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シラバス

グラフィックデザイン科 2025年度入学生

科目名 進級制作 作成日 2025/09/10
区分 必修 実習/演習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 2駒
実習・実験駒数/週 2駒
合計駒数/週 4駒
総時間数 120時間
総単位数 6単位
企業連携
授業の目的 1.実案件に近い課題で仕事の流れを学ぶ。 2.前後期の学びを応用し、進級レベルに見合う作品を制作する。 3.ポートフォリオ用の主要作品として企画成果物を完成させる。 4.チームビルディングを通じて協力する力を育む。
到達目標 1.連携企業から提供された課題に対し、一連のワークフローを通じて経験を積み、成果物に集約出来るようになる。 2.調査、企画、制作、プレゼンテーションなどのプロセスを習得し、企業やユーザーの要望に応える価値を創出するスキルを磨く。 3.総合的な作品制作のスキルと課題理解力を向上させ、企業の期待に応じる中で、オリジナリティを発揮出来るようになる。 4.ユーザーストーリーマッピング、モリサワフォントの扱い、入稿データ作りや企画書制作などのスキルが実践レベルで扱えるようになる。 5.企業に対しての交流やプレゼンテーションを通してビジネスマナーの基礎が実践出来るようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  %  % 70%  % 30%  %
評価基準
①クライアントが提示した課題内容を理解し、適切なターゲット、表現を選択出来る。 ②クライアントに対して適宜プレゼンテーションが出来る。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 佐藤 輝幸 井上 順子 植田 誠一 岩屋 民穂 
テキスト・参考文献 オリジナル教材
実務経験有無  
井上 順子 デザイン思考 上級ファシリテーター 一般社団法人デザイン思考研究所(現アイリーニマネージメントスクール) 佐藤 輝幸 グラフィックデザイナーとして、10年以上の経験を持ち、カタログ、広告全般を主に手掛け、ディレクター経験も豊富。 岩屋 民穂 グラフィックデザイナー、アートディレクターとして2002年より独立し活動。 音楽、アパレル、アニメーション等、エンターテインメントや広告分野で グラフィックを制作。また多くのブランド・企業とのチームアップにより様々なコラボレーションを提案し続けている。 
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ユーザーやクライアントの目線を意識したうえで、課題について調査・分析が出来るようになる。  授業ガイダンス、ヒアリングシートの作成。 カスタマージャーニーマップの練習。 課題オリエンテーション。 
【理解度確認】ヒアリングシート、カスタマージャーニーマップの提出。
2 チームビルディングを通して、集団の中での役割を意識出来るようになる。 課題をもとにWebやAIを駆使して市場調査を行い、現状を分析出来るようになる。  チームビルディング、Web市場調査。 
【理解度確認】チームビルディング、調査の状況観察。
3 現地調査やブレインストーミングを通して、他人の視点や意見から、新たな気づきを得ることが出来るようになる。  現地調査、ブレインストーミング。 
【理解度確認】現地調査の同行、ブレインストーミングの進捗確認。
4 調査結果を分析し、各フレームワークに当てはめたまとめ方が出来るようになる。 自分の気付きや、問いの設定、解決策を企画書にまとめられるようになる。  ペルソナ、シナリオ、ムードボード、カスタマージャーニーマップなどの作成。 企画書の作成。 
【理解度確認】企画書の途中経過確認。
5 調査結果を分析し、各フレームワークに当てはめたまとめ方が出来るようになる。 自分の気付きや、問いの設定、解決策を企画書にまとめられるようになる。  ペルソナ、シナリオ、ムードボード、カスタマージャーニーマップなどの作成。 企画書の作成。 
【理解度確認】企画書の途中経過確認。
6 教員からのフィードバックを受け、企画書のブラッシュアップが出来るようになる。 模擬プレゼンを経験し、準備の大切さを意識出来るようになる。  企画書のフィードバック、ブラッシュアップ、完成。模擬プレゼン。 
【理解度確認】企画書の提出。模擬プレゼンの確認。
7 産学連携先企業に対して作品の企画趣旨等を説明出来るようになる。 他のメンバーの発表時にも、傾聴力を持ってプレゼンテーションに参加出来るようになる。  企画プレゼンテーション。 
【理解度確認】プレゼンテーションの評価。
8 プレゼンの反省やチームメンバーの助言から気づきを得られるようになる。また、チームメンバーに対して的確な助言が出来るようになる。 産学連携企業からのアドバイスを企画書に反映し、計画的な作品制作を行い、都度教員にチェックしてもらえるような進行が出来るようになる。  チーム反省会。 作品制作開始。 
【理解度確認】作品のプロトタイピングの進捗確認。
9 企業に対して建設的な議論が出来るようになる。  企業中間チェック。 作品のビジュアル制作の進捗を確認し、方向性を共有する。 
【理解度確認】企業との中間チェックに同席し、方向性を共有。
10 企業、担当教員のアドバイスをもとにスケジュールを考慮しながらプレゼン出来る完成度にまで作品を仕上げられるようになる。 目的に合わせてモリサワフォントを選べるようになる。  作品のブラッシュアップ。モックアップ制作。 フォントの選定。 
【理解度確認】作品の進捗確認。
11 担当教員や企業との対話を通して、細部までこだわったブラッシュアップが出来るようになる。  作品のブラッシュアップ。 メールでの進捗共有。データ提出。 展示会用プレゼンボード制作開始。 
【理解度確認】作品データの提出。
12 適切な入稿データを作り、データチェックが出来るようになる。  作品データ入稿。 
【理解度確認】入稿データの確認。
13 産学連携企業に対して課題理解の集約ポイントやデザインでのこだわりについてアピール出来る。  最終プレゼンテーション。 
【理解度確認】プレゼンテーションの評価。
14 進級制作展用のプレゼンボードを制作し、これまでの課題理解や制作フローで得た気づきをまとめられるようになる。  展示会用プレゼンボードの制作。展示会準備。 
【理解度確認】プレゼンボードの提出。
15 制作の全体を振り返り、情報を整理したうえでポートフォリオで作品と制作の流れを紹介出来るようになる。  授業振り返り。ポートフォリオ制作。 
【理解度確認】ポートフォリオの提出。