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シラバス

電子応用工学科 2025年度入学生

科目名 コンピュータ基礎および演習 作成日 2025/04/09
区分 必修 講義
開催時期 1年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 Linuxを搭載したPCの操作方法を身につける。併せてワンボードPC Raspberry Piの使用方法を学ぶ。 コマンドを使った操作やプログラムの作成・実行方法を実習を通じて学習する。
到達目標 Linuxで基本的なファイル操作が出来る。併せてプログラムの作成と実行や、基本的なデータベースの操作が出来る。 プログラムを作成してRaspberry Pi上で実行できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 100%  %  %  %  %
評価基準
・Linuxコマンドによるファイル操作や、Vimを用いたテキストファイルの編集が出来る。 ・Linuxコマンドによるプログラムの作成や、コンパイルと実行が出来る。 ・ターミナル上からRaspberry Piに接続し、コマンド操作できる。 ・SQL文でテーブルやレコードの操作、レコードの取得ができる。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 仁多見 怜
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト(電子データで配布)
実務経験有無  
  
関連科目 C言語プログラミング基礎および演習、組込みマイコン基礎、組込みマイコン設計、回路シミュレーション技術、IoT技術、デジタル・データ処理   履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 Linuxコマンドの基本的な書式を説明出来る。 併せてLinuxコマンドによる基本的なコマンド操作が出来る。   【Linuxコマンド:コマンド操作の基礎I】 IoT開発などで必要となるLinuxコマンドの学習を行う。 初回は実行環境の使い方とLinuxコマンドの書式などを解説し、コマンド操作の基本について学ぶ。  
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
2 Linuxコマンドによるディレクトリの移動やファイル操作を行うことが出来る。  【Linuxコマンド:コマンド操作の基礎II】 Linuxコマンドを使ったファイルやディレクトリの操作やディレクトリの移動など、コマンド操作で良く利用するコマンドを学習する。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
3 Vimを使いテキストファイルの編集を行うことが出来る。   【Linuxコマンド:Vim】 ターミナル上でテキストの編集する方法について学習する。 今回はVimを使い方を学び、実際にC言語でプログラムを作成する。併せてコマンドによるコンパイルと実行方法について学習する。  
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
4 Raspberry Piにターミナルから接続してコマンド操作が出来る。 ここまでに学習した内容について説明出来る。  【Raspberry Piの使用】 ターミナル上でRaspberry Piに接続して操作する方法について学習する。 併せてここまで学習した内容をRaspberry Pi上で復習する。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
5 標準入出力とエラーのリダイレクト処理を行うことが出来る。 併せてコマンドでテキストファイルの一部のみを出力することが出来る。  【Linuxコマンド:テキストの入出力】 リダイレクト処理を使ったテキストの編集および閲覧の方法について学習する。 併せてテキストファイルの一部のみを出力する方法について学ぶ。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
6 パイプ処理について説明出来る。 grep,sort,diffコマンドを使用してテキストデータを処理出来る。  【Linuxコマンド:テキスト処理】 テキストの検索方法や、パイプによる複数コマンドを組みあせた効率的な処理について学習する。 併せてテキストデータのソートや差分を取得する方法について学ぶ。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
7 ファイルとディレクトリを検索することが出来る。 適切な圧縮形式でファイルとディレクトリを圧縮することが出来る。 エイリアスについて説明出来る。  【Linuxコマンド:ファイルの検索と圧縮】 ファイルやディレクトリの検索方法と圧縮について学習する。 併せてコマンド入力を効率良く行う機能エイリアスについて学ぶ。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
8 SQL文を用いてデータベースやテーブルの新規作成と、レコードの挿入や、記録したレコードの取得を行うことが出来る。   【データベースの構築I】 RDBMSやSQLについて解説し、データベースの基本的な機能や使い方を学習する。 今回はSQL文を用いて、データベースやテーブルの新規作成やレコード新規挿入や取得などの操作を行う。  
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
9 SQL文を用いてレコードの更新や削除、テーブルやデータベースの削除を行うことが出来る。   【データベースの構築II】 前回に引き続きデータベースの基本的な操作について学習する。 今回はレコードの更新や削除、テーブルやデータベースの削除など操作を行う。  
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
10 選択や射影を用いて、データベースから目的のデータを取得出来る。   【射影・選択】 SELECT文に様々な条件を追加し目的のレコードを取得する選択や、指定したカラムのデータを取得する射影について学習する。 また条件の記述に必要なANDやORや、LIKEやBETWEENなども学ぶ。  
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
11 集約関数を利用したSQL文の記述・実行をして、データ処理を行うことが出来る。   【集約関数】 SQL文で利用可能な組み込み関数について解説する。 ここでは集約関数について学習し、複数のレコードから数値の合計や最大値などを取得する方法について学ぶ。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
12 算術関数や文字列関数を利用したSQL文で、データ処理を行うことが出来る。   【単一行関数I】 レコード1つ1つに対して、処理を行う単一行関数について解説する。 今回は単一行関数の基本的な扱い方と、算術関数や文字列関数について学ぶ。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
13 時間関数を利用したSQL文で、データ処理を行うことが出来る。   【単一行関数II】 まだ扱っていない単一行関数を、前回に引き続き解説する。今回は時間関数などについて学習する。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
14 SQL上で演算処理や、条件分岐処理を行うことが出来る。   【いろいろな処理】 取得するレコードの件数を指定するLIMITや、SQL文による演算処理とCASE式による条件分岐処理について学習する。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。
15 SELECT文でカラムや順序を指定したレコードの取得が出来る。  【並べ替えと集約】 SELECT文の更なる使い方として、ソートを行うORDER BY、グループ化を行うGROUP BYの使い方について学習する。またGROUP BYと集約関数を併用する処理についても学ぶ。 
【理解度確認】【理解度確認】 学習内容に関する演習や小テストを行い、その結果を以て判定する。