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シラバス

ネットワークセキュリティ科(夜間部) 2024年度入学生

科目名 セキュリティ技術 作成日 2024/02/27
区分 必修 講義/実習
開催時期 2年次 Ⅰ期 Ⅱ期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 80時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 不正アクセスの手法を理解し、それに対応するセキュリティ知識、技術を習得することを目的とする。 セキュリティアソシエイトレベルのセキュリティアナリストのタスク、任務、責務に必要な知識とスキルを学習する。
到達目標 不正アクセスの手法を理解出来る。 不正アクセス対策の知識、技術が習得して利用出来る。 サイバーセキュリティ オペレーション アナリストの役割やサイバーセキュリティ分析をサポートするために各オペレーティング システムの機能と特性を理解できる。また、さまざまな種類のネットワーク攻撃を分類をネットワーク監視ツールを使用してネットワーク プロトコルおよびサービスに対する攻撃を確認することができる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 40% 30%  % 25%  %  %  % 5%
評価基準
不正アクセスの手法を理解し、それに対応するセキュリティ知識、技術を習得すること。 不正アクセスに対して、未然に防ぐ知識や技術を身につけ実施できること。 サイバーセキュリティオペレーションアナリストの役割、各種OSの機能と特性を理解し説明出来ること。 ネットワーク攻撃の仕組みや分類を説明できること。 セキュリティツールを使い、ネットワーク攻撃の原因を確認及び対策ができること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 園田 昌平
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト シスコ・ネットワーキング・アカデミーより提供されている、Webコンテンツ及び実習プリント
実務経験有無  
  
関連科目 セキュリティ基礎   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ガイダンズ及び実習環境の理解 パケット解析ソフト(WireShark)を利用した、パケット解析の基本操作が出来る。 パケット解析ソフト(WireShark)を利用した、基本的なプロトコルのパケット解析が出来る。  パケット解析1 パケット解析2  
【理解度確認】実習プリント
2 暗号化技術(共通鍵暗号、公開鍵暗号)の基礎の説明が出来る。 暗号化技術(SSL/TSLプロトコル)の基礎の説明が出来る。   暗号化技術1 暗号化技術2  
【理解度確認】実習プリント
3 検索エンジンを用いた公開情報の重要性の説明が出来る。 公開情報の収集を実践し、危険性について説明が出来る。 ネットワークスキャンツール(Nmap)を利用した、スキャン方法と脆弱性情報を確認し、脆弱性に対する対策の重要性の説明が出来る。   不正アクセス①-1 不正アクセス①-2  
【理解度確認】 実習プリント
4 Webアプリケーションの脆弱性について理解する。 SQLインジェクションの仕組みを理解し、演習にて攻撃を実践し、対策方法の説明が出来る。 OSコマンドインジェクションの仕組みを理解し、演習にて攻撃を実践し対策方法の説明が出来る。   不正アクセス②-1 不正アクセス②-2  
【理解度確認】実習プリント
5 ユーザ認証、パスワード認証の仕組みを理解し、解析ツール(Cain&Abel)を用いた攻撃を実践し、パスワードの重要性の説明が出来る。 Windows、Linuxにおけるパスワード暗号化方式の仕組みを理解し、強度の強いパスワードの作成方法や重要性について説明出来る。  パスワード解析1 パスワード解析2  
【理解度確認】実習プリント
6 無線LANのセキュリティ規格、規格ごとの脆弱性について説明が出来る。 セキュアな無線LANの暗号化方式の説明が出来る。 演習(WPA通信の解析)を通じて、脆弱性について説明が出来る。 デジタルフォレンジックの概念や活用事例、フォレンジックの種類、対象物などの説明が出来る。 シナリオ演習を通じて、デジタルフォレンジックの説明が出来る。   無線LANのセキュリティ1・2 コンピュータフォレンジック基礎1  
【理解度確認】実習プリント
7 フォレンジックの技術(Windowsファイルシステム、ファイル削除の仕組み)概念の説明が出来る。 デジタルフォレンジックの流れを説明出来る。 総合演習に向けての見直し及びフォローアップ 総合演習  コンピュータフォレンジック基礎2 まとめ 実施した全テーマに関する問題をキャプチャー・ザ・フラッグ(CTF)を用いて、オンラインテストを実施。 
【理解度確認】実習プリント
8 実習環境を確認、今後の実習を行うための基本操作方法が出来る。 サイバー攻撃の仕組みや概要について説明出来る。   オリエンテーション サイバーセキュリティとセキュリティ オペレーション センター  
【理解度確認】オンライン試験
9 オペレーティング システムの仕組みや Windows エンドポイントを保護するために使用されるツールなど、Windows の基本的な概念について説明出来る。 SOC 環境での Linux オペレーティング システムの使用方法が説明出来る。   Windows オペレーティング システム Linux オペレーティング システム  
【理解度確認】オンライン試験
10 ネットワーク プロトコルおよびサービスの基本的な操作が出来る。 (イーサネット、IP、ICMP、ARP等) さまざまな種類のファイアウォールによって、ネットワーク セキュリティが実現できているのとネットワーク セキュリティ サービスを使用しネットワーク セキュリティが強化されていることが説明出来る。   ネットワーク プロトコルとサービス ネットワーク インフラストラクチャ  
【理解度確認】オンライン試験
11 ネットワークを攻撃する方法、脅威と攻撃者によって使用される攻撃の種類などが説明出来る。 ネットワーク監視の重要性と、サイバーセキュリティ アナリストが使用するツールについて説明出来る。   ネットワーク セキュリティの原則 ネットワーク攻撃:詳細  
【理解度確認】オンライン試験
12 攻撃者から私たちのネットワーク、デバイス、およびデータを保護することの重要性について説明出来る。 各種暗号化技術と、その技術を使用することでネットワーク セキュリティ モニタリングにどのような影響があるかについて説明出来る。   ネットワークの保護 暗号化と公開キー インフラストラクチャ  
【理解度確認】オンライン試験
13 エンドポイントの脆弱性および攻撃を調査する方法が説明出来る。 サイバーセキュリティ アナリストがさまざまなツールや技術を使用してネットワーク セキュリティ アラートを識別する方法について説明出来る。   エンドポイントのセキュリティと分析 セキュリティの監視  
【理解度確認】オンライン試験
14 Security Onion のアプリケーション スイートを使用して、侵入データを分析する方法が説明出来る。また、デジタル フォレンジック調査で証拠を適切に処理する方法について説明出来る。 ネットワーク セキュリティ インシデントを管理するためにサイバーセキュリティ アナリストによって一般的に使用されているインシデント対応について説明出来る。   侵入データの分析 インシデントの対応と処理  
【理解度確認】オンライン試験
15 理解度を確認するため総合テストを行う。   ファイナルWebテスト及び実機テスト  
【理解度確認】総合テスト