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シラバス

コンピュータグラフィックス科 2025年度入学生

科目名 プリプロダクションⅠ 作成日 2025/04/02
区分 必修 演習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 3DCG制作における準備(プリプロダクション)の内容を理解し、実作業を行うことが出来る。
到達目標 3DCGの作品制作に必要な情報を判断し、画像や絵などをリファレンスとして準備する。リファレンスをもとに、デザイン画・キャラクター制作のための3面図等を作成、また後期の動画作成のために必要な、絵コンテを作成する。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 100%  %  %  %  %
評価基準
3DCG制作時に、イメージプレーン(ガイド画像)や資料として使用するデータを提出し、それを評価基準とする。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 岡野正信 高橋圭子 笹田晋司 竹谷一平
テキスト・参考文献  
実務経験有無  
CG映像業界におけるクリエイター・デザイナーとしての業務経験を活かして、職業実践的な教育を行う。 
関連科目 モデリングⅠ・プリプロダクションⅡ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 3面図作成のための練習を行い、指定のシートに描画することが出来る。  パースの考え方(トップビュー・フロントビュー・サイドビュー・パースビュー)3面図の画像からパースビューでの見え方を想像し、形状を描く。また、パースビューから3面図を描く。 
【理解度確認】「3面図」の完成画を提出・確認。
2 「目玉クリップ」制作に必要な資料を集めることが出来る。ノギスの使い方を学び、正確にモチーフの長さを測ることが出来る。  「目玉クリップ」を、定規やノギスなどを使って長さを測り、正確な形状を方眼紙に描く。トップ・フロント・サイドの各ビューでイメージプレーンとして使用するための絵を描画する。リファレンス画像などの情報を多く集めることで、正確な「目玉クリップ」の形状を把握する。 
【理解度確認】提出された3面図と資料を見て確認
3 「目玉クリップ」制作に必要な資料を集めることが出来る。ノギスの使い方を学び、正確にモチーフの長さを測ることが出来る。  「目玉クリップ」を、定規やノギスなどを使って長さを測り、正確な形状を方眼紙に描く。トップ・フロント・サイドの各ビューでイメージプレーンとして使用するための絵を描画する。リファレンス画像などの情報を多く集めることで、正確な「目玉クリップ」の形状を把握する。 
【理解度確認】提出された3面図と資料を見て確認
4 「目玉クリップ」制作に必要な資料を集めることが出来る。ノギスの使い方を学び、正確にモチーフの長さを測ることが出来る。  「目玉クリップ」を、定規やノギスなどを使って長さを測り、正確な形状を方眼紙に描く。トップ・フロント・サイドの各ビューでイメージプレーンとして使用するための絵を描画する。リファレンス画像などの情報を多く集めることで、正確な「目玉クリップ」の形状を把握する。 
【理解度確認】提出された3面図と資料を見て確認
5 「目玉クリップ」3面図を完成させる  「目玉クリップ」3面図を完成 
【理解度確認】「目玉クリップ」3面図
6 学園祭に展示する静止画作品のモチーフとなる「オリジナルキャラクター」デザインを作成する。キャラクターの世界観を確定する。特徴を文字で書くことが出来る。文字を検索ワードにして画像検索をし、ヒントとなる画像を探す。  オリジナルのキャラクター作成シートを書く。キャラクターの容姿や性格、周辺の環境・時代背景などを文章で書く。インターネットや書籍などからビジュアルの参考となるものを集める。 
【理解度確認】学生が集めた資料・描画途中の制作物を見て確認。
7 学園祭に展示する静止画作品のモチーフとなる「オリジナルキャラクター」デザインを作成する。  文章で書いたキャラクターの特徴を、集めておいた資料をもとに、ビジュアルに起こす。 
【理解度確認】学生が集めた資料・描画途中の制作物を見て確認。
8 学園祭に展示する静止画作品のモチーフとなる「オリジナルキャラクター」3面図を作成する。  文章で書いたキャラクターの特徴を、集めておいた資料をもとに、ビジュアルに起こす。 
【理解度確認】3面図を見て確認。
9 学園祭に展示する静止画作品を想定した「静止画」のデザイン画を作成する。  キャラクターの立ち位置や背景などを一枚の紙面に描くことで、「静止画」を完成させるために必要となるアセットがどれくらい必要になるのか把握できるようになる。 
【理解度確認】「静止画」のデザイン画を見て確認
10 学園祭に展示する静止画作品を想定した「静止画」のデザイン画を完成させる。  キャラクターの立ち位置や背景などを一枚の紙面に描くことで、「静止画」を完成させるために必要となるアセットがどれくらい必要になるのか把握できるようになる。 
【理解度確認】「静止画」のデザイン画を見て確認
11 工業製品モデリング「わたしの持ち物」に必要な資料と3面図を作成出来る。  ノギスの使い方・定規の使い方を学習し、モチーフの長さや厚みを測り、方眼紙に3面図を作る。 
【理解度確認】3面図の途中段階を見て確認。
12 工業製品モデリング「わたしの持ち物」に必要な資料と3面図を作成出来る。  ノギスの使い方・定規の使い方を学習し、モチーフの長さや厚みを測り、方眼紙に3面図を作る。 
【理解度確認】3面図の途中段階を見て確認。
13 絵コンテの読み方を学習し、内容が単純な絵コンテを描くことが出来る。  「天空の城ラピュタ」の映像と絵コンテを見比べることによって、プリプロダクションでの絵コンテの重要性を確認する。絵コンテの見方、カット・フレーム・時間(fps)や、絵コンテ用語(fix ,flame inout ,panなど)を絵コンテのサンプルを見ながら確認する。描き方を練習するために、単純なテーマで絵コンテを描く。(例:日本電子専門学校のロゴムービーを作成・等) 
【理解度確認】絵コンテを見て確認。
14 CMの映像を「絵コンテ」に描き写すことによって、絵コンテの文法を理解する。  CMを繰り返し再生し、カット数やカメラワークを意識した絵コンテを作成する。 
【理解度確認】絵コンテを見て確認。
15 進級制作を作るために、教員に共有できる絵コンテを作成する。  進級制作を作るために、教員に共有できる絵コンテを作成する。 
【理解度確認】絵コンテを見て確認