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シラバス

コンピュータグラフィックス科 2024年度入学生

科目名 クリエイターズ法規 作成日 2024/04/07
区分 必修 講義
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 コンテンツ産業全体のデジタル化は知的財産権のあり方をクローズアップした。また、コンテンツの受発信もより簡単になったことから、プロにのみ必要だった知的財産権の理解が一般の人間にとっても必要となった。このような環境を理解したうえで、より実用的な知的財産権について学んでいく。
到達目標 なぜ知的財産権を学ぶ必要があるのかを理解するとともに、プロのクリエイターとして必要な知識を身に付け、自身の作品制作活動に活用出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 80%  %  %  % 20%
評価基準
講義を聞いてレポートを作成し、その完成度で評価する
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 福井 真実
テキスト・参考文献 必要に応じてプリントを配布。
実務経験有無  
財団法人デジタルコンテンツ協会にて、デジタルコンテンツ白書の編集、デジタルコンテンツ産業動向調査、デジタルコンテンツ人材の育成を担当。 日本動画協会等で経済産業省、文化庁のアニメーター人材育成を担当。 大日本印刷株式会社とWEBにおける、アニメーター育成のための講座カリキュラム開発と講座の制作を行う。 
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 メディアの特性と、知的財産権の関係を理解し、メディアに必要な知的財産権の種類が選択出来る。  コミュニケーションの歴史とメディアの成立から、知的財産権がなぜ必要とされるのかを学んでいく。 
【理解度確認】授業内で確認
2 知的財産権の概要・種類について理解し、質問に回答することが出来る。  知的財産権は、いくつもの権利から成り立っている。それを理解したうえで、知的財産とは何かについて学んでいく。 
【理解度確認】授業内で確認
3 知的財産権の成り立ち、クリエイターにとっての知的財産権について理解し、質問に回答することが出来る。  知的財産権はクリエイター側と、流通側、消費者側という立場の違いにより、とらえ方が変わる。 現在の知的財産権の主流の考え方について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
4 生活の中での知的財産権について理解し、質問に回答することが出来る。  ネット社会といわれる中でのマナー、注意点について知的財産権を中心に学んでいく。 
【理解度確認】授業内で確認
5 知的財産権の中の商標権、意匠権について理解し、質問に回答することが出来る。  具体的な例をあげながら、商標権、意匠権、それを侵害する例などを学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
6 財産権とコンテンツビジネスの関係について理解し、質問に回答することが出来る。  財産権をもって、コンテンツビジネスは動いている。その基本的な内容について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
7 映画制作における知的財産権について理解し、質問に回答することが出来る。  日本で多くとられる製作委員会について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
8 人格権の概要、人格権とビジネスの関係を理解し、質問に回答することが出来る。  人格権の内容を学び、クリエイターの権利を考える。 
【理解度確認】授業内で確認
9 人格権の概要を理解し、質問に回答することが出来る。  クリエイターとしての権利を理解しながら、実際の契約について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
10 クリエイターとしての著作権について理解し、質問に回答することが出来る。  クリエイターとしての権利を理解しながら、実際の契約について学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
11 プロデューサーとして、知的財産権のとらえ方を理解し、質問に回答することが出来る。  プロデューサーの立場を理解しながら、コンテンツビジネスを推進する場合の、知的財産権について学んでいく。 
【理解度確認】授業内で確認
12 著作隣接権と、最近の著作権ビジネスについて理解し、質問に回答することが出来る。  著作隣接権の内容を理解し、著作権とうまく付き合うことで、コンテンツビジネスが円滑に進むことを学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
13 実際のプロジェクトのケーススタディをみながら、著作権について理解し、質問に回答することが出来る。  著作権団体や、実際の契約書をみながら、ケースを学んでいく。 
【理解度確認】授業内で確認
14 今後のコンテンツビジネスが、著作権、隣接権とどのように関わるのか理解し、質問に回答することが出来る。  新しいビジネスモデルが著作権を活用することで、どのような収益をあげていくのかを学ぶ。 
【理解度確認】授業内で確認
15 知的財産権、著作権全体の概要を理解し、自身で契約書を作成することが出来る。  著作権の基本概要を理解したうえで、実際の契約を作成する。 
【理解度確認】授業内で確認