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シラバス

Webデザイン科 2025年度入学生

科目名 HTML & CSS実習 作成日 2025/03/06
区分 必修 実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 0駒
実習・実験駒数/週 4駒
合計駒数/週 4駒
総時間数 120時間
総単位数 4単位
企業連携
授業の目的 Webサイトの根幹であるHTMLとCSSの正しい知識とスキルを習得することを目的とする。
到達目標 HTML Living Standardに準拠した適切なマークアップが出来る。 CSSを使って自在にレイアウトを組む事が出来る。 HTML、CSS、JSそれぞれの役割を理解し、標準仕様に沿ったWebサイトを作成することが出来る。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 40% 10%  % 10% 30%  %  % 10%
評価基準
①文章構造に沿った適切なマークアップができること。 ②CSSを使ってレイアウト、デザインを組む事ができること。 ③WebにおけるHTML、CSS、JSのそれぞれの役割を説明できること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 川島 温哉
テキスト・参考文献 できるポケット Web制作必携 HTML&CSS全事典
実務経験有無  
Webディレクター、フロントエンドエンジニアとして数々の企業サイトの構築に従事。その経験から本科目の実習において現場で使えるスキルを身につけられるよう実践的な教育を行う。 
関連科目 JavaScript実習、Webアプリケーション制作Ⅰ、Webアプリケーション制作Ⅱ、サーバーサイドプログラミングⅠ、サーバーサイドプログラミングⅡ   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 HTMLの基本書式のルールを理解し適切に記述できる。ごく簡単なHTMLを使ったページを作成出来る。   ・Web制作の基本概念(クライアント・サーバの仕組み、ブラウザの役割) ・HTMLの役割、基本構造(html, head, body) ・Visual Studio codeの基本操作  
【理解度確認】課題: 自己紹介ページの作成
2 良く使われるHTML要素の意味とその役割を説明出来る。それらの要素を使い簡単なページを作成出来る。   Webサイトで良く使われるHTMLの頻出要素について学ぶ。 ・見出し、段落、リスト、画像、リンクなど主要タグの解説 ・適切なマークアップ、文章構造 ・【AI活用】簡単なコード例をAIツールで生成・確認する方法 
【理解度確認】課題: 自己紹介ページの作成
3 複数ページを使い相互にリンクを設定できる。相対パス、絶対パスの違いを説明出来る。  ・相対パスと絶対パスの違い ・ナビゲーションの作り方と内部リンクの設定 ・フォルダ構造 ・【AI活用】リンク構造の最適化アドバイスをAIに問い合わせる  
【理解度確認】課題:複数ページで構成される小規模サイトを作成し、ページ間リンクを実装
4 セクショニングコンテンツに属する要素の役割とアウトラインの仕組みを説明出来る。それらの要素を適切に使い文章構造に沿ったマークアップが出来る。   ・HTML5のセマンティック要素(header, nav, main, article, section, footerなど)の紹介 ・tableの作り方 ・アクセシビリティの基本とSEO対策  
【理解度確認】課題、確認テスト
5 CSSを用いて文字の大きさや色、背景などを変えることが出来る。 idとclassを適切に使い分けることが出来る   ・CSSの導入、基本書式、セレクタの使い方 ・文字色、背景、フォント、レイアウトの基本的なプロパティ ・【AI活用】AIを活用したスタイルシートの書き方 
【理解度確認】課題
6 CSSの優先度を理解し、基本的なセレクタを使うことが出来る。 簡単なレイアウトを組むことが出来る。   ・ボックスモデル(margin, padding, border)の詳細 ・レイアウトの基礎概念と基本プロパティ ・ボックスモデルの視覚化ツールの利用方法  
【理解度確認】課題
7 CSS Gridを使い簡単なレイアウトを組む事が出来る。  ・Gridレイアウトの基本概念、グリッドライン、エリア指定などの解説 ・複雑なレイアウトの作成手法 ・【AI活用】Gridのレイアウト例やプロパティの最適な組み合わせをAIで確認。  
【理解度確認】課題
8 Flexboxを使い、簡単なレイアウトを組む事が出来る。   ・Flexboxの基本概念、プロパティ(justify-content, align-itemsなど)の解説 ・実践的なレイアウト(ナビゲーションバーやカードレイアウトなど)の構築 ・【AI活用】AIを活用したレイアウト作成 
【理解度確認】課題
9 float、positionプロパティを使ったレイアウトを組む事が出来る。  ・float、positionプロパティの特徴と利用方法について学ぶ。 ・float、positionそれぞれの使い所と、レイアウトの組み方を学ぶ ・【AI活用】動きを加えるためのコードスニペット生成をAIで実践  
【理解度確認】課題
10 擬似クラス・擬似要素の違いを理解し、それらを用いてCSSを組むことが出来る。簡単なエフェクトやアニメーションを実装できる  ・疑似クラス・疑似要素の利用法(:hover, :focus など) ・基本的なトランジションやアニメーションの実装 ・【AI活用】動きを加えるためのコードスニペット生成をAIで実践  
【理解度確認】課題
11 RWDの技術を理解し、基本的なRWDのサイトを作成する事ができる。   ・メディアクエリの使い方、ブレイクポイントの設定 ・スマホ・タブレット対応のレイアウト設計 ・【AI活用】レスポンシブデザインのコーディングをAIを活用しつつ実践 
【理解度確認】課題
12 Gitによるバージョン管理方法を理解し、GitHubとの連携および簡易的なデプロイまで出来る。   ・Gitの基本的な仕組みと使い方 ・Gitによるバージョン管理、VS Code上での設定と活用 ・ローカル環境からGitHubと連携しデプロイまでを学ぶ 
【理解度確認】課題
13 FiigmaやPhotoshopなどでデザインを作成し、それを適切にコーディングすることが出来る。   ・Webサイトの企画立案、情報整理、ワイヤーフレーム作成の方法 ・【AI活用】デザインのアイデア出しやフィードバックの受け方の解説  
【理解度確認】課題
14 企画から設計、デザインとワークフローを理解した上で適切にWebサイトを制作出来る。  ・企画に基づいたサイト制作(HTML/CSSでのコーディング) ・AIツールを活用したコードの最適化、エラー修正の実践 ・【個別指導】講師とのフィードバックを元に、プロジェクトをブラッシュアップ 
【理解度確認】課題
15 企画の内容、作成した作品について的確にプレゼン出来る。   ・作品プレセンテーション (制作過程、工夫点、AI活用の事例などの共有) ・ピアレビューと講評、今後の学習へのフィードバック  
【理解度確認】 プレゼンテーションおよび、作品データの提出