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シラバス

電気工学科 2024年度入学生

科目名 電気数学Ⅰ 作成日 2024/03/11
区分 必修 講義
開催時期 1年次 通年
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 60時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 本講義では電気工学を理解する為に必要な数学力を養い、各種問題に正解できるレベルの学力向上を目指し数式の扱いについて学びます。
到達目標 電気工学科で扱う数学を習得し、2年間の学習効果を高める。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 60% 30%  %  %  %  %  % 10%
評価基準
※上記【評価方法】に則り前期50%を上限、後期50%の按分で最終成績を算出する。 ①定期テスト:15回目授業時間内に行うテストの点数を反映する ②小テスト:理解度確認テストの点数を反映する ⑧その他:課題提出状況、授業内加点の点数を反映する
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 角田 隆樹
テキスト・参考文献 【完全マスター】電験三種受験テキスト_電気数学_オーム社
実務経験有無  
特記無し 
関連科目 電気回路Ⅰ・Ⅱ、電気基礎実験、電気応用実験、電子工学   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・ガイダンス ・複素平面を扱った虚数計算が出来る。   本科目の内容に関するガイダンスを行う。 複素平面について説明し、虚数計算について学習する。  
【理解度確認】授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
2 ・虚数の四則演算が出来る。   虚数の四則演算の手法を習得し、絶対値によるスカラー値の導出の仕方を学ぶ。 
【理解度確認】授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
3 ・直交座標系の種類の判別が出来る。 ・各種座標系の座標の取り方について説明できる。   直交座標系の右手系と左手系の違いについて学び、各種座標系の変数の動きについて学習する。 
【理解度確認】 授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
4 ・ベクトルの四則演算が出来る。   ベクトルの四則演算を行い、複素平面上へベクトルの計算結果を描き方について学習する。 
【理解度確認】授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
5 ・交流回路計算におけるベクトルの計算が出来る。  位相差を考慮した回路計算の手法について学習する。 
【理解度確認】授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
6 ・虚数計算 演習   1~5回目の授業内容を復習し、わからないところを再学習する。 
【理解度確認】 
7 ・三相交流回路の各種結線のベクトル図が描ける。  Y結線および△結線のベクトル図について学習する。 
【理解度確認】授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
8 ・発電機や送電線におけるフェーザ図が描ける。   フェーザの考え方や各種電気機器の位相差によるフェーザの変化について学ぶ。 
【理解度確認】 授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
9 ・二電力計法を用いた三相電力の計算が出来る。   ブロンデルの定理を導出し、二電力計法が成立することを確認する。 
【理解度確認】授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
10 ・三相交流回路 演習   7~9回目の授業内容を復習し、わからないところを再学習する。 
【理解度確認】 
11 ・ベクトルオペレーターを用いて三相交流回路の問題が解ける。   三相非平衡回路や故障計算で利用するミルマンの定理やベクトルオペレーターについて学習する。 
【理解度確認】 授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
12 行列を用いた計算が出来る。   行列を用いた連立方程式の解法や正方行列の行列式の求め方について学習する。 
【理解度確認】授業内容に関する練習問題を解き理解度を確認する。
13 ・前期学習内容の復習   前期分の学習内容の再確認とわからない部分の再確認を行う。 
【理解度確認】 
14 ・後期学習内容の復習   期末テスト前にこれまでの復習を行い電気工学で扱う計算方法の確認を行う。 
【理解度確認】 
15 ・理解度確認テスト   前期と後期で学習した成果を試すテストを行い理解度を確認する。 
【理解度確認】テストを行い理解度の確認を行う。