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シラバス

DXスペシャリスト科 2024年度入学生

科目名 DX概論Ⅱ 作成日 2024/03/08
区分 必修 講義
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 成功事例を基にデジタル戦略を学習し、変革のプロセスを知る。 これからのDXを担う能力を予測し、自らの能力を向上させることが出来る。
到達目標 自らが考えるDXサービス概要をまとめ、企画の作成が出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 25% 25% 25%  %  %  %  % 25%
評価基準
以下4点で評価を行う。  1. 期末試験にて一定水準の点数を取得する  2. 授業で行う小テストを受験する  3. 授業計画に「書ける」「述べられる」とある学習目標についてのレポートを提出する  4. 出席率を80%以上にする 上記4つを満たして単位認定とし、1.2.3.の項目の点数によって成績を決定する。 未達成項目については別途追課題を経て単位取得とする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 植山 沙欧
テキスト・参考文献 1冊目に読みたい DXの教科書(荒瀬光宏著 ソフトバンククリエイティブ)
実務経験有無  
  
関連科目 DX概論Ⅰ マーケティング基礎Ⅰ・Ⅱ 情報基礎Ⅰ・Ⅱ ピジネスプランニンクⅠ・Ⅱ 他  履修前提 無し。 

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・サクセストラップ(SuccessTrap)の説明が出来る ・商品をコンテンツ(デジタル)化した事例の説明が出来る ・自らの考えるOMO(OnlineMerges withOffline)サービスを述べられる  ・企業がなぜサクセストラップに陥るのかを学習する ・B2C(Business to Customer)における包含戦略の事例を学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
2 ・B2B(Business to Business)における商品をデジタルに包含する例の説明が出来る ・商品販売と購買支援を分離した事例の説明が出来る ・自らが考えるD2C(Direct to Consumer)戦略を述べられる  ・B2B戦略を活かした事例を学習する ・販売と支援を分離した事例を学習する ・メーカーがD2Cを採用する際の良し悪しを学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
3 ・C2M(Consumer to Manufacturer)の説明が出来る ・自らが考えるサブスク(subscription)サービスを述べられる  ・C2Mの戦略についての事例を学習する ・サブスクの成功例とイノベーションについて学習する ・ショールーミング(showrooming)の問題点を逆手に取ったビジネスモデルを学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
4 ・デザイン思考の5ステップについての説明が出来る ・カスタマージャーニーマップ(CustomerJourneyMap)が書ける ・顧客接点のデザインが出来る  ・顧客行動の事象からデザインする思考を学習する ・アパレル小売店の事例からカスタマージャーニーマップを学習する ・NIKEの事例から顧客接点のデザインを学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
5 ・フレームワーク(framework)の説明が出来る ・価値提供フレームワークを書ける ・打ち手フレームワークを書ける  ・医療業界の例に価値提供フレームワークを学習する ・オンライン診療を例に打ち手フレームワークを学習する  
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
6 ・プラットフォーム関係図を書ける ・リーンキャンバス(LeanCanvas)を書ける  ・既存のサービスであるNewsPicksを題材にプラットフォーム関係図を学習する ・B2B企業の作るプラットフォームについての検証例を学習する ・リーンキャンバスの9項目を学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
7 ・B2B企業がデジタル戦略を検討する際に役立つ4パターンについての説明が出来る ・つなげるステップについての説明が出来る  ・B2B企業のデジタル戦略の4つのパターンを学習する ・B2B企業のデジタル戦略と実現について学習する ・既存事業をカイゼンしDXに必要な「つなげるステップ」を学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
8 ・あるべき姿、提供価値についての説明が出来る ・コッター(JohnPaulKotter)博士の企業変革における8段階の項目が書ける  ・新しい価値やサービスを提供するだけでなく、既存組織の改革も必要であることを学習する ・DX化の成功事例からDXのプロセスを学習する ・第9回から学習する「企業変革における8段階」を紹介する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
9 ・経営トップを起点として危機意識を高める必要性を述べられる ・DX促進チームの必要性の説明が出来る ・DXのビジョンに必要な8項目の説明が出来る  ・AdobeとSOMPOホールディングスのDXについて学習する ・DXに必要な能力を学習する ・ビジョンと計画の必要性について学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
10 ・DXのビジョンを周知徹底しないとどうなるかを述べられる ・自発的な行動変容を促す必要性の説明が出来る   ・数社を例にしてDXビジョンの周知徹底方法を学習する ・PMO(ProjectManagementOffice)機能を学習する ・短期的結果のためのチャットツールを紹介する  
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
11 ・あるべき行動を支援する評価指標にあついての説明が出来る ・DXにゴールは無いことの理由を述べられる  ・架空のサブスクサービスを例に評価指標の設計を学習する ・変化を常態化するための心がけを学習する ・「企業変革における8段階」のまとめを行う 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
12 ・ボトムアップ(BottomUp)とトップダウン(TopDown)の説明が出来る ・出島DXの必要性を述べられる ・CDO(ChiefDigitalOfficer)についての説明が出来る  ・ボトムアップ(BottomUp)で成功するプロセス(process)を学習する ・DXを実施する際に、組織内に特区を作って実施するメリットを学習する ・DX推進の責任者を置く必要性を学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
13 ・SIer(SystemIntegrator)、アジャイル(Agile)開発、システムの内製について述べられる ・DXに必要な技術や知識の説明が出来る  ・DXに必要な人材を学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
14 ・2045年あたりで起きると予測されているシンギュラリティ(singularity)によって何が変化するのかを述べられる ・日本社会の課題、競争力低下の原因についての説明が出来る  ・デジタル化によって生活が激変する未来を予測する ・日本社会においての問題点とそれによって発生している国際的な競争力低下について学習する 
【理解度確認】小テストやレポートにて確認する
15 ・自らが未来に対してどのようなスキルを取得したいのかを述べられる  ・未来に生き残る企業と人の役割と必要スキルについて学習する  
【理解度確認】期末試験により確認する。