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シラバス

Webデザイン科 2024年度入学生

科目名 Webマーケティング 作成日 2025/02/26
区分 必修 講義/実習
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 モノを売るための仕組みである「マーケティング」の基本と実際を正しく理解することにより、Webページ依頼主の要望に的確に対応出来るなど、実務に活かせる知識や考え方を身に着ける。
到達目標 マーケティングの基本が説明できる。マーケティングの考え方をWeb企画に応用できる。 マーケティングの考え方の中で「コミュニケーション」の役割が説明できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 80%  %  %  % 20%
評価基準
1.アプリ制作におけるマーケティングの役割と重要性を理解しているか。 2.マーケティングの基本の考え方を活かした企画ができたか。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 江藤 正典
テキスト・参考文献 オリジナル教材
実務経験有無  
広告会社における30年以上の職歴の中で、大手・外資・地方・海外クライアントの様々な分野のデザインおよびプランニングとブランディングに携わってきた。また、国内外のデザイン団体の理事、企業のデザインアドバイザー、教育イベントの推進、数多くの海外デザインアワードの審査などに携わってきた。これらの経験を活かしWeb制作におけるマーケティングの考え方を指導するしたい。 
関連科目 サイト設計、Webディレクション、広告デザイン、サービス運用  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 マーケティングについて理解し、実際の施策にどのように活かせるかを把握する。  Webマーケテイングとは マーケティングという考え方とその歴史/Webデザインとマーケティング、コミニュケーション、広告、アクセス解析、の関係を認識/Webマーケティングの流れの全体像とは?/客観的な視点が重要であること 
【理解度確認】 
2 モノを売る側の視点から、マーケティングの重要性を捉え、その重要性を理解出来るようにする。  マーケティングの全体像 ビジネス戦略におけるマーケティングとは/マーケティング分析の全体像:①環境分析(PEST分析・5force分析・3C分析・SWOT分析・クロス分析)、②戦略立案(STP分析)、③施策立案(4P分析・4C分析)/マーケティング分析は実制作に活かすべきことの理解 
【理解度確認】 
3 マーケティング分析の客観的視点を、フレームワークの実践の中で身につける  環境分析①/事実関係の抽出 PEST分析:政治(Politics)・経済(Economics)・社会(Society)・技術(Technology)の4つの視点から外部環境を客観的に分析するフレームワークの実践 
【理解度確認】グループ課題とプレゼンテーション
4 マーケティング分析の客観的視点を、フレームワークの実践の中で身につける  環境分析②/事実関係の抽出 5force分析:「既存競合」、「新規参入」、「代替品」、「売り手」、「買い手」という、業界環境における5つの要素を分析するフレームワークの実践 
【理解度確認】グループ課題とプレゼンテーション
5 マーケティング分析の客観的視点を、フレームワークの実践の中で身につける  環境分析③/事実関係の抽出 3C分析:企業の顧客(市場)、競合、自社(企業)の3つの要素を分析して、自社の現状を把握するフレームワークの実践 
【理解度確認】グループ課題とプレゼンテーション
6 マーケティング分析の客観的視点を、フレームワークの実践の中で身につける  環境分析④/事実関係の解釈と戦略の方向づけ SWOT分析とクロス分析:強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の4つの要素を個別に評価するSWOT分析と、これらの要素を組合わせて評価するクロス分析のフレームワークを実践 
【理解度確認】個人課題
7 マーケティング分析の客観的視点を、フレームワークの実践の中で身につける  プレゼンテーションの講評とここまでの総括 客観的な視点/事実関係を分析し、事実に基づいて解釈を行い、戦略の方向付けを考えるべきことを理解する 
【理解度確認】プレゼンテーションと講評
8 マーケティング分析の客観的視点を、フレームワークの実践の中で身につける  戦略立案:STP分析 市場を「セグメンテーション(Segmentation)」により細分化し、「ターゲティング(Targeting)」で狙う市場を定め、「ポジショニング(Positioning)」によって競合との差別化を図ることで、効果的なマーケティング戦略を策定するフレームワークの実践 
【理解度確認】グループ課題とプレゼンテーション
9 マーケティング分析の客観的視点を、フレームワークの実践の中で身につける  施策立案①/企業 定量調査と定性データとは何かを理解する。 サンプリング/アンケート調査/訪問調査・電話調査/グループインタビュー/インターネット・リサーチなどの調査方法につ いても学ぶ。 
【理解度確認】グループ発表
10 リサーチされたデータの解析手法と、その限界について知ると同時にビッグデータの持つ意味、その重要性を理解出来るようにする。  「マーケティング調査と解析手法 2」 データの集計と解析についてその考え方を学ぶ。 推定と検定/度数分布と特性値/時系列分析/多変量解析などを理解し、従来調査の限界を知るとともにビッグデータ、デ ータマイニングとは何かを理解する。 
【理解度確認】グループ課題
11 インターネット広告の考え方、技術などその手法、仕組みを学び、実務への対応が出来るよう理解を深める。  「 インターネット広告を理解する 」 広告についてその仕組みと考え方を学ぶ。 純広告/アドサーバ/アドネットワーク/アドエクスチェンジ/SSP/DSP/RTB/DMP/データエクスチェンジ・・など専門用語 の意味と内容を理解する。 
【理解度確認】グループ課題
12 Webサイトの制作・運営に当たりWebマーケテイングをどのように実施して効果を得るのかを学び、実務へ活かせるよう理解を深める。  「Webマーケティングの具体的プロセス」 Webマーケティングで使える施策について学ぶ。 一般的なプロセスから、キーワードの掘り起こし、PDCAサイクルなどを理解する。 
【理解度確認】グループ発表
13 SNS、モバイルアプリなどに対応した新しいマーケテイングの手法、技術などを学び、実務へ対応出来るよう理解を深める。  「Webマーケティングの新しい手法」 SNSのマーケテイング/アプリ・マーケティング/動画マーケティング/アーンドメディアの台頭など、新サービスの浸透、デバイスの主役の変化などにより対応する新たな 手法について内容を理解する。 
【理解度確認】グループ課題
14 インターネットとともに社会全体が大きく変化し続けており、大きな潮流、未来予測などを学び、実務に対応出来るよう理解を深める。  「ネット時代の社会の潮流、新しい企業の価値観」 ブランドを構成するファンと影響力について/価値主導のマーケティング/クラウドファウンディングの時代など、ネット時代の社会全体の新たな潮流について理解する。 
【理解度確認】グループ課題
15 動画の持つ様々な機能、効果についてマーケティングとしての視点から学び、実務へ対応出来るように理解を深める。  「動画を効果的に使用する様々な手法」 簡単に使用できるようになった動画について、あらためて「映像」の持つ機能、効果を学ぶ。過去のTVCM作品を見ることで、そこに凝縮されている様々なマーケティング手 法、コミュニケーション手法を理解する。 
【理解度確認】グループ発表