1. トップ
  2. 学校紹介
  3. 情報公開
  4. 学科情報
  5. シラバス - 科目一覧

シラバス

グラフィックデザイン科 2024年度入学生

科目名 レイアウト概論 作成日 2024/04/04
区分 必修 講義/演習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 情報の配置やまとめ方、文字や文字組み、画像のトリミングなどに関するルール、手法、知識を学び、後期の作品制作に役立てる。その他、紙や製本に関する知識を身に着け、幅広い媒体のデザイン制作にも対応できることや、早期にInDesignに触れることで、アプリケーションの幅広い操作に慣れることを目的とする。 またチラシのレイアウトを実践し、数回のフィードバックを経てブラッシュアップ力を強化する。
到達目標 レウアウトやデザインを行う上での基礎知識の習得。 InDesignの基本操作の習得。 レイアウトの実践力、ブラッシュアップ力を身につける。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 40% 10%  % 20% 30%  %  %  %
評価基準
前期試験、普段の授業の単元小テスト、演習課題・作品課題の提出
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 佐藤 輝幸
テキスト・参考文献 オリジナル教材 世界一わかりやすい InDesign 操作とデザインの教科書 [改訂2版] 編集アシストセット
実務経験有無  
佐藤 輝幸 グラフィックデザイナーとして、10年以上の経験を持ち、カタログ、広告全般を主に手掛け、ディレクター経験も豊富。  
関連科目 エディトリアルデザインA  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 良いレイアウトには必ずその理由・理論があることを知り、 それを作るにあたって必要な知識や手法がどれくらいあるかを知る。  ・ガイダンス。 ・良いレイアウト、悪いレイアウトとは ・例から学ぶレイアウト理論 【作品課題】サムネイルラフの作成 
【理解度確認】レポートでの確認
2 レイアウトの4大原則の内「整列・近接」について学び、 作例を見て、どの原則が活かされているか解説出来るようになる。  ・情報の揃え方とその効果 ・情報のまとめ方とその効果 【作品課題】ラフレイアウトの作成 
【理解度確認】課題提出で確認
3 レイアウトの4大原則の内「反復・対比」について学び、 作例を見て、どの原則が活かされているか解説出来るようになる。  ・デザインのフォーマットの整え方とその効果 ・ジャンプ率・メリハリの付け方とその効果 【作品課題】ラフレイアウトの見直し 
【理解度確認】課題提出で確認
4 規格サイズを言えるようになる。 黄金比の知識を学び、実際に使われている例を実証出来るようになる。  ・主要な規格サイズとその用途 ・黄金比、白銀比 ・余白と視線誘導について 【作品課題】基本データの作成 
【理解度確認】小テストでの確認
5 和文の文字組みと歴史について学び、グラフィックデザインにおける文字の知識を理解出来るようになる。  ・文字の構造、文字サイズの単位 ・和文書体と文字組の基礎知識。 【作品課題】フォントの選定 
【理解度確認】課題提出で確認
6 書体について学び、和文と欧文それぞれの特徴やカーニングについての知識を理解出来るようになる。  ・書体(明朝体、ゴシック体) ・ウエイトとファミリーの選択 ・和文・欧文のそれぞれの特徴 ・カーニングについて 【演習】欧文カーニングのゲームに挑戦 【作品課題】文字組の調整 
【理解度確認】小テストでの確認
7 画像のトリミングとその効果を学び、レイアウトにおける選択肢を増やせるようになる。   ・画像の取扱いに関する基礎知識 ・キリヌキと角版の違いとその効果 ・トリミングのコツとマナー 【作品課題】画像配置、トリミングの調整、チラシ作品初校提出 
【理解度確認】小テストでの確認、初校確認
8 紙と本の構造知識を深め、実践に生かせるようになる。  ・紙の種類とその効果と実例 ・本の構造の基礎知識 ・パンフレットの折り方と工夫 
【理解度確認】小テストでの確認
9 初校のフィードバックを受け、改善点や反省点に気づく。他人のフィードバックも注意深く聞くことで良いレイアウトの傾向を知る。  ・チラシのレイアウトの赤字戻しと講評 
【理解度確認】アンケートでの確認
10 レイアウトのバランスについて学ぶ。 メリハリのつけ方、紙面全体における密度と重さやリズムについて、実例を通して理解を深める。  ・紙面構成の実例 ・紙面の密度を考える ・レイアウトの重力を考える ・オブジェクトのリズムを考える 【作品課題】レイアウト変更と調整 
【理解度確認】課題提出で確認
11 レイアウトのバランスについて学ぶ。 メイン・サブ・ベース・アクセントと分類した場合の比率について、実例を通して理解を深める。  ・色のバランスを考える ・書体のバランスを考える 【演習】カラーバリエーションづくりに挑戦 【作品課題】フォント、カラーの検討、再校提出 
【理解度確認】課題提出で確認
12 エディトリアルの基礎知識を学び、ページ物の制作に活かせるようになる。  ・雑誌・カタログ制作における基礎知識と用語解説 ・組版について ・文字・組版・版面のサイズの計算方法 
【理解度確認】小テストでの確認
13 再校のフィードバックを受け、改善点や反省点に気づく。他人のフィードバックも注意深く聞くことで良いレイアウトの傾向を知る。  ・チラシのレイアウトの赤字戻しと講評 
【理解度確認】アンケートでの確認
14 グリッドシステムを理解し、実践出来るようになる。  ・グリッドシステムの基礎知識 ・グリッドの作り方実践 【演習】グリッドシステムを活用したレイアウト 【作品課題】三校提出 
【理解度確認】課題提出で確認
15 三校のフィードバックを受け、改善点や反省点に気づく。他人のフィードバックも注意深く聞くことで良いレイアウトの傾向を知る。  ・チラシのレイアウトの赤字戻しと講評 
【理解度確認】アンケートでの確認