授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
データシートを読むことが出来る。 |
(データシートの読解)
デジタルICを利用するために必要なデータシートの読解について学習する。
データシートは英語のものも多いため、読み取りに必要な知識を学ぶ。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
2 |
RS-FFについて説明出来る。 |
(フリップフロップ1)
前期の組み合わせ回路と異なる、入力の前後関係によって出力が変わる順序回路について学習する。
ここでは基本素子であるフリップフロップのひとつ、RSFFについて学ぶ。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
3 |
チャタリング除去回路の設計が出来る。 |
(フリップフロップ2)
スイッチなどで発生するチャタリング現象について理解し、その原因と影響を学習する。
また論理回路を用いたハードウェア的なチャタリング除去手法を学習する。ここではFFを用いた手法について学ぶ。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
4 |
D-ラッチ回路、D-FFの動作について説明出来る。 |
(フリップフロップ3)
デジタル回路で重要な動作となるラッチ動作について学ぶ。
併せてD-FFの動作についても学習する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
5 |
JK-FF、T-FFの動作について説明出来る。 |
(フリップフロップ4)
JK-FFの構造と動作原理について学習する。
併せてカウンタ回路を構成する重要な部品であるT-FFの動作とカウンタ回路の基礎を学習する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
6 |
非同期式カウンタの動作と設計方法について説明出来る。 |
(カウンタ回路1)
非同期式カウンタの動作を学習し、設計手法を学ぶ。
併せてカウンタ回路の用途など触れる。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
7 |
同期式カウンタの動作について説明出来る。 |
(カウンタ回路2)
同期式カウンタの動作および設計手法を学ぶ。
併せて非同期式との違いや使い分けなどについて学習する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
8 |
任意の桁数のカウンタ回路の設計が出来る。 |
(カウンタ回路3)
カウンタ回路の応用として実際に設計を行い、任意の桁数のカウンタ回路を製作する手法を学習する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
9 |
10進カウンタを設計し、7セグメントLEDの制御が出来る。 |
(カウンタ回路4)
7セグメントLEDのデコード回路(前期に学習)とカウンタ回路を組み合わせ、表示回路を作製する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
10 |
並列入力・直列出力シフトレジスタおよび直列入力・並列出力シフトレジスタの動作を説明出来る。 |
(シフトレジスタ回路1)
メモリ等の基礎ととなるレジスタ、特にシフト機能をもつシフトレジスタについて学習する。
併せてシリアル通信とパラレル通信の変換技術について学習する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
11 |
シフトカウンタについて説明出来る。 |
(シフトレジスタ回路2)
シフトレジスタの応用であるシフトカウンタについてその動作を学ぶ。
リング・カウンタとジョンソン・カウンタについて学習する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
12 |
ICメモリの動作について説明出来る。RAMの種類と動作について説明出来る。 |
(半導体メモリ1)
ICメモリの種類や動作について学習する。
コンピュータのメインメモリとなるRAM、DRAMとSRAMの違いと動作原理について学ぶ。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
13 |
ROMの種類と動作について説明出来る。 |
(半導体メモリ2)
ROMについて学習する。
ROMの種類とデータの書き込みと消去について動作原理と使用方法を学ぶ。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
14 |
D/A変換回路の動作原理について説明出来る。 |
(アナログ-デジタル変換)
D/A変換回路の動作原理とその設計手法を学習する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |
15 |
ここまでの知識を確実に説明出来る。 |
(総合演習)
ここまで学んできた内容に関する問題演習を行い、知識を再確認する。 |
【理解度確認】関連した小テスト、または実験レポートにて確認する。 |