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シラバス

Webデザイン科 2025年度入学生

科目名 Webアプリケーション制作Ⅱ 作成日 2025/03/10
区分 必修 実習
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 3駒
合計駒数/週 3駒
総時間数 90時間
総単位数 3単位
企業連携
授業の目的 主にフロントエンドの技術を用いてWebアプリやスマートフォンアプリの開発をする。Expoを用いたSPA、コンポーネントによるUIの構築 、mBaasとの連携、GitとGithubによるバージョン管理とチームによる開発手法を習得することを目的とする
到達目標 CLIから適切なnpmモジュールをインストールし自らアプリの開発環境を構築出来る。 フロントエンドの技術を用いてオリジナルのアプリを完成させる。 Web APIやmBaaS等を用いてアプリケーションの機能を適切に実装することが出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 20% 50%  % 10% 20%
評価基準
①ReactやExpoの特徴を理解した上でJSXとコンポーネントを利用し、適切にアプリケーションを構築出来ること。 ②CLIから必要なnpmモジュールをインストールし、アプリ開発の環境を自ら構築出来ること。 ③GitとGitHubを利用し、適切なバージョン管理とグループ内での共同開発が出来ること。 ④UXDを基にアプリ全体のフローやUIのデザインが適切に出来ること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 川島 温哉
テキスト・参考文献 オリジナル教材 [参考文献]Gitが、おもしろいほどわかる基本の使い方33 改訂新版(MdN)
実務経験有無  
Webアプリケーションやスマートフォンアプリの開発に従事した実務経験がある。その経験から得た知識やスキルを活かして、本科目のアプリ開発に対する実践的な教育を行う。 
関連科目 HTML&CSS実習、JavaScript実習、Webアプリケーション l、サーバーサイドプログラミング l、サーバーサイドプログラミングⅡ   履修前提 Webアプリケーション l、サーバーサイドプログラミング l  

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ExpoとReact Nativeの基礎理解、環境設定ができる  ・コース概要の説明 ・React NativeとExpoの特徴紹介 ・開発環境(Node.js、Expo CLI等)のセットアップ 
【理解度確認】課題
2 Expoの基本機能とコンポーネントを理解し、シンプルなミニアプリの基礎を構築できる  ・Expoの基本操作と開発フローの解説 ・基本コンポーネント(View, Text, Imageなど)の利用方法とスタイリング 
【理解度確認】課題
3 Expo Routerを用いた複数画面構成のアプリを作成できるようになる  ・Expo Routerの基本概念と設定方法 ・複数画面を作成し、画面遷移の実装 ・画面間でのパラメータ受け渡しの実習 
【理解度確認】課題
4 Expo APIの利用方法を理解し、カメラ機能とAsync Storageを使った実装ができるようになる  ・Expo Camera APIの導入と実際の撮影機能実装 ・Async Storageを用いたシンプルなデータ保存 ・画像の保存・表示等 
【理解度確認】課題
5 これまでの学びを統合し、シンプルなミニアプリを作成できるようになる  ・簡単なミニアプリを作成する ・基本コンポーネント、イベント処理の応用 
【理解度確認】課題
6 状態管理の基本概念を理解し、Zustandを用いたグローバル状態管理ができるようになる  ・Zustandの導入とストアの作成 ・状態管理の意義とデータ共有の実践 
【理解度確認】課題
7 Zustandを活用して、複数画面間でのデータ受け渡しと管理ができるようになる  ・Expo RouterとZustandを組み合わせた複数画面構成の実装 ・複数画面でのデータの受け渡し ・状態の同期と更新 
【理解度確認】課題
8 Firebaseの基本設定と認証機能を実装できるようになる  ・Firebaseプロジェクトの作成と初期設定 ・Firebase Authenticationの基本 ・認証機能の簡単なサンプル実装 
【理解度確認】課題
9 Firebaseを利用して、データ保存とリアルタイム取得ができる  ・Firebase Firestore(またはRealtime Database)の導入 ・データのCRUD操作の実装 
【理解度確認】課題
10 グループプロジェクトの要件定義、アイデア出し、プロジェクト計画の立案ができるようになる  グループ制作(1) ・プロジェクトの要件定義とアイデアブレインストーミング ・ワイヤーフレーム作成、プロジェクトスケジュール策定 ・使用ツールと技術的調査 ・役割分担の検討 
【理解度確認】課題
11 グループプロジェクトの初期開発環境を構築し、基本的なUIの実装ができるようになる  グループ制作(2) ・プロジェクト環境のセットアップ(Expoプロジェクト作成、バージョン管理の設定) ・基本画面の作成とExpo Routerを用いた画面遷移の実装 
【理解度確認】課題
12 グループ内で作業を分担し効率的にプロジェクトを進めることが出来る。  グループ制作(3) ・各グループ毎に実装を行う ・データの取得・表示、エラー処理、パフォーマンス改善の検討 
【理解度確認】課題
13 プロジェクトの機能追加、UI改善、テスト・デバッグを完了できるようになる  グループ制作(4) ・ユーザーインターフェースの改善 ・追加機能の実装 ・テスト、デバッグ、コードのリファクタリング 
【理解度確認】課題
14 プロジェクトの作品を最終的にブラッシュアップし、完成度を高める  グループ制作(5) ・UI/UXの最終調整、コードの整備、パフォーマンス最適化 ・最終フィードバックを反映した改善作業 
【理解度確認】課題
15 グループプロジェクトの成果を発表し、フィードバックを受ける。適切にプレゼンテーションが出来る  ・各グループによるプレゼンテーション ・完成アプリのデモ実施、質疑応答とフィードバックセッション 
【理解度確認】プレゼンテーション