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シラバス

Webデザイン科 2025年度入学生

科目名 Webアプリケーション制作Ⅰ 作成日 2025/03/07
区分 必修 実習
開催時期 1年次 後期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 1単位
企業連携
授業の目的 この授業では主にReactを用いてWebアプリケーションやデスクトップアプリケーションの作成方法を学習し、同時にNode.jsやそのエコシステムの利用方法を学習することを目的とする
到達目標 ReactおよびNext.jsを用いてWebサイトやWebアプリケーションを作成することが出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 40% 50%  %  % 10%
評価基準
①Reactの基本を理解した上でReactを用いたWebアプリケーション制作ができること。 ②GitとGitHubを理解し開発時に適切に利用ができること。 ③VS Code、Node.jsを用いて自ら開発環境構築が出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 川島 温哉
テキスト・参考文献 https://jsprimer.net/ このサイトに書かれている事が一通り理解出来ている事が望ましい。
実務経験有無  
Webアプリケーションやスマートフォンアプリの開発に従事した実務経験がある。その経験から得た知識やスキルを活かして、本科目のアプリ開発に対する実践的な教育を行う。  
関連科目 JavaScript実習、HTML&CSS実習、WebアプリケーションⅡ、サーバーサイドプログラミングⅠ、サーバーサイドプログラミングⅡ   履修前提 前期で行うJavaScript実習の知識が身についていることが前提となる。  

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 前期に学習したJavaScriptの基本項目を用いて基本的なプログラミングが出来る。  ・前期で学んだJavaScript基本概念(変数、関数、オブジェクト、配列など)の復習 ・本コースの目的・全体像、今後の進め方・使用ツール(VS Code、Gitなど)の紹介  
【理解度確認】課題
2 Reactの基本概念を理解し、JSXを使ってコンポーネントを構築できる。  ・Viteを用いたReactプロジェクトのセットアップ ・Reactの基礎(コンポーネント、JSX、仮想DOM)の概要説明  
【理解度確認】課題
3 JSXの詳細とコンポーネント設計、関数型プログラミングの理解  ・JSXの記述方法、propsによるデータ受け渡しの詳細解説 ・関数コンポーネントを用いたコンポーネント分割と再利用の実践 ・純関数の考え方、関数型プログラミングの基本(副作用の排除、イミュータブルなデータ管理)の解説  
【理解度確認】課題
4 useState、useEffectを用いて簡易的なtodoリストを作成することができる。  ・useStateとuseEffectの使い方 ・コンポーネントライフサイクルの基本概念 
【理解度確認】課題
5 複数コンポーネント間での状態共有とTodoリストの実装ができる  ・Todoリストアプリの設計と実装(タスクの追加、削除、完了マーク) ・親子コンポーネント間のデータ連携とイベント伝播の実践  
【理解度確認】課題
6 最新AI支援ツールを用いて効率的な開発ができる  ・GitHub Copilot、ChatGPTなどのAIツールの導入方法と基本的な使い方の解説 ・AIツールを用いたコード生成、デバッグ、リファクタリングのハンズオン演習  
【理解度確認】 
7 モジュール化とプロジェクト構造の整理  ・ES Modules(default export、named export)の基本と活用法 ・Viteプロジェクト内でのファイル・フォルダ構成の最適化 ・既存コードのリファクタリング演習  
【理解度確認】課題
8 SPAの基本ルーティング(静的ルーティング)の実装  ・React Routerを用いた基本的なルート定義とページ間ナビゲーションの解説 ・シンプルな複数ページから成るアプリの作成  
【理解度確認】課題
9 外部APIとの連携と非同期データ取得の実践  ・fetch APIを利用した外部API(例:天気情報)のデータ取得と表示の実装 ・APIキー、エラーハンドリング、非同期処理の基本解説  
【理解度確認】課題
10 ブラウザでのデータ永続化技術の習得(localStorageとSQLiteなど)  ・localStorageの基本利用法とその制約の説明 ・最新のWASM版SQLiteの導入と基本的なCRUD操作  
【理解度確認】課題
11 Next.js入門:基本概念と静的(ファイルベース)ルーティングの理解  ・Next.jsの概要、SSR・SSGの基本概念の説明 ・Next.jsプロジェクトのセットアップと静的ページの作成(ファイルベースルーティング) ・React Routerとの違いの紹介  
【理解度確認】課題
12 Next.jsの高度なルーティング(動的ルーティング)とデータフェッチの基礎  ・Next.jsにおける動的ルーティングの仕組みと設定方法の解説 ・データフェッチの基本演習 ・簡単な動的ルートの実装  
【理解度確認】課題
13 統合実践演習:ルーティング、API連携、永続化の要素を統合したミニプロジェクトの制作   ・これまでの内容(コンポーネント設計、状態管理、ルーティング、API連携、データ永続化、AIツール活用)を統合した小規模アプリの実装演習 
【理解度確認】課題
14 統合実践演習:ルーティング、API連携、永続化の要素を統合したミニプロジェクトの制作  ・これまでの全トピック(関数コンポーネント、純関数、状態管理、ルーティング、API連携、永続化、Next.js)の復習 ・ハンズオンでのデバッグ演習、ペアプログラミングによる相互レビュー  
【理解度確認】課題
15 応用実践とフォローアップ演習(総合演習)  ・アプリの実装(それぞれ自分のレベルに合わせてアプリを作成する) ・localStorageやルーティングなど、これまでの内容の応用問題に取り組む実践演習 
【理解度確認】課題