。 
【理解度確認】実験結果の質疑応答、レポート