1. トップ
  2. 学校紹介
  3. 情報公開
  4. 学科情報
  5. シラバス - 科目一覧

シラバス

電気工学科 2024年度入学生

科目名 自動制御Ⅱ 作成日 2024/03/25
区分 必修 講義
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 フィードバック制御の基本原理と伝達関数の意味を理解する。
到達目標 基本構成を理解し、基本的なシステムがわかること。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  %  % 50%  %  %  %  %
評価基準
①フィードバック制御について説明できること。 ②伝達関数について説明できること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 山路 哲平
テキスト・参考文献 自動制御
実務経験有無  
  
関連科目 電気数学、電気回路  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 フィードバック制御の概要を理解出来る。  フィードバック制御とは、どんなものかを具体的示し、プロセス制御、サーボ機構、自動調整について、また定値制御、追従制御、プラグラム制御などの概要について学習する。 
【理解度確認】 
2 自動制御系の基本構成を理解出来る。  自動制御系の基本構成を温度制御の具体例と比較しながら学ぶ。 検出器で温度を測定し、測定信号をフィードバックし基準入力信号と比較する。 偏差が無くなるまで制御を行うなどの内容を学習する。 
【理解度確認】 
3 制御動作の概要を理解出来る。  二位置動作、PID動作およびP動作、I動作、D動作の役割について学習し、それぞれ制御応答の概要について学習する。 
【理解度確認】 
4 制御動作の概要を理解出来る。  制御動作について数式の表現、各動作の特徴 P動作、I動作、D動作、PID動作の表現方法について学習する。 
【理解度確認】 
5 周波数特性と周波数伝達関数について理解出来る。  制御系の特性を知るための周波数応答法とは また周波数伝達関数とは何かを温度制御を通して具体的に学習する。 
【理解度確認】 
6 伝達関数の求め方を理解出来る。  自動制御系の合成伝達関数、直列結合、並列結合、フィードバック結合の合成特性の計算、各種回路の合成伝達関数の計算方法について学習する。 
【理解度確認】 
7 伝達関数の求め方を理解出来る。  伝達関数の計算について演習を通して学ぶ。 
【理解度確認】 
8 ベクトル軌跡の概要を理解出来る。  周波数伝達関数のベクトルとそのベクトル軌跡について学習し、それが何を意味するものかを学習する。 また、軌跡の計算方法と線図の描き方について学習する。 
【理解度確認】 
9 ボード線図の概要を理解出来る。  周波数伝達関数のボード線図の描き方、計算の方法とその利用方法について学習し、各伝達関数に関してのボード線図の形を学習する。 
【理解度確認】 
10 過渡応答の概要を理解出来る。  入力をステップ状に変化したときの特性の表し方、とラプラス変換について学習し、各要素の変換式の表し方を学習する また、インパルス応答、インディシャル応答、ランプ応答について学習する。 
【理解度確認】 
11 ラプラス変換の基礎を理解出来る。  各要素におけるラプラス変換式の表現方法、伝達関数の求め方、要素の特性について学ぶ。 
【理解度確認】 
12 ラプラス変換と伝達関数の関係を理解出来る。  ラプラス逆変換について学習し、インディシャル応答の求め方、応答式の求め方について学習する。 
【理解度確認】 
13 制御系の安定判別法について理解出来る。  制御系の不安定とはどんな現象でどんなときに不安定になるかを具体的に学習し、数式で判別するにはどうしたら良いかを学習する。 
【理解度確認】 
14 ナイキスト線図、ボード線図の安定判別法を理解出来る。  ナイキスト線図による安定判別法、ボード線図による安定判別法について学習する。 
【理解度確認】 
15 これまでの学習内容を理解出来る。  総復習 
【理解度確認】