授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
授業ルールの理解。
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
授業概要が理解できる。
「もののけ姫ができるまで」を鑑賞。
POINT:世界に誇るスタジオジブリ・宮崎駿のドキュメンタリーを鑑賞し、改めて作り手目線の意識づけができる。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
2 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
フィジカルコメディーを中心に鑑賞し、ディズニー、そして日本のアニメに繋がる要素を感じる。
喜劇王チャールズ・チャップリン、Mrビーン(ローワン・アトキンソン)、ディズニー、手塚治虫作品などを紹介。
POINT:サイレントでの動きの魅力分析、鑑賞。のちに日本のアニメにも繋がっていく流れを感じる。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
3 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
『WALL・E』2008年 アメリカ 監督アンドリュー・スタントン
製作:ピクサー・アニメーション・スタジオ/97分+メイキング
POINT:台詞がほとんどないキャラクター。動きによって性格や感情表現を感じる。
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【理解度確認】レポートの提出 |
4 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL/1995年/押井守/Production I.G/85分
POINT:押井守の紹介。攻殻シリーズも紹介。次講のマトリックスに影響を与えた作品であることを前提に視聴する。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
5 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
マトリックス/1999年/監督ラリー・ウォシャウスキー&アンディ・ウォシャウスキー/136分
POINT:1999年当時、従来のCGにはないワイヤーアクションやバレットタイムなどのVFXを融合した「映像革命」として話題となった。前講の攻殻機動隊との関連性、類似点、相違点などを感じる。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
6 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
アニマトリックス/2003年/オムニバス作品/STUDIO 4℃、マッドハウス他/102分
POINT:実写マトリックスを原点にし、CG含むアニメーションをそれぞれの監督が持ち味を生かし制作されたオムニバス作品。 4~6講を通して「オマージュ」や「インスパイア」の意味も考える。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
7 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
湯浅監督作品 『夜明け告げるルーのうた』『映像研に手を出すな』
POINT:湯浅監督ならではの演出やflash工程なども紹介。第三の手法ともいわれるAdobeアニメ(flash)の魅力を感じる。
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【理解度確認】レポートの提出 |
8 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
アバター/2009/アメリカ/監督ジェームズ・キャメロン/162分
POINT:世界興行収入1位である作品。映像美やモーションキャプチャーも紹介し技術を知る。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
9 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
庵野英明監督作品 『シンゴジラ』/2016/159分
POINT:特撮を鑑賞する。特撮も近年はCGがメインになっているがシンゴジラでは模型も活用したシーンもあり昔ながらの特撮も入れている。
前項のようにモーションキャプチャーも取り入れているので比較もする。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
10 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
新海誠監督作品
『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』をオムニバスで紹介。
POINT:『君の名は』で日本映画での世界興行収入は第1位を記録し一躍有名になった新海監督の過去作品を紹介し、現在の作風に至った流れを感じる。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
11 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
今敏監督作品
『東京ゴッドファーザーズ』本篇+メイキング/2003年
POINT:リアリティある作画とアニメならではのアレンジが魅力。今敏作品の紹介やメイキングでの監督自ら演じている様子など作り手の拘りを感じる。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
12 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
セルルックアニメーション
「宝石の国」「蒼き鋼のアルペジオ」「BEASTARS」「じまじろう」など
POINT:昨今の作品では欠かせないトゥーンレンダリングを用いた作品の紹介。 作画風に見える表現を知る。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
13 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
プロメア+メイキング/2019年/(111分+30分)
POINT:アニメ会社の中でも特徴のある作風のTRIGGERの映画作品。作画や間のタイミングなど会社ならではの演出があることも学ぶ。また、CGと作画の合わせ方の魅力も感じる。 |
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14 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
ブラックユーモアをテーマに鑑賞する。
『ウサビッチ』『スーサイド・ショップ』(85分)他
POINT:倫理的に避けられるタブー(生死・差別・偏見・性的・政治など)についての風刺的な描写や、ネガティブ・グロテスクな部分も紹介。 昨今のポリコレ思想と相反することも知る。 |
【理解度確認】レポートの提出 |
15 |
作品の概要、特徴を説明出来る。 |
スパイダーマン: スパイダーバース/2019年/116分
POINT:CG映画だがそれだけに捕らわれない斬新な映像表現(モノクロ、漫画風、手書きモーションブラー等)を紹介。実写ではなく「アニメで作る意味」や改めて「作品を作るということ」を考える。 |
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