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シラバス

高度情報処理科 2024年度入学生

科目名 データベースⅡ 作成日 2024/03/14
区分 必修 講義/実習
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 3駒
総時間数 90時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 データベースの動作を理解し、データモデリングの手法を習得する。
到達目標 データベースの物理的な仕組みと動作を理解し、ORACLE Master Bronze DBAを取得するために必要な知識と技術を習得する。システム開発に必要となるデータモデリングの手法を習得する。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50% 10%  % 20%  %  %  % 20%
評価基準
すべての必須課題をクリア出来ること。応用課題の提出状況を④課題の加点対象とする。加えて、⑧資格取得、授業態度・出席状況をその他の評価対象とする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 糠盛 創、鈴木良房
テキスト・参考文献 『ORACLE MASTER Bronze DBA 完全詳解+精選問題集』 配布資料
実務経験有無  
プログラマ及びシステムエンジニアとして、業務システムの構築に従事した実務経験がある。その経験から取得した知識とスキルを活かして、本科目に対する職業実践的な教育を行う。  
関連科目 データベースⅠ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 Oracleデータベースサーバーでデータベースを作成出来る。 デーベース管理者としてSQL*Pusを使用出来る。  Oracleソフトウェアのインストール、Database Configuration Assistant(DBCA)。 SYSユーザー接続、AS SYSDBAオプション、OS認証。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
2 Oracleデータベースサーバーのリスナーの設定と管理が出来る。 Oracleデータベースサーバーに接続するためのクライアントの設定が出来る。  Oracle Net、Net Configuration Assistant(NetCA)、リスナー制御ユーティリティ(lsnrctl)、リスナーの設定(listener.ora)、ネーミングメソッド、ネットサービス名(tnsnames.ora)。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
3 状況に応じたOracleインスタンスの起動と停止が出来る。 Oracleデータベースサーバーの初期化パラメーターを確認出来る。  インスタンス、インスタンスの起動/停止、初期化パラメータ、初期化パラメータファイル。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
4 Oracleデータベースサーバーが利用するファイルの種類と役割を説明出来る。  データベースファイル、データファイル、REDOログファイル、制御ファイル。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
5 Oracleデータベースサーバーで利用するユーザーの作成と管理が出来る。 ユーザーに適切なプロファイルを設定出来る。  ユーザーの作成/変更/削除、クオータ、デフォルト表領域、プロファイル、パスワード、ロック。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
6 システム権限とオブジェクト権限の違いを判断し、ユーザーの権限を適切に付与/はく奪出来る。適切なロールを使い分けて付与/はく奪し、管理出来る。  権限の管理、システム権限、オブジェクト権限、ロール、管理権限、SYSDBA権限、SYSOPER権限。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
7 スキーマの役割を説明し、データ型と制約を役割に応じて適切に設定出来る。 表の削除と復元をし、復元の有効化と無効化を設定出来る。  スキーマ、スキーマオブジェクト、非スキーマオブジェクト、データ型、制約、表の作成/削除、ごみ箱、フラッシュバックドロップ。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
8 索引とビューの役割を理解し、説明出来る。 SQL*LoaderとData Pumpを使ってデータの管理が出来る。  索引、ビュー、SQL*Loader、Data Pump。 
【理解度確認】確認問題、実習課題
9 正規化の役割を説明出来る。非正規形から第1正規形への正規化が出来る。 関数従属性を見つけられる。  正規化。更新時異常、非一貫性、情報損失。 第1正規形。スカラ値、繰り返し項目、関数従属性。 
【理解度確認】確認問題、演習、実習課題
10 部分関数従属性を見つけて、第1正規形を判別出来る。 第1正規形から第2正規形への正規化が出来る。  第2正規形。部分関数従属性、完全関数従属性。 第2正規形の更新時異常、非一貫性、情報損失、無損失分解、結合。 
【理解度確認】確認問題、演習、実習課題
11 推移的関数従属性を見つけて、第2正規形を判別出来る。 第2正規形から第3正規形への正規化が出来る。  第3正規形。推移的関数従属性。 第3正規形の更新時異常、非一貫性、情報損失、無損失分解、内部結合。 
【理解度確認】確認問題、演習、実習課題
12 システム開発におけるデータモデルの位置づけを説明出来る。 概念モデル/論理モデル/物理モデルの違いを判別出来る。  データモデル。3層アーキテクチャ、3層スキーマアーキテクチャ、データモデル、DMBOK、データマネジメント、概念モデル、論理モデル、物理モデル。 
【理解度確認】確認問題、演習、実習課題
13 データモデル図の表記法の種類と違いを説明出来る。 データモデル図とリレーショナルデータベースの構成要素を対応付けられる。  データモデル図。ERモデル。バックマン記法、IE記法、IDEF1X記法、クラス図、リレーショナルデータベースとの関係。 
【理解度確認】確認問題、演習、実習課題
14 概念データモデルを設計出来る。  概念データモデル。エンティティの抽出、データフローダイアグラム、CRUDマトリックス、エンティティの定義。 
【理解度確認】確認問題、演習、実習課題
15 論理データモデルを設計し、データベースに実装出来る。  論理データモデル、正規化、主キー、リレーションシップ、関連エンティティ、自然キー、代替キー、データ型、制約。 
【理解度確認】確認問題、演習、実習課題、期末試験