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シラバス

モバイルアプリケーション開発科 2025年度入学生

科目名 ビジネス企画Ⅱ 作成日 2025/03/10
区分 必修 講義/実習
開催時期 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 アプリ開発に必要なスキル(発想力、企画力、企画書作成能力、プレゼンテーション能力)を身につける。
到達目標 発想力、企画力を上げる技法を体得し、自身のアプリ企画が作れるようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 80%  %  %  % 20%
評価基準
①企画の基本的な進め方について説明出来る。 ②ユーザ視点に立った企画を作るための、企画力を身に付けている。 ③説得力のあるアプリの企画書を作成し期限内に提出をした。 ④オリジナリティやイノベーション性の高い企画が立てられた。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 江藤 正典
テキスト・参考文献 ・オリジナル教材 ・「プレゼン思考」小西利行(かんき出版)
実務経験有無  
広告会社における30年以上の職歴の中で、大手・外資・地方・海外クライアントの様々な分野のデザインおよびプランニングとブランディングに携わってきた。また、国内外のデザイン団体の理事やアドバイザー、教育イベントの推進、数多くの海外デザインアワードの審査なども続けてきた。これらの経験を活かした職業実践的なビジネス教育を行う。 
関連科目 ビジネス企画 I、Android卒業制作、iOS卒業制作  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 オリエンテーション 企業、消費者、自分、3つの視点からの、アプリ企画に関してのディスカッション。 ディスカッションを通じ、それぞれのビジョンを描く。  ・クライアントや制作会社は、何のためにアプリ作成や運用を行うのか。目的、効果、現状について。 ・様々なターゲットは、何のためにアプリをダウンロードするのか。目的、効果、現状について。 ・自分自身は、何のために、どのようなアプリを作りたいのか。目的、目標、現実。 
【理解度確認】ディスカッションと発表
2 人を引きつけるビジョンを描く 多かれ少なかれヒットする商品やプロジェクトには、独特の吸引力がある。 新しい発見が驚き・共感・共有につながることを理解する。  ・ターゲット、クライアント、協力者を引きつけるビジョンを描くとはどういうことなのか。 ・イノベーションの必要性についての理解と、実現の可能性について考える。 ・世界観を伝える方法としてのイメージを、「言葉」や「ビジュアル」で伝える方法を理解する。 ・価値観の共有によって何が起こるのか、共有できなければどうなるのか理解する。  
【理解度確認】ディスカッションと発表
3 ビジネスから考えるアプリ企画① クライアントがビジネス上のメリットを期待できるアプリ企画が最初の個人課題。 自分で選ぶこと・調べること・洞察すること、自発的な姿勢を身につける。  ・想定クライアントの、強み・弱み・競合・追い風・逆風・ファン・アンチなど現状について調べる。 ・既存アプリとは異なる切り口(イノベーション)を探ってみる。 ・ペルソナを仮定し、AISAS(SNS拡散)、ULSSAS(ユーザー生成コンテンツ)の可能性を考えてみる。 
【理解度確認】個人課題 I:企画進行
4 ビジネスから考えるアプリ企画② 企画書やプレゼンテーションのまとめ方について。一枚企画書で基本構造をまとめ、 プレゼンテーションにはPiREmPaのフォーマットを取り入れる。  ・一枚企画書の作成を通じて、企業・消費者・時代など総合的な視点から解決方法をまとめる。 ・その企画のアイデアが、人を動かす力を持っているかが重要だと認識する。 ・Point/information/Reason/Example/method/Point/actionの型を理解する。 (結論/詳細/理由/具体例/方法/結論/行動喚起という流れのプレゼンテーションを考える) 
【理解度確認】個人課題 I:企画進行
5 ビジネスから考えるアプリ企画③ 企画の取りまとめとアドバイスなど。  ・進行状況の確認とアドバイス。 ・自分で考えてまとめることを重視する。 ・ターゲットを惹きつけ行動を促すようなアイデアには、何が必要か深く考える。 ・イノベーションの可能性があるか検討してみる。 ・魅力的に感じられる見せ方が重要となること。その必要と方法を理解する。 
【理解度確認】個人課題 I:企画進行
6 ビジネスから考えるアプリ企画④ プレゼンテーションによる作品の共有と講評を通じて、ビジネスアプリの可能性について理解する。  ・6W2HやPiREmPaに基づく、わかりやすいプレゼンテーション。 ・企画の核心が何がはっきりとわかること、企業にとってのメリットが納得できること。 ・自分は、何にパッションを持って企画したのかが伝わってくること。 
【理解度確認】個人課題 I:プレゼンテーションと講評
7 消費者インサイトから考えるアプリ企画① 第2の個人課題は、消費者インサイトの洞察から考えるアプリ企画。 消費者の潜在的な不満や無自覚の不満を洞察し、思いがけない解決を提供するもの。  ・仮想ターゲットのペルソナ(ライフスタイル、好み・悩み・不満など)から洞察する。 ・既存のアプリに対して、ターゲットが本当に求めている価値とは何か、今一度考え直してみる。 ・可能であればターゲット層の意見を聞いてみる。 
【理解度確認】個人課題 II:企画進行
8 消費者インサイトから考えるアプリ企画② 全体像を俯瞰し、考えを整理し、その中で思いがけない解決法を見つけ出す。 イメージマップを活用したアイデア発想法を身につける。  ・集まった様々な情報・思い浮かぶ可能性・時代のニーズなどを、イメージマップで検討する。 ・イメージマップでの考察と、その後の洞察を通じて、思いがけない答えを見つけ出す。 ・重要なのは、これまでになかった新しい切り口や解決方法を見つけ出すこと。 
【理解度確認】個人課題 II:企画進行
9 消費者インサイトから考えるアプリ企画③ 企画の取りまとめとアドバイスなど。 具体的なアプリの内容のまとめ込み。  ・進行状況の確認とアドバイス。 ・自分で考えてまとめることを重視する。 ・ターゲットの内面に届き、行動を促すアイデアには何が必要か深く考える。 ・イノベーションの可能性があるか検討してみる。 ・魅力的に感じられる見せ方が重要となること。その必要と方法を理解する。 
【理解度確認】個人課題 II:企画進行
10 消費者インサイトから考えるアプリ企画④ プレゼンテーションによる作品の共有と講評を通じて、消費者インサイトから考える アプリの可能性について理解する。  ・6W2HやPiREmPaに基づく、わかりやすいプレゼンテーション。 ・企画の核心が何がはっきりとわかること、企業にとってのメリットが納得できること。 ・自分は、何にパッションを持って企画したのかが伝わってくること。 
【理解度確認】個人課題 II:企画進行:プレゼンテーションと講評
11 「こんなアプリを作りたい!」という自分の意志からの企画① 最終の個人課題は、自分自身の作りたいアプリの企画。 そもそも自分が作りたいものは何か、情熱を感じる企画を探す。  ・個人が抱えている問題意識が、制作のパッションになる。 ・自分自身が困っていることや、自分にとって最も大事な人のニーズから、考えてみると良い。 ・パッションこそ、プレゼンテーションで最初に語るべきもの。 ・パッションは企画に表れ、制作過程で多くの人を巻き込み、発表後には注目を集める。  
【理解度確認】個人課題 III:企画進行
12 「こんなアプリを作りたい!」という自分の意志からの企画② 一枚企画書、イメージマップなどを通じて、やりたいことを絞り込む。 絞り込んだ企画を、6W2Hに落とし込んで内容を明確にしてゆく。  ・6W2Hにまとめる中で、思いがけないアイデアの必要に迫られる。 ・既成概念を意識的に取り払い、様々な発想転換を試みること。 ・異分子を加える、突然変異を目指す、逆から考えてみる、既存の枠を壊すなど。 
【理解度確認】個人課題 III:企画進行
13 「こんなアプリを作りたい!」という自分の意志からの企画③ 企画の取りまとめとアドバイスなど。 具体的なアプリの内容のまとめ込み。  ・進行状況の確認とアドバイス。 ・自分のパッションを重視する。 ・ターゲットの内面に届き、行動を促すアイデアには何が必要か深く考える。 ・イノベーションの可能性があるか検討してみる。 ・魅力的に感じられる見せ方が重要となること。その必要と方法を理解する。 
【理解度確認】個人課題 III:企画進行
14 「こんなアプリを作りたい!」という自分の意志からの企画④ プレゼンテーションによる作品の共有と講評を通じて、総合的な視点から アプリの可能性について考えてみる。  ・6W2HやPiREmPaに基づく、わかりやすいプレゼンテーション。 ・企画の核心が何がはっきりとわかること、企業にとってのメリットが納得できること。 ・自分は、何にパッションを持って企画したのかが伝わってくること。 
【理解度確認】個人課題 III:企画進行:プレゼンテーションと講評
15 総括とまとめ  ・全体の振り返り。 ・可能性を感じた企画とはどのようなものだったか。 ・学生の意見としてはどうだったか。 
【理解度確認】