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シラバス

ゲーム制作科 2025年度入学生

科目名 C言語Ⅰ 作成日 2025/03/17
区分 必修 講義/実習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 1駒
合計駒数/週 2駒
総時間数 60時間
総単位数 3単位
企業連携
授業の目的 C言語の変数・条件分岐・ループ処理・関数といった基礎構文について、講義、実習課題、定期テストを通して学習し、プログラムの読み書きが出来るようになることを目的とする。
到達目標 C言語の変数・条件分岐・ループ・関数を活用し、コンソール(黒い画面)上で動作するじゃんけんゲームを作成出来ることを目標とする。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  %  % 25%  %  %  % 25%
評価基準
下記の項目①~④全てを達成して単位取得とし、③・④の合計点によって秀・優・良・可の評価を行う。 ①講義・実習合わせて85%以上出席する。 ②教員が指定する実習課題(pdfデータで配布)を全て提出する。 ③中間テスト(変数・条件分岐)で60点以上を取得する。 ④期末テスト(配列・ループ処理・関数)で60点以上を取得する。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 三浦 優紀、後藤 良和、松島 秀夫、今田 明洋
テキスト・参考文献 C言語Ⅰテキスト(ピンク、日本電子専門学校) やさしいC++ 第5版(SBクリエイティブ)
実務経験有無  
三浦 優紀 ゲーム開発会社(デベロッパー)において、2Dスマートフォンのゲーム開発に携わった経験や、ゲームで使われるデータベースの設計も担当した。これらの経験を活かして、職業実践的な教育を行う。 今田 明洋 大手ゲーム開発会社において、C++でのゲーム開発の実務に携わり、家庭用ゲームタイトル開発の他、複数企業でUnityやUnrealEngineを用いたタイトル開発実績がある。これらの経験を活かして、職業実践的な教育を行う。  
関連科目 C言語Ⅱ  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ①cppファイルにプログラムを書き、「Microsoft Visual Studio」の「ビルド」で、exeファイルを作成出来る。  ①この授業で学習する内容と、評価方法について説明する。 ②オンライン講義の受け方・ルールについて説明する。 ③実習の進め方・取り組む内容について説明する。 ④プログラム言語、プログラミングとは何かについて、説明する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
2 ①「std::cout」でコンソール(黒い画面)に文字列を出力するプログラムを作成出来る。 ②C言語のプログラムで四則演算(+-×÷)を行うことが出来る。  ①cppファイルから、コンパイル、リンクを経てexeファイルが出来るまでの流れについて学習する。 ②「#include」「main関数」「std::cout」について学習する。 ③C言語における四則演算(+-×÷)の法則について学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
3 ①int型・float型・double型を適切に使い分けることが出来る。 ②変数を宣言・値を代入(初期化)できる。 ③変数に値を再度代入したときの法則性について説明できる。  ①C言語におけるデータ型の種類と、用途について学習する。 ②変数とは何か、および、変数の宣言・代入の構文を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
4 ①「std::cin」でコンソール(黒い画面)から値を入力するプログラムを作成出来る。 ②加算代入演算子(+=)で変数の値を操作出来る。 ③インクリメント演算子(++)デクリメント演算子(--)で変数の値を操作出来る。  ①「std::cin」の機能を学習する。 ②加算代入演算子、インクリメント演算子、デクリメント演算子について学習する。 ③型キャストの構文と使い方について学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
5 ①比較演算子(==、!=、>、<、>=、<=)を使った条件式を作成出来る。 ②if文で条件分岐するプログラムを作成出来る。 ③if文・else文で2択の条件分岐をするプログラムを作成出来る。 ④switch文で多数の条件分岐をするプログラムを作成出来る。  ①条件式の構文を学習する。 ②真偽値(bool型)について学習する。 ③比較演算子の種類と、それぞれの意味について学習する。 ④if文・else文の構文を学習する。 ⑤switch文の構文を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
6 ①if文・else if文・else文で多数の条件分岐をするプログラムを作成出来る。 ②論理演算子「&&」で、値の範囲チェックを行う条件式を作成出来る。 ③論理演算子「||」で、特定の値のみ真となるような条件式を作成出来る。  ①else if文の構文を学習する。 ②論理演算子の種類と、それぞれの意味について学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
7 ①変数ごとの寿命(スコープ)をソースコードから読み取ることが出来る。 ②「ローカル変数」「グローバル変数」を適切に使い分けることが出来る。 ③適切なスコープでの変数宣言が出来る。  ①スコープ・ブロックについて学習する。 ②中間テストに向け、これまでの内容の復習を行う。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
8 ①for文で、任意の回数繰り返すループ処理を作成出来る。 ②ループごとに、for文のカウンタ変数「i」の値を把握出来る。  ①ループ処理とは何か、学習する。 ②for文の構文を学習する。 
【理解度確認】実習時の提出課題の結果及び中間テストの結果にて確認が出来る。
9 ①配列の宣言・初期化が出来る。 ②添え字で、配列の各要素の値を参照出来る。 ③配列とfor文を組み合わせ、配列の各要素の値を順番に参照し、出力出来る。  ①配列とは何か、および配列の宣言・初期化の構文を学習する。 ②添え字で配列の要素を参照する方法を学習する。 ③for文を使い配列の要素を順番に参照する方法を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
10 ①while文で、適切な値が入力されるまで入力を繰り返すループ処理を作成出来る。 ②デバッガを活用し、処理を1行ずつ行うことが出来る。 ③デバッガを活用し、変数の値の読み取り、書き換えが出来る。  ①while文の構文を学習する。 ②「Microsoft Visual Studio」におけるデバッガの使い方を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
11 ①構造体の定義、および、定義した構造体での変数宣言が出来る。 ②ドット演算子で構造体変数が持つメンバー変数を参照出来る。 ③列挙型の定義、および、定義した列挙型での変数宣言が出来る。 ④列挙型の変数と列挙型の値で、if文の条件式を作成出来る。  ①型を定義するメリットについて学習する。 ②構造体の定義、および、構造体の変数宣言の構文を学習する。 ③列挙型の定義、および、列挙型の変数宣言の構文を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
12 ①標準ライブラリの関数について、対応するヘッダーファイルをインクルードし、呼び出すことが出来る。 ②「rand関数」など、引数がない関数を呼び出すことが出来る。 ③「max関数」など、引数がある関数に、適切な引数をつけて呼び出すことが出来る。 ④「srand関数」など、戻り値がない関数を呼び出すことが出来る。  ①C言語における関数とは何か、説明する。 ②「関数の呼び出し」の構文を学習する。 ③標準ライブラリの関数をいくつか題材とし、活用する方法を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
13 ①戻り値がない関数を定義出来る。 ②定義する関数に対して、適切に引数をつけることが出来る。 ③定義した関数の呼び出しが出来る。  ①戻り値がない関数定義の構文を学習する。 ②定義した関数を呼び出す方法を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
14 ①戻り値がある関数を定義出来る。 ②定義する関数に対して、適切に戻り値・引数をつけることが出来る。 ③関数の戻り値を変数に代入したり、if文の条件式に組み込むことが出来る。  ①戻り値がある関数定義の構文を学習する。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。
15 ①これまで学んだ内容を使い、コンソール(黒い画面)で動作するじゃんけんゲームを作成出来る。  ①期末テストに向け、これまで学んだ内容の復習を行う。 
【理解度確認】実習時、提出課題の結果にて確認が出来る。