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シラバス

コンピュータグラフィックス研究科 2025年度入学生

科目名 CG制作AⅠ 作成日 2025/03/17
区分 必修 実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 5駒
合計駒数/週 5駒
総時間数 150時間
総単位数 5単位
企業連携
授業の目的 Mayaによる3DCGの基礎技術(モデリングおよびアニメーション)を習得する。
到達目標 ①3DCGの基礎(モデリングからシェーディング、レンダリング)の学習といろいろなモチーフのモデリングが出来る。 ②キーフレームアニメーションによって、3DCGのアニメーションを作成出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 10%  %  % 70%  %  %  % 20%
評価基準
モデリングおよびアニメーションの機能や考え方を理解して課題作品を制作出来るか。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 秋山 正樹,野口 智美,栗田 浩司
テキスト・参考文献  
実務経験有無  
【秋山正樹】CGデザイナーとしてCG映像制作等の実務経験がある。 【野口智美】CGジェネラリストとして、実写合成、フルCGアニメーション、アニメーションの実務経験がある。 【栗田浩司】CGデザイナーとして、CG映像制作、ゲーム制作等の実務経験がある。 
関連科目 2DグラフィックスⅠ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 Mayaの基本操作ができる。オブジェクトの配置、簡単なカメラ・ライト設定およびレンダリングが理解できる。  ガイダンス。インターフェイス、オブジェクトの表示方法、オブジェクトの選択と編集方法、カメラ操作、グループ化、アウトライナの使い方、チャンネルボックス、シーンの保存、オブジェクト名前の編集、ピボットポイントの編集、オブジェクトの複製、階層構造、ハイパーシェードを使用してライトの配置からレンダリングまでを学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
2 スムースメッシュプレビューを用いた回転体のモデリングができる。  モデリングツールキットを用いた基礎的なモデリング手法、および、基本的なArnoldシェーダーの扱い、レンダリング設定を学習させる。 
【理解度確認】課題「おもちゃのロボット」
3 三面図とイメージプレーンを用いたモデリングができる。  プロジェクト設定とその意義、テクスチャの利用、三面図を用いた造形手法について学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
4 静物画風のL/O設計ができる。オブジェクトのUV展開ができる。リファレンスを用いた疎結合なシーン構築ができる。  画面設計についての基礎、リファレンスを機能を使ったアセットの外部化、モデリングとUV展開についての基礎を学習させる。 
【理解度確認】課題「テーブルトップ」
5 多様なUV展開に対応できる。  様々な形状のモデリング~UV展開までを反復練習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
6 様々なテクスチャを利用したArnoldシェーダー設定、デノイズをふまえたライティングやレンダリング設定ができる。  テクスチャを用いたArnoldマテリアルの設定を学習させるとともに、PBRシェーダーを成立させるためのテクスチャ制作技法の学習意義について理解させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
7 Substance Painterを用いたテクスチャを生成できる。①   Substance Painterの基本的な用法を学び、PBRシェーダーに対応したテクスチャの生成手法について学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
8 Substance Painterを用いたテクスチャを生成できる。②  アンカーポイントなどのSubstance Painterの応用的な手法を学習させ、モデリングからの一貫したワークフローとして反復練習させる。 
【理解度確認】課題「身の回り2m四方」
9 nClothをモデリングに利用できる。  シミュレーションをモデリングに利用する意義について理解させ、その具体的な手法について学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
10 基本的なアニメーション関連の操作ができる。  グラフエディタの使い方、キーフレームアニメーション、キャラクターのポージングについての考え方やプレイブラストの出力方法を学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
11 サイクルモーションやセカンダリーモーションの実装ができる。  歩きモーションや振り子モーションの実装方法について学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
12 カット制作について必要な技法を理解し、実装できる。  カメラワークによる演出技法 および FK/IKスイッチ、コンストレインなどのアニメーションに必要な応用技法について学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
13 基礎的なスキニングについて必要な技法を理解でき、実装できる。  ローポリゴンモデルのスキニング手法について学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
14 手、顔、髪などをローポリゴンで作成できる。  ローポリゴンモデルのモデリング技法について学習させる。 
【理解度確認】練習課題の提出および確認質問
15 ローポリゴンモデリングでキャラクターの全身を実装できる。  これまでに学習した内容を総合し、キャラクター制作のモデリングからスキニングまで一貫したワークフローを確認する。 
【理解度確認】課題「キャラクターorアニメーション」