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シラバス

情報システム開発科 2024年度入学生

科目名 Linuxサーバ構築 作成日 2024/03/21
区分 選択Ⅰ 実習
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 1単位
企業連携
授業の目的 Linuxの操作と各種サーバーを構築することが出来るようになることを目的とする。
到達目標 Linux管理者としてLinuxのインストールや管理・運用が出来て、DNSサーバー、Webサーバー、メールサーバーなどのサーバーを構築、管理することができるようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  % 50%  % 50%  %  %  %  %
評価基準
①すべての課題を提出すること。 ②課題が未提出の場合は、評価対象としない。 ③最後の授業の確認テストで合格点を取ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 菅原俊広
テキスト・参考文献 プリント
実務経験有無  
プログラマー及びシステムエンジニアとして、システム構築に従事した実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目に対する職業実践的な教育を行う。  
関連科目 卒業制作  履修前提 なし 

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・Linuxとは? ・Linuxにリモートログインしてコマンドラインの操作ができるようになる。  ・Linuxの歴史、特徴、ディストリビューションの種類などを理解する。 ・WinowsからSSHでのLinuxへのログイン/ログアウトの仕方を学び簡単なコマンドが実行できる 
【理解度確認】課題
2 ・ターミナルで基本コマンド(1)を使えるようになる。 ・ワイルドカードを使えるようになる(1)。  ・基本コマンド(ls, cd, pwd, mkdir, cp, rm)や各種オプションを使えるようになる。 ・ワイルドカード(*)を使ってファイルを検索することが出来るようになる、 
【理解度確認】課題
3 ・仮想PC上にLinuxをインストールできるようになる。  ・VMWareを使って仮想PC上にCentOSをインストールする。 
【理解度確認】課題
4 ・ワイルドカードを使えるようになる(2)。 ・ディレクトリやパスについて理解し操作できるようになる  ・ワイルドカード(*、+、[ ]、{ })を使い分けることができるようになる。 ・特殊なディレクトリや絶対パス、相対パスを操作できるようになる 
【理解度確認】課題
5 ・ターミナルで基本コマンド(2)を使えるようになる。  ・基本コマンド(mv,echo,cat,seq)を使えるようになる。 
【理解度確認】課題
6 ・コマンドライン・エディタを使えるようになる。 ・ターミナルで基本コマンド(3)を使えるようになる。  ・nanoエディタとvimエディタの使い方を学習する ・基本コマンド(tar、gzip、diff)を使えるようになる 
【理解度確認】課題
7 ・管理者権限でコマンドを実行できるようになる。 ・新規アカウントを追加、変更、削除をできるようになる。 ・ファイルのパーミッション(アクセス権限)を変更できるようになる。  ・sudoコマンドを使って管理者権限でコマンド実行できるようになる。sudoersファイルを編集して一般ユーザーが管理者権限でコマンドを実行できるように設定を追加できるようになる。 ・useadd,userdel,uermod,groupadd,groupmod,gourpdelを使ってユーザ管理ができるようになる。 ・chown, chgrpコマンドを使ってファイルのパーミッションを変更できるようになる、 
【理解度確認】課題
8 ・パッケージ管理ができるようになる。  ・yumコマンドでパッケージのインストール、アップデート、削除ができるようになる。 
【理解度確認】課題
9 ・仮想PCを2台使って仮想ネットワークを構築できるようになる。 ・DNSサーバーを構築できるようになる。  ・VMWareのホストオンリーアダプターの機能を使って仮想PC同士での仮想ネットワーク環境を構築する。ファイヤーウォールの設定をできるようになる。 ・DNSサーバーを構築して2台の仮想PCにドメイン名を設定できるようになる、 
【理解度確認】課題
10 ・Webサーバーを構築できるようになる。 ・各種サーバーの起動、終了ができるようになる。  ・Apache Webサーバーをインストールして、設定ファイルhttpd.confを変更できるようになる。 ・systemctlコマンドの使い方を学び、各種サーバーの起動、終了ができるようになる。 
【理解度確認】課題
11 ・基本的なハッキングツールが使用できるようになる  ・netcatコマンドを使って、チャット、ファイル転送、バックドアの仕掛け方、ポートスキャンをできるようになる。 
【理解度確認】課題
12 ・Webサーバーにバーチャルホストを追加できるようになる。  ・1台のWebサーバーを2つの異なるドメイン名でアクセスできるようにするためにバーチャルホストを設定出来るようになる。DNSにバーチャルホスト用のドメイン名を追加できるようになる。 
【理解度確認】課題
13 ・メールサーバーを構築できるようになる、  ・SMTPサーバーのpostfixをインストールし設定できるようになる。 ・POP3/IMAP4サーバーとしてdovecotをインストールし設定できるようになる。 
【理解度確認】課題
14 ・シェルスクリプトを作成できるようになる。  ・bashによるシェルスクリプトを書けるようになる。 
【理解度確認】課題
15 ・確認テストを行う。  ・Linuxサーバー構築の理解度を確認する。 
【理解度確認】確認テスト