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シラバス

グラフィックデザイン科 2025年度入学生

科目名 視覚デザイン発想法Ⅰ 作成日 2025/03/12
区分 必修 講義/演習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 視覚デザインにおけるオリジナリティを発揮するための基本的な発想法を学ぶとともに、独自の発想手法を生み出し、デザインに活かすことの重要性を理解する。 さまざまな課題制作を通じて、オリジナリティの創出に不可欠な思考プロセスを身につける。
到達目標 デザイン発想法の意義と価値を、さまざまな事例や課題制作を通じて深く理解し、各自が独自のデザインに応用できる発想手法を導き出せるようになること。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 80%  %  %  % 20%
評価基準
授業課題の内容を正しく理解し、制作できること。 さまざまな発想やアイデアを活用し、創造的に制作できること。 学生自身のデザイン発想の基礎を習得し、グラフィックデザインに応用できること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 大塚 孝二
テキスト・参考文献 オリジナル教材
実務経験有無  
博物館や美術館におけるグラフィックデザインやWebデザインの企画・制作に携わった経験を活かし、KJ法、マインドマップ、イメージスケールなどの手法を用いたデザイン発想法の教育を担当する。 
関連科目 視覚デザイン発想法Ⅱ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 発想法を学ぶ前に、前期授業の全体像と構成を理解する。 視覚デザインに限らず、デザイン発想法の価値とその役割を説明できるようになる。  前期の授業プログラムについて説明し、演習としてデザイン発想法の実践的事例である連想発想の演習を行う。 
【理解度確認】課題作成、提出
2 数を視覚的に表現し(別の表現に置き換え)、さらに多様なバリエーションを展開できる。  数を異なる形状やパターンなどに置き換え、デザインのバリエーションとして展開する。 展開した多くのバリエーションの中から独自の数の表現を選び、作品として仕上げる。 (アイデア、コンセプト、ラフスケッチ、バリエーション、作品化) 
【理解度確認】課題作成、提出
3 意味の視覚化(別の表現に置き換え)ができ、さらに多くのバリエーションを展開できる。  言葉の意味を記号やパターンなどに置き換え、デザインのバリエーションとして展開する。 展開した多くのバリエーションの中から独自の表現を選び、作品として仕上げる。 (アイデア、コンセプト、ラフスケッチ、バリエーション、作品化) 
【理解度確認】課題作成、提出
4 アートカードを使用してビジュアルの観察力と洞察力を養い、共通点や類似点を多く発見する。 さらに、それらの内容を第三者にも伝わるように整理できるようになる。  ビジュアルを丁寧に観察し、より多くの共通点を見出す。 観察力と洞察力を高め、イメージ同士を強制的につなげる力を養う。 
【理解度確認】課題作成
5 アートカードを使用してビジュアルの観察力と洞察力を養い、共通点や類似点を多く発見する。 さらに、それらの内容を第三者にも伝わるように整理できるようになる。  ビジュアルを丁寧に観察し、より多くの共通点を見出す。 観察力と洞察力を高め、イメージ同士を強制的につなげる力を養う。 
【理解度確認】課題作成、提出
6 発想法の中でも重要な「ストーリー発想法」について、演習を通じて理解を深め、さまざまなストーリーをビジュアル化できるようにする。  選択した複数のビジュアル要素を基に、連想されるストーリーアイデアを発想し、実際に絵コンテ(ストーリーボード)を作成できるようにする。 
【理解度確認】課題作成
7 発想法の中でも重要な「ストーリー発想法」について、演習を通じて理解を深め、さまざまなストーリーをビジュアル化できるようにする。  選択した複数のビジュアル要素を基に、連想されるストーリーアイデアを発想し、実際に絵コンテ(ストーリーボード)を作成できるようにする。 
【理解度確認】課題作成、提出
8 キーワードのビジュアル化・可視化ができる。  テキストのイメージを可視化。 提示された8つのキーワードすべてについて、色、パターン、抽象形態、具象形態の項目に沿ってオリジナルな解釈でデザイン展開できるようになる。 
【理解度確認】課題作成
9 キーワードのビジュアル化・可視化ができる。  テキストのイメージを可視化。 提示された8つのキーワードすべてについて、色、パターン、抽象形態、具象形態の項目に沿ってオリジナルな解釈でデザイン展開できるようになる。 
【理解度確認】課題作成、提出
10 言語からイメージを可視化し、イメージ言語を基にデザインの「トーン&マナー」を構築できる。  キーワードを設定し、トーン&マナーを可視化、整理する方法を理解する。 デザイン要素はカラースキーム、フォルム、レイアウト、フォント、イメージスケッチなどで「トーン&マナー」を構成する。 
【理解度確認】課題作成
11 言語からイメージを可視化し、イメージ言語からデザインの「トーン&マナー」を作成できる。  キーワードを設定し、トーン&マナーを可視化、整理する方法を理解する。 デザイン要素はカラースキーム、フォルム、レイアウト、フォント、イメージスケッチなどで「トーン&マナー」を構成する。 
【理解度確認】課題作成、提出
12 ネガティブな要素を変換し、多角的な視点から問題点を抽出してリ・デザインする方法を演習する。  リ・デザインとは、現状の問題点を洗い出し、デザインによって解決することである。 製品のネガティブ要素を減らし、多角的な視点から不備や不足、必要・不要を見直し、部分的または全体的に修正を加える。 演習では、既存のロゴマークをリ・デザインし、新たなロゴマークを制作する。  
【理解度確認】課題作成
13 ネガティブな要素を変換し、多角的な視点から問題点を抽出してリ・デザインする方法を演習する。  リ・デザインとは、現状の問題点を洗い出し、デザインによって解決することである。 製品のネガティブ要素を減らし、多角的な視点から不備や不足、必要・不要を見直し、部分的または全体的に修正を加える。 演習では、既存のロゴマークをリ・デザインし、新たなロゴマークを制作する。 
【理解度確認】課題作成、提出
14 情報の解釈、拡散、集約を通じて新たな表現を展開し、多様な方向性を持つデザインを創出できる。  選択したビジュアルの内容からイメージ要素を抽出し、タイトル、カラースキーム、キーワード、コンセプトの策定、単純化、ストーリー展開を行う。 これらを基に、類似や対立するイメージの生成や、イメージの拡張・結合を行い、新たな独自のイメージビジュアルを考案する。 (コンセプト策定からビジュアル化までを実施する。) 
【理解度確認】課題作成
15 情報の解釈、拡散、集約を通じて新たな表現を展開し、多様な方向性を持つデザインを創出できる。  選択したビジュアルの内容からイメージ要素を抽出し、タイトル、カラースキーム、キーワード、コンセプトの策定、単純化、ストーリー展開を行う。 これらを基に、類似や対立するイメージの生成や、イメージの拡張・結合を行い、新たな独自のイメージビジュアルを考案する。 (コンセプト策定からビジュアル化までを実施する。) 
【理解度確認】課題作成、提出