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シラバス

電気工学科 2024年度入学生

科目名 発変電工学 作成日 2024/03/25
区分 必修 講義
開催時期 2年次 通年
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 60時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 水力発電の基本原理と構成、および変電所の系統構成と運用機器について学習することを目的とする。
到達目標 水力発電と変電所の動作原理と基本構成を説明出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  % 50%  %  %  %  %  %
評価基準
①変電設備の基本構成と各種変電機器の概要を説明出来ること。 ②水力発電の動作原理と設備概要を説明出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 木越 保聡
テキスト・参考文献 『発電・変電』(電気学会)
実務経験有無  
発変電所の設計および電気主任技術者として、発変電システムの設計から保守管理までの業務経験を有する。その技術知識を活かし、職業実践的な技術力向上の教育を行う。  
関連科目 電気機器、電気技術実務  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 変電1:変電の概念、変圧器と開閉器の役割を説明出来るようになる。  変電とは何か、変圧器や開閉器などの概念を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
2 変電2:系統構成と主要機器の特徴を説明出来るようになる。  系統構成と変電に必要な主要機器を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
3 変電3:変圧器の役割と具体的な試験内容を説明出来るようになる。  変電所の基本機器である変圧器の構成と運用を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
4 変電4:%インピーダンスの基本を説明出来るようになる。  変圧器保護に必要な%インピーダンスの基本的な考え方と簡単な計算事例を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
5 変電5:中性点接地方式、および調相設備の概要を説明出来るようになる。  電圧に応じた接地方式と、無効電力制御に用いる調相設備を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
6 変電6:変電所監視システムの基本を説明出来るようになる。  常時監視、遠隔監視などの監視システムの具体的な事例を紹介する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
7 変電7:変電所の保護システムの基本を説明出来るようになる。  変圧器保護を中心とした変電所の運用に必要な保護システムの概要を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
8 水力発電1:水力発電の概要が理解出来るようになる。  水力発電の全体概要を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
9 水力発電2:水力学の基本が理解出来るようになる。  エネルギー保存則、およびベルヌーイの定理の導出を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
10 水力発電3:水力発電計算の基本が理解出来るようになる。  出力式の導出、および比速度の考え方を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
11 水力発電4:水力設備の基本が理解出来るようになる。  水力設備の概要を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
12 水力発電5:水車の構造と特性が理解出来るようになる。  衝動水車、反動水車の基本動作と各種水車ごとの特性を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
13 水力発電6:発電機の動作と特性が理解出来るようになる。  同期発電機、特に突極型の構造と電気的特性を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
14 水力発電7:揚水発電の原理と小水力発電の意義が理解出来るようになる。  揚水発電の原理と特性、そして小水力の意義と具体例を説明する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A
15 変電所および水力発電の構成と基本原理の全般を説明出来るようになる。  これまでの変電所と水力発電の学習内容を復習する。 
【理解度確認】ノート確認、Q&A