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シラバス

グラフィックデザイン科 2025年度入学生

科目名 視覚デザイン発想法Ⅱ 作成日 2025/09/07
区分 必修 演習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 視覚デザイン発想法Ⅰでの学びを基礎とし、より高度な事例研究や課題制作を通じて発想力を鍛える。最終的には実践的かつ独自性のある発想法を構築し、創造性を発揮できるようにする。
到達目標 視覚デザインに関わる多様な表現課題に取り組み、基礎的発想法を発展させる。複眼的な視点や情報の多面的解釈を実習を通じて体得し、視覚デザインリテラシーを高める。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 70%  %  % 10% 20%
評価基準
・課題内容を理解し、制作出来ること。 ・多様な発想法を活用し、制作出来ること。 ・自身のデザイン発想文法を習得し、グラフィックデザインに応用出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 大塚 孝二
テキスト・参考文献 オリジナル教材
実務経験有無  
博物館・美術館におけるグラフィックデザインやWebデザインの企画・制作に従事した経験を有する。 その中でKJ法、マインドマップ、イメージスケールなど多様な発想法を習得し、実務に活かしてきた。本科目では、それらの知識と経験を基盤とし、実践的なデザイン発想法の教育を行う。  
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ロゴデザインにおける切り口を応用し、多くの英文字バリエーションを発想出来る。  後期プログラムを説明した後、課題に着手する。 英文字を基に切り口や展開方法を組み合わせ、多数のバリエーションを創出する。 (アイデア、ラフスケッチ、バリエーション、作品化) 
【理解度確認】課題作成
2 ロゴデザインにおける切り口を応用し、多くの英文字バリエーションを発想出来る。  英文字を基に切り口や展開方法を組み合わせ、多数のバリエーションを創出する。その中から独自性のある表現を選出し、作品化する。 (アイデア、ラフスケッチ、バリエーション、作品化)  
【理解度確認】課題作成、提出
3 word-impression法(水平発想・垂直発想)を活用し、連想キーワードをオリジナルなビジュアルで表現出来る。  実践的演習としてword-impression法を用い、多角的視点からイメージを量産する。そこから選択した要素を基にシンプルなビジュアルを構築する。 (水平発想、垂直発想によるアイデア作成、選択、作品化)  
【理解度確認】課題作成
4 word-impression法(水平発想・垂直発想)を活用し、連想キーワードをオリジナルなビジュアルで表現出来る。  実践的演習としてword-impression法を用い、多角的視点からイメージを量産する。そこから選択した要素を基にシンプルなビジュアルを構築する。 (水平発想、垂直発想によるアイデア作成、選択、作品化)  
【理解度確認】課題作成、提出
5 マインドマップを活用し、キーワード連想から発想を広げられる。  マインドマップ法を理解し、課題テーマからブランチを展開して情報を深掘りする。多様な視点を得て、独自のビジュアル表現へとつなげる。 (マインドマップ、アイデア、ラフスケッチ、作品化) 
【理解度確認】課題作成
6 マインドマップを活用し、キーワード連想から発想を広げられる。  マインドマップ法を理解し、課題テーマからブランチを展開して情報を深掘りする。多様な視点を得て、独自のビジュアル表現へとつなげる。 (マインドマップ、アイデア、ラフスケッチ、作品化) 
【理解度確認】課題作成、提出
7 マンダラートを用いて、多次元的な発想が出来る。  3×3升の中心にアイテムを配置し、派生する64のバリエーションを展開する。その中から数点を選び、ブラッシュアップして複数案のピクトグラムをデザインする。 (アイデアスケッチ、コンセプト、マンダラート、作品化)  
【理解度確認】課題作成
8 マンダラートを用いて、多次元的な発想が出来る。  3×3升の中心にアイテムを配置し、派生する64のバリエーションを展開する。その中から数点を選び、ブラッシュアップして複数案のピクトグラムをデザインする。 (アイデアスケッチ、コンセプト、マンダラート、作品化)  
【理解度確認】課題作成、提出
9 多様なキャッチコピーを発想し、そこからビジュアル案を制作出来る。  コピーの役割は「何を」「どう伝えるか」である。コピーによってビジュアルは大きく変化する。隠喩、直喩、反語などの手法を活用しキャッチコピーを考案し、それを基にビジュアルを発想する。 (コピーバリエーション、アイデアスケッチ、作品化) 
【理解度確認】課題作成
10 多様なキャッチコピーを発想し、そこからビジュアル案を制作出来る。  コピーの役割は「何を」「どう伝えるか」である。コピーによってビジュアルは大きく変化する。隠喩、直喩、反語などの手法を活用しキャッチコピーを考案し、それを基にビジュアルを発想する。 (コピーバリエーション、アイデアスケッチ、作品化) 
【理解度確認】課題作成、提出
11 商品の特徴を9つのキーワードを切り口として可視化。 広告ビジュアルを作成出来る。  例として「芯の折れにくいシャープペンシル」を題材とし、「擬人化」「非日常」「数字」「意外性」など9つの切り口から発想する。多様な視点から広告ビジュアルを創出する。 (アイデアスケッチ、バリエーション、作品化)  
【理解度確認】課題作成
12 商品の特徴を9つのキーワードを切り口として可視化。 広告ビジュアルを作成出来る。  例として「芯の折れにくいシャープペンシル」を題材とし、「擬人化」「非日常」「数字」「意外性」など9つの切り口から発想する。多様な視点から広告ビジュアルを創出する。 (アイデアスケッチ、バリエーション、作品化)  
【理解度確認】課題作成、提出
13 数値テキストをダイヤグラム化し、インフォグラフィックを作成出来る。  テーマは「データテキストの視覚化」である。与えられたデータを解釈し、インフォグラフィック的表現へと変換する。 (データ解釈、アイデアスケッチ、作品化) 
【理解度確認】課題作成
14 数値テキストをダイヤグラム化し、インフォグラフィックを作成出来る。  テーマは「データテキストの視覚化」である。与えられたデータを解釈し、インフォグラフィック的表現へと変換する。 (データ解釈、アイデアスケッチ、作品化) 
【理解度確認】課題作成、提出
15 1年間の学習を総括し、最も発想に優れた課題を発表出来る。  ご自身の課題作品のプレゼンテーションを行い、質疑応答を経て全体講評を行う。  
【理解度確認】作品評価、プレゼンテーション