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シラバス

ゲーム企画科 2025年度入学生

科目名 プレゼンテーション 作成日 2025/03/14
区分 必修 演習
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 プレゼンテーションスキルの向上を目的とする。
到達目標 プレゼンテーションの実践経験を通して、構成力、伝達力、論理的思考力を習得し、自分の考えを的確に相手に伝えられるようにする。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 25%  %  % 75%  %
評価基準
①プレゼン資料の内容。物事を伝える順番(構成力)と的確な説明(論理的文章)をチェックする ②クライアントへの説明の仕方、伝達力(バーバルとノンバーバルの使い分け)をチェックする
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 村井 生
テキスト・参考文献 資料(ワークシート、構成分析表、プレゼンタイムテーブル)配布
実務経験有無  
ゲーム偉業にてプログラマー、プランナー、ディレクター職を務め、20本以上のゲームタイトルに携わった実務経験あり。 そのキャリアを活かした実践的授業を行う。 
関連科目    履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 自分の身近なものにある「プレゼンテーション」と「発表」を見つける。どのような場面でプレゼンテーションを行っていたか、必要であったかを資料にまとめ発表することが出来る。  プレゼンテーション概論 プレゼンテーションと発表の違いって?  なぜプレゼンテーションが必要なのかをテーマにグルーブワークを行う。 
【理解度確認】提出資料チェック(グループ)
2 「自分自身」を題材にネイティブ、ロジカル、クリティカルの3つの思考法を使い、売りを見つける。自分を商品と見立て、売り込むための資料を作成することが出来る(発表は3ヶ月後)  構成力基本0 アイデアをまとめる3つのシンキング 自己PRを自己紹介だと勘違いしてはいけない。企業が求める自己PRの正体とは何か学ぶ。 
【理解度確認】自己プレゼン資料のベース提出
3 テーマに対するセールスを9つ列挙する。その中で一番売りになるものを選び、選んだ理由とセールスポイントを文章化することが出来る。  構成力基本1 ネイティブシンキング ”拡散と抽出” 街おこし(自分と縁のある地域)をテーマに「自分が伝えたいことはなんなのか」を言語化する。 
【理解度確認】提出資料チェック(個人)
4 売りたいもの(セールスP)をメリットとベネフィットに分け、なぜそれがいいものなのか、売れるのかを説明することが出来る。  構成力基本2 ロジカルシンキング ”脱・なんとなく” 「なぜそれを売りたいのか?」の問いには必ず答えが必要。 「売りたいもの」をわかっている人とわかっていない人の特徴とは? 
【理解度確認】提出資料チェック(個人) 
5 セールスPがターゲットのニーズに合っているか魅力的なものになっているのかをグループディスカッションにて検証することが出来る。  構成力基本3 クリティカルシンキング 「本当にそうなのか?」と疑い検証する力 それが売れると思い込んでいるのは自分だけかも?他者視点を意識する。 
【理解度確認】評価シートを数値化
6 自分の話を他者に聴いてもらうためにはどうすればいいかをグループワークにて話し合うことが出来る。  伝達力基本1 ”あなた”の主張ではなく”相手”の共感 なぜ共感を「持つ」という言葉を使うのか? ”聞く” と ”聴く” の違いとは? 
【理解度確認】提出資料チェック(グループ)
7 体験を通し、どうしてそのような現象が起こるのかをグループで考察しテキストにまとめることが出来る。  伝達力基本2 バーバルとノンバーバル ”印象の大切さ” 表現力はものごとの中身や内容までをも変えてしまう。 同じ内容でも伝える人でなぜか印象が変わってしまう体験をする。 
【理解度確認】提出資料チェック(グループ)
8 既存商品の新たな価値(バリュー)を見つけテキストにまとめることが出来る。  伝達力基本3 ”ダイアモンドトーク ただの石ころに価値をつける方法” なぜ一流の営業マンはなんでも売ることができるのか プレゼンとは「売り手にバリューを教える(与える)」という行為であることを理解する。 
【理解度確認】評価シートを数値化
9 他人のアイデアを売り込んでみる。その時の感情をテキスト化し、グループで議論をすることが出来る。  プレゼン実践1 ”承認欲求の置き処” なぜ他人のアイデアではなく、自分のアイデアでなくてはいけないのか?理由を論理的に考察する。 
【理解度確認】提出資料チェック(グループ)
10 同じアイデアを違う人が売ってみた結果、どこで差が出たのかを分析しテキストにまとめることが出来る。  プレゼン実践1 ”他人だからこそ見えるもの” そのアイデアは誰にでも出せるが、誰にでも売れるわけではない 第三者視点を脳内に作る方法を検証実験から学ぶ。 
【理解度確認】提出資料チェック(個人)
11 構成だけを抽出し、論理的に繋がっているかをグループにて分析。評価シートに落とし込むことが出来る。  プレゼン実践1 他人のアイデアをプレゼンする 構成部分とアイデア部分を分けて評価を行う。評価、フィードバックがなぜ必要なのかを知る。 
【理解度確認】評価シートを数値化
12 学生時にやること(作品制作、自己研鑽)を想定し、自分を売り込むことが出来る。  プレゼン実践2 自己PR(マーケットに売る意識を持つ) 自己PRが事故PRにならないために気をつける3つのこと。 
【理解度確認】評価シートを数値化
13 他者との差別化を入れた自分だけの売りを文章にすることが出来る。  プレゼン実践2 自己PR(ニーズの作り方) 多くの会社があなたに求めていることは?どういう人材と働きたいかを考える。 作品を売ろうとするのではなく、その作品を作った自分を売り込むこと。 
【理解度確認】評価シートを数値化
14 「なぜあなたを買わないと(雇わないと)いけないのか?」の問いに答えることが出来る。  プレゼン実践2 自分プレゼン(プロモーションの基本は他との差別化) あなたをプランナー職で雇う会社はあなたになにを求めているのか?を考える。 Aという商品を売るために他の商品を貶めても意味がない。 
【理解度確認】評価シートを数値化
15 この先の1年間の具体的な目標(数値化と理由)を立てスケジュールを作成、発表することが出来る。  プレゼン実践2 エビデンスなきプレゼンをしないために 近い未来、こういう人間でありたいという目標を立て、現実的にするための具体的プランを考える。 
【理解度確認】夏季期間明けにWBS、ガントチャートを提出